JPS62176271A - ビデオ録画装置を備えるテレビ受像機の垂直走査信号出力方法およびそのための回路 - Google Patents

ビデオ録画装置を備えるテレビ受像機の垂直走査信号出力方法およびそのための回路

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JPS62176271A
JPS62176271A JP31604086A JP31604086A JPS62176271A JP S62176271 A JPS62176271 A JP S62176271A JP 31604086 A JP31604086 A JP 31604086A JP 31604086 A JP31604086 A JP 31604086A JP S62176271 A JPS62176271 A JP S62176271A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は垂直走査信号の出力方法およびそのための回路
に関する。
さらに詳しく述べると、本発明はビデオ録画装置により
動作しているテレビ受像機に最適化された垂直走査信号
を供給する方法およびそのための回路に関する。この回
路は、直接受信の場合のテレビ受像機の動作も同時に最
適化することのできる簡単なひとつの全体回路に組込ま
れるものである。
一般に、搬送周波数を別にすると、テレビ受像機は第1
A図および第1B図に示したような複合ビデオ信号を受
信する。画像は、走査線を2つ組合せて伝送する。
第1A図に示すように、走査線信号の終わりの部分には
平同期信号2に隔てられた、1本の走査線に対応する複
合ビデオ信号1を含むが、この走査線信号のあとには同
期信号のみが出力される期間が続く。この期間の同期信
号は、垂直同期信号前段信号3、垂直同期信号4、垂直
同期信号後段信号5を含む。これら信号のあとには再び
水平同期信号2に隔てられた複合ビデオ信号1が続く。
第1B図は奇数フィールドの垂直同期信号を表わす図で
ある。これに対し第1Δ図は偶数フィールドの垂直同期
信号を表わす図であった。第1Δ図と第1B図で、水平
同期信号は、水平走査期間の半分だけ位相がずれている
ことがわかる。
従来は、同期信号を分離する。第1段階として、第1C
図に示したようないわゆる複合同期信号を分離する。こ
の同期信号は第1Δ図または第1B図に示した信号の振
幅の大きい部分をカットすることにより得られる。次に
、水平同期信号の持続時間よりも長い時定数で積分を行
うと、第1D図に示す垂直同期信号が得られる。この垂
直同期信号は第1E図に示すように成形される。このた
めには例えば、第1D図に示した参照電圧−■、との比
較を行う。
複合同期信号から垂直同期信号を分離するための従来の
回路が第2図に示されている。複合同期信号がこの回路
の入力10に供給されると、抵抗11とキャパシタ12
を備える積分回路からは第1D図に示す信号が出力され
る。この出力信号は比較器13に入力される。比較器1
3の他方の入力には参照電圧■nが入力されているため
、第1E図に示す信号、すなわち垂直同期信号が比較器
13の出力14に現われる。
このような回路は、本発明が解決しようとする問題を理
解するために例として示しただけである。
しかし、この回路は集積回路の形態にするには明らかに
適していない。なぜなら、大容量のキャパシタ12が必
要だからである。
垂直同期信号を分離する回路を集積回路とするためには
、第3図に示すタイプの回路を選んだほうがよい。複合
同期信号をこの回路の入力20に供給して電流源21の
オン、オフを制御する。電流源21の一端はグラウンド
に接続されており、他端は電流源21と同方向に電流が
流れる電流源22を介して電源■、に接続されている。
電流源21と22が接続されている点は、比較器23の
第1の入力と小容量のキャパシタC1とに接続されてい
る。なお、比較器23の他方の入力には参照電圧■、が
供給され、キャパシタC1の他端はグラウンドに接続さ
れている。
第3図に示した回路の動作は以下の通りである。
入力20からの信号により電流源21がオフのときには
、電流源22から電流Icが流れてキャパシタCIが充
電され、両極板間の電圧■。1が■6となる。
入力20からの信号により電流源21がオン状態となる
ときは、電流源21には電流■。+1.が流れる。
すなわち、キャパシタCIは定電流■。で放電する。放
電は、VCIがグラウンドと等電位となるかあるいは電
流源21が再びオフとなるまで続く。比較器23の出力
24の信号は垂直同期信号STである。
第4A図〜第4C図は、第3図に示した回路のいろいろ
な点における信号波形を示す図である。
第4A図は入力20における複合同期信号を表わす図で
ある。一般に、画像信号が送られている間および垂直同
期信号前段信号が送られている間は入力20の信号は水
平同期信号と同調しているごく短い時間を除いてはロウ
レベルにある。これに対して垂直同期信号期間の始まり
の時刻t1 からはハイレベルの期間が長く続いて再び
