JPS581006Y2 - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPS581006Y2
JPS581006Y2 JP1978182125U JP18212578U JPS581006Y2 JP S581006 Y2 JPS581006 Y2 JP S581006Y2 JP 1978182125 U JP1978182125 U JP 1978182125U JP 18212578 U JP18212578 U JP 18212578U JP S581006 Y2 JPS581006 Y2 JP S581006Y2
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JP
Japan
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pulse
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circuit
phase
synchronization
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JP1978182125U
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JPS55100374U (ja
Inventor
打田友昭
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日本ビクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばテレビジョン受像機における水平
同期回路に関するものであり、水平同期に釦ける耐ノイ
ズ特性の向上改善を目的とするものである。
第1図は従来のテレビジョン受像機に釦ける水平AFC
回路であり、以下、その内容を説明すると、複合ビデオ
信号から図示しない同期分離回路により分離出力された
水平同期信号(以下、同期パルスという)1と、後段の
水平偏向出力回路(以下、出力回路という)6の出力の
フライバックパルス(以下、出力パルスという)2とが
共に位相検出回路3に入力され、これら両者の位相比較
した出力がローパスフィルタ4を経て水平発振回路(以
下、発振回路という)5に供給される。
この発振回路5の出力は出力回路6に入力され、その出
力回路6の出力として出力パルス2を発生すると共に水
平偏向コイル7に水平偏向電流を流し、同時に高電圧を
発生させ、それをブラウン管に供給している。
位相検出回路3の動作は周知であるのでその詳細説明は
省略するが、その出力は、出力パルス2と同期パルス1
との位相が一致するように発振回路5の発振周波数を制
御するように動作することによって水平同期がはかられ
る。
このような従来の回路にお・いて、特に弱電界地域の場
合には同期パルス1にノイズ成分が混入し、このノイズ
により水平同期がみだれることになる。
このノイズによる同期妨害は水平AFC回路のループゲ
イン(位相検出回路3に入力されると信号間の単位量の
位相変化に対する発振回路50周波数変化量)を小さく
することによって改善されるが、発振回路5の同期引き
込み周波数範囲が狭くなる欠点がある。
従来、このループゲインの設定については、発振回路5
の発振周波数の安定度(温度変化や経時変化などによる
)から必要な周期引き込み周波数範囲になるようにルー
プゲインを設定し、このループゲインにより水平周期の
耐ノイズ特性が決められてし1い良好な耐ノイズ特性を
有していないのが従来の欠点であった。
この考案は、このような従来例の問題をなくシフた同期
回路を提供するものであり、以下、第2図についてその
内容を第1図の従来の回路と同一部分は同一符号を付け
て説明する。
同期パルス1は、それにノイズが混入している場合はそ
のノイズ成分は抵抗9ふ・よびコンデンサ10によるロ
ーパスフィルタによって除去されて、波形成形回路17
(たとえばシュミットトリガ回路)に人力される。
上記抵抗9ち−よびコンデンサ10の時定数はノイズ成
分のみを除去するように設定されており、波形成形回路
17の出力には同期パルス1による成形パルス18のみ
が若干遅相して出力されて、D型フリップフロップ8の
CP端子に入力される。
ここで、D型フリップフロップ8は、CP端子に入力す
る成形パルス18の前縁で動作し、さらに、成形パルス
の遅相量を同期パルス1のパルス幅(通常約5μsec
)の約半分にして釦くと、成形パルス18の前縁の時
点に対応したD端子に入力する出力パルス2の電圧のレ
ベルがQ端子に出力されることになる。
