JPH0119496Y2 - - Google Patents

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JPH0119496Y2
JPH0119496Y2 JP1980090906U JP9090680U JPH0119496Y2 JP H0119496 Y2 JPH0119496 Y2 JP H0119496Y2 JP 1980090906 U JP1980090906 U JP 1980090906U JP 9090680 U JP9090680 U JP 9090680U JP H0119496 Y2 JPH0119496 Y2 JP H0119496Y2
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circuit
transistor
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pulse
gain control
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は陰極線管にビーム電流が流れすぎない
ように押さえるABL回路の検出電圧により黒レ
ベルを一定にし、受像機使用者のコントロールを
容易にし、かつABL動作による映像の不自然さ
をなくすることを目的とする。
第1図に従来のカラーテレビジヨン受像機の映
像増幅回路の一例を示す。第1図に示すように、
色復調回路2により復調された色差信号はR−Y
増幅回路3、G−Y増幅回路4、B−Y増幅回路
5により増幅され、夫々のマトリツクス及び出力
回路6,7,8に入力される。一方、輝度信号は
輝度映像増幅回路1により増幅されマトリツク及
び出力回路6,7,8に入力され、陰極線管11
の夫々のカソードを駆動している。高圧回路9よ
り陰極線管11に高圧電圧が印加されている。こ
こで陰極線管11にビーム電流が流れすぎないよ
うに押えるためABL回路10で上記ビーム電流
を検出して輝度映像増幅回路1のコントロールを
行なつている。第2図に具体的なABL回路を示
し動作説明をする。ビーム電流が流れない時は、
抵抗16,17で+Bを分割した正電圧がトラン
ジスタ18のエミツタに加わつている。又、トラ
ンジスタ18のベースはアースされているためト
ランジスタ18はカツトオフ状態でありABL回
路は動作はしない。陰極線管11のアノード電流
が増加するとフライバツクトランス12のアース
側の電圧が下がるため、トランジスタ18のエミ
ツタ電圧も下がる。エミツタ電圧が負電圧になる
と、トランジスタ18がオンとなり、負荷抵抗1
9にコレクタ電流が流れ、コレクタ電圧が下が
る。そして輝度映像増幅回路のコントロール電圧
が低くなり、輝度映像増幅回路のバイアスを変え
輝度を暗くするように制御される。ネオン管13
はアノード電流が過大になつた場合等の異常電圧
発生を押えるものである。抵抗21は輝度調整ボ
リウムでトランジスタ18のコレクタ〜アース間
の抵抗値を変化させることにより、輝度映像増幅
回路1のコントロール電圧を制御している。又抵
抗20は補助輝度調整ボリウムで抵抗21と同様
画面の平均的な明るさを設定している。前述した
方法によりビーム電流に制限が加わると、コント
ラスト(映像振巾)及びカラーの飽和度は一定で
輝度(直流バイアス)のみ変化するため画面の黒
しずみカラーの飽和度の付きすぎ等の欠点が発生
していた。
本考案はこのような欠点を除去しようとするも
のであり、以下本考案の実施例について説明す
る。第3図に本考案の一実施例を示し、RGB信
号処理での回路例を示す。
R,G,B信号はコントラスト回路25R,2
5G,25Bに入力される。このコントラスト回
路25R,25G,25Bには、ブライトネスパ
ルス回路29より水平周期のブランキング期間内
のパルス(極性及びレベルの可変可能なパルス、
以下ブライトネスパルスという。)も加えられて
いる。又高圧回路9より陰極線管11のアノード
電流を検出してフイードバツクするABL回路1
0によりコントラスト回路の利得をコントロール
している。9,10,11は第1図のものと同じ
であるので第1図と同一番号を付している。コン
トラスト回路25R,25G,25Bにより振幅
コントロールされたR,G,B信号及びブライト
ネスパルスの加算信号は画質調整回路26R,2
6G,26Bにより画質調整を行ないクランプ回
路27R,27G,27Bに加えられる。ここで
前述したブライトネスパルス部分の先端をクラン
プして出力回路28R,28G,28Bに加え出
力回路28R,28G,28Bで増幅して陰極線
管11を駆動している。コントロール電圧につい
ては夫々の信号回路を共通に駆動している。コン
トラス回路25RとABL回路10についてさら
に詳しく説明する。
