JPS62293Y2 - - Google Patents

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JPS62293Y2
JPS62293Y2 JP1980118066U JP11806680U JPS62293Y2 JP S62293 Y2 JPS62293 Y2 JP S62293Y2 JP 1980118066 U JP1980118066 U JP 1980118066U JP 11806680 U JP11806680 U JP 11806680U JP S62293 Y2 JPS62293 Y2 JP S62293Y2
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JP
Japan
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circuit
signal
detection circuit
phase
electric field
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JP1980118066U
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JPS5741356U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は弱電界時の水平ジツターを小さくした
水平偏向回路に関する。
従来の水平AFC回路では、輝度の変化により
水平偏向出力回路の出力トランジスタのストレー
ジタイムが変化し画像が歪むことがある。それを
防止するには位相検波回路の利得を大きくした
り、あるいはフイルター回路の時定数を小さくし
てAFC回路の位相制御感度を大きくすればよ
い。
一方AFC回路は弱電界時にノイズが増大して
くると、ノイズによつて誤動作し、前記水平偏向
回路はノイズの影響をうけてジツターを引起す
る。そのためには位相検波回路の利得を小さくす
るかあるいはフイルター回路の時定数を大きく
し、ジツターが起らないようにする必要がある。
このように輝度変化による画質の歪みと水平ジツ
ターの対策は相反するものである。
本考案はこれらの点を考慮して通常状態では
AFC回路の位相制御感度を大きくしておくが、
弱電界時にのみ位相検波回路の利得を低下させる
か、あるいはフイルター回路の時定数を大きくし
てAFC回路の位相制御感度を小さくし上記欠点
を除去した水平偏向回路を提供するものである。
以下本考案を図面に従つて説明する。第1図に
おいて1は映像信号に含まれている同期信号を分
離する同期分離回路、2は前記同期分離回路1に
微分回路3介して接続された位相検波回路4及び
フイルター回路5よりなるAFC回路で、前記位
相検波回路4の利得及びフイルター回路5の時定
数は後述する信号にて制御される。6は前記
AFC回路2よりのAFC信号にて発振周波数が変
えられる水平発振回路、7は水平ドライバー、フ
ライバツクトランス等を含む水平出力回路で、発
生されたフライバツクパルス信号の一部は積分回
路8を介して前記位相検波回路4に加えられる。
9は水平同期状態検出回路で、同期分離回路1よ
りの同期信号とフライバツクパルス信号との位相
差を検出し、同期状態であるか否かを識別する。
10は弱電界検出回路で、弱電界時に制御信号を
生じ前記位相検波回路4の利得、及びフイルター
回路5の時定数を制御する。前記弱電界検出回路
10は第3図に示す如く、ブランキング回路1
1、積分回路12及びコンパレータ13とよりな
る。
次に本考案の動作について説明をする。映像信
号に含まれている同期信号は同期分離回路1で分
離され、一部は微分回路3を介してAFC回路2
に加えられる。前記同期信号は位相検波回路4で
フライバツクパルス信号を積分回路8で積分して
得たのこぎり波状の比較信号の位相と比較される
若し同期信号と比較信号との位相がずれていれば
位相検波回路4よりその位相差に応じた出力信号
を生じる。その出力信号はフイルター回路5で平
均化されAFC信号を発生される。このAFC信号
の直流分は、水平出力回路7に接続される水平偏
向回路に加えられるのこぎり波電流の位相が同期
信号に対して進むか遅れるかにしたがつて、正ま
たは負の方向に変化し、水平発振回路6の発振周
波数を制御し、常に同期信号と同期されるように
している。
ところで、受信されている電波が弱電界であり
弱電界検出回路10より制御信号が生じないと
き、位相検波回路4の利得は大きく、フイルター
回路5の時定数は小くなるように設定してあるか
らAFC回路2の位相制御感度は大きく、輝度の
変化による水平出力回路7の出力トランジスタの
ストレージタイムの変化を補償し、画像の歪みを
防止している。しかし受信されている電波が弱電
界になると弱電界検出回路10にてそれを検出
し、AFC回路2の位相制御感度を小さくする。
即ち、弱電界になる水平同期信号A及び垂直同
期信号Bに含まれるノイズ信号Cが多くなる(第
4図イ)。これら信号はブランキング回路11に
加えられる。ブランキング回路11には水平同期
ブランキング信号D(第4図ロ)、及び垂直ブラ
ンキング信号E(第4図ハ)、が加えられている
ので、ブランキング回路11の出力側には水平同
期信号及び垂直同期信号が除去されノイズ信号
(第4図ニ)のみが取出される。これらノイズ信
号は積分回路12で積分され脈流信号(第4図
ホ)を生じる。この脈流信号はコンパレータ13
に加えられそこで定められる基準電圧以上であ
り、且つ水平同期状態検出回路9から同期状態で
あるときに生じる同期検出信号が加えられると、
コンパータ13より制御信号を生じ、位相検波回
路4の利得を下げ、又フイルター回路5の時定数
を大きくする。従つてAFC回路2がノイズ信号
の影響を受けることが少なくなる、ジツターが小
さくされる。前記弱電界時ではコントラストが小
さく、ホワイトノイズで輝度変化が小さくなるの
で、AFC回路2の位相制御感度を小さくしても