今、水平AFC回路が同期状態にあり、出力パルス2(
通常、約13μsec )と同期パルス1の位相が一致
しているとき、成形パルス18の前縁時点では出力パル
ス2はハイレベルになり、D型フリップフロップ8のQ
端子出力およびコンデンサ12の電圧はハイレベルとな
る。
従って、この状態のときはこのハイレベルの電圧がイン
バータ13で反転されてその出力はローレベルとなって
ANDゲート15に入力され、その出力はローし・ベル
となってORゲート16に入力される。
従って、同期パルス1および出力パルス2が共にハイレ
ベルの期間のみANDゲート14の出力およびORゲー
ト16の出力はハイレベルになって、位相検出回路3に
、出力パルス2と共に出力パルス2と同期パルス1との
AND出力が入力されることになる。
従って、第3図に示すように、同期状態のとき(コンデ
ンサ12の電圧がハイレベルのとき)にはノイズ1aが
同期パルス1に混入した場合、出力パルス2のローレベ
ルの期間にトいてはANDゲート14の出力はローレベ
ルになるので、この期間のノイズ成分はORゲート16
には出力されなくなる。
すなわち、ノイズ成分1a’が位相検出回路3へ入力さ
れるのは出力パルス2がハイレベルの期間に相当する期
間のみとなる。
例えば出力パルス2の一周期に対するハイレベルの期間
、すなわちデユーティファクタが115とすると、同期
パルス1に混入するノズルが位相検出回路3に入力され
る確率は115となり、出力パルス2のパルス幅を狭く
すればするほど耐ノイズ特性が従来例に対して大きく向
上する。
一方、水平AFC回路が非同期状態のときは、出力パル
ス2と同期パルス1の位相は一致せず、成形パルス18
の前縁の時点で出力パルス2はローレベルであるため、
D型フリップフロップ8のQ端子出力およびコンデンサ
12の端子電圧はともにローレベルになる。
したがって、この状態のときはANDゲート14の出力
はローレベル、インバータ13の出力はハイレベルとな
って、同期パルス1がハイレベルの期間のみANDゲー
ト15の両人力はハイレベルとなるのでその出力はハイ
レベルとなり、この出力がORゲート16を経て位相検
出回路3に同期パルス1そのものが供給される。
すなわち、従来回路の第1図と同様の動作となり、ノイ
ズ除去作用はない。
このとき、水平発振回路5の発振周波数が引き込み範囲
になれば同期状態に移行する。
な釦、第2図にむいて、抵抗11釦よびコンデンサ12
は同期状態および非同期状態の切換えを円滑にするため
時定数をもたせており、単発的な応答を抑制している。
前述したように、同期状態のとき、耐ノイズ特性は従来
例に比べて大きく改善されるが、ノイズハ出力パルス2
のハイレベルの期間筐だ混入している。
したがって、さらに耐ノイズ特性を向上させるためには
、A10回路のループゲインをAFCが同期状態のとき
のみ小にすることにより改善される。
保持周波数範囲(通常、引き込み周波数範囲の約2倍以
上)が引き込み周波数範囲より大きい範囲内でループゲ
インを同期状態のときのみ小にするには、コンデンサ1
2の端子電圧がハイレベルのときのみ位相検出回路3の
検出感度を下げるように位相検出回路3を構成すること
により容易に行なわれる。
一方、非同期時には、コンデンサ12の端子電圧はロー
レベルになり、ループゲインを下げる動作は停止し、A
FCの引き込み範囲は第1図の従来回路と同様になる。
すなわち、引き込み周波数範囲を低下させることなく同
期時の耐ノイズ特性をさらに良好にすることが可能とな
る。
なお、この考案の同期回路は、テレビジョン受像機に釦
ける水平同期回路のみならず、基準同期パルスに同期し
たパルス発生回路においても耐ノイズ特性を同様に向上
させることができる。
この考案は、上述したように、位相検出回路、第1のロ
ーパスフィルタ、発振回路、および出力回路がそれぞれ
縦続に接続され、前記出力回路の出力側に発生する出力
パルスと、基準となる同期パルスとをそれぞれ前記位相
検出回路に供給する構成を有し、前記同期パルスに同期
した前記出力パルスを発生する同期回路にトいて、前記
同期パルスが供給され、この同期パルスのノイズ成分を
除去するための第2のローパスフィルタと、前記出力回
路からの前記出力パルスお・よび前記第2のローパスフ
ィルタからのノイズ成分が除去された前記同期パルスが
供給され、前記同期パルスの位相と前記出力パルスの位
相とが一致しているときは第1の信号を出力し、前記同
期パルスの位相と前記出力パルスの位相どが一致してい
ないときには第2の信号を出力する位相判別器と、前記
同期パルスおよび前記出力回路からの前記出力パルスな
らびに前記位相判別器からの出力信号が供給され、前記
同期パルスの位相と前記出力パルスの位相とが一致して
