JPH0336123Y2 - - Google Patents

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JPH0336123Y2
JPH0336123Y2 JP17764185U JP17764185U JPH0336123Y2 JP H0336123 Y2 JPH0336123 Y2 JP H0336123Y2 JP 17764185 U JP17764185 U JP 17764185U JP 17764185 U JP17764185 U JP 17764185U JP H0336123 Y2 JPH0336123 Y2 JP H0336123Y2
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resistor
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、AM放送及びFM放送を切換受信す
ることが出来るAM・FM受信機のシグナルメー
タ駆動回路に関するもので、特にAM放送受信時
に電界強度に応じて発生する信号中に含まれる交
流分を二次のフイルターにより有効に除去する様
に工夫されたシグナルメータ駆動回路に関する。
(ロ) 従来の技術 昭和60年3月20日付で発行された「’85三洋半
導体ハンドブツクモノリシツクバイポーラ集積回
路編」第227頁には、FM・AMチユーナ用
ICLA1265が記載されている。前記ICLA1265は、
第3図に示す如くその内部に、AM放送の受信時
にその電界強度に応じた信号を発生するAM用信
号発生回路1と、FM放送の受信時にその電界強
度に応じた信号を発生するFM用信号発生回路2
とを備えており、前記AM用及びFM用信号発生
回路1及び2の出力信号は、共通に第1外付ピン
3に接続されている。そして、前記第1外付ピン
3は、シグナルメータ(図示せず)が接続される
出力端子4に接続され、かつ一端がアースされた
第1抵抗5及び第1コンデンサ6に接続される。
更に、前記第1外付ピン3は、一端が第2外付ピ
ン7に接続された第2抵抗8及び第2コンデンサ
9に接続され、前記第2外付ピン7はIC内のス
イツチ10に接続される。第2図において、FM
放送の受信時には、スイツチ10が図示と逆の
FM位置に切換えられ、FM用信号発生回路2か
ら受信局の電界強度に応じた直流電流I1が発生
し、出力端子4にR1I1(ただし、R1は第1抵抗5
の抵抗値)の出力電圧が発生する。また、AM放
送の受信時には、スイツチ10が図示のAM位置
に切換えられ、AM用信号発生回路1から受信局
の電界強度に応じた直流電流I2が発生し、出力端
子4にR1R2/R1+R2I2(ただし、R2は第2抵抗8の抵 抗値)の出力電圧が発生する。しかして、第2図
の回路を実際に使用する場合、バラツキ等に対す
る調整を行う為、第1及び第2抵抗5及び8の値
を調整しなければならない。FM放送の受信に対
する調整は、第1抵抗5の値を可変することによ
り行なわれる。AM放送の受信に対する調整は、
第1及び第2抵抗5及び8の値を可変することに
より行なわれる。そして、上述の調整を行うこと
により、出力端子4に得られる出力信号は、シグ
ナルメータに対して適切なものとなり、前記出力
信号をオートサーチのストツプ信号として用いる
場合には、そのストツプ感度が適切なものにな
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図のシグナルメータ駆動回
路は、第1抵抗5がFM放送受信時の調整とAM
放送受信時の調整とに共用される為、まずFM放
送受信時の調整を行い、その後AM受信時の調整
を行なわなければならず、調整順序が制限される
という問題があつた。また、AM用信号発生回路
1のバラツキはあまり大きくないので、調整を行
なわない場合もあるが、第2図の如き構成である
と第1抵抗5を可変してFM放送受信時の調整を
行うと、必然的にAM放送受信時の調整を行なわ
なければならなくなり、調整工数の削減を計るこ
とが出来ないという問題があつた。更に、第1抵
抗5の可変により主にFM放送受信時の調整を行
い、第2抵抗8の可変により主にAM放送受信時
の調整を行う為に、FM用信号発生回路2の出力
電流よりもAM用信号発生回路1の出力電流を十
分大にしなければならないが、その様な条件は回
路設計を大巾に制限するという問題があつた。更
に、FM放送受信時における出力信号中の交流分
は、第1抵抗5及び第1コンデンサ6から成るフ
