JPS6151828B2 - - Google Patents

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JPS6151828B2
JPS6151828B2 JP55127460A JP12746080A JPS6151828B2 JP S6151828 B2 JPS6151828 B2 JP S6151828B2 JP 55127460 A JP55127460 A JP 55127460A JP 12746080 A JP12746080 A JP 12746080A JP S6151828 B2 JPS6151828 B2 JP S6151828B2
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JP
Japan
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circuit
horizontal
pulse
frequency
output
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JP55127460A
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English (en)
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JPS5752268A (en
Inventor
Nobukazu Hosoya
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Priority to DE8181902592T priority patent/DE3176962D1/de
Priority to PCT/JP1981/000231 priority patent/WO1982001108A1/ja
Priority to AU75873/81A priority patent/AU540727B2/en
Priority to EP19810902592 priority patent/EP0059762B2/en
Publication of JPS5752268A publication Critical patent/JPS5752268A/ja
Publication of JPS6151828B2 publication Critical patent/JPS6151828B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/06Generation of synchronising signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジヨン受像機の水平偏向動作を
水平同期信号に同期させるための水平同期回路に
関する。
此種の同期化回路には、例えば特公昭53−
15335号公報に示されるように、発振周波数が可
変制御される水平発振器を2個設け、その前段の
発振器の周波数をその発振出力と水平同期信号の
位相差に応じて制御すると共に、その制御された
発振出力と水平フライバツクパルスの位相差に応
じて後段の発振器の周波又数は位相を制御するよ
うにしたものが提案されている。
斯る回路に依れば、前段の発振器を制御する回
路の時定数を比較的大きく選定することによつて
水平同期信号に含まれたノイズによる誤動作を解
消でき、また、後段の発振器を制御する回路の時
定数を比較的小さく選定することによつて画面の
輝度状態に応じて変化する水平フライバツクパル
スの位相変化に追随させることができることにな
る。
しかしながら、上記従来回路では、二つの発振
器は何れも水平周波数で発振するようにしている
ので、その周波数可変範囲を水平周波数に対して
充分狭く設定することができない。このため、ス
プリアス妨害等によつて正規の水平周波数から若
干ずれた擬似同期信号が発生した場合には、この
擬似同期信号によつて水平同期系が安定状態にな
る虞れがある。また、この従来回路では上記各発
振器を水平周波数で発振させると共に、前段の発
振器の同じ出力パルスを一方では水平同期パルス
との位相比較を行なう前段側の位相比較回路に供
給し、他方では水平フライバツクパルスから作成
した鋸歯状波信号との位相比較を行なう後段側の
位相比較回路に供給するようにしているので、前
段側発振器の出力パルスを上記鋸歯状波信号の中
央部に対応するような位相に設定するのが難し
く、そのため、鋸歯状波信号を遅延させる回路等
を別途必要とし、また位相比較回路自体の構成も
複雑となり、IC化に適していないと云う欠点も
ある。
そこで、本発明は斯る点を考慮してなされたも
のであり、以下、その詳細を図面を参照して説明
する。
第1図は本発明による水平同期回路の概略構成
を示している。同図に於いて、はAFC(自動