ロウレベルになる。
第4B図は、キャパシタC1の極板間の電圧■。1を表
わす図である。水平同期信号と同調している間にキャパ
シタC1は放電するが、時刻t1 より前には、電圧■
。1が参照電圧■8にまで低下する十分な時間はない。
時刻t1 よりあとになって初めて電圧V。1が十分低
下して参照電圧■6と等しくなる。その時刻はt2であ
る。
第4C図は、比較器23の出力の信号を表わす図である
。この垂直同期信号STは時刻t2に状態が変化する。
従来は、この状態変化を垂直同期信号として直接利用し
て、この時刻t2に、テレビの垂直偏向コイルに印加さ
れる垂直走査用側波電圧の方向を反転させた。
第5図は垂直偏向を制御するための従来の回路を表わす
図である。垂直同期信号STが側波電圧発生器の入力、
つまりトランジスタ30のベースに供給される。このト
ランジスタ30のエミッタはグラウンドに接続され、コ
レクタはキャパシタCの第1の極板に接続されている。
キャパシタCの他方の極板はグラウンドに接続されてい
る。このキャパシタは電流源31により充電されて、そ
の電圧はエミッタフォロワー接続されたトランジスタ3
2を介してパワー増幅器33に伝えられる。このパワー
増幅器33の出力は、垂直偏向コイル34に供給される
。この垂直偏向コイルには、一般に電流測定用抵抗35
が直列に接・続されている。
第6A図はこれまでに示した図よりも小さなスケールで
連続した垂直同期信号を示した図である。
第6B図はキャパシタCの極板間の電圧■。を表わす図
である。この電圧は増幅回路を介して偏向コイルに印加
される。垂直同期信号STがないときにはキャパシタC
が充電されて、電圧■。が徐々に増加する。ところが垂
直同期信号STがトランジスタ30のベースに供給され
るとすぐにこの電圧■。が降下する。垂直同期信号ST
が断たれると再び電圧■。は上昇し始める。
第7図はテレビの画面に現われる連続した走査線を表わ
す図である。実線は奇数フィールドの走査線を表わし、
太い点線は偶数フィールドの走査線を表わす。細い点線
は帰線を表わす。偶数フィールドの走査線は奇数フィー
ルドの走査線間の丁度真中にあることが大切である。約
10%中心からずれるとテレビの視聴者には見にくく思
えるようになる。通常は2つの連続した垂直同期信号は
互いにずれて、偶数フィールドの連続した鋸歯状の走査
線と奇数フィールドの連続した鋸歯状の走査線とのずれ
が適当であるようになっている。
しかし、たった10%のずれでも、垂直走査における側
波電圧の立上がり点を非常に正確に調整することが必要
であることがわかる。実際、側波電圧の振幅が2■であ
るとすれば、精度は、2 /(10X625)= 3.
2X10−’V、すなわち0.3mVでなくてはならな
い。しかし、このような精度を得るのは難しいことがわ
かる。側波電圧の時間定数を決定するのに複数の回路の
いろいろな素子がかかわっており、さらに、側波電圧の
振幅が温度、時間、およびテレビ受像機ごとに異なる初
期値によって変化しうるためである。
さらにテレビ受像機の水平走査をするには帰線期間にか
なり大きな電流変化をもつ大きな電流が必要である。帰
線期間に発生するパルスはこの帰線期間にアース回路を
大いに混乱させる(アース電流、電磁波)。第8図から
れかるように、水平走査線PBLのノイズに起因するパ
ルスが側波電圧の立上がりに発生すると、第8図の上部
の実線で示した予想される側波電圧の代わりに点線で示
した電圧が得られる。すなわち、この垂直走査線に対応
する水平走査線すべてにずれが生ずる。この場合、次の
垂直走査線は同じようにずれることはない。なぜなら、
立上がりは2つのノイズの間で始まるからである。この
結果、垂直走査線一本ごとに側波電圧のレベルが異なる
。従って、視聴者に欠陥が見えることになる。
また本発明は、通常の受信状態にあるテレビ受像機にお
いて上記の結果を得るための回路を提供することを目的
とする。
本発明の目的は、テレビ受像機にビデオ録画装置が接続
されている場合にも垂直同期が安定して行えるようにす
ることである。
本発明の目的は、直接受信モードでもビデオ録画モード
でも最適状態にすることのできる方法およびそのための
回路を提供することである。この場合、各モードで動作
する2つの回路はそれぞれ最適化されていて、これら2
つの回路に共通して用いることのできる基本的な素子を
使用してひとつの集積回路にまとめることができる。
上記の目的およびその他の目的を達成するために本発明
は、積分回路から出力れる垂直同期信号をもとにしてビ
デオ録画装置が接続されたテレビ受像機の垂直走査用側
波電圧を出力する方法であって、 −垂直同期信号(ST)の出現時刻以後は垂直走査用側
波電圧発生器の動作を中断させ、−上記中断の時刻以後
あるいは該時刻から所定の遅延時間を経た時刻以後に、
上記積分回路のキャパシタが所定の電圧値になるまでの
充電時間を利用して所定の持続時間を測定し、 −上記持続時間の終了時刻以後に上記垂直走査用側波電
圧発生器の動作を再び最初から繰返させる ことを特徴とする方法を提供する。
