JPH06245100A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH06245100A
JPH06245100A JP2900093A JP2900093A JPH06245100A JP H06245100 A JPH06245100 A JP H06245100A JP 2900093 A JP2900093 A JP 2900093A JP 2900093 A JP2900093 A JP 2900093A JP H06245100 A JPH06245100 A JP H06245100A
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JP
Japan
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level
signal
input
brightness
correction
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JP2900093A
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English (en)
Inventor
Takashi Hata
隆司 畑
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画像の階調度を調整して、画像の
つぶれを防止することを目的とする。 【構成】 本発明は、基準信号調整手段2により閾値以
上の輝度レベルに応じて変動する基準信号を比較手段3
に入力して、入力信号がそれを越えたときに輝度信号を
増幅する映像補正手段4の増幅率を変化させる。それに
より、輝度信号に伴って、映像補正手段4の増幅度が変
化して適度な階調度補正が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
ビデオテープレコーダ等の映像信号の階調を補正すると
きに用いる階調補正回路を備える映像信号処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像をより鮮明に見せるために映像信号
をガンマ補正等の非形線形増幅器を用いて、輝度信号の
ダイナミックレンジを拡大しようとする手段は、特開平
4−37263号公報等により周知の技術である。
【0003】この非線形特性の一例として、入力された
輝度信号が低いレベル(最も高いのが白レベル、低いの
が黒レベルである)の階調を伸長増幅し、高いレベルの
階調を圧縮することも上記公報に示されている。
【0004】図9は従来例のガンマ補正を示す特性図で
ある。Aは非線形増幅を行った特性曲線、Bは線形特性
曲線を表している。横軸は入力レベル、縦軸は出力レベ
ルを示す。
【0005】非線形増幅の特性を図を用いて説明する。
同図の入力レベルPは非線形増幅され、出力レベルP’
となる。ここで、P<P’となっている。つまり、入力
信号が増幅されて出力されることがわかる。
【0006】また、入力100%のときは出力100%
となり、入力と出力は同一レベルとなる。
【0007】入力輝度信号は一定であることはまれであ
り、例えば、平均輝度レベルがレベルPであっても、実
際の輝度レベルは0から100%の範囲で変わることも
ありうる。
【0008】例えば、平均輝度レベルPで、輝度レベル
の変化をレベルaからレベルbまでとすると、出力輝度
レベルではレベルa’からレベルb’まで変化する。こ
のとき、a〜bとa’〜b’を比較すると、明らかに
a’〜b’の方が大きくなっていることがわかり、ダイ
ナミックレンジが拡大していると言える。
【0009】また、非線形特性の他の例として、図10
に示すような黒レベル補正特性曲線がある。この図にお
いて、Cは本黒レベル補正曲線を示している。つまり、
50%以下の入力レベルを非線形増幅して、黒浮き等の
不都合を解決している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では映像のダイナミックレンジが拡大する反面に、レベ
ルaがレベルa’まで増幅されるので、本来の輝度レベ
ルを失ってしまい、映像信号の黒レベル側の再現性が失
われることになる。
【0011】つまり、画像全体のダイナミックレンジは
拡大するものの、平均輝度が上がってしまい、画面が明
るく感じられ、しかも、コントラスト感が失われる。
【0012】また、他の従来例では黒レベルに補正を行
