JPH082085B2 - 同期検出装置 - Google Patents

同期検出装置

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JPH082085B2
JPH082085B2 JP20975287A JP20975287A JPH082085B2 JP H082085 B2 JPH082085 B2 JP H082085B2 JP 20975287 A JP20975287 A JP 20975287A JP 20975287 A JP20975287 A JP 20975287A JP H082085 B2 JPH082085 B2 JP H082085B2
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horizontal
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和彦 奥野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば、テレビジョン受信機等でテレビ
ジョン信号の有無の判定に用いる同期検出装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン受信機等の選局システムにおいて、現在
受信しているチャンネルが放送を受信しているかどうか
を判別する必要がある。例えば、局がないところでは音
声出力からノイズが出ないようにミューティングをかけ
たい等の場合である。このような場合、この検出に良く
利用されているものとして、同期信号と水平帰線パルス
とのアンドをとることで、上記2つの信号が一致してい
るかどうかを検出するものがある。
一般に、同期信号と水平帰線パルスとは位相まで一致
しているが、例えば、中間周波数がチャンネルの中心よ
りずれること等により波形が歪み同期信号が縮んだりす
ると、同期分離が乱れることから、同期信号と一致する
ように作成される水平帰線パルスも不規則に乱れること
となる。従って、これら2つの信号が一致しているかど
うかを検出することで、現在受信しているチャンネルで
放送を受信しているかどうかを判別することができるも
のである。
この種の従来例の1つを第2図を用いて説明する。図
において、1は同期信号入力端子、2はNPNトランジス
タ、3は抵抗、4はNPNトランジスタで、そのベースに
はバイアス電源5が接続されている。また6,7はNPNトラ
ンジスタで、該両トランジスタ6,7で構成された差動増
幅器21のエミッタにはトランジスタ4のコレクタが接続
されており、トランジスタ7のベースにはバイアス電源
8が、トランジスタ6のベースには水平帰線パルス入力
端子20がそれぞれ接続されている。またトランジスタ7
のコレクタ電源9に接続され、トランジスタ6のコレク
タはPNPトランジタス10,11で構成されているカレントミ
ラー回路22につながれている。そしてこのトランジスタ
2,4、抵抗3、差動増幅器21及びカレントミラー回路22
によりアンド回路30が構成されている。トランジスタ11
のコレクタ11aにはコンデンサ12と抵抗13とで構成され
る平滑回路(平滑フィルタ)23が接続されており、更に
図示しない比較器も接続されている。
次に動作について説明する。テレビジョン信号を受信
している場合には第3図に示すような信号が入力され
る。図中、aは同期信号、bは同期信号と一致した水平
帰線パルス又はそれに相当するパルスである。なお上記
水平帰線パルスはAFC(自動周波数制御)回路というPLL
で、同期信号と位相まで一致した信号である。
このような信号が第2図の端子1と20に入力される
と、第3図のcで示される同期信号期間においてトラン
ジスタ2が導通し、トランジスタ4に一定電流が流れ
る。また、この期間トランジスタ6のベースにはトラン
ジスタ7のベースより高い電圧がかかっているため、ト
ランジスタ4のコレクタ電流はトランジスタ6を流れて
カレントミラー回路22を通してコンデンサ12を充填す
る。同期信号以外の期間は電流が流れないためコンデン
サ12は抵抗13で放電される。
充放電の時定数を適当に選ぶと(通常、充電時定数>
>放電時定数)コンデンサ12の両端にはdのような電圧
が生じる。もし同期信号がなかったり、又は同期信号と
水平帰線パルスの位相が一致していない場合は、充電電
流が減少するために平均電圧は低くなる。
実際には、中間周波数がチャンネルの中心よりずれた
場合には、波形が歪み同期信号が縮んで同期分離が乱れ
ることから、同期信号と一致するように作成される水平