この方法においては、上記中断段階では、上記垂直走査
用側波電圧発生器からの信号をロウレベルに低下させ、
該信号をロウレベルに維持する。
本発明はまた、直列に接続された2つの電流源と、一方
の極板が該2つの電流源の接続点に接続され、他方の極
板がグラウンドに接続されたキャパシタと、極板間の電
圧が第1入力に入力され、他方の入力には参照電圧(V
S)が入力され、出力からは垂直同期信号(ST)を出
力する比較器とからなる複合同期信号積分回路を備える
、ビデオ録画装置に接続されたテレビ受像機の垂直走査
用側波電圧を出力する回路であって、該回路はさらに上
記キャパシタの両極板に接続された制御スイッチを備え
、該制御スイッチは、上記比較器が上記垂直同期信号を
出力し始める時刻の後の所定の期間短絡させることを特
徴とする回路を提供する。
実施例によると、上記垂直同期信号(ST)を第2のフ
リップフロップに入力して短い持続時間の信号(RAZ
)を出力させ、該短持続時間の信号を第3のフリップフ
ロップに入力してハイレベルの垂直走査用鋸波電圧制御
信号を出力させ、第3のフリップフロップの第2入力に
は上記垂直同期信号を反転させて入力し、該垂直同期信
号(ST)がロウレベルに変化したとき、すなわち上記
キャパシタが上記参照電圧(VR)に等しい電圧になる
まで再び充電されたときにのみ上記制御信号をロウレベ
ルにする。
実施例によると、第3のフリップフロップの出力信号が
入力される側波電圧発生回路は、電流源と直列に接続し
、短絡用トランジスタと並列に接続したキャパシタを備
え、上記電流源とキャパシタに共通の接続点はアダプタ
回路を介して参照電圧(Vs )との比較を行う比較器
に接続し、第3のフリップフロップの出力信号は上記電
流源と上記比較器に供給して該第3のフリップフロップ
の出力信号がハイレベルのときには上記電流源と上記比
較器とをオフにする。
本発明はさらに、アンテナからの信号を直接受信する場
合には上記垂直同期用側波電圧を制御して、連続した水
平同期信号の出現に関係し、幅が該水平信号間の間隔に
等しい制御信号を出力させることができ、直接モードで
あるかビデオ録画モードであるかに応じて1または0の
モード選択信号を出力する手段を備える混成回路を備え
、該混成回路は、3台のフリップフロップを備え、第1
のフリップフロップは水平同期信号の2倍の周波数をも
つ同期信号(H/2)が最初に出現した後上記垂直同期
信号(ST)が存在している間に信号を出力し、第1の
フリップフロップはビデオ録画モードでは遮断され、そ
の場合には上記垂直同期信号は論理スイッチにより第2
のフリップフロップに接続された接続回路の入力に入力
される回路を提供する。
実施例によると、第1のフリップフロップの出力信号(
STN)は、窓信号(F)も入力されるアンドゲートを
介して第2のフリップフロップの入力に供給して、垂直
同期信号(ST)が普通出現可能な期間にのみ第1のフ
リップフロップの出力信号(S T N )を第2フリ
ップフロップに入力させる。
実J1例によると、第1のフリップフロップの出力信号
(S T N ’)は、上記2倍周波数信号()(/2
)を入力されたテレビ受像筬内の論理回路から出力され
た信号(TL)が第2の入力に入力されるオアゲートを
介して第2のフリップフロップに供給して、上記垂直同
期信号(ST)が出力されなかったであろう場合には該
垂直同期信号が出現する可能性の大きい瞬間の直後に第
2のフリップフロップを動作させる。
実施例によると、第2のフリップフロップの出力(RA
Z)を、直列に接続され、それぞれの入力には上記2倍
周波数信号(1−1/ 2 )が入力される一連の分割
器のリセット入力に入力して、該分割器からの論理信号
をいろいろに組合わせることによりテレビ受像機内の本
回路の様々な同期動作を行わせることのできる論理信号
列を出力させる。
本発明の上記の目的、特徴、利点およびそれ以外の目的
、特徴、利点は、添付の図面に示した実施例に関する記
述の中でさらに詳しく説明する。
第9図に示した回路は、カップリングキャパシタを介し
て入力端子50に複合ビデオ信号を受信する。回路51
は分離器として作用して複合同期信号を出力する。この
信号は第3図に関して既に説明したのと同じタイプの回
路に供給される。第3図と同一の要素は同一の参照番号
を用いて示しである。すなわち、入力20、電流源21
.22、キャパシタC1、および垂直同期信号STを出
力する比較器23である。
垂直同期信号STは、アンドゲートAlを介してフリッ
プフロップB1の入力Sに供給される。
このアンドゲートの他方の入力には水平同期信号の2倍
の周波数で、帰線パルスの位相と相関関係がある信号H
/2が供給される。垂直同期信号STはまた、インバー
タ■1を介してフリップフロップB1の入力Rにも供給
される。
フリップフロップB1の出力QはアンドゲートA2とオ
アゲート01を介してフリップフロップB2の入力Sに
伝達される。アンドゲートA2の他方の入力には窓信号
Fが、オアゲート01の他方の入力には信号TL(自由
同調周波数)が供給される。