うために、黒レベルが目立たなくなってしまうことがあ
る。
【0013】しかも、従来例を夫々組み合わせて使用す
ることも考えられるが、夫々の特性が合い反する特性で
あるために、結果的に夫々の効果が減少してしまう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号源か
ら入力される輝度信号と、入力輝度信号に対して基準レ
ベルを境に前記輝度信号の階調を補正し、非線形特性の
出力を持つ映像補正手段と、前記輝度信号に応じて、前
記基準レベルを変化させる基準レベル調整手段と、から
なる映像信号処理装置を提供するものである。
【0015】また、本発明は映像信号源から入力される
輝度信号と、該輝度信号に対して基準レベルを境に前記
輝度信号の階調を補正する非線形特性の出力を持つ映像
補正手段と、前記輝度信号の平均する平均手段、又は前
記輝度信号の最も黒レベル或るいは最も白レベルに検出
する輝度レベル検出手段を備え、前記平均手段又は前記
輝度レベル検出手段の出力に応じて、前記基準レベルを
変化させる基準レベル調整手段と、からなる映像信号処
理装置を提供するものである。
【0016】
【作用】本発明は、入力映像信号の平均レベルが所定値
を越えたときの越えた電圧によって、非線形曲線特性の
基準電圧を変化させるものである。
【0017】
【実施例】図1は本発明の実施例のブロック図を示すも
のである。
【0018】1は予め設定した閾値レベルを発生する閾
値レベル生成手段、2は入力された輝度信号、または映
像信号の振幅を示す信号が入力され、その信号が前記閾
値レベルを越えた電圧について平滑あるいは平均し、そ
の平均信号に関連した電圧を基準信号として出力し、入
力信号が前記閾値を越えないときは一定レベルを出力す
る基準信号調整手段である。
【0019】また、3は基準信号調整手段2からの基準
信号と入力信号を比較して基準信号を越えた入力信号に
応じて補正信号を生成する比較手段、4は補正信号に応
じて入力信号を増幅する増幅率を変化させ、入力信号に
対して非線形曲線特性の出力信号を得る映像補正手段で
ある。
【0020】図2は図1の回路において基準電圧をある
一定の値にしたものの特性曲線である。この曲線は非線
形に階調を変化させる輝度レベルの変化点X1、X2を
設けたものである。
【0021】変化点が同図aのように低い場合、低輝度
レベルの階調の伸長が行われ、ダイナミックレンジを拡
大することができるが、黒付近の再現性が劣化するため
に、全体的に明るい画像となり、コントラスト感が損な
われることになる。
【0022】変化点が同図bのように高い場合、補正量
が少ないために黒レベル側の再現性を劣化させることな
く、コントラスト感のある画像が得られるが、低輝度レ
ベルの階調の伸長がなく、輝度信号の低輝度レベルのダ
イナミックレンジを拡大することはできない。
【0023】つまり、基準電圧を一定にした場合、その
レベルに応じて上記のいずれかの欠点を生じてしまうこ
とがわかる。そのために、本発明は入力された輝度レベ
ルに応じて基準信号を変化させて、非線形曲線を替える
ようにする。
【0024】図1を用いて本発明を具体的に説明する。
【0025】基準信号調整手段2は入力信号が閾値レベ
ルより小さいレベルであるとき、一定の基準電圧を、大
きいレベルであるとき、閾値レベルを越えた信号を平滑
化あるいは平均化した信号にしたがって可変する基準電
圧を出力する。
【0026】つまり、図3に示す入出力特性を描く。横
軸は入力レベル、縦軸は基準信号である。ここで、閾値
レベルは例えば入力信号レベルの10%程度に設定して
あるものとする。同図において、Xs点は閾値レベル以
下の出力、Xe点は最大レベルの出力を示す。
【0027】図3に示すように入力信号に対して基準電
圧は10%までは一定のレベルであり、それ以上になる
と入力信号の増加に伴って比例的に増加する。
【0028】この基準電圧は比較手段3で入力された輝
度信号と比較される。ここで、輝度信号は逐次変動して
いるが、基準電圧は平均値等を利用しているのであまり
変動がないものである。そして、比較手段3は輝度信号
が基準信号を越えた場合、後段の映像補正手段4の増幅
率を変化させるように補正信号を出力し、越えなかった
場合、その増幅率は一定に保つように補正信号を出力す
る。
【0029】それによって得られる出力信号は図2のよ
うになる。先ほども述べたように同図aは基準電圧が低
い場合であり、増幅率の変化が入力のレベルの低い位置
から始まっている。また、同図bは基準電圧が高い場合
であり、増幅率の変化が入力のレベルの高い位置から始