周波数制御)回路、はAPC(自動位相制御)
回路、は水平偏向部である。
前記AFC回路は、基本的には、図示しない
同期分離回路の出力を水平同期信号期間を含む微
小期間のみ通過せしめるゲート回路4とこのゲー
ト回路から導出された水平同期パルス(HP)と
後述する分周回路の出力パルスとの位相差を検出
する第1位相検出回路5と、その検出出力を平滑
する第1ローパスフイルタ6と、このフイルタか
ら得る直流電圧に応じて発振周波数が制御される
VCO(電圧制御発振器)7と、その発振出力を
分周する分周回路8から構成されている。そし
て、ここではVCO7の発振周波数がテレビジヨ
ンの水平周波数(fH)の略n(整数)倍に選定
され、この発振出力を前記分周回路8で1/n分周し て得るパルスが第1位相検出回路5に導かれる点
に注意すべきである。
一方、APC回路は、前記分周回路8からの1/n 分周パルスと前記水平偏向部内の水平出力回路
から取り出されたフライバツクパルス(FP)と
の位相差を検出する第2位相検出回路9と、その
検出出力を平滑する第2ローパスフイルタ10
と、このフイルタから得る直流電圧に応じて1/n分 周パルスの位相を変化させて上記偏向部内の水
平トリガ回路12に導く可変位相回路11から構
成されている。そして、ここでは第2ローパスフ
イルタ10の時定数が前述した第1ローパスフイ
ルタ6のそれよりも充分小さく選定される点に注
意すべきである。
また、14は前記水平同期パルス(HP)と水
平フライバツクパルス(FP)を得て受像機が同
期状態であるか否かを判別し、それによつて前記
ゲート回路4の動作・不動作の切換、第1位相検
出回路5の検出感度の切換、及び第1ローパスフ
イルタ6の時定数の切換をそれぞれ行う回路(本
発明では、この回路をHキラー回路と称す)であ
る。
前記キラー回路14は上述の各切換を行うが、
先ず、ゲート回路4の切換について説明する。即
ち、受信したテレビジヨン信号の映像信号部が例
えば伝送歪等により同期信号側に振り込んでいる
所謂ビデオ・イン・シンクの場合には、この映像
信号が同期分離回路から導出されるため、AFC
回路が誤動作する。従つて、この誤動作を解消
するには、同期分離回路の出力を水平同期信号期
間のみ通すようにゲートすればよい。このため、
そのようなゲートパルス(実際には、若干の裕度
を持たせて水平同期信号期間及びその前後を含む
微小期間に相当する)を容易に得ることのできる
同期状態のみゲート回路4を動作させるようにし
ているのである。その際、ゲートパルスは分周回
路8で作成されるようになつている。
次に、第1位相検出回路5の検出感度及び第1
ローパスフイルタ6の時定数の切換について説明
する。即ち、第1位相検出回路5の感度を高く
し、第1ローパスフイルタ6の時定数を小さく選
定すると、水平同期信号近傍のノイズ(特に弱電
界時)によつてAFC回路が誤動作することに
なる。従つて、この誤動作を避けるために、上記
検出感度は余り高く設定できず、また、前記時定
数は比較的大きく選定しなければならないことに
なる。しかし、このようにすると、電源投入時や
チヤンネル切換時等の非同期状態に於いて、同期
がかかるまでに長時間を要することになる。この
ため、同期状態のみ前記検出感度が低く、且つ、
前記時定数が大きくなるように切換えるのであ
る。また第2ローパスフイルタ10の時定数を充
分小さく選定したのは、APC回路では前述の
如きノイズの影響が殆んどないと考えられるか
ら、このAPC回路が画面の輝度状態に応じて
変化するフライバツクパルスの位相変化に充分追
従できるようにするためである。
なお、水平トリガ回路12は可変位相回路11
の出力パルスを水平出力回路13の駆動に適した
パルス幅に変換する動作を行うものである。
第2図及び第3図は斯る水平同期回路の一実施
例を表わしており、第1図との対応部分には同一
図番を付している。先ず、第2図に於いて、
VCO7の発振周波数は略32fH(中心周波数:
504、11KHz)に選定されており、従つて、分周
回路8は基本的には上記発振出力を順次分周して
行く5個のTフリツプ・フロツプF 〜F5からなる1/32分周回路として構成されてい る。
前記分周回路8からの1/32分周出力(周波数:略 fH)即ちF5の出力はI2L(アイ・スクエア・エ
ル)と称されるインバータとして作動する半導体
素子Q7〜Q32内のQ25又はQ25とQ26で反転されて
Q27,Q28の各ベースにそれぞれ導かれる。
一方、同期分離回路(図示せず)から導出され
た水平同期パルス(HP)は同図の左端の端子1
5からトランジスタT145及び素子Q22で反転され
て前述のQ27,Q28の各ベースに導かれる。
したがつて、第4図のタイムチヤートから分る
ように、Q27,Q28の各ベースにはF5のQ出力と
水平同期パルス(HP)との論理積又はF5の出
力と水平同期パルスとの論理積に相当するパルス
P1,P2が現われ、この各パルスがQ27,T149又は
Q28,T150を通つて取り出されることになる。そ
