JPH073734Y2 - 映像ノイズリダクシヨン回路 - Google Patents

映像ノイズリダクシヨン回路

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JPH073734Y2
JPH073734Y2 JP1987023405U JP2340587U JPH073734Y2 JP H073734 Y2 JPH073734 Y2 JP H073734Y2 JP 1987023405 U JP1987023405 U JP 1987023405U JP 2340587 U JP2340587 U JP 2340587U JP H073734 Y2 JPH073734 Y2 JP H073734Y2
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JP
Japan
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noise reduction
circuit
diode
level
bias
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隆司 小川
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カラーテレビ受信機における映像ノイズリダ
クション回路に関する。
(従来の技術) カラーテレビ受信機において、映像信号のひずみを修正
し、画像の輪郭を強調するために用いる輪郭補正信号の
雑音(ノイズ)成分を低減させる映像ノイズリダクショ
ン回路が用いられている。この映像ノイズリダクション
回路におけるノイズ低減特性は、可変抵抗の抵抗値を変
化させて行っている。
(考案が解決しようとする問題点) このように、従来の映像ノイズリダクション回路では、
ノイズ低減特性はいったん設定されると映像信号のレベ
ルに関わりなく変化しないので、特に映像信号のレベル
が低い時には画質が劣化する。
本考案はかかる点に鑑み、映像信号のレベルに応じて自
動的にノイズ低減レベルを変化させる映像ノイズリダク
ション回路を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の映像ノイズリダクション回路は、輪郭補正信号
に含まれるノイズ成分を低減させる回路であって、映像
信号のレベルに応じた直流制御信号を出力する映像レベ
ル検出回路と、互いに逆並列接続されたダイオードのバ
イアス値を前記直流制御信号によって変化させて、ノイ
ズ低減特性を変化させるノイズ低減回路とを備え、前記
ノイズ低減回路は、逆並列接続された前記ダイオードの
出力側が、電源電圧とアース電位との間に直列接続され
た2個の抵抗の中点に接続されて所定レベルのバイアス
値に設定され、カソードを入力側とする前記一方のダイ
オードの該カソード側が、電源電圧とアース電位との間
に直列接続された2個の抵抗の中点に接続されて所定レ
ベルのバイアス値に設定され、アノードを入力側とする
前記他方のダイオードの該アノード側が、電源電圧とバ
イアス調整用エミッタホロワのエミッタとの間に直列接
続された2個の抵抗の中点に接続され、前記バイアス調
整用エミッタホロワのベースに前記直流制御信号が導か
れるものである。
(作用) 映像信号は、映像レベル検出回路に入力され、映像レベ
ルに応じた直流制御信号に変換される。この直流制御信
号はノイズ低減回路に入力され、ここで互いに逆並列接
続されたダイオードのバイアス値を変化させ、映像レベ
ルに応じてノイズ低減特性を変化させる。具体的には、
映像レベルの低い時ノイズレベルの低減を大幅に行い、
映像レベルの高い時ノイズレベルの低減を抑える。
すなわち、リンギング波形である輪郭補正信号は、信号
入力用エミッタホロワを構成するトランジスタのベース
に入力され、互いに逆並列接続されたダイオードを介し
て出力される。そして、この互いに逆並列接続されたダ
イオードの出力側は、電源電圧とアース電位との間に直
列接続された2個の抵抗の中点に接続され、カソードを
入力とする一方のダイオードの該カソード側は、電源電
圧とアース電位との間に直列接続された2個の抵抗の中
点に接続されて、それぞれ所定レベルのバイアス値に設
定されている。
また、アノードを入力側とする他方のダイオードの該ア
ノード側は、電源電圧と任意のレベルのバイアス値に調