信号FとTLは、先に述べた信号H/2が入力される一
連の2分割器D1〜DIOから出力される。
窓信号Fは垂直同期信号が発生する期間に対応しており
、アンドゲートA2が垂直同期信号期間外に発生する可
能性のある信号を伝達するのを避けるためのものである
。信号TLは連続した水平同期信号パルスをカウントす
ることにより得られる信号で、入力された信号のうちの
垂直同期信号がノイズに埋まるとか、様々な理由で乱さ
れる場合に信号TLでこの第9図の回路を機能させて、
垂直走査を始めさせる。最終段の2分割器QIOの出力
、というよりはその反転出力QIOは、リセット信号と
してフリップフロップB2の入力Rに供給される。
フリップフロップB2の出力Q(信号RΔZ)はフリッ
プフロップB3の入力Sに供給される。
このフリップフロップB3の入力Rにはフリップフロッ
プB2の同じ出力QがアンドゲートA3を介して反転さ
れて入力される。アンドゲートA3の他の入力には、2
分割器D1とD2からの信号Q1と02等の駆動信号が
入力される。フリップフロップB3の出力Qは垂直走査
線の側波電圧の形を制御する信号TN(垂直走査線用鋸
波電圧発生器に対する命令)である。
垂直走査線用側波電圧を出力する上記の回路内に、第5
図に描いてあり、それと同一の機能をもつ要素が見られ
る。すなわち、電流源31により一時的に充電されたキ
ャパシタCを短絡させるトランジスタ30である。キャ
パシタCの両極板間の電圧■。はアダプタ回路、すなわ
ちエミッタフォロワー接続のトランジスタ32を介して
比較器33に印加される。比較器33は信号TNが入力
される駆動入力を備えている。この比較器の出力により
トランジス゛り30の制御を行う。すなわち、キャパシ
タCを短絡させたり、放電させたりの制御を行う。
信号TNは電流源31にも入力されて、この信号がハイ
レベルのときに電流源31をオフにする。エミツクフォ
ロー接続のトランジスタ32の出力信号が偏向コイルの
端子の電圧となる。トランジスタ32の出力は、しきい
値電圧がVである比較器を介してアンドゲートA3の第
4入力にも供給される。
第9図に示した回路の動作を第10図に示したタイムチ
ャートを参照して説明する。
第10a図の波形は上記回路の点20における複合水平
同期信号を表わす。第10a図の波形は、この信号のい
ろいろな段階における持続時間を詳しく示している。持
続時間を知るにはこの波形を参照する。
第10b図の波形は、キャパシタC1の極板間の電圧な
らびに比較器23の第2入力の電圧■、を表わす。この
図に例として示した波形においては、第1の垂直同期パ
ルスの立上がり時刻と電圧■。。
が■8に等しくなる時刻との時間差は14.5msであ
る。しかし、この時間差は変化しうる。問題点はまさに
この時間差の変動をなくすことである。
第10c図の波形は比較器23の出力に現われる垂直同
期信号STである。この垂直同期信号STは電圧■。1
が■、に等しくなるとハイレベルに変化する。
第10d図の波形はアンドゲートAlの第2入力に供給
される信号H/2を表わす。アンドゲートAlの第1入
力には垂直同期信号STが入力される。信号H/2は、
水平同期信号から作られるもので、水平走査信号を決定
するのに用いる。従って、信号H/2と帰線期間の間に
一定の位相関係が存在する。帰線期間には、先に述べた
ように、上記回路全体に第10に図に示すノイズが発生
する。
このため、アンドゲートA1からは、垂直同期信号ST
がハイレベルに変化した後の最初のパルス信号H/2の
立上がりとともにフリップフロップB1の出力である垂
直同期数値制御信号STNがハイレベルに変化する。フ
リップフロップB2は、第10f図に示すように短いパ
ルスRAZを発生する。このフリップフロップB2は、
2分割器D1〜D10をすべてリセットする機能とフリ
ップフロップB3の入力Sを制御する機能がある。信号
RAZは例えば持続時間が2μsである。
第10g図の波形は2分割器Diの出力Qlを示す。リ
セット信号が入力されるのは信号H/2がハイレベルの
期間であるから、そのリセット信号入力の直後にこの出
力Q1は、ハイレベルに変化する。
第10h図の波形は2分割器D2の出力Q2を表わす。
この出力は信号H/2の次のパルスが発生したときくす
なわち32μs後)ハイレベルに変化する。信号Q1は
信号H/2のさらに次のパルス(すなわち64μs後)
で再びハイレベルになる。
フリップフロップB3は、望みの出力である信号TNを
出力する。この信号は垂直走査線用側波電圧を制御する
のに用いられる。フリップフロップB2の出力信号RA
Zにより制御されるフリップフロップB3の出力信号T
Nは、信号STNとRAZと同時にハイレベルに変化す
る。フリップフロップB3はアンドゲートA3への入力
信号、すなわちQlと02によりリセットされる。リセ
ットは従ってハイレベルになってから64μS(あるい
は32μsの倍数)後に行われる。
第10j図の波形は垂直偏向板に供給される側波電圧(
DST)を示す。この側波電圧は、信号STN、RAZ
STNがハイレベルに変化するときに下降し、この下降