イルターにより除去され、AM放送受信時におけ
る出力信号中の交流分は、第1及び第2抵抗5及
び8と第1及び第2コンデンサ6及び9とから成
るフイルターにより除去されるが、いずれの場合
も一次のフイルターしか形成出来ないので、特に
AM放送受信時に交流分を十分に除去出来ないと
いう問題があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、第
1信号発生回路の出力端とアースとの間に並列接
続された第1抵抗及び第1コンデンサと、第2信
号発生回路の出力端とアースとの間に並列接続さ
れた第2抵抗及び第2コンデンサと、入力端が前
記第1信号発生回路の出力端に接続されたインピ
ーダンス変換回路と、該インピーダンス変換回路
の出力端と前記第2信号発生回路の出力端との間
に接続された第3抵抗とを備える点を特徴とす
る。
(ホ) 作用 本考案に依れば、AM放送受信時に第1信号発
生回路から発生する出力信号と、FM放送受信時
に第2信号発生回路から発前する出力信号とを自
動的に切換えて出力端子に発生させることが出来
る。また、本考案に依れば、第1信号発生回路の
出力信号を二次のフイルターを通して出力端子に
発生させることが出来るので、前記出力信号中に
含まれる交流分を十分に除去することが出来る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
11はAM放送受信時にその電界強度に応じた出
力信号を発生する第1信号発生回路、12はFM
放送受信時にその電界強度に応じた出力信号を発
生する第2信号発生回路、13は前記第1信号発
生回路11の出力端に接続された第1抵抗、14
は該第1抵抗13に並列接続された第1コンデン
サ、15は前記第2信号発生回路12の出力端に
接続された第2抵抗、16は該第2抵抗15に並
列接続された第2コンデンサ、17は入力端が前
記第1信号発生回路11の出力端に接続されたイ
ンピーダンス変換回路として動作するボルテージ
フオロア回路、18は該ボルテージフオロア回路
17の出力端と前記第2信号発生回路12の出力
端との間に接続された第3抵抗、及び19は前記
第1もしくは第2信号発生回路11もしくは12
の出力信号が切換出力される出力端子である。
いま、AM放送を受信し、第1信号発生回路1
1の出力端に出力電流I1が発生したとすれば、前
記ボルテージフオロア回路17の入力端にR1I1
(ただし、R1は第1抵抗13の抵抗値)の電圧が
発生し、その出力電圧もR1I1になる。そして、前
記ボルテージフオロア回路17の出力電圧R1I1
は、第2及び第3抵抗15及び18で分圧されて
出力端子19に発生する。その時、前記第2及び
第3抵抗15及び18の値をR2及びR3とすれば、
出力端子19に得られる出力電圧はR1R2/R2+R3I1に なり、この電圧によりシグナルメータが駆動され
る。尚、第3抵抗18の値R3をR3≪R2(例えば
R2=10R3)に設定すれば、前記出力端子19に
得られる出力電圧は第2及び第3抵抗15及び1
8の影響をほとんど受けない。従つて、第1信号
発生回路11の出力信号は、第1抵抗13により
そのレベルが調整されて出力端子19に発生す
る。前記第1信号発生回路11の出力信号中に含
まれる交流分は、第1抵抗13及び第1コンデン
サ14から成る第1フイルターにより除去され、
更に第2及び第3抵抗15及び18と第2コンデ
ンサ16とから成る第2フイルターにより除去さ
れる。その為、前記交流分は、二次のフイルター
により除去されることになり、その減衰量は十分
に大となる。
次にFM放送を受信し、第2信号発生回路12
の出力端に出力電流I2が発生したとすれば、前記
出力電流I2は第2抵抗15に流入するので、出力
端子19にはR2I2の出力電圧が発生し、シグナル
メータは前記出力電圧R2I2により駆動される。そ
の時、第1信号発生回路11からは出力信号が発
生していないので、ボルテージフオロア回路17
がその動作を停止し、出力インピーダンスがハイ
インピーダンスとなる。その為、ボルテージフオ
ロア回路17及び第3抵抗18は、出力端子19
に得られる出力信号に悪影響を及ぼさない。そし
て、前記第2抵抗15の値を調整すれば、出力信
号のレベルの調整を行うことが出来る。前記第2
信号発生回路12の出力信号中に含まれる交流分
は、第2抵抗15及び第2コンデンサ16から成
るフイルターにより除去されるが、FM放送の受
信に応じて発生する前記交流分のレベルは、AM
放送受信時の交流分ほど大ではないので、一次の