第4図は第3図のブロツク図中のコントラスト
回路25R、ブライトネス回路29、ABL回路
10の具体例を示す回路図である。
まずコントラスト回路25Rについて説明す
る。Aは第5図aの映像信号が印加される入力端
子、Bは後述するブライトネスパルス(第5図
b)の入力端子、Cはコントラスト制御電圧(可
変直流電圧)の入力端子である。第1のシングル
エンド差動増幅を構成するトランジスタ35とト
ランジスタ36、トランジスタ37と第2のシン
グルエンド差動増幅を構成するトランジスタ3
8、トランジスタ39とトランジスタ40が組み
合わされ、トランジスタ36とトランジスタ4
0、トランジスタ37とトランジスタ38のベー
スが共通接続になつている。30はトランジスタ
35のベースへの映像信号入力用コンデンサであ
る。
抵抗43,44はトランジスタ35及び39の
バイアス電流を決定するバイアス回路である。ト
ランジスタ35及び39のエミツタバイアス電流
は同一となる様抵抗32及び41が決定されてい
る。
トランジスタ36及び40とトランジスタ37
及び38の電位差により前述のエミツタ電流が分
流し負荷抵抗46及び47に与えられ出力の信号
振幅が制御される。抵抗51,52より電源電圧
を分割してトランジスタ37と38のベースにバ
イアスが加えられている。
次にブライネス回路29は、トランジスタ58
とそのエミツターコレクタを両端に接続した可変
抵抗59から構成されている。水平期間のブラン
キング期間のパルス(例えば水平同期信号)をト
ランジスタ58のベースに入力し、トランジスタ
58のエミツタとコレクタに表われた極性の異な
るパルスを可変抵抗59により合成し、この可変
抵抗59の可動端子より極性及びレベルを可変し
た任意のパルスを取り出す。これが第5図bに示
すブライトネスパルスであり、上記のコントラス
ト回路の端子B(トランジスタ35のエミツタ)
に入力される。このブライトネスパルスの極性、
レベルについては画像の好みに応じて可変抵抗5
9で調整が可能である。
次にABL回路は、電源電圧に直列接続された
抵抗54、ダイオード56と、その抵抗54とダ
イオード56の接続点とフライバツクトランス5
7との間に接続した抵抗55とよりなり、上記接
続点は上記コントラスト回路の抵抗52の一端に
接続されている。
以下第4図の回路図を基に動作を説明する。コ
ントラスト回路25Rのトランジスタ35のベー
スに端子Aより映像信号(第5図a)が印加さ
れ、同35のエミツタに端子Bよりブライトネス
パルス(第5図b:極性、レベル可変)が印加さ
れる。よつてコントラスト回路25Rの出力端子
Dには、第5図cのように上記映像信号とブライ
トネスパルスが合成された合成映像信号が出力さ
れる。
いま、端子Cに可変抵抗器60によりトランジ
スタ36と40のベースに可変直流電圧(コント
ラスト制御電圧)を加え、C点の制御電圧が上昇
すればトランジスタ36の電流が増加し、トラン
ジスタ37の電流が減少するので第5図dに示す
ように利得が絞られる。C点の制御電圧が下降す
れば、トランジスタ36の電流が減少し、トラン
ジスタ37の電流が増加して第5図cに示すごと
く利得は大きくなる。即ち、コントラスト制御電
圧を変化させるとコントラスト回路の利得が変化
し、端子Dより得られる合成映像信号は第5図c
から第5図dの間で振幅が変化する。
次にABL回路による制御を説明する。第1及
び第2のシングルエンド差動増幅トランジスタ3
6,37,38,40のベースバイアスを加えて
いる抵抗51,52のアース側の抵抗52は
ABL回路に接続されている。ビーム電流が流れ
ていない時は+BよりABL設定抵抗54を介し
てダイオード56に電流が流れ、抵抗52とダイ
オード56のアノードの交点は約0.6Vとなつて
いる。次にビーム電流が流れ出すと電源+Bから
抵抗54、抵抗55、フライバツクトランス57
と電流が流れはじめ、ダイオード56のアノード
の電圧が+0.6V以下となるとダイオード56は
カツトオフとなり抵抗51と抵抗52の交点の電
位はビーム電流が増加するにしたがつて下がつて
くる。ここでトランジスタ36,40のベースは
端子Cの電位で一定しており、トランジスタ3
7,38のベース電位は上述したようにビーム電
流に応じて下がつてくるのでトランジスタ37の
電流が減少し利得は下がり端子Dの出力は第5図
に示すcからdの方向に小さくなる。これにより
陰極線管11に流れるビーム電流が減少する。
以上のようにコントラスト調整用の可変抵抗器
60ならびにABL回路により映像信号の振幅及
びブライトネスパルスの振幅が同時に制御され
る。
上記のように振幅制御された合成映像信号を、
第3図のクランプ回路27Rでブライトネスパル
ス先端をクランプし直流再生を行なうことによ
り、ブライトネスパルスの先端のレベルを固定し
た映像信号が得られる。即ち第6図a,bに示す