スピードはトランジスタ30によりキャパシタCが放電
されるスピードから決まる。放電は、所定のしきい値電
圧■、になったときに止まる。この電圧■、は比較器3
3の第2入力に供給される電圧で、例えば1.26 V
である。次に、電流源31は信号TNによりオフとなっ
ているため、側波電圧が上昇し始める。先に述べたよう
に、電圧上昇は信号H/2の立上がりと同時に始まる。
信号H/2は、帰線期間と特定の位相関係にあって、帰
線が側波電圧の上昇と同時に発生しないようになってい
る。従って、側波電圧が上昇し始めるときにノイズで邪
魔されることはなく、奇数フィールドと偶数フィールド
の水平走査線間のずれが生じない。
アンドゲートA3の第4入力は、側波電圧が完全に低下
しないうちに、すなわち、側波電圧が所定の電圧Vに達
しないうちに再び上昇し始めるのを防ぐ駆動入力である
入力信号がテレビ受像機に直接受信される通常の信号で
ある場合には、垂直走査用の側波電圧の数値制御を行う
上記の回路はきわめてよい結果をもたらすことを記述し
た。
しかし、テレビ受像機がビデオ録画装置からの信号を受
信する場合には、垂直同期期間に信号H/2に同期させ
るための上記の回路は使うことができない。実際、ビデ
オ録画装置から信号が供給される場合には、画像の停止
、前送り、逆送り等の操作の後垂直同期信号は大きく乱
されて、垂直同期信号間の周期は走査線数本分ずれるこ
とがある。さらに、垂直同期信号2つにつきひとつは電
子システムにより再生されるため、垂直同期信号2つに
つきひとつは水平同期信号と垂直同期信号の間の厳密な
位相関係がなくなる。この結果、画像をよく安定させる
ために垂直同期信号と水平同期信号とで位相相関関係を
もたせることはビデオ録画モードでは不可能である。
以上のことを考慮して、本発明はビデオ録画モードにお
いて従来の回路と比べて一般に十分に同期を行わせるこ
とのできる回路を提供する。この回路はさらに、先に説
明した垂直同期数値制御回路と相性がよく、垂直同期数
値制御回路を含めて多数の要素が共通したひとつの回路
にまとめることができる。この新しい回路では、画像受
信モードに応じて要素のいくつかを別のもので置換しで
ある。
第11図はビデオ録画装置からのテレビ信号を受信する
のに適している本発明の回路の実施例を示す図である。
この回路にも入力端子50と複合同期信号分離器51が
示されている。複合同期信号分離器51の出力の複合同
期信号をアンドゲートA5を介して電流源21に供給す
ることにより電流源21を制御する。ところで、この第
11図の回路にも電流R22、キャパシタC1、比較器
23が備えられている。比較器23の出力STは、この
回路ではアンドゲートA2の入力に直接入力され、次い
でオアゲート01に入力される。アンドゲートA2の他
方の入力には窓信号Fが入力される。オアゲートO1の
他方の入力には自由同調信号TLが入力されており、出
力は信号RAZを出力するフリップフロップB2の入力
Sに接続されている。フリップフロップB2の入力Rに
は信号QIOの反転信号である信号QIOが入力される
。フリップフロップB2の出力QはフリップフロップB
3の入力Sに接続されている。フリップ70ツブB3は
垂直走査回路の制御信号TSを出力する。この制御信号
TSは電流源31と比較器35(第11図には図示して
いない)の作動禁止入力に供給される。フリップフロシ
ブB3の入力RにはアンドゲートA4の出力が入力され
る。このアンドゲートA4の第1入力には信号RAZが
反転されて入力され、第2入力には信号STがインパー
クI3により反転されて入力される。信号TSはインバ
ータI2を介してアンドゲートΔ5の第2入力にも入力
される。
この回路はさらに、キャパシタC1と並列に接続された
トランジスタ52を備えている。このトランジスタのベ
ースにはフリップフロップB2の出力信号RAZが供給
される。
この回路の動作を第12a図〜第12h図に示したタイ
ムチャートを参照して説明する。
第12a図の波形は第10a図と同様複合同期信号を表
わす。
第12b図の波形はキャパシタC1の極板間の電圧VC
Iの変化を表わす。
第1の同調垂直同期信号が現われる時刻t!に電圧■。
Iは低下し始める。低下のスピードは電流源21と22
の間の電流差I。により決まる。時刻t22に電圧VI
1..は参照電圧■、に達する。例えば参照電圧■、は
2.8■で電圧■。は5.6■である。
第12d図の波形は比較器23の出力の信号STの変化
を表わす。この信号は時刻t2にハイレベルになる。こ
のときフリップフロップB2からパルスRAZ (第1
2e図)が供給されて、7リツプフロツプB3の出力信
号TS(第12f図)がハイレベルになる。このことに
よって、先に述べたように垂直同期用側波電圧発生器が
放電される。これと同時に、信号TSにより複合同期信
号分離器51と電流源21を接続しているアンドゲート
A5が遮断される。電流源21は従ってオフとなりキャ
パシタC1が再び充電され始める。充電の速度は電流源
22により決まる。これに対しキャパシタC1はパルス
