JP2569190B2 - ガンマ増幅器 - Google Patents

ガンマ増幅器

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JP2569190B2 JP2016627A JP1662790A JP2569190B2 JP 2569190 B2 JP2569190 B2 JP 2569190B2 JP 2016627 A JP2016627 A JP 2016627A JP 1662790 A JP1662790 A JP 1662790A JP 2569190 B2 JP2569190 B2 JP 2569190B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョンに送られる映像信号の振幅と
テレビジョン画像の輝度との対応関係を補正するガンマ
増幅器に関する。
従来の技術 例えば液晶テレビジョンの場合、その液晶の透過率特
性つまり印加電圧と輝度との対応関係がリニアでないた
め、送信されてくる映像信号をそのまま液晶テレビジョ
ンに入力すると再生される画像と送信側での撮像との間
で輝度にずれが生じることになる。
第4図は、このような輝度のずれを補正するために液
晶テレビジョンに一般的に用いられている従来のガンマ
増幅器の一例を示す回路図であり、OPアンプ1、抵抗R1
〜R5、ダイオード2、定電圧源3などによって構成され
ている。
上記ガンマ増幅器では、その入力端子4から入力され
る映像信号Vinの振幅が一定レベル以下のときダイオー
ド2がオンとなって増幅度は大きな値となり、映像信号
Vinの振幅が上記一定レベルを越えるとダイオード2が
オフとなって増幅度は小さな値に切り換えられる。
このようにして、上記ガンマ増幅器の出力端子5から
は入力映像信号Vinの振幅を補正した出力信号Voが得ら
れ、この出力信号Voを映像信号として液晶テレビジョン
に入力することによって上述した輝度のずれが補正され
る。
上述したガンマ増幅器では、増幅度変化点つまり増幅
度が切り替わる入力映像信号Vinの振幅(以下、ブレイ
クポイントとも呼ぶ)は1点しか設定されていないが、
このブレイクポイントを2点設定したものもある。
発明が解決しようとする課題 しかし上述した従来のガンマ増幅器では、実際に入力
されてくる映像信号Vinの振幅に関係なく任意の振幅を
固定的にブレイクポイントとしているため、ブレイクポ
イントの設定点数が少ないとそれだけ補正精度が悪くな
るという問題点があった。
課題を解決するための手段 本発明は、入力映像信号をその振幅の大小によって増
幅度を切り換えて増幅することにより、入力映像信号の
振幅とテレビジョン画像の輝度との対応関係を補正する
ようにしたガンマ増幅器において、 入力映像信号の白ピークを検出する白ピーク検出手段
と、 増幅度の切換えを行うべき入力映像信号の振幅の大小
境界値を、白ピーク検出手段の検出する白ピークが大き
い程、高くなるように可変設定する増幅度変化点制御手
段と、 入力映像信号の振幅を増幅する増幅手段であって、白
ピーク検出手段と増幅度変化点制御手段との出力に応答
し、入力映像信号の振幅が大小境界値以上であるときに
おける増幅度と、大小境界値未満であるときにおける増
幅度とは、相互に異なり、かつ入力映像信号の振幅とテ
レビジョン画像の輝度との対応関係を補正する値である
増幅手段とを含むことを特徴とするガンマ増幅器であ
る。
作 用 本発明に従えば、入力映像信号の白ピークに応じて、
増幅度の切換えを行うべき入力映像信号の振幅の大小境
界値つまりブレイクポイントが自動的に可変設定される
ので、入力映像信号の振幅とテレビジョン画像の輝度と
の対応関係を少ないブレイクポイントでより高精度に補
正できる。特に本発明に従えば、増幅手段における増幅
度は、入力映像信号の振幅が大小境界値以上と、大小境
界値未満とで相互に異なり、しかもこの増幅度は、入力
映像信号の振幅とテレビジョン画像の輝度との対応関係
をガンマ補正する値であり、この増幅度は、白ピークに
応じて可変設定され、換言すると増幅度は、入力映像信