まっている。
【0030】それによって、入力信号のレベルに応じて
適当な増幅が可能となる。
【0031】図4は本発明の第1の具体的実施例であ
る。
【0032】5は比較手段3と映像補正手段4等を含む
IC(例えば三洋電機製:LA7668)等でなる信号
処理手段である。輝度信号は3ピンを介して、6dBの
増幅回路5cを通って比較手段3に入力される。また、
5ピンに入力された輝度信号は同期分離回路5aで同期
分離され、クランプ回路5bでクランプレベルが設定さ
れて、増幅回路5cの入力レベルのペデスタルレベルを
前記クランプレベル(ここでは2.8V)にクランプす
る。
【0033】また、比較手段3にはバイアスによって、
23ピンから非直線増幅の開始レベルを示す信号を、2
1ピンから非直線増幅を抑え始めるレベルを示す信号を
設定している。それにより、入力された信号が開始レベ
ルを越えたときに、非直線増幅するように映像補正手段
4に信号を出力し、入力された信号が補正された後、1
2dBの増幅回路5dを介して、22ピンから出力され
る。また、1ピン及び24ピンに図示していないが低周
波通過フィルタ(以下LPFという)が接続されてい
る。6ピンはこのICを駆動する電源電圧端子、19ピ
ンはアース端子である。
【0034】基準信号調整手段2は入力抵抗R2と、入
力抵抗R2にベースが接続されたトランジスタQ1と、
トランジスタQ1のコレクタに接続されたコンデンサC
3とそれと並列な抵抗R3とからなる平滑回路と、トラ
ンジスタQ1のコレクタにベースが接続され、ベースに
抵抗R6、エミッタに抵抗R7、コレクタに抵抗R8が
接続されたトランジスタQ2とで構成される。また、抵
抗R5と抵抗R4とで電源電圧V1を所定電圧に設定し
て閾値レベルとし、トランジスタQ1のエミッタに閾値
レベルがかかっている。所定電圧は平滑回路、抵抗R
3、R5、R7に印加されている。
【0035】入力された輝度信号はコンデンサC1を介
して基準信号調整手段2の入力抵抗R2と、信号処理手
段5のICの3ピンに入力されるとともに、抵抗R1と
コンデンサC2の直列回路を通過して5ピンに入力され
る。また、基準信号調整手段2はトランジスタQ2のコ
レクタに接続された抵抗R8との接続点から基準電圧を
発生し、23ピンに基準電圧を入力する。
【0036】次に、本発明をこの図4を用いて説明す
る。まず、基準信号調整手段2を考えない場合、つまり
23ピンがオープンの場合を考える。入力された輝度信
号は直流分がカットされ、3ピン及び5ピンに入力す
る。5ピンに入力された信号は同期分離回路5aによっ
て同期分離され、そして輝度レベルをクランプするクラ
ンプパルスを生成し、3ピンに入力された輝度信号をこ
のクランプレベルでクランプする。
【0037】そのクランプされた輝度信号は6dBの増
幅回路5cを介して、図5に示す線形特性となる。
【0038】その信号は比較手段3で基準信号と比較さ
れる。この基準信号は23ピン、21ピン、2ピン、4
ピンに現れる電圧であり、23ピンはオープンしている
とき、2.3Vにバイアスされている。この比較手段3
に入力される輝度信号が23ピンの電圧を越えたとき、
比較手段3より映像補正手段4を通過する輝度信号の増
幅度を増加するような信号が出力される。23ピンの電
圧は同図の変化点Xで示したレベルに該当する。そし
て、21ピンの電圧(ここでは2.9V)で輝度信号の
増幅が抑えられ始める。
【0039】つまり、同図のY3レベルから非直線増幅
が開始され、Y2レベルで非直線増幅が抑えられ、輝度
信号レベルの最大レベルY1で非直線増幅が終了する。
【0040】それによって、映像補正手段4からの出力
は同図の実線で示した非直線補正特性を描く。そして、
12dBの増幅回路5dにより22ピンに最大2Vp−
pの輝度信号を出力し、後段の信号処理回路(図示しな
い)に伝送される。
【0041】次に、本発明の特徴である基準信号調整手
段2を接続した場合を考える。
【0042】直流分を除去された輝度信号は抵抗R2を
介してトランジスタQ1に入力される。しかしながら、
トランジスタQ1のエミッタには抵抗R4、R5による
閾値レベルが印加されているために、閾値電圧VS=V
1×R4/(R4+R5)にトランジスタQ1のベース
−エミッタ電圧VBE1を加えた電圧(VS+VBE1)を
越えないとトランジスタQ1は導通しない。
【0043】このトランジスタQ1が導通しないと、ト
ランジスタQ2も導通せず、この基準信号調整手段2の
出力はオープンの状態と同じ状態になり、23ピンの電
