JPH04250778A - 垂直輪郭補正回路 - Google Patents

垂直輪郭補正回路

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JPH04250778A
JPH04250778A JP3025443A JP2544391A JPH04250778A JP H04250778 A JPH04250778 A JP H04250778A JP 3025443 A JP3025443 A JP 3025443A JP 2544391 A JP2544391 A JP 2544391A JP H04250778 A JPH04250778 A JP H04250778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
correction
gain
white
adder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3025443A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishiyama
寛 西山
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
における輪郭補正回路に係り、特に垂直方向の輪郭部を
補正する垂直輪郭補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からテレビジョン受像機等において
は、映像信号の輪郭部にプリシュート及びオーバーシュ
ートを施して、映出される画像の鮮鋭度を改善する垂直
輪郭補正回路が用いられている。この従来の垂直輪郭補
正回路を図4に示す。図4の垂直輪郭補正回路について
図5の波形図と併せて説明する。図5において、(A)
は画像の垂直方向に数H(Hは水平走査期間)の期間継
続する白信号を示しており、(B)は画像の垂直方向に
1Hの期間だけ存在する白信号を示している。
【0003】まず、映像信号として黒の背景に白のウィ
ンドパターンを考える。図4において、入力端子1より
図5の(A)に示すような入力信号aが入力する。この
入力信号aは画像の垂直方向に数Hの期間継続する白信
号である。入力信号aは1H遅延線2に入力して1H遅
延され、反転増幅器3において2倍のゲインで反転され
て(A)に示す信号bを得ると同時に、1H遅延線4に
入力し、さらに1H遅延されて合わせて2H遅延された
(A)に示す信号cを得る。これらの信号a,b,cは
加算器5により加算され、(A)に示す補正信号dが得
られる。この補正信号dの白側補正信号及び黒側補正信
号の振幅はそれぞれLとなる。
【0004】そして、この補正信号dはゲイン調整器6
に入力される。ここで、図中、R1,R2は抵抗であり
、抵抗R2は基準電圧Vrに接続されており、これらに
よりゲイン調整器6は所定のゲインに設定されている。 補正信号dはこのゲイン調整器6により所要のゲインに
調整され、反転器7により反転されて(A)に示す補正
信号hを得る。この補正信号hの白側補正信号及び黒側
補正信号の振幅はそれぞれMとなる。さらに、この補正
信号hと1H遅延線2により入力信号aに対し1H遅延
された信号iとが加算器8により加算され、(A)に示
す信号jを得、出力端子9より出力される。この信号j
は図示のように白側に対する補正量と黒側に対する補正
量はそれぞれMであり、垂直方向の輪郭部が白側及び黒
側で同一量補正された信号となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の垂直輪郭補正回路においては、入力信号aが図5(
A)に示すような画像の垂直方向に数Hの期間継続する
白信号(あるいは輝度の高い色信号)であれば問題はな
い。しかしながら、入力信号aの状態によっては以下に
詳述する問題点を有している。即ち、入力信号aが図5
(B)に示すような画像の垂直方向に1Hの期間だけ存
在する白信号の場合、つまり1Hの期間だけ白部分のあ
る画像を考える。これは、前述のウィンドパターンの1
つと考えることができ、画面上では白点や水平方向の白
線等に相当する。
【0006】図4において、入力端子1より図5の(B
)に示すような入力信号aが入力する。この入力信号a
は上述の如く画像の垂直方向に1Hの期間だけ存在する
白信号である。入力信号aは1H遅延線2に入力して1
H遅延され、反転増幅器3において2倍のゲインで反転
されて(B)に示す信号bを得ると同時に、1H遅延線
4に入力し、さらに1H遅延されて合わせて2H遅延さ
れた(B)に示す信号cを得る。これらの信号a,b,
cは加算器5により加算され、(B)に示す補正信号d
が得られる。ここで、補正信号dは通常のウィンドパタ
ーンにおいては(A)に示すように、白側補正信号及び
黒側補正信号の振幅はそれぞれLとなるのに対し、(B
)の場合のように1Hの期間だけ白部分のある信号では
、図示のように、黒側補正信号の振幅Lに対して白側補
正信号の振幅は2Lとなり、2倍の大きさの振幅となる
【0007】従って、補正信号hの白側補正信号の振幅
は2M、黒側補正信号の振幅はMとなるので、出力端子