号の振幅が大小境界値以上と未満とにおいて、白ピーク
に応じて調整されることになり、これによって入力映像
信号の振幅と、輝度との対応関係をより高精度に補正す
ることができるようになる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例であるガンマ増幅器の構
成を示す回路である。
映像信号Vinが入力される入力端子11には、その入力
映像信号Vinから高周波分を除いて白ピークに相当する
電圧を検出するローパスフィルタ12が接続されており、
その次段には検出された電圧を増幅する増幅器13が接続
されている。
OPアンプ14は反転差動増幅器を構成する増幅器であつ
て、その出力端子と反転入力端子との間には反転差動増
幅器のフィードバック抵抗となるオートゲインコントロ
ーラ(以下、AGCと呼ぶ)15が介挿されている。ここで
は、説明を簡単にするために、そのAGC15を等価的に可
変抵抗R2で表している。また、OPアンプ14の非反転入力
端子は接地されている。
さらにOPアンプ14の反転入力端子と上述した入力端子
11との間には反転差動増幅器の入力抵抗を構成する抵抗
R1,R3,R4およびダイオード16が介挿されている。すなわ
ち、OPアンプ14の反転入力端子とダイオード16のアノー
ドとの間に抵抗R3が接続され、ダイオード16のカソード
は入力端子11に接続され、その入力端子11とOPアンプ14
の反転入力端子との間に抵抗R1が接続されている。
上述した増幅器13の出力端子は抵抗R5を介してダイオ
ード16と抵抗R4との接続点に接続され、また増幅器13の
出力端子はAGC15にも接続されている。OPアンプ14の出
力端子はこのガンマ増幅器の出力端子17に接続されてい
る。
第2図は、上記ガンマ増幅器の入力出力特性を示す図
であり、第3図は第2図の一部を拡大して示す図であ
る。第2図および第3図において、実線は理想とされる
入出力特性を表し、破線は上記ガンマ増幅器によって得
られる入出力特性を表している。
次に上記ガンマ増幅器の動作を、第2図および第3図
を参照して説明する。
入力端子11から入力された映像信号Vinはローパスフ
ィルタ12でその高周波分を除かれ、映像信号Vinの白ピ
ークに相当する電圧がローパスフィルタ12から検出され
る。この検出電圧はAGC15および抵抗R5側に与えられ
る。
OPアンプ14で増幅された出力信号Voは、例えば液晶テ
レビジョンに映像信号として与えられる 上記検出電圧と入力映像信号Vinの振幅との関係でダ
イオード16のカソード側の電位は変化し、それによって
ダイオード16はオンとなったりオフとなったりする。
ダイオード16がオンのときのOPアンプ14の増幅度Aは A=−R2/{R1‖(R3+R4)} …(1) で表され、ダイオード16がオフのときのOPアンプ14の増
幅度Aは A=−R2/R1 …(2) で表される。ただし、符号‖は並列接続を表す。第1式
および第2式から明らかなように、ダイオード16がオン
からオフに切り換えられると増幅はそれまでの大きい値
から小さい値に変化する。すなわち、ダイオード16がオ
ンからオフに切り換えられるときの入力映像信号Vinの
振幅がブレークポイントとなる。
いま、増幅器13から出力される検出電圧をVr、ダイオ
ード16の順方向電圧をVfとすると、ダイオード16がオン
となるときの入力映像信号Vinの振幅つまりブレークポ
イントに相当する入力電圧Vbは Vb={(Vr−Vf)×R4/R5}−Vf …(3) と表される。第3式から明らかなように、このガンマ増
幅器では上記検出電圧Vrつまり入力映像信号Vinの白ピ
ークに応じてプレイグポイントが変化する。
また、このガンマ増幅器では、等価的に可変抵抗R2で
表されているAGC15の抵抗値が上記検出電圧Vrに応じて
可変設定されるため、第1式および第2式から明らかな
ように、ダイオード16がオンのときの増幅度Aおよびダ
イオードがオフのときの増幅度Aについても入力映像信
号Vinの白ピークに応じて微調整されることになる。
したがって、テレビジョンの画像が全体的に明るく入
力映像信号Vinの振幅が第2図に符号Vmaxで示すように