圧はICの内部電圧で決められた一定の電圧になる。
【0044】そして、前記トランジスタQ1が導通する
電圧を輝度信号が越えた場合、トランジスタQ1にコレ
クタ電流i1が流れる。この電流は入力輝度信号のレベ
ルに略比例する。この電流i1はコンデンサC2と抵抗
R3の平滑回路で平滑化される。また、電流i1が増加
するとトランジスタQ2の導通量が増加し、それに伴っ
て、トランジスタQ2のコレクタに接続された抵抗R8
の電圧降下が増加して、基準信号を増加させる。
【0045】つまり、図3に示すように輝度信号に伴っ
て基準信号(変化点Xを決める電圧)は変化する。それ
により、入力信号の閾値レベル以上の信号の平均レベル
に応じて基準信号が変化し、非線形補正特性の開始点が
変化する。
【0046】したがって、前述したように変化点が図2
aのように低い場合、黒付近の再現性が劣化するため
に、全体的に明るい画像となり、コントラスト感が損な
われることになるが、全体的に輝度が抑えられた基準レ
ベルであるので問題なく、低輝度レベルの階調の伸長が
行われ、ダイナミックレンジを拡大することができる。
【0047】また、変化点が図2bのように高い場合、
低輝度レベルの階調の伸長がなく、輝度信号の低輝度レ
ベルのダイナミックレンジを拡大することはできない
が、全体的に高い輝度の基準レベルであるので低輝度レ
ベルの階調伸長の問題なく、補正量が少ないために黒レ
ベル側の再現性を劣化させることなく、コントラスト感
のある画像が得られる。
【0048】また、基準信号調整手段は、入力輝度信号
の閾値より低い部分を検出し、それによって、非直線特
性の開始点(変化点)Xを低くするように操作しても、
全く同様の作用を得ることができる。
【0049】さらに、図4において21ピンの電圧を入
力輝度信号に応じて変化させ、非線形特性を抑圧する点
を入力輝度信号に応じて変動させることにより、階調の
補正を輝度信号に合わせて行え、映像信号に適応した階
調補正も行える。
【0050】図6は本発明の第2実施例を示す回路図で
ある。既に説明した部分と同一部分には同一符号を付け
説明は省略する。
【0051】この実施例は入力輝度信号に使われる信号
に、黒レベル補正回路6による黒伸長を施した信号を用
いている。つまり、入力された輝度信号は抵抗R1とコ
ンデンサC2を介して信号処理手段5の5ピンに入力さ
れるとともにコンデンサを介して黒レベル補正回路6の
7ピンに入力される。そして、黒伸長が行われた輝度信
号はコンデンサC1を介して、信号処理手段5の3ピン
に入力されるとともに基準信号調整手段に入力される。
【0052】ここで、黒レベル補正回路6は例えばソニ
ー製IC:CX20125を使用できる。このICは図
7に示す回路ブロック図で示される。本発明のポイント
でないので簡単に説明する。尚、図7aは全体の回路構
成、図7bはIC内部の回路構成である。
【0053】同図a及びbを用いて説明する。入力輝度
信号は、外付けのペデスタルクランプ用のコンデンサに
より直流分がカットされて、7ピンに入力される。クラ
ンプされた輝度信号は、輝度レベル50%以下でスライ
スされる信号(ここでは黒信号という)を得る(黒検出
の出力)。
【0054】この黒信号はゲインコントロールされて、
元の信号に加えられる。そして、得た信号はブランキン
グ領域が除去されて、最黒レベルを黒ピークホールド部
で得る。この最黒レベルとペデスタルレベルと比較して
得た誤差信号をゲインコントロールの制御信号として制
御する。それによって、黒信号の補正が行われる。そし
て、直流伝送率補正回路を介して5ピンより黒伸長した
信号を得る。
【0055】したがって、この実施例において、黒伸長
した輝度信号においても映像補正が行えることがわか
る。すなわち、輝度信号の最低輝度レベルが高い場合
(比較的黒側の信号が少ない場合)、黒レベルの補正
(伸長)動作を行い、そのとき平均輝度レベルが高い場
合は、非線形補正は図2bの如く低輝度部分への影響が
少なくなるので、黒レベルの補正(伸長)動作に影響を
与えにくくなり、夫々の回路特性を相殺し合うことはな
い。また、輝度信号の平均輝度が低い場合はこの逆とな
る。
【0056】第8図に第3実施例の回路図を示す。これ
は、第2実施例で用いた黒レベル補正回路6にある最黒
レベル部分より得られる黒ピークホールドレベルを利用
して補正を行うものである。
【0057】2’は、第1実施例等の基準信号調整手段
2に該当する基準信号調整回路である。この基準信号調
整回路は入力信号が入力されるプラス端子と、電源電圧