して、このパルスP1,P2が第3図の第1位相検出
回路5に導かれるのである。
なお、第1図で説明した水平同期パルス
(HP)に対するゲート回路4はQ11〜Q21から構成
されているが、斯る点について後述する。
次に、前記分周比回路8のF2の出力はQ7
Q8で反転されてA点に導かれ、また、F3のQ出
力はQ11で、更にF4の出力はQ9,Q10でそれぞ
れ反転されてA点に導かれる。このため、A点に
はF2,F3,F4の各出力の論理積(以下、この
ような論理積を234のように表わす)に
相当するパルス(PA)が現われることになる。
他方、F5の出力はQ25,Q26で反転されてB点
に導かれ、先のA点のパルスをQ15で反転したも
のと論理積が行なわれる。従つて、B点には、結
局、2345に相当するパルス(PB)が
現われ、このパルスがQ29又はQ29とQ30を通つて
Q31,Q32のベースに導かれる。
一方、第3図の水平出力回路13から取り出さ
れた水平フライバツクパルス(FP)は端子16
に導入され、ツエナーダイオードZ2とダイオード
D13で整形されたのち、T142及びQ2を通つて前述
のQ31,Q32の各ベースに導かれる。
したがつて、Q31のベースにはB点のパルスの
反転出力とフライバツクパルス(FP)の論理積
又はB点のパルスとフライバツクパルス(FP)
の論理積に相当するパルスP3,P4が現われ、この
各パルスがQ31,T151又はQ32,T152を通つて取り
出されることになる。そして、この両パルスP3
P4が第3図の第2位相検出回路9に導かれるよう
になつている。
更に、前記分周回路8のF4の出力はQ9で反
転されてC点に導かれ、また、F3のQ出力はQ11
とQ12で、且つ、F5のQ出力はQ24でそれぞれ反
転されてC点に導かれる。このため、C点には
F4・F35に相当するパルスP5が現われ、こ
のパルスP5がQ13,Q14を通つて第3図の可変移
相回路11に導かれるようになつている。
次に、第3図に於いて、第1位相検出回路5
は、第2図のT149,T150から取り出された前述の
パルスP1,P2がそれぞれベースに印加されるトラ
ンジスタT219,T220、そのコレクタ側に接続され
電流ミラー回路を構成するトランジスタT216
T218、及び検出感度切換用のトランジスタT222
を主要素として構成されている。そして、この第
1位相検出回路5にコンデンサC2,C3と抵抗R3
からなる第1ローパスフイルタ6が接続され、こ
のフイルタ6で平滑された電圧が第2図のVCO
7に制御電圧として印加されるようになつてい
る。
同様に、第2位相検出回路9は、第2図の
T151,T152から取り出されたパルスP3,P4がそれ
ぞれベースに印加されるトランジスタT235
T234、及び電流ミラー回路を構成するトランジス
タT230〜T232を主要素として構成され、この第2
位相検出回路9にコンデンサC5と抵抗R5,R6
らなる第2ローパスフイルタ10が接続されてい
る。そして、このフイルタ10で平滑された電圧
が後述する可変多相回路11の右端のトランジス
タT227のベースに印加されるようになつている。
なお、第3図の右端のT166,T168は第2位相検
出回路9内のJ点の電位変化を所定範囲内に制限
するリミツタとして動作するものである。
一方、可変移相回路11は、第2図のQ14から
取り出された前述のパルスP5がベースに印加され
るトランジスタT221と、このT221に応答してスイ
ツチング動作し低抗R4と相俟つて鋸歯状波電圧
を作成するコンデンサC4の充放電を切換えるト
ランジスタT223と、このT223のエミツタに現われ
る鋸歯状波電圧と前記第2ローパスフイルタ10
から得る直流電圧との比較回路を構成するトラン
ジスタT224〜T227、及び、その比較回路の出力パ
ルスを取り出して水平トリガ回路12に導くトラ
ンジスタT228,T229を主要素として構成されてい
る。
また、Hキラー回路14は、第2図の端子15
からの正極性の水平同期パルス(HP)と、第2
図のQ3〜Q6及びT137で作成されたパーストゲー
トパルス(GP)(第4図参照)をT146で反転した
ものとの論理積出力(H点)がベースに印加され
るトランジスタT184,T185と、このT185にカスケ
ード接続されベースに第2図の端子16からトラ
ンジスタT142及びQ2で反転されて導かれるフラ
イバツクパルス(FP)が印加されるトランジス
タT186と、上述のT185のコレクタに得るパルスを
コンデンサC1と抵抗R1で平滑して得る電圧と一
定の直流電圧との比較回路を積成するトランジス
タT189〜T194と、この比較回路の出力電圧に応答
するスイツチングトランジスタT195〜T197を主要
素として構成されている。そして、上記スイツチ
ングトランジスタのT195はゲート回路の動作・不
動作切換用として第2図のQ21,Q22のベース共
通接続点に接続されている。また、T196は第1位
相検出回路5の感度切換用としてT222のベースに