帰線パルスも不規則に乱れることとなるため、AND回路3
0の出力の平滑フィルタの電圧は正常な場合より低下す
る。
また、弱電界の場合には、同期信号そのものがノイズ
状態となることから、水平帰線パルスはこれに位相同期
がかかっていても、平滑フィルタの電圧は低下するもの
であり、入力電界が低下するに伴ってフィルタ電圧はさ
らに低下するものである。
つまり、コンデンサ12の電圧を比較器で適当な電圧と
比較すると同期信号があるかないか又はテレビジョン信
号を受信しているかどうかを判定することができるわけ
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、水平帰線パルスはPLLで制御されており同
期信号の整数倍の周期をもつ信号には同期してしまうた
め、例えば第4図のdのような正規の同期信号の1/2の
周波数の信号が入力された場合にもコンデンサ12の電圧
は正常な電圧より少し下がるだけで殆んど変化しない。
従って、このような信号をテレビジョン信号と誤判定し
てしまうことが考えられる。特に、自動選局をする場合
の判定信号として利用する場合には局を捜す(サーチ)
途中の状態では同期分離が完全にできない場合があり、
瞬間的には上で説明したような正規の信号の1/nの周波
数になることもある。
このような場合には正常でない信号を受信していて
も、正常と判断してしまい、誤動作が起こることにな
る。このため自動選局の場合には、正規の周波数以外の
ところでサーチが停止してしまうことがあった。
この発明はこのような欠点をなくするためになされた
もので、正規の1/nの周波数の信号に対しても誤動作す
ることのない同期検出装置を提供せんとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明に係る同期検出装置は、同期信号と該同期信
号に同期するように作成された水平パルスとを入力とし
該両信号の一致を検出するアンド回路と、該アンド回路
の出力を平滑する平滑フィルタと、該平滑フィルタの出
力を所定のレベルと比較することにより、上記同期信号
と上記水平パルスが同期したか否かを、あるいは同期信
号の有無を検出する比較手段と、水平パルス内に同期信
号が存在する場合にセットされ水平パルスが到来する前
にリセットされるフリップフロップおよび該フリップフ
ロップの出力が所定レベルの期間に水平パルスの後に到
来する信号によりリセットされ水平パルス内に同期信号
が存在する場合にセットされるフリップフロップによ
り、各水平パルス期間毎に同期信号の有無を検出し、同
期信号が存在しない旨が検出された場合に次の水平パル
スが到来するまで上記平滑フィルタの平滑コンデンサの
電圧を下げる放電手段とを備えるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、上述のように構成したことによ
り、正規の1/nの周波数の同期信号に対しても誤動作し
にくくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例による同期検出装置を示し、こ
こでは平滑フィルタ及びその放電手段のみを示してい
る。図中、第2図と同一符号は同一のものを示してお
り、40は放電手段であり、該放電手段40において、14a
〜14hはIILのインバータ、15a,15bはRSフリップフロッ
プ、16は出力端子、17,19は抵抗、18はトランジスタで
ある。
次に動作について説明する。
この回路中のA,B,Rには、例えば第4図のタイミング
でパルスが入力される。SYNC端子に正常な同期信号aが
入力された場合は、同期信号がAのパルス(水平帰線パ
ルス)内にあるときにインバータ14dの出力に伝達され
るので、その出力はgの波形となってRSフリップフロッ
プ15a,15bをセットする。RSフリップフロップ15bは信号
Rの立ち上がりでリセットされるので、RSフリップフロ
ップ15bの出力はhとなる。RSフリップフロップ15bがHi
の期間はBの波形はインバータ14fに伝達されないた
め、iのように、Hiの状態で一定となる。従って、RSフ
リップフロップ15aの/Q出力は、eのようにLoで一定と
なる。故に、トランジスタ18はオフとなって、コンデン
サ12,抵抗13からなる平滑フィルタのコンデンサは放電
されない。
次に、dのような、正規の1/2の周波数を持つ信号がS
YNC端子に入力された場合、インバータ14dの出力はjの
ようになり、これでRSフリップフロップ15a,15bをセッ
トする。一方、R信号によって、1水平帰線パルス毎に
RSフリップフロッフ15bがリセットされるため、RSフリ