輝度変化による画像歪みが生じることがない。又
AFC回路2の位相制御感度を小さくすると、引
込み範囲が狭くなるので、非同期時には水平同期
状態検出回路9よりの同期検出信号の発生を停止
し、弱電界検出回路10から位相検波回路4及び
フイルター回路5に制御信号が加えられないよう
にし、AFC回路2の位相制御感度が小さくなる
ことがないようにしている。
第2図は本考案の他の実施例を示すブロツク図
で、第1図と異なり第1,第2位相検波回路4
a,4bを有し、又フイルター回路5は第1抵抗
14、該第1抵抗14の一端とアース間に接続さ
れた第1コンデンサー15、該第1コンデンサー
15に並列で夫々直列接続された第2,第3抵抗
16,17と第2コンデンサー18とを有する。
そして第1位相検波回路4aは第1抵抗14を介
して水平発振回路6に接続され、第2位相検波回
路4bは第2抵抗16と第3抵抗17との接続点
Yに接続されている。AFC回路2の基本的動作
は第1図と同一であるが受信信号の電界強度に応
じて弱電界検出回路10より生じる制御信号によ
つて第1位相検出回路4aを動作させたり、ある
いは第2位相検出回路4bを動作させたりするこ
とによつてフイルター回路5の接続を変更し、時
定数を変えAFC回路2の位相制御感度を変える
ようにしている点が異なる。このことをさらに詳
述すると、最大電界強度時、弱電界検出回路10
より制御信号が生じないとき、第1位相検波回路
4aのみが動作される。従つて第1位相検波回路
4aの出力側が第1抵抗14と第2抵抗16との
接続点Xに接続されることになるので、フイルタ
ー回路5の時定数は小さくなり輝度変化による画
像の歪みが起るのを防止できる又電界強度が最小
のとき、弱電界検出回路10より制御信号が生じ
第2位相検波回路4bのみが動作状態にされる。
このとき第2位相検波回路4bの出力側は接続点
Yに接続されるので、フイルター回路5の時定数
は大きくされジツターは防止される。
尚前記第1位相検波回路4aと第2位相検波回
路4bとを弱電界検出回路10からの制御信号に
応じて差動的に段々と一方を動作状態にし、他方
を不動作状にされるようにしておけば、フイルタ
ー回路5の時定数を連続的に変化させるようにで
きる。しかも第2位相検波回路4bの最大利得を
第1位相検波回路4aの最大利得よりも小さくし
ておけば、弱電界になるに従いフイルター回路5
の時定数が大きくされるのみならず、第2位相検
波回路4bの利得を慚増すると共に第1位相検波
回路4aの利得も小さくされるようにできる。
本考案の水平偏向回路は上述した如く、水平同
期状態検出回路と弱電界検出回路を設け、受信信
号の弱電界時に位相検波回路の利得を小さくし、
あるいはフイルター回路の時定数を大きくし、
AFC回路の位相制御感度を小さくしたので、弱
電界時に生じ易いジツターが防止でき、しかも強
電界時にはAFC回路の位相制御感度を大きくし
たので輝度変化による画像歪みを防止できる。更
に、水平同期状態検出回路により水平同期状態を
検出している為に、チヤンネル切換直後の如く同
期が乱れた状態においては、AFC回路の位相制
御感度を大きくすることができ、位相引込速度を
速めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の水平偏向回路のブ
ロツク図、第3図は本考案に用いた弱電界検出回
路のブロツク図、第4図は前記弱電界検出回路の
各部の信号波形図である。 1……同期分離回路、2……AFC回路、4…
…位相検波回路、5……フイルター回路、6……
水平発振回路、7……水平出力回路、9……同期
状態検出回路、10……弱電界検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平同期信号とフライバツクパルス信号に基づ
    く比較信号との位相差を位相検波回路にて検出し
    て制御信号を発生せしめ、前記制御信号をフイル
    ター回路を介して水平発振回路に加え、前記フラ
    イバツクパルス信号の周波数を制御するものにお
    いて、弱電界検出回路と水平同期状態検出回路と
    を設け、受信信号が弱電界で、かつ水平同期信号
    がフライバツクパルス信号に同期しているとき、
    前記弱電界検出回路よりの信号にて、少くとも位
    相検波回路の利得を低下させるか、あるいはフイ
    ルター回路の時定数を大きくするかしてAFC回
    路の位相制御感度を小さくしたことを特徴とする
    水平偏向回路。
JP1980118066U 1980-08-19 1980-08-19 Expired JPS62293Y2 (ja)

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JP1980118066U JPS62293Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19

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JP1980118066U JPS62293Y2 (ja) 1980-08-19 1980-08-19

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US4584503A (en) * 1984-01-23 1986-04-22 Rca Corporation Phase correction arrangement for deflection circuit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51107712A (ja) * 1975-03-18 1976-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd Suiheieeefushiisochi

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