9より出力される信号jは、白側に対する補正量は2M
、黒側に対する補正量はMとなり、白側に対する補正は
黒側に対して2倍の大きさでかかることになり、補正過
大となってしまう。例えば、通常の映像では、白文字等
が不自然に強調されて見えることになる。また、後段に
接続される回路のダイナミックレンジが十分に広くない
場合には、図5(A)の場合のような通常の映像ではそ
のダイナミックレンジを越えることがなくても、(B)
の場合のように2倍の補正がかかることにより、そのダ
イナミックレンジを越えてしまうという虞も生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、入力する映像信号を1水
平走査期間遅延して出力する第1の遅延素子と、前記第
1の遅延素子の出力を1水平走査期間遅延して出力する
第2の遅延素子と、前記映像信号と、前記第1の遅延素
子により遅延された信号と、前記第2の遅延素子により
遅延された信号とを所要の極性で加算する第1の加算器
と、前記第1の加算器の出力信号のゲインを調整するゲ
イン調整器と、前記ゲイン調整器によりゲイン調整され
た信号と前記第1の遅延素子により遅延された信号とを
所要の極性で加算する第2の加算器とより構成される垂
直輪郭補正回路において、前記第1の加算器の出力信号
の白側振幅を検出する白側検出器と、前記白側検出器で
検出された振幅に応じて前記ゲイン調整器のゲインを変
更させるゲイン変更手段を有することを特徴とする垂直
輪郭補正回路を提供するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の垂直輪郭補正回路について、
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の垂直輪郭
補正回路の一実施例を示すブロック図、図2はその動作
説明用の波形図、図3は本発明を説明する特性図である
。図2において、(A)は画像の垂直方向に数Hの期間
継続する白信号を示しており、(B)は画像の垂直方向
に1Hの期間だけ存在する白信号を示している。なお、
図1において、図4に示す従来の垂直輪郭補正回路と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 本発明の垂直輪郭補正回路は一点鎖線で記した枠内の回
路を新たに追加することにより構成される。
【0010】まず、図2の(A)に示すような画像の垂
直方向に数Hの期間継続する白信号が入力した場合につ
いて考える。従来の技術で説明した回路動作により各部
の信号波形a〜dは図示の如くになる。ここで、加算器
5の出力である補正信号dはゲイン調整器6に入力する
一方、本発明により新たに設けられた一点鎖線枠内の回
路中のクロマキャリアフィルタ10に入力する。このク
ロマキャリアフィルタ10は補正信号dからクロマ(色
)成分を除去するものであり、ローパスフィルタよりな
る。そして、クロマキャリアフィルタ10によりクロマ
成分が除去された信号は反転増幅器11に入力する。こ
の反転増幅器11のゲインが−Aであるとすると、レン
ジV1である補正信号dのレンジは−AV1に反転増幅
され、(A)に示す補正信号eを得る。
【0011】さらに、補正信号eは白側検出器12に入
力される。この白側検出器12にはある内部基準電圧を
設定してあり、入力する信号の白側のレベルを検出し、
そのスレッショールド(しきい値)と比較するものであ
る。(A)の場合、入力する補正信号eはスレッショー
ルドを越えていないので、白側検出器12の出力信号f
は図示のようにある一定の直流電圧となる。そして、信
号fはゲイン低減信号生成器13に入力されるが、補正
信号eがスレッショールドを越えていないので、ゲイン
低減信号生成器13はゲイン低減信号を生成せず、信号
fをそのまま信号gとして出力する。よって、ゲイン調
整器6のゲインは何ら変化させられることはない。その
後の回路動作は従来の技術で説明した通りであり、補正
信号h〜信号jは図示の如くになる。補正信号hの白側
補正信号及び黒側補正信号の振幅はそれぞれMであるの
で、信号jの白側及び黒側の補正量は従来と同様それぞ
れMである。
【0012】次に、図2の(B)に示すような画像の垂
直方向に1Hの期間だけ存在する白信号が入力した場合
について考える。この場合も、入力端子1から加算器5
までの回路動作は従来と同一であり、各部の信号波形a
〜dも従来と同様である。上記のように、補正信号dは
クロマキャリアフィルタ10に入力し、クロマキャリア
フィルタ10及び反転増幅器11は前述の回路動作を行
う。しかしながら、(B)の場合においては反転増幅器
11の出力である補正信号eは白側検出器12のスレッ
ショールドを越えたものとなり、白側検出器12の出力
信号fは図示の如くになり、ゲイン低減信号生成器13
に入力する。そして、ゲイン低減信号生成器13は図示
のようなゲイン低減信号gを生成し、このゲイン低減信
号gはゲイン調整器6に入力する。
【0013】そして、ゲイン調整器6はゲイン低減信号
gによりそのゲインを低減させられる。ゲイン調整器6
のゲインをどの程度低減させるかは、ゲイン低減信号生
成器13を適宜に変更することにより任意に設定するこ