RAZの持続時間の間トランジスタ52により短絡され
る。従って充電はパルスRAZの消える時刻t3になっ
てようやく始まる。キャパシタC1の電圧が時刻t4で
再び■□になると垂直同期信号STは遮断され、続いて
フリップフロップB2と83の働きにより信号TSが遮
断される。
時刻t2とt、の時間差はキャパシタC1の充電時間の
関数として正確に決定できることがわかる。
この時間差として例えば48μsを考える。この値はあ
らゆる場合に垂直同期信号の側波電圧が完全にしきい値
まで低下するのに十分なものである。
さらにこの値は、統計的には、垂直同期信号の始点と関
係しているいろいろな水平同期信号のため、帰線パルス
がほとんど発生する可能性のない大きさである。時刻t
4に、側波電圧発生器は再び上昇する側波電圧を出力し
始める。
垂直同期信号を分離するためキャパシタC1を以下の2
つの機能に用いるのは、上記の本発明の回路の特徴のひ
とつである。2つの機能性というのは、 −積分して垂直同期信号の分離を行うという従来からの
機能と、 −所定の期間単安定状態にして、所定幅の制御パルスT
Sを決定するための時間の基準として用いる機能 である。
従ってビデオ録画モードで用いる場合には、側波電圧の
制御パルスTSの立ち上がりは垂直同期パルスSTによ
りトリガされるのに対し、立下がりはキャパシタCIの
充電時間により決まる。
先に強調しておきたように、本発明によるビデオ録画モ
ード用側波電圧制御信号発生回路は、アンテナからの直
接受信モードで作動する前述の回路と簡単な方法でまと
めてひとつにするのに極めて適している。ひとつの回路
にまとめあげた例を第13図に示す。
第13図に示された回路においては、第9図と第11図
に示した要素と同一のあるいはそれら要素に類似してい
る要素には同一の参照番号を付しである。
第13図の回路は、第9図の回路の要素全部と、−これ
ら要素を補足する要素であって第11図の回路を構成し
ている要素をいくつかと、直接モードとビデオ録画モー
ドの動作の切換を行わせる接続回路とを備えている。
以下では接続回路についてのみ説明する。この回路はア
ンドゲートA1の出力が入力されるオアゲート02を備
えている。このオアゲー)02の出力はフリップフロッ
プB1の入力Sに接続されている。オアゲー)02の他
の入力にはモード選択信号が入力される。第13図中で
はモード選択入力は円内にXのマークで示しである。モ
ード選択信号は直接モードのとき0で、ビデオ録画モー
ドのときlである。アンドゲートA6はインバータ■1
の出力とフリップフロップB1の入力Rの間に設置され
ている。アンドゲートA6の第2入力には反転したモー
ド選択信号が入力される。第9図に示した実施例におい
てはアンドゲートA2は2入力アンドゲートで、窓信号
FとフリップフロップB1の出力信号STNが入力され
ていた。さらに、第11図に示した実施例でもアンドゲ
ートA2は2入力アンドゲートで、窓信号Fと比較器2
3の出力信号STが入力されていた。ところが、第13
図の実施例においてはアンドゲートΔ2は3入力アンド
ゲートで窓信号Fおよび信号STとSTNが入力される
第9図の実施例ではフリップフロップB3の入力Rに入
力される信号はアンドゲートA3に入力される信号の組
合せにより決まった。このアンドゲートA3はここでは
直列に接続された2つのアンドゲートA7とA8で置換
されている。アンドゲートA7の出力は、オアゲート0
3を介してアンドゲートA8に入力される。従って、フ
リップフロップB3の入力Rは、第9図に示した信号の
他にモード選択信号を反転した信号により制御される。
直接モードでは反転モード信号は1となるため、この通
路がオン状態となる。第11図の実施例では、フリップ
フロップB3の入力RにはアンドゲートA4とインバー
タ■3を介して制御信号が入力されていた。第13図の
実施例では、インバータI3はアントゲ−トビ 3で置
換されている。
このアンドゲートI゛ 3の第1入力には信号STを反
転した信号が、他の入力にはモード選択信号が入力され
る。従ってアンドゲートI’3はビデオ録画モードのと
きのみ導通状態になる。次に、オアゲート03を介して
アンドゲートI° 3の出力が入力されるアンドゲート
A8は、第11図のアンドゲートA4と同じ機能をもつ
最後に、第11図の実施例ではフリップフロップB3の
出力はインバータ■2を介してアンドゲートA5に入力
されていたが、ここではフリップフロップB3の出力は
ナントゲートI° 2を介してアンドゲートA5に入力
される。ナントゲートI”2の他方の入力にはモード選
択信号が入力される。
第13図に示した回路の動作は以下の通りである。
直接モードでは、モード選択信号はOである。
従って、フリップフロップB1への入力を考えると、オ
アゲート02がこのフリップフロップの入力Sを動作さ
せるかどうかは第9図の実施例の場合と同様アンドゲー
トΔ1によってのみ決まる。
アンドゲートA2の第3の入力STは信号STNが1の
とき1である。従ってこの入力信号STには特別な論理