接続されている。更に、T197は第1ローパスフイ
ルタ6の時定数切換用として抵抗R3′をコンデン
サC2と抵抗R3の接続中点と接地点との間に接続
するようになつている。
なお、前述の如く水平同期パルス(HP)をパ
ーストゲートパルス(GP)の反転出力でゲート
してHキラー回路に導くようにしたのは、水平同
期信号のバツクポーチに現われるノイズによつて
Hキラー回路が誤動作するのを防止するためであ
る。
本発明の一実施例は以上の如く構成されてお
り、次にその動作について説明する。
() AFC動作 第1位相検出回路5のT219,T220は第2図の
T149,T150からのパルスP1,P2が印加されていな
い状態ではオフであり、それらが印加された時の
みオンとなつてコレクタ電流がそれぞれ流れる。
その際、T216〜T218が電流ミラー回路を構成して
いるので、T219のコレクタ電流の大きさをiとす
ると、T216にも同じ大きさの電流iが流れる。
ここで、上記パルスP1,P2の各パルス幅τ
τは、第4図から分るように、分周回路8の1/32 分周比出力(F5のQ出力)の立下りが水平同期
パルス(HP)の丁度中央に対応している状態即
ち同期状態ではτ=τであり、この状態から
上記分周出力の位相がずれると、それが第4図の
左右何れの方向にずれるかによつてτ<τ
(左方向の場合)或いはτ>τ(右方向の場
合)になる。
したがつて、前記第1位相検出回路5のコンデ
ンサC2,C3は、I点に流入する電流量(i×τ
)とこのI点から流出する電流量(i×τ
の差に相当する分だけ充電或いは放電されるか
ら、I点の電位はそれによつて上昇或いは下降す
ることになり、このI点の電位に応じて第2図の
VCO7が制御されるのである。そして、同期状
態ではτ=τ即ち上記両電流量が等しくなる
ので、I点の電位が一定値に保持されてAFC系
が安定状態となる訳である。
() APC動作 第2位相検出回路9の動作は、先の第1位相検
出回路5と略同様である。従つて、この第2位相
検出回路9のJ点の電位は、第2図のT151,T152
から取り出されたパルスP3,P4(第4図参照)の
パルス幅τ,τ即ち水平フライバツクパルス
(FP)と分周回路8内のB点に生じるパルス
(PB)との位相差に応じて上昇又は下降すること
になり、このJ点の電位に応じて可変移相回路1
1のT227のベース電位が変化することになる。
一方、可変移相回路11のT221は第2図のQ14
のコレクタに現われるパルスP5(第4図参照)が
到来した時のみオンになり、このT221のオン時に
T223もオンになる。従つて、鋸歯状波電圧作成用
のコンデンサC4はT223のオフ時に抵抗R4を介し
て電源電圧(+VCC)で充電され、T223のオン時
に放電されることになる。これによつてT223のエ
ミツタには第4図のVCのような鋸歯状波電圧が
発生し、これがT224のベースに印加される。
したがつて、前記移相回路11のT224,T225
は、前記鋸歯状波電圧(VC)がT227のベースに
印加される第2位相検出回路9のJ点の電圧を越
える期間のみオンとなり、そのT225のオン時に
T228がオンになる。これによりT229もオンになつ
て水平トリガ回路12に電流が流れ、この水平ト
リガ回路12が起動されることになる。即ち、可
変移相回路11はT229がオンとなることによつて
水平トリガ回路12の起動タイミングを決定して
いることになる。このため、水平フライバツクパ
ルス(EP)の位相と分周回路8の出力の位相が
ずれた場合には、T227のベース電位が変化し、こ
れによつて上記起動タイミングが変化せしめられ
るのである。そして、同期状態ではT227のベース
電位は前記鋸歯状波電圧(VC)の略1/2のレベルに 保持されて、APC動作が安定状態になる訳であ
る。
() Hキラー動作 Hキラー回路14のT186のベースには前述の如
くQ2から正極性の水平フライバツクパルス
(FP)が印加されるので、このT186はそのフライ
バツクパルス期間のみオフになり、これによつて
T185がオフ、T187がオンになる。一方、T184
T185のベースにはバーストゲートパルス(GP)
を反転したものでゲートされた水平同期パルス
(HP)がT146(H点)から印加される。このた
め、前記両パルス(HP),(FP)が時間的に一致
する期間のみT184,T187が同時にオンになり、従
つて、この期間のみT188がオンになつてコンデン
サC1に充電電流が流れる。このコンデンサC1
抵抗R1を介して放電するが、同期状態では前記
両パルス(HP)(FP)の一致が繰り返して行な
われるので、T189のベース電位が上昇し、一定値
に保持されたT190のベース電位を越えることにな
る。すると、T189がオン従つてT194もオンにな
り、これによつてスイツチングトランジスタT195
〜T197がそれぞれオンになる。
前記スイツチングトランジスタのT195がオンに
なると、第2図のゲート回路4内のQ20,Q21