とができる。ゲイン低減信号gによりゲインを低減させ
られたゲイン調整器6の出力信号は反転器7に入力し、
(B)に示す補正信号hを得る。さらに、この補正信号
hと1H遅延線2により入力信号aに対し1H遅延され
た信号iとが加算器8により加算され、(B)に示す信
号jを得、出力端子9より出力される。補正信号hの白
側補正信号及び黒側補正信号の振幅はそれぞれMである
ので、加算器8より出力される信号jは図示のように白
側に対する補正量と黒側に対する補正量はそれぞれMで
あり、垂直方向の輪郭部が白側及び黒側で同一量補正さ
れた信号となっていることがわかる。
【0014】さらに、本発明の垂直輪郭補正回路の特性
を図3に示している。図3において、横軸には加算器5
の出力である補正信号dのレベル(振幅)を、縦軸には
加算器8の入力である(反転器7の出力)補正信号hの
レベルを記している。従来の回路は破線で示すように、
補正信号dに比例して補正信号hが出力されるが、本発
明においては、補正信号dがある値以上ではレベル(振
幅)制限を受けていることがわかる。勿論、これは本発
明により新たに付加された一点鎖線枠内の回路構成によ
りなされるものであり、従来の垂直輪郭補正回路の問題
点であった過大な補正を防止している。
【0015】このように、本発明の垂直輪郭補正回路は
、反転増幅器11の出力である補正信号eの白側成分の
大きさを白側検出器12の内部基準電圧と比較し、その
スレッショールド以上のときにゲイン低減信号生成器1
3によりゲイン調整信号gを生成する。さらに、このゲ
イン調整信号gにより、ゲイン調整器6のゲインを低減
させて補正信号hの白側補正信号のレベルを下げ、白側
に対する過大な補正を防止するものである。なお、本発
明について好適な実施例を挙げて説明したが、本発明は
この実施例に限定されるものではなく、加算器5と加算
器8との間に、補正信号の大きさを検出し、それに応じ
て補正信号の大きさを変えることのできる機能を有する
回路を付加するものであれば、種々の変更が可能である
ことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の垂
直輪郭補正回路は上述の如く構成されてなるので、画像
の垂直方向に1Hの期間だけ存在する白信号あるいは輝
度の高い色信号に対し、白側の補正が2倍の大きさでか
かってしまい、輪郭部が不自然に強調されるという問題
点を良好に解決し得、よって白文字や白線等に対して自
然に垂直輪郭補正をかけることができるという、極めて
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の垂直輪郭補正回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の垂直輪郭補正回路を説明するための波
形図である。
【図3】本発明の垂直輪郭補正回路を説明するための特
性図である。
【図4】従来の垂直輪郭補正回路を示すブロック図であ
る。
【図5】従来の垂直輪郭補正回路を説明するための波形
図である。
【符号の説明】
1  入力端子 2  1H遅延線(第1の遅延素子) 3,11  反転増幅器 4  1H遅延線(第2の遅延素子) 5  加算器(第1の加算器) 6  ゲイン調整器 7  反転器 8  加算器(第2の加算器) 9  出力端子 10  クロマキャリアフィルタ 12  白側検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力する映像信号を1水平走査期間遅延し
    て出力する第1の遅延素子と、前記第1の遅延素子の出
    力を1水平走査期間遅延して出力する第2の遅延素子と
    、前記映像信号と、前記第1の遅延素子により遅延され
    た信号と、前記第2の遅延素子により遅延された信号と
    を所要の極性で加算する第1の加算器と、前記第1の加
    算器の出力信号のゲインを調整するゲイン調整器と、前
    記ゲイン調整器によりゲイン調整された信号と前記第1
    の遅延素子により遅延された信号とを所要の極性で加算
    する第2の加算器とより構成される垂直輪郭補正回路に
    おいて、前記第1の加算器の出力信号の白側振幅を検出
    する白側検出器と、前記白側検出器で検出された振幅に
    応じて前記ゲイン調整器のゲインを変更させるゲイン変
    更手段を有することを特徴とする垂直輪郭補正回路。
JP3025443A 1991-01-25 1991-01-25 垂直輪郭補正回路 Pending JPH04250778A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171773A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 Nec Corp 輪郭強調回路
JPS61188407A (ja) * 1985-02-15 1986-08-22 Mitsui Toatsu Chem Inc α−ハロゲノイソプロペニルクメン単位含有重合体の製造方法

Patent Citations (2)

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