動作はない。フリップフロップB3への入力を考えると
、アンドゲート1’3は遮断状態でアンドゲートΔ7は
導通状態である。第9図の論理回路を見ているぶんには
問題がない。しかし、第10A図〜第10に図を考慮す
ると、キャパシタC1の放電(第10b図の波形)に関
して第13図の回路と第9図の回路で直接モードのとき
に動作がわずかに異なることがわかる。実際第13図の
回路では、第9図の回路にはないトランジスタ52が導
通状態になってキャパシタCIは信号RAZが持続して
いる間短絡する。第10a図〜第10に図の波形かられ
かる同期動作を調べることにより、本回路の動作モード
がこのことにより変化しないことがわかる。垂直同期信
号分離回路(20〜23)の入力を考える。ナントゲー
トはアンドゲートと反対の出力をもつゲートである。ナ
ントゲートI゛2は、第2の入力にモード選択信号0が
入力されると直接モードの間は常に1を出力する。アン
ドゲートA5は従ってこの直接モードで動作している間
は導通状態である。
ビデオ録画モードでは、アンドゲートA6とA7は遮断
され、オアゲート02は導通ずる。従ってフリップ70
ツブB1の入力Sには常に信号1が入力される。信号S
TNを出力するこのフリップ70ツブの出力Qは従って
常に1であるため、アンドゲートA2がオンとなる。従
って、第13図の回路の動作は、第11図を参照して説
明した回路の動作とまったく同じである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は偶数フィールドの垂直同期信号の図であり、 第1B図は奇数フィールドの垂直同期信号の図であり、 第1C図は分離した複合同期信号の図であり、第1D図
は第1C図の複合同期信号を積分した信号の図であり、 第1E図は第1D図の信号を整形した信号の図であり、 第2図は垂直同期信号の分離に用いる従来の回路の図で
あり、 第3図は垂直同期信号の分離に用いる集積化可能な回路
の図であり、 第4A図〜第4C図は第3図に示した回路のいろいろな
点における信号波形を示す図であり、第5図は垂直偏向
を制御するための従来の回路の図であり、 第6A図はより小さなスケールで垂直同期信号を示した
図であり、 第6B図は第5図に示したキャパシタ極板間の電圧を表
わす図であり、 第7図はテレビの画面に現われる連続した走査線を表わ
す図であり、 第8図は側波電圧の波形とノイズとの関係を示す図であ
り、 第9図はテレビの信号を直接受信するための本発明によ
る回路の実施例の概略図であり、第10A図〜第10に
図は第9図に示した回路のいろいろな点での信号の波形
を表わす図であり、第11図は、ビデオ録画モードのた
めの本発明による回路の実施例の概略図であり、 第12図は、第11図に示した回路のいろいろな点にお
ける信号波形を示す図であり、 第13図は、第9図の回路と第11図の回路を統合した
本発明による回路の図である。 (主な参照番号) ■・・複合ビデオ信号、 2・・水平同期信号、 3・・垂直同期信号前段信号、 4・・垂直同期信号、 5・・垂直同期信号後段信号、 13、23.33・・比較器、 21、、22.31・・電流源、 30・・トランジス
タ、32・・エミッタフォロワー接続のトランジスタ、
34・・垂直偏向コイノベ 35・・電流測定用抵抗、 51・・複合同期信号分離器、

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)積分回路(21〜23、C1)から出力される垂
    直同期信号をもとにしてビデオ録画装置が接続されたテ
    レビ受像機の垂直走査用鋸波信号を出力する方法であっ
    て、 −垂直同期信号(ST)の出現時刻以後は垂直走査用鋸
    波信号発生器の動作を中断させ、 −上記中断の時刻以後あるいは該時刻から所定の遅延時
    間を経た時刻以後に、上記積分回路のキャパシタ(C1
    )が所定の電圧値になるまでの充電時間を利用して所定
    の持続時間を測定し、 −上記持続時間の終了時刻以後に上記垂直走査用鋸波電
    圧発生器の動作を再初期化する、 ことを特徴とする方法。
  2. (2)上記中断段階では、上記垂直走査用鋸波信号発生
    器からの信号をロウレベルに低下させ、該信号をロウレ
    ベルに維持することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
  3. (3)直列に接続された2つの電流源(21、22)と
    、一方の極板が該2つの電流源の接続点に接続され、他
    方の極板がグラウンドに接続されたキャパシタ(C1)
    と、該キャパシタの極板間の電圧が第1入力に入力され
    、他方の入力には参照電圧(V_R)が入力され、出力
    からは垂直同期信号(ST)を出力する比較器(23)
    とからなる複合同期信号積分回路(21〜23、C1)
    を備える、ビデオ録画装置に接続されたテレビ受像機の
    垂直走査用鋸波信号を出力する回路であって、該回路は