整可能なバイアス調整用エミッタホロワのエミッタとの
間に直列接続された2個の抵抗の中点に接続されてい
る。つまり、他方のダイオードのアノード側が、バイア
ス調整用エミッタホロワのエミッタに接続されているの
で、このエミッタホロワのベースに与えられている直流
制御電流を変化させることで、エミッタホロワのエミッ
タ電位を変化させる。そして、このエミッタ電位を変化
させることで、前記他方のダイオードに流れる順方向電
流の大きさを変化させる。これにより、ダイオード双方
のバイアス値が変化するので、ノイズ低減特性が変化さ
れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本考案に係る映像ノイズリダクション回路の
実施例を示すブロック図である。
入力端子1にはリンギング波形である輪郭補正信号S1
入力され、ノイズ低減回路2を通して出力端子3へ出力
される。この輪郭補正信号S1は画質調整回路(図示省
略)から得られる。ノイズ低減回路2は、前記輪郭補正
信号S1に含まれる振幅の小さい振動性のノイズ成分を除
去する回路であり、コントロール端子4に加える直流制
御信号S2によりノイズ低減特性が可変される。
一方、映像信号S3は端子5から映像レベル検出回路6へ
入力される。映像レベル検出回路6は、クランプ回路7
と積分回路8によって構成されている。クランプ回路7
に入力された映像信号S3はここで直流分が再生された
後、積分回路8で直流化されて前記直流制御信号S2とな
る。この直流制御信号S2は、映像信号S3のレベルが小さ
ければそれだけ小さい直流レベルで出力される。
第2図は、本例の映像ノイズリダクション回路の具体的
な回路図を示している。
ノイズ低減回路2、クランプ回路7及び積分回路8はそ
れぞれ破線で囲って区別している。
輪郭補正信号S1は信号入力用エミッタホロワを構成する
トランジスタ10のベースに入力され、このトランジスタ
10のエミッタ抵抗11からは直流カット用コンデンサ12,1
3及び互いに逆並列接続されたダイオード14,15を通して
出力端子3に出力されている。ノイズ低減特性は、これ
らダイオード14,15の入力側及び出力側に加えられるバ
イアス値によって変化される。本例では、これらのダイ
オード14,15の出力側は、電源電圧とアース電位との間
に直列接続された2個の抵抗16a,17aの中点に接続され
て所定レベルのバイアス値に設定され、カソードを入力
側とする一方のダイオード14の該カソード側は、電源電
圧とアース電位との間に直列接続された2個の抵抗16b,
17bの中点に接続されて所定レベルのバイアス値に設定
されている。また、アノードを入力側とする他方のダイ
オード15の該アノード側は、電源電圧と任意のレベルの
バイアス値に調整可能なバイアス調整用エミッタホロワ
を構成するトランジスタ19のエミッタとの間に直列接続
された2個の接続16c,17cの中点に接続されている。こ
れらの各抵抗16a,16b,16c,17a,17b,17cは、同一の抵抗
値に設定されている。また抵抗17cとトランジスタ19の
エミッタとの接続点には、一端がアース電位に接続され
た抵抗18の他端が接続されている。この抵抗18はバイア
ス調整用エミッタホロワを構成するトランジスタ19のエ
ミッタ抵抗であり、このトランジスタ19のベースには前
記直流制御信号S2が入力される。
上記構成において、ダイオード15のカソード側のバイア
スは抵抗16a,17aの分圧比で定まる。これをE1とする。
一方、ダイオード15のアノード側のバイアスは、電源電
圧とトランジスタ19のエミッタ電圧との電位差を抵抗16
c,17cで分圧した値となる。この値をE2とする。
ここで、E2>E1の場合、この電位差に応じた直流電流が
ダイオード15に流れ、このときのダイオード15の入出力
特性は第3図のようになる。このとき、ダイオード14に
ついてはダイオード15と逆となり、第4図に示すような
入出力特性となる。従って、出力端子3に出力される信
号は、第5図に示すように両者を合成したものとなる。
この状態から、コントロール端子4の電位を上昇させる
と、電位E2が上昇し、ダイオード15の順方向電流が増加
する。この順方向電流の増加分をΔIとすると、出力端
子3に出力される信号の電位は〔E1+ΔI×R(抵抗17
aの抵抗値)〕に上昇する。このため、ダイオード14の
アノード・カソード間の順方向バイアスが大きくなり、