いるときに、前記同期パルスおよび前記出力パルスのA
ND出力を前記位相検出回路に供給する第1のゲートと
、前記同期パルスおよび前記位相判別器からの出力信号
が供給され、前記同期パルスの位相と前記出力パルスの
位相とが一致していないときに、前記同期パルスを前記
位相検出回路に供給する第2のゲートとからなる構成と
したため、同期パルスに含1れている特定の電圧レベル
を越えるノイズ成分だけでなく、そのレベルを越えない
ノイズ成分をも除去することができるので、耐ノイズ特
性の大幅な改善効果があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水平同期回路図、第2図はこの考案の水
平同期回路図、第3図はノイズ除去動作の説明のための
各パルス波形を示したものである。 1・・・・・・水平同期信号(同期パルス)、2・・・
・・・フライバックパルス(出力パルス)、3・・・・
・・位相検出回路、4・・・・・・ローパスフィルタ、
5・・・・・・水平発振回路、6・・・・・・水平偏向
出力回路、7・・・・・・水平偏向コイル、8・・・・
・・D型フリップフロップ、9゜11・・・・・・抵抗
、10,12・・・・・・コンデンサ、13・・・・・
・インバータ、14,15・・・・・・ANDゲート、
16・・・・・・ORゲート、17・・・・・・波形成
形回路、18・・・・・・成形パルス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 位相検出回路、第1のローパスフィルタ、発振回路、お
    よび出力回路がそれぞれ縦続に接続され、前記出力回路
    の出力側に発生する出力パルスと、基準となる同期パル
    スとをそれぞれ前記位相検出回路に供給する構成を有し
    、前記同期パルスに同期した前記出力パルスを発生する
    同期回路に訃いて、前記同期パルスが供給され、この同
    期パルスのノイズ成分を除去するための第2のローパス
    フィルタと、前記出力回路からの前記出力パルスおよび
    前記第2のローパスフィルタからのノイズ成分が除去さ
    れた前記同期パルスが供給され、前記同期パルスの位相
    と前記出力パルスの位相とが一致しているときは第1の
    信号を出力し、前記同期パルスの位相と前記出力パルス
    の位相とが一致していないときには第2の信号を出力す
    る位相判別器と、前記同期パルスおよび前記出力回路か
    らの前記出力パルスならびに前記位相判別器からの出力
    信号が供給され、前記同期パルスの位相と前記出力パル
    スの位相とが一致しているときに、前記同期パルストよ
    び前記出力パルスのAND出力を前記位相検出回路に供
    給する第1のゲートと、前記同期パルスおよび前記位相
    判別器からの出力信号が供給され、前記同期パルスの位
    相と前記出力パルスの位相とが一致していないときに、
    前記同期パルスを前記位相検出回路に供給する第2のゲ
    ートとを設けたことを特徴とする同期回路。
JP1978182125U 1978-12-28 1978-12-28 同期回路 Expired JPS581006Y2 (ja)

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JPS55100374U JPS55100374U (ja) 1980-07-12
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498383A (ja) * 1972-05-11 1974-01-24
US4040090A (en) * 1976-05-07 1977-08-02 Gte Laboratories Incorporated Bias gate for noise suppression circuit
JPS52123376A (en) * 1976-04-10 1977-10-17 Meiji Milk Prod Co Ltd Method of preventing powderrfloating at gas exchange

Patent Citations (3)

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US4040090A (en) * 1976-05-07 1977-08-02 Gte Laboratories Incorporated Bias gate for noise suppression circuit

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