    さらに上記キャパシタの両極板に接続された制御スイッ
    チ(52)を備え、該制御スイッチは、上記比較器(2
    3)が上記垂直同期信号を出力し始める時刻の後の所定
    の期間短絡させることを特徴とする回路。
  4. (4)上記垂直同期信号(ST)を第2のフリップフロ
    ップ(B2)に入力して短い持続時間の信号(RAZ)
    を出力させ、該短持続時間の信号を第3のフリップフロ
    ップ(B3)に入力してハイレベルの垂直走査用鋸波電
    圧制御信号を出力させ、第3のフリップフロップ(B3
    )の第2入力には上記垂直同期信号を反転させて入力し
    、該垂直同期信号(ST)がロウレベルに変化したとき
    、すなわち上記キャパシタ(C1)が上記参照電圧(V
    _R)に等しい電圧になるまで再び充電されたときにの
    み上記制御信号をロウレベルにすることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項に記載の回路。
  5. (5)第3のフリップフロップ(B3)の出力信号が入
    力される鋸波信号発生回路は、電流源(31)と直列に
    接続し、短絡用トランジスタ(30)と並列に接続した
    キャパシタ(C)を備え、上記電流源(31)とキャパ
    シタ(C)に共通の接続点はアダプタ回路(32)を介
    して参照電圧(V_S)との比較を行う比較器(35)
    に接続し、第3のフリップフロップ(B3)の出力信号
    は上記電流源(31)と上記比較器(35)に供給して
    該第3のフリップフロップ(B3)の出力信号がハイレ
    ベルのときには上記電流源と上記比較器とをオフにする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の回路。
  6. (6)上記回路はさらに、アンテナからの信号を直接受
    信する場合には上記垂直同期用鋸波信号を制御して、連
    続した水平同期信号の出現に関係し、幅が該水平信号間
    の間隔に等しい制御信号を出力させることができ、直接
    モードであるかビデオ録画モードであるかに応じて1ま
    たは0のモード選択信号を出力する手段を備える混成回
    路を備え、該混成回路は、3台のフリップフロップを備
    え、第1のフリップフロップ(B1)は水平同期信号の
    2倍の周波数をもつ同期信号(H/2)が最初に出現し
    た後上記垂直同期信号(ST)が存在している間に信号
    を出力し、該第1のフリップフロップ(B1)はビデオ
    録画モードでは遮断され、その場合には上記垂直同期信
    号は論理スイッチにより第2のフリップフロップ(B2
    )に接続された接続回路(A2)の入力に入力されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3〜5項のいずれか1
    項に記載の回路。
  7. (7)第1のフリップフロップ(B1)の出力信号(S
    TN)は、窓信号(F)も入力されるアンドゲート(A
    2)を介して第2のフリップフロップ(B2)の入力に
    供給して、垂直同期信号(ST)が普通出現可能な期間
    にのみ第1のフリップフロップ(B1)の出力信号(S
    TN)を第2フリップフロップ(B2)に入力させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の回路。
  8. (8)第1のフリップフロップ(B1)の出力信号(S
    TN)は、上記2倍周波数信号(H/2)を入力された
    テレビ受像機内の論理回路から出力された信号(TL)
    が第2の入力に入力されるオアゲート(O1)を介して
    第2のフリップフロップ(B2)に供給して、上記垂直
    同期信号(ST)が出力されなかったであろう場合には
    該垂直同期信号が出現する可能性の大きい瞬間の直後に
    第2のフリップフロップを動作させることを特徴とする
    特許請求の範囲第6項または第7項に記載の回路。
  9. (9)第2のフリップフロップ(B2)の出力(RAZ
    )を、直列に接続され、それぞれの入力には上記2倍周
    波数信号(H/2)が入力される一連の分割器(D1〜
    D10)のリセット入力に入力して、該分割器からの論
    理信号をいろいろに組合わせることによりテレビ受像機
    内の本回路の様々な同期動作を行わせることのできる論
    理信号列を出力させることを特徴とする特許請求の範囲
    第6〜8項のいずれか1項に記載の回路。
JP61316040A 1985-12-24 1986-12-24 ビデオ録画装置を備えるテレビ受像機の垂直走査信号出力方法およびそのための回路 Expired - Lifetime JP2586022B2 (ja)

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