ダイオード15と同様に順方向電流が大きくなる。このと
きの入出力特性を第6図に示す。
このように、コントロール端子4の電位を変化させるこ
とで、ノイズ低減特性が可変できる。ノイズ低減効果を
上げる場合は、コントロール端子4の電位を降下させれ
ばよい。
一方、クランプ回路7において、映像信号S3はコンデン
サ20によって直流カットされトランジスタ21のベースに
入力される。このトランジスタ21のバイアス値は、抵抗
22〜26及びダイオード27によって一定のクランプレベル
を保持するようになされている。積分回路8は、抵抗28
とコンデンサ29によって積分された積分値をベース入力
とするトランジスタ30及びバイアス用抵抗31〜33によっ
て構成されている。
しかして、端子5から入力される映像レベルに応じた直
流制御信号S2がノイズ低減回路2へ入力され、トランジ
スタ19のベースに入力される。ところで、映像レベルが
小さくなれば、上述したようにそれだけ前記トランジス
タ19のエミッタ電位が低くなり、ダイオード14,15に流
れる順方向電流を減少させるので、輪郭補正信号S1に含
まれるノイズ成分は大幅に除去されることになる。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によれば、映像レベルに応じ
てノイズ低減を行うので、映像レベルが小さい時にも良
好なS/N比が得られ、画質劣化のない画像を得ることが
できる。また、本願考案に係るノイズ低減回路は、互い
に逆並列接続されたダイオードと、これらダイオードの
出力側に接続された2個の抵抗と、カソードを入力とす
る一方のダイオードの該カソード側に接続された2個の
抵抗と、アノードを入力側とする他方のダイオードの該
アノード側に接続された2個の抵抗と、この抵抗の一端
がエミッタに接続されたバイアス調整用エミッタホロワ
とからなる簡単な回路構成で、しかも1つの直流制御信
号によって、ノイズ低減特性を可変できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る映像ノイズリダクション回路の実
施例を示すブロック図、第2図は同回路の具体的構成を
示す回路図、第3図は他方のダイオードの入出力特性を
示すグラフ、第4図は一方のダイオードの入出力特性を
示すグラフ、第5図は両ダイオードの出力側に得られる
信号の入出力特性を示すグラフ、第6図はノイズ低減量
を変化させたときの入出力特性を示すグラフである。 2……ノイズ低減回路 6……映像レベル検出回路 7……クランプ回路 8……積分回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪郭補正信号に含まれるノイズ成分を低減
    させる回路であって、 映像信号のレベルに応じた直流制御信号を出力する映像
    レベル検出回路と、互いに逆並列接続されたダイオード
    のバイアス値を前記直流制御信号によって変化させて、
    ノイズ低減特性を変化させるノイズ低減回路とを備え、 前記ノイズ低減回路は、逆並列接続された前記ダイオー
    ドの出力側が、電源電圧とアース電位との間に直列接続
    された2個の抵抗の中点に接続されて所定レベルのバイ
    アス値に設定され、カソードを入力側とする前記一方の
    ダイオードの該カソード側が、電源電圧とアース電位と
    の間に直列接続された2個の抵抗の中点に接続されて所
    定レベルのバイアス値に設定され、アノードを入力側と
    する前記他方のダイオードの該アノード側が、電源電圧
    とバイアス調整用エミッタホロワのエミッタとの間に直
    列接続された2個の抵抗の中点に接続され、前記バイア
    ス調整用エミッタホロワのベースに前記直流制御信号が
    導かれるものであることを特徴とする映像ノイズリダク
    ション回路。
JP1987023405U 1987-02-18 1987-02-18 映像ノイズリダクシヨン回路 Expired - Lifetime JPH073734Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59133781A (ja) * 1983-01-19 1984-08-01 Mitsubishi Electric Corp ビデオ信号処理回路

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