ようにレベル差のある映像信号であつても黒レベ
ルが一定した映像信号を得ることが可能となる。
以上のように本考案によればブライトネスパル
スをコントラスト回路において映像信号に合成
し、合成映像信号においてブライトネスパルスの
先端でクランプするようにしたことにより、以下
のような各種調整、自動制御にあたつて常に黒レ
ベルが一定となり、極めて安定な映像信号を映出
することが可能である。つまり、ブライトネスパ
ルスは使用者により極性及びレベルが可変であり
陰極線管の輝度調整機能として働くとともに、使
用者が好みの黒レベルに設定可能である。本考案
では、使用者が好みの黒レベルに変えてもその黒
レベルが一定して安定に保持されるものである。
さらにABL回路の検出信号をコントラスト回路
の利得制御としてフイードバツクした構成によ
り、従来のようなABL動作によるコントラスト
のつきすぎとかカラー飽和度のつきすぎといつた
不都合がなくなる。即ち、コントラスト調整用の
可変抵抗を可変した時と同様に映像信号とそれに
合成されたブライトネスパルスとを共に利得可変
できる構成であるから、黒レベルの変動をなくす
ことが可能となるものである。以上のようにし
て、黒レベルを自由に設定可能であるとともに黒
レベルが安定した映像を得ることができるもので
ある。
なお、以上実施例では映像信号の処理として
RGBの原色信号処理回路で述べたが、従来例に
ある色差信号処理回路でも、本考案の構成を輝度
映像増幅回路に導入すれば同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例におけるテレビジヨン受像機の
ブロツク線図、第2図は同受像機の一部分の回路
図、第3図は本考案の一実施例におけるテレビジ
ヨン受像機のブロツク線図、第4図は同受像機の
要部の回路図、第5図a,b,c,d、第6図は
同受像機説明のための波形図である。 25R,25G,25B……コントラスト回
路、26R,26G,26B……画質調整回路、
29……ブライトネスパルス回路、27R,27
G,27B……クランプ回路、35,36,3
7,38,39,40……トランジスタ、60,
59……可変抵抗、56……ダイオード、57…
…フライバツクトランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 映像信号を入力する第1の入力端子と利得制御
    端子と第2の入力端子を有し第1、第2の入力端
    子に入力された信号を合成する利得制御回路と、 映像信号の水平ブランキング期間に存在するパ
    ルスを入力しその極性及び振幅を可変可能なブラ
    イトネスパルスを出力し前記第2の入力端子に印
    加するブライトネスパルス回路と、 前記利得制御回路の出力の合成信号のパルス期
    間をクランプするクランプ回路と、 クランプ回路の出力により陰極線管を駆動する
    駆動回路と、 駆動回路の高圧部の電流を検出するABL回路
    と、 ABL回路の検出信号を前記利得制御回路の利
    得制御端子に印加する構成としたことを特徴とす
    るテレビジヨン受像機。
JP1980090906U 1980-06-27 1980-06-27 Expired JPH0119496Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980090906U JPH0119496Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

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JPS5714570U JPS5714570U (ja) 1982-01-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478019A (en) * 1977-12-02 1979-06-21 Mitsubishi Electric Corp Video control circuit of television receiver

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5478019A (en) * 1977-12-02 1979-06-21 Mitsubishi Electric Corp Video control circuit of television receiver

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JPS5714570U (ja) 1982-01-25

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