JP3296637B2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JP3296637B2
JP3296637B2 JP26967293A JP26967293A JP3296637B2 JP 3296637 B2 JP3296637 B2 JP 3296637B2 JP 26967293 A JP26967293 A JP 26967293A JP 26967293 A JP26967293 A JP 26967293A JP 3296637 B2 JP3296637 B2 JP 3296637B2
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英樹 山本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆる電子同調チュ
ーナを備えた映像機器の同期分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種電子同調チューナを備えた
画像表示装置等の映像機器においては、チャンネル番号
選択による通常の選局時及びチャンネルプリセットに基
づくオートスキャン方式の自動選局時、マイクロコンピ
ュータ構成の選局制御部により、同期分離回路の同期信
号の有無に基づいて放送の有,無(同調の有,無)等を
識別する。
【0003】そして、従来の同期分離回路は、トランジ
スタのスイッチングを利用する場合、図3に示すように
構成され、前段回路から入力端子1に供給された受信映
像信号Siは入力抵抗R1,デカップリングコンデンサ
C1を介してベース接地のNPN型のトランジスタQ1
のエミッタに与えられる。
【0004】このトランジスタQ1はエミッタがエミッ
タ抵抗R2と高周波ノイズ除去用のフィルタコンデンサ
C2との並列回路を介してアースされるとともにコレク
タがコレクタ抵抗R3を介して電源端子2に接続され、
ベースバイアス抵抗R4,R5により電源電圧を分圧し
て形成された固定のバイアス電圧がベースに印加され
る。
【0005】そして、ベースバイアス電圧等の回路定数
に基づき、受信映像信号SiによってトランジスタQ1
がスイッチングする際のしきい値レベル,すなわち同期
検出レベルが決まり、このレベルは本願発明の1実施例
の動作説明用波形図である図2の実線アに示すように、
標準の映像信号のシンクチップレベル(同期信号先端レ
ベル),すなわち規定のシンクチップレベルより若干高
いシンクチップレベル近傍の所定レベルVaに設定され
る。
【0006】これは、標準の映像信号である受信映像信
号Siは、映像成分βが正極性でその同期成分αが負極
性であり、この同期成分αが小さくなってシンクチップ
レベルが上昇しても確実に同期分離が行えるようにし、
また、ゴースト等で受信映像信号Siの映像成分βが同
期成分αの領域に侵入するときのビデオ・イン・シンク
の問題を避けるためである。
【0007】そして、受信映像信号Siの同期成分α
なると、映像信号Siが同期検出レベルVa以下になっ
てトランジスタQ1がオンし、いわゆる同期検出が行わ
れてトランジスタQ1のコレクタに接続された出力端子
4がハイレベルからローレベルに反転する。この結果、
出力端子4に図2に示すような同期信号Soが得られ、
受信映像信号Siから同期信号が分離抽出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記図3の従来の同期
分離回路の場合、同期検出レベルが規定のシンクチップ
レベル近傍の所定レベルVaに固定されるため、チャン
ネル番号選択に基づく通常の選局時及びチャンネルプリ
セットに基づくオートスキャン方式の自動選局時に
ぎに説明する問題点がある。すなわち、チャンネル番号
選択に基づく通常の選局時、受信チャンネルが切換わっ
て受信映像信号Siの直流レベルが変動すると、この変
動によって同期検出が遅れ、迅速な選局が行えない事態
が生じる問題点がある。
【0009】また、チャンネルプリセットに基づくオー
トスキャン方式の自動選局によりチューナの局部発振周
波数を下から上又はその逆に変化させて受信可能な放送
を探すときに、放送の有,無により前記の通常の選局時
と同様の直流レベルの変動が生じ、有放送周波数の検出
不能,誤検出或いは検出ずれが生じる問題点がある。
【0010】なお、このような不都合を解消するため、
同期検出レベルを図2の破線イに示すように、同期検出
レベルを、ほぼペデスタルレベルの所定レベルVbに固
して同期分離感度を常時高くすることが考えられる
が、この場合、前述のビデオ・イン・シンクによる像歪
み等を防止できなくなる。本発明は、同期信号が小さい
ときの検出ミスビデオ・イン・シンクによる像歪み等
なく、選局時の同期検出の遅れを防止することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の同期分離回路においては、通常の選局時
又はチャンネルプリセットの自動選局による選局時にの