ップフロップ15bのQ出力波形はkのように、周期が2
水平帰線パルスに相当するパルスとなる。このパルスが
Loの期間にはB信号がインバータ14fに伝達される(第
4図l参照)。この信号でRSフリップフロップ15aがリ
セットされ、このことによって出力端子は第4図fに示
すようにHiの期間が生じる。このHiの期間にはトランジ
スタ18がONとなって容量12に蓄えられた電圧は抵抗13に
比べて非常に小さい抵抗19を介して急速に充電されるた
め、容量12の平均電圧は低下して、誤動作しなくなるの
である。つまり、同期信号が水平帰線パルス期間内に存
在しなかった場合には次の同期信号が入力するまでの間
放電するように動作するわけである。また、空チャンネ
ル等では入力される信号がノイズのみとなり、かならず
水平帰線パルス期間にもノイズが入るので、正規の場合
と同様に放電回路は動作しないものである。ここで、A
のパルスは水平帰線パルス又は同期パルスを反転したも
のであり、R,Bはそれぞれ上記Aのパルスの前後で立ち
上がるパルスであればよい。このようなパルスはIILを
利用すれば簡単に作ることができるもので、集積回路化
には最適である。
なお、この実施例ではIILで構成したものを示した
が、他の論理回路であってもよく、また放電手段はどの
ような手段であってもよいわけである。また水平帰線パ
ルスは同様のパルスであればよいことはいうまでもな
い。
また、上記の例では1/2の周波数であるが、1/nの周波
数でも同様のパルスであれば良いことは言うまでもな
い。
また、この実施例によれば、誤動作の少ない同期検出
装置が得られるだけでなく、信号が急に無くなった場合
でもすばやく応答するという効果もあるため、テレビや
VTRチューナに用いられる自動選局システムの選局判定
信号にも最適である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る同期検出装置によれ
ば、同期信号と該同期信号に同期するように作成された
水平パルスを入力とし該両信号の一致を検出するアンド
回路と、該アンド回路の出力を平滑する平滑フィルタ
と、該平滑フィルタの出力を所定のレベルと比較するこ
とにより、上記同期信号と上記水平パルスが同期したか
否かを、あるいは同期信号の有無を検出する比較手段
と、水平パルス内に同期信号が存在する場合にセットさ
れ水平パルスが到来する前にリセットされるフリップフ
ロップおよび該フリップフロップの出力が所定レベルの
期間に水平パルスの後に到来する信号によりリセットさ
れ水平パルス内に同期信号が存在する場合にセットされ
るフリップフロップにより、各水平パルス期間毎に同期
信号の有無を検出し、同期信号が存在しない旨が検出さ
れた場合に次の水平パルスが到来するまで上記平滑フィ
ルタの平滑コンデンサの電圧を下げる放電手段とを備え
るようにしたので、同期信号が正規の周波数の1/nの周
波数となっても誤動作しないものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による同期検出装置を示す
図、第2図は従来の同期検出装置を示す図、第3図,第
4図は第1図,第2図の装置動作を示す波形図である。 図において、30はアンド回路、23は平滑フィルタ、12は
コンデンサ、40は放電手段である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号と該同期信号に同期するように作
    成された水平パルスとを入力とし該両信号の一致を検出
    するアンド回路と、 該アンド回路の出力を平滑する平滑フィルタと、 該平滑フィルタの出力を所定のレベルと比較することに
    より、上記同期信号と上記水平パルスが同期したか否か
    を、あるいは同期信号の有無を検出する比較手段と、 水平パルス内に同期信号が存在する場合にセットされ水
    平パルスが到来する前にリセットされるフリップフロッ
    プおよび該フリップフロップの出力が所定レベルの期間
    に水平パルスの後に到来する信号によりリセットされ水
    平パルス内に同期信号が存在する場合にセットされるフ
    リップフロップにより、各水平パルス期間毎に同期信号
    の有無を検出し、同期信号が存在しない旨が検出された
    場合に次の水平パルスが到来するまで上記平滑フィルタ
    の平滑コンデンサの電圧を下げる放電手段とを備えたこ
    とを特徴とする同期検出装置。
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