V10が抵抗R10を介して入力されるマイナス端子と
からなるオペアンプA1と、このオペアンプA1の出力
を抵抗R11を介してマイナス端子にフィードバックす
る手段と、抵抗R12、R13によって分圧して出力電
圧を得る手段とからなる。ここで、電源電圧V10と抵
抗R10、R11等でマイナス端子に印加するレベルを
前記閾値レベルとしている。また、入力は黒レベル補正
回路6の1ピンに生じる最黒レベルをコンデンサCと抵
抗Rにより平滑化して使用している。
【0058】つまり、最黒レベルが閾値レベル以下であ
る場合、オペアンプA1の出力は一定となり、所定レベ
ルが信号処理手段5の23ピンにかかり、最黒レベルが
閾値レベル以上である場合、オペアンプA1の出力は最
黒レベルに応じて変化し、それに伴って信号処理手段2
3ピンの電圧も変化するので、図3に示すように基準信
号は変化して、第1実施例と略同等な効果を得る。
【0059】また、上記のように最黒レベルを検出でき
るものであればどのような回路も使用してもかまわな
い。
【0060】
【発明の効果】本発明は、輝度信号のレベルに応じて映
像を補正する曲線の開始点を変化させることにより、画
像に最適な映像補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のブロック図ある。
【図2】非線形特性を示す図である。
【図3】本発明の映像補正手段の入出力特性図である。
【図4】本発明の第1実施例の具体的回路図である。
【図5】本発明の映像補正手段の補正特性を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例の具体的回路図である。
【図7】黒レベル補正回路の説明図である。
【図8】本発明の第3実施例の具体的回路図である。
【図9】ガンマ特性を示す図である。
【図10】黒レベル補正特性を示す図である。
【符号の説明】
1 閾値レベル生成手段 2 基準信号調整手段 2’ 基準信号調整手段 3 比較手段 4 映像補正手段 5 信号処理手段 6 黒レベル補正回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号源から入力される輝度信号と、 入力輝度信号に対して基準レベルを境に前記輝度信号の
    階調を補正し、非線形特性の出力を持つ映像補正手段
    と、 前記輝度信号に応じて、前記基準レベルを変化させる基
    準レベル調整手段と、 からなる映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像信号源から入力される輝度信号と、 該輝度信号に対して基準レベルを境に前記輝度信号の階
    調を補正する非線形特性の出力を持つ映像補正手段と、 前記輝度信号の平均する平均手段、又は前記輝度信号の
    最も黒レベル或るいは最も白レベルに検出する輝度レベ
    ル検出手段を備え、前記平均手段又は前記輝度レベル検
    出手段の出力に応じて、前記基準レベルを変化させる基
    準レベル調整手段と、 からなる映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記平均手段は前記輝度信号と所定閾値
    レベルとを比較する比較手段と、該比較手段より得られ
    た信号を平滑する平滑化手段と、からなることを特徴と
    する請求項2記載の映像信号処理装置。
JP2900093A 1993-02-18 1993-02-18 映像信号処理装置 Pending JPH06245100A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100365946B1 (ko) * 2000-12-22 2002-12-27 삼성전자 주식회사 디스플레이 장치 및 그 영상신호 처리방법
KR100415879B1 (ko) * 2000-03-14 2004-01-24 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 극성 반전 회로 앞에 클립 회로를 구비한 액정 표시 장치구동 회로
US7956923B2 (en) 2005-04-29 2011-06-07 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Mobile terminal having image corrector

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