高い場合つまり検出電圧Vrが高い場合には、ブレークポ
イントに相当する入力電圧Vbは符号Vnで示すように比較
的高い値となって粗い近似の入出力特性となるのに対し
て、テレビジョンの画像が全体的に暗く入力映像信号Vi
nの振幅が第3図に符号Vnで示すように低い場合つまり
検出電圧Vrが低い場合には、ブレークポイントに相当す
る入力電圧Vbは符号Vmで示すように上述した場合に比べ
てより低い値となってよりきめの細かい近似の入出力特
性となる。このようにして、入力映像信号Vinとテレビ
ジョン画像の輝度との対応関係がよりきめ細かく補正さ
れることになる。
ちなみに、従来のガンマ増幅器において、第2図の入
力電圧Vnがブレイクポイントとして設定されているもの
とすると、このとき入力映像信号Vinの振幅がVmであつ
ても入力電圧nをブレイクポイントとする第3図に破線
で示す入出力特性にしたがった出力電圧Voしか得られな
いので、第3図に破線で示すようにこのときにも入出力
特性がさらに補正される実施例のガンマ増幅器に比べて
補正の精度が劣ることになる。
発明の効果 以上のように、本発明のガンマ増幅器によれば、入力
映像信号の白ピークに応じて、増幅度の切換えを行うべ
き入力映像信号の振幅の大小境界値つまりブレイクポイ
ントを自動的に可変設定するように構成されているの
で、入力映像信号の振幅とテレビジョン画像の輝度との
対応関係をより高精度に補正できる。特に本発明によれ
ば、増幅度変化点制御手段は、大小境界値を、白ピーク
が大きい程、高くなるように可変設定するとともに、入
力映像信号の振幅を増幅する増幅手段は、入力映像信号
の振幅が大小境界値以上と、大小境界値未満とで相互に
異なり、しかもこの増幅度は、白ピークに応じて調整さ
れるので、この大小境界値の上下で増幅度が調整される
ことになり、したがって入力映像信号の振幅と輝度との
対応関係を、より高精度に補正することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるガンマ増幅器の概略的
な構成を示す回路図、第2図および第3図はそれぞれそ
のガンマ増幅器の入出力特性を示す図、第4図は従来の
ガンマ増幅器の概略的な構成を示す回路図である。 11……入力端子、12……ローパスフィルタ、13……増幅
器、14……OPアンプ、15……AGC、16……ダイオード、1
7……出力端子、R1,R3〜R5……抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号をその振幅の大小によって増
    幅度を切り換えて増幅することにより、入力映像信号の
    振幅とテレビジョン画像の輝度との対応関係を補正する
    ようにしたカンマ増幅器において、 入力映像信号の白ピークを検出する白ピーク検出手段
    と、 増幅度の切換えを行うべき入力映像信号の振幅の大小境
    界値を、白ピーク検出手段の検出する白ピークが大きい
    程、高くなるように可変設定する増幅度変化点制御手段
    と、 入力映像信号の振幅を増幅する増幅手段であって、白ピ
    ーク検出手段と増幅度変化点制御手段との出力に応答
    し、入力映像信号の振幅が大小境界値以上であるときに
    おける増幅度と、大小境界値未満であるときにおける増
    幅度とは、相互に異なり、かつ入力映像信号の振幅とテ
    レビジョン画像の輝度との対応関係を補正する値である
    増幅手段とを含むことを特徴とするガンマ増幅器。
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JPS561455A (en) * 1979-06-18 1981-01-09 Jeol Ltd Picture signal processing device for scanning electron microscope, etc.
JPS62188867U (ja) * 1986-05-20 1987-12-01

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