み、同期検出レベルをシンクチップレベル近傍の所定レ
ベルからペデスタルレベルの方向に上昇可変する検出レ
ベル制御手段を備える。
【0012】
【作用】前記のように構成された本発明の同期分離回路
の場合、常時は同期検出レベルがシンクチップレベル近
傍の所定レベルに設定され、選局時のみ、検出レベル
制御手段により同期検出レベルが前記の所定レベルから
ペデスタルレベルの方向に上昇変化して同期分離感度が
高くなる。
【0013】そのため、常時は、同期信号が小さいとき
の検出ミス及びビデオ・イン・シンクによる像歪み等を
防止するとともに、選局時には、受信映像信号の直流レ
ベルが変動しても迅速に同期検出して同期検出の遅れ等
が防止される。
【0014】
【実施例】1実施例について、図1及び図2を参照して
説明する。図1において、図3と同一符号は同一もしく
は相当するものを示し、図3と異なる点は、レベル制御
手段4を形成するNPN型のスイッチングトランジスタ
Q2を備えた点である。
【0015】このトランジスタQ2はエミッタがアース
されるとともにコレクタがコレクタ抵抗R6を介してト
ランジスタQ3のエミッタに接続され、ベースが制御端
子5に接続されている。そして、制御端子5は選局制御
部(図示せず)に接続され、チャンネル番号選択の通常
選局時又はチャンネルプリセットの自動選局時のみ、
選局制御部から制御端子5に供給されるスイッチング制
御信号がオン指令のハイレベルになる。
【0016】したがって、通常はトランジスタQ2がオ
フして検出レベル制御手段4が切離された状態になり、
このとき、図3の従来回路と同等の構成になり、同期検
出レベルが図2の実線アの規定のシンクチップレベル近
傍の所定レベルVaになるため、受信映像信号Siの同
期成分αが小さいときにも確実に同期検出が行え、ま
た、ゴースト等で受信映像信号Siの映像成分βが同期
成分αの領域に侵入するときのビデオ・イン・シンクが
防止されて像歪みが生じることもない。
【0017】つぎに、前記の通常の選局時又はチャンネ
ルプリセットの自動選局時は、トランジスタQ2がオン
し、このとき、エミッタ抵抗R2に抵抗R6が並列接続
されてトランジスタQ1のエミッタ電位が低下し、同期
検出レベルが図2の破線イのペデスタルレベルに近い補
正レベルVbに上昇可変されて同期分離感度が高くな
る。
【0018】したがって、選局時に受信映像信号Siの
直流レベルの変動等が生じてもその同期成分αを迅速,
確実に検出することができ、同期検出の遅れが防止さ
れ、選局の迅速化及び有放送の検出不能,誤検出或いは
検出ずれの防止が図られる。
【0019】そして、前記実施例ではスイッチングトラ
ンジスタ構成のアナログの同期分離回路に適用し、検出
レベル制御手段4もトランジスタQ2により形成した
が、ゲート回路等により構成されたデジタルの同期分離
回路等の種々の同期分離回路に適用できるのは勿論であ
り、この場合、検出レベル制御手段もゲート回路等で形
成することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。通常の選局
又はチャンネルプリセットの自動選局による選局時にの
み、同期検出レベルをシンクチップレベル近傍の所定レ
ベルからペデスタルレベルの方向に上昇可変する検出レ
ベル制御手段4を備えたため、同期検出レベルは、常時
は同期検出が確実に行えるシンクチップレベル近傍の所
定レベルに設定され、選局時のみ、検出レベル制御手
段4により前記の所定レベルから同期検出が迅速に行え
るペデスタルレベルの方向に上昇変化する。
【0021】したがって、常時は、同期信号が小さいと
きの検出ミス及びビデオ・イン・シンクによる像歪み等
なく、確実に同期検出することができ、選局時には、
期分離感度を高くし、受信映像信号の直流レベルが変動
しても迅速に同期検出して同期検出の遅れ等を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期分離回路の1実施例の結線図であ
る。
【図2】図1の動作説明用の波形図である。
【図3】従来例の結線図である。
【符号の説明】
4 検出レベル制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 5/04 - 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクチップレベルがペデスタルレベル
    より低い受信映像信号につき、 同期検出レベルを前記シンクチップレベル近傍の所定レ
    ベルに設定し、 前記 同期検出レベル以下の部分を同期信号として検出す
    る同期分離回路において、通常の 選局又はチャンネルプリセットの自動選局による
    選局時にのみ、前記同期検出レベルを前記所定レベルか
    前記ペデスタルレベルの方向に上昇可変する検出レベ
    ル制御手段を備えたことを特徴とする同期分離回路。
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