ベースが接地されるので、このQ20,Q21の各コ
レクタ(D点),(E点)がそれぞれハイレベルに
なる。このため、分周比回路8のF3からQ11
Q12を通つてD点に導かれたQ出力はQ16のベー
スに印加され、F4からE点に導かれたQ出力は
Q18のベースに印加される。従つて、F点には
F3,F4に相当するパルスP6が現われ、G点には
34に相当するパルスP7が現われることにな
り、この各パルスP6,P7(第4図参照)とQ22
通つて水平同期パルス(HP)の論理積がQ22のコ
レクタで行なわれることになる。このことは第1
位相検出回路5に導かれる前述のパルスP1,P2
ゲートをかけたことになり、従つて、第1図で説
明したビデオ・イン・シンクによるAFC回路の
動作が解消される訳である。
なお、水平フライバツク期間以外ではT186がオ
ンになるので、この時にT184,T185にノイズが印
加されると、そのノイズによつてT185がオンにな
る。このため、コンデンサC1はT185,T186を通つ
て放電することになる。従つて、水平同期パルス
(HP)にノイズが混入していても、そのノイズに
よつてHキラーが誤動作しない訳である。
また、スイツチングトランジスタのT196がオン
になると、第1位相検出回路5内のT222がオフに
なるので、R251と並列に接続されたR250が電気的
に切り離されることになる。このため、T219
T220のエミツタ負荷抵抗が大きくなり、従つて同
期状態ではT216,T219を流れる電流が非同期状態
に比べて少なくなる。これは同期状態での検出感
度が低くなることを意味し、こによりノイズ等に
よるAFC回路の誤動作が解消されるのである。
更に、スイツチングトランジスタのT197がオン
になると、第1ローパスフイルタ6のR3に並列
にR3′が接続されることになる。このため、コン
デンサC2の容量が非同期状態よりも見かけ上大
きくなつたことになり、従つて、I点の電位変動
が小さくなる。即ち、これは第1ローパスフイル
タ6の時定数が同期状態では大きくなつたことを
意味し、これにより弱電界時のノイズ等に対して
AFC回路が応答するのが解消される訳である。
以上説明した如く、本発明の水平同期回路に依
れば、テレビジヨン受像機の水平周波数よりも充
分高い周波数で発振する可変周波数発振器を設
け、この発振器出力を分周して得る水平周波数の
パルス信号と水平同期パルスとの位相比較によつ
て上記発振器をAFC制御すると共に、上記分周
によつて得る水平周波数のパルス信号を水平フラ
イバツクパルスの位相変化に応てAPC制御し、
その制御された信号を水平偏向回路に導くように
しているので、弱電界時のノイズ等により誤動作
せず、しかも、画面の輝度変化の影響を受けず、
水平偏向動作を常に正確に水平同期信号に同期さ
せることができる。そして、前記発振器の発振周
波数を上述の如く選定しているので、前記分周出
力の周波数可変範囲をその中心周波数即ち水平周
波数に対して充分狭くできるので、スプリアス妨
害等による擬似同期信号によつて誤動作すること
もない。更に、上記AFC,APC各動作に於い
て、AFC回路内の第1位相検出回路、APC回路
内の第2位相検出回路及び可変移相回路に供給す
るパルス信号は、前記発振器出力を種々の分周比
で分周し、その各分周出力を組合せて作成してい
るので、例えばパルス同士を直接位相比較させた
り、或いは位相比較用の鋸歯状波信号を容易に作
成できる等、上記各回路の動作に最適な位相をも
つそれぞれ別個のパルスを使用することができ、
従つて、位相検出回路や可変移相回路をIC化に
好適な回路構成で実現できると云う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による水平同期回路の概略構成
を示すブロツク図、第2図及び第3図はその一実
施例の詳細を示す回路図、第4図は第2図の動作
説明のためのタイムチヤートである。 …水平AFC回路、…水平APC回路、
水平偏向部、14…Hキラー回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平周波数よりも充分高い周波数で発振する
    可変周波数発振回路と、その発振出力を種々の分
    周比で分周し、その各分周出力を組合せてそれぞ
    れ水平周波数で且つ位相が互いに異なる第1第2
    第3のパルス信号を作成する回路と、前記第1パ
    ルス信号と水平同期パルスとを位相比較し、その
    比較出力で前記発振器の周波数を制御する第1位
    相検出回路とを備える第1の同期化回路と;前記
    第2パルス信号と水平フライバツクパルス間の位
    相差を検出する第2位相検出回路と、その検出出
    力に応じて前記第3パルス信号の移相量を制御し
    て水平偏向回路に導く可変移相回路とを備える第
    2の同期化回路からなる水平同期回路。
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