フイルターのみで十分である。
第2図は、第1図のボルテージフオロア回路1
7の具体回路例を示すもので、20はベースが第
1信号発生回路11の出力端に、コレクタが電源
(+B)に、エミツタが第3抵抗18の一端にそ
れぞれ接続されたエミツタフオロア型のトランジ
スタである。しかして、前記トランジスタ20
は、そのベースに入力電圧が印加されたときオン
し、そのエミツタにベースよりもVBE(ただし、
VBEはトランジスタ20のベース・エミツタ間電
圧)低い電圧を発生する。その時、前記トランジ
スタ20のベース入力インピーダンスは高く、エ
ミツタ出力インピーダンスは低いので、前記トラ
ンジスタ20はインピーダンス変換回路として動
作する。また、ベースに入力電圧が印加されたと
きには、前記トランジスタ20がオフになり、エ
ミツタ出力インピーダンスが大になるので、第3
抵抗18の他端に第2信号発生回路12の出力信
号が印加された場合、前記トランジスタ20及び
第3抵抗18は回路動作に悪影響を及ぼさない。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、単一の出力
端子にAM放送受信局の電界強度に応じた出力信
号と、FM放送受信局の電界強度に応じた出力信
号とを切換出力し、単一のシグナルメータを駆動
し得るシグナルメータ駆動回路を提供出来る。ま
た、本考案に依れば、第1及び第2信号発生回路
の出力信号のレベルを互いに独立に調整すること
が出来るので、調整作業が簡単なシグナルメータ
駆動回路を提供出来る。更に、本考案に依れば、
AM放送受信局の電界強度に応じて第1信号発生
回路から発生する出力信号中に含まれる交流分を
二次のフイルターで除去することが出来るので、
交流分の悪影響を受けないシグナルメータ駆動回
路を提供出来る。また更に、急峻な遮断特性を有
する前記二次のフイルターを使用しているので、
小さな時定数で交流分の除去を行うことが出来、
シグナルメータの応答速度を早くすることが出来
る。その為、電子式同調チユーナに用いて最適な
シグナルメータ駆動回路を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図はそのボルテージフオロア回路の具体回路例
を示す回路図、及び第3図は従来のシグナルメー
タ駆動回路を示す回路図である。 主な図番の説明、11……第1信号発生回路、
12……第2信号発生回路、13……第1抵抗、
14……第1コンデンサ、15……第2抵抗、1
6……第2コンデンサ、17……ボルテージフオ
ロア回路、18……第3抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. AM放送の受信時にその電界強度に応じた信号
    を発生する第1信号発生回路と、FM放送の受信
    時にその電界強度に応じた信号を発生する第2信
    号発生回路と、前記第1信号発生回路の出力端と
    アースとの間に並列接続された第1抵抗及び第1
    コンデンサと、前記第2信号発生回路の出力端と
    アースとの間に並列接続された第2抵抗及び第2
    コンデンサと、入力端が前記第1信号発生回路の
    出力端に接続されたインピーダンス変換回路と、
    該インピーダンス変換回路の出力端と前記第2信
    号発生回路の出力端との間に接続された第3抵抗
    とから成り、前記第1信号発生回路の出力信号中
    の交流分を、前記第1抵抗及び第1コンデンサに
    より構成されるフイルターと、前記第2抵抗、第
    3抵抗及び第2コンデンサにより構成されるフイ
    ルターとを通して除去する様にしたことを特徴と
    するシグナルメータ駆動回路。
JP17764185U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0336123Y2 (ja)

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JP17764185U JPH0336123Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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JPS6286744U JPS6286744U (ja) 1987-06-03
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