JP2577212B2 - 色ノイズ低減回路 - Google Patents

色ノイズ低減回路

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JP2577212B2 JP22079686A JP22079686A JP2577212B2 JP 2577212 B2 JP2577212 B2 JP 2577212B2 JP 22079686 A JP22079686 A JP 22079686A JP 22079686 A JP22079686 A JP 22079686A JP 2577212 B2 JP2577212 B2 JP 2577212B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラーテレビジョン受信機において、輝度信
号や色差信号の色ノイズを低減するための色ノイズ低減
回路に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の回路としては、本願出願人が先に出願し
た回路が知られている(実願昭61−126341号、実開昭63
−33259号)。
これは第3図に示すように、電源と接地間に第1のNP
NトランジスタTr1と第1のPNPトランジスタTr2とでコン
プリメンタリ・エミッタホロワ・プッシュプル回路が形
成されている。このプッシュプル回路の出力点Eと接地
点との間にコンデンサCが接続されていると共に、前記
出力点Eには更にトランジスタTr5からなるエミッタホ
ロワ型のバッファを介して出力OUTが接続されている。
前記第1のPNPトランジスタTr2のベースに第2のNPNト
ランジスタTr3のエミッタが接続されており、前記第1
のNPNトランジスタTr1のベースに第2のPNPトランジス
タTr4が接続されている。
また、前記第2のNPNトランジスタTr3と第2のPNPト
ランジスタTr4の各ベース間には第1及び第2の抵抗R
1、R2が直列接続され、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2と
の接続点FにトランジスタTr6からなるエミッタホロワ
型のバッファを介して入力端INが接続されている。
前記第2のNPNトランジスタTr3のコレクタは電源に接
続され、第2のPNPトランジスタTr4のコレクタは接地さ
れている。
また、前記第2のNPNトランジスタTr3のベースと第1
の抵抗R1との接続点と電源(およびコレクタ)との間に
ベースバイアス用の第1の定電流源I1が接続され、第2
のPNPトランジスタTr4のベースと第2の抵抗R2との接続
点と接地点(およびコレクタ)との間にベースバイアス
用の第2の定電流源I2が接続されている。
更に、第1のNPNトランジスタTr1のベースとコレクタ
および電源との間にベースバイアス用の第3の定電流源
I3が接続されると共に、第1のPNPトランジスタTr2のベ
ースと接地点との間にベースバイアス用の第4の定電流
源I4が接続されている。
各定電流源I1乃至I4の電流値はいずれもI(I=I1=
I2=I3=I4)であり、トランジスタTr1とトランジスタT
r2のベース・エミッタ間電圧Vbeは同一で[Vbe(Tr1)
=Vbe(Tr2)]、また抵抗R1と抵抗R2は同一抵抗値で
(R1=R2=R)、トランジスタTr3とトランジスタTr4の
各ベース間電圧(Vbb=2RI)はトランジスタTr3のVbe
(Tr3)とトランジスタTr4のVbe(Tr4)との和より小さ
く設定してある。[Vbb<Vbe(Tr3)+Vbe(Tr4)]。
このような条件の下で、トランジスタTr1、Tr2がオン
となるスレショルドレベルは2つの抵抗R1、R2の接続点
Fの電位を基準にしてみると、それぞれ正方向にRI(I2
R2)だけ高く設定され、負方向にRI(I1 R1)だけ低く
設定されている。
以上の構成において、その動作は実願昭61−126341号
に記載されているので詳細は省略するが、入力信号とし
て第4図に示すように、雑音を含む色差信号が印加さ
れた場合について考える。
雑音のある色差信号が2つの抵抗R1、R2の接続点Fに
入力されると、期間t1においては接続点F点とトランジ
スタTr1、Tr2の出力点E点との電位差が小さいため、ト
ランジスタTr3、Tr4は抵抗R1、R2の電圧降下RIによって
オンとなり、トランジスタTr1、Tr2はともにオフとなっ
てプッシュプル回路は動作せず出力されない。
期間t2においては、入力信号の立ち上がりによって、
接続点Fの電圧が正側にRIを越えるとトランジスタTr4
は抵抗R2による電圧降下がないときと同様の状態となっ
てオフとなり、トランジスタTr1がオンする。よって、
抵抗R1、R2の接続点F点とトランジスタTr1、Tr2の出力
点E点との電位差がVbe(Tr4オン時)−RI−Vbe(Tr1)
を保って出力電圧が立ち上がる(第4図)。入力信号
が立ち上がってしまうと、期間t3においてトランジスタ
Tr1はオフ、トランジスタTr4はオンとなる。
一方、入力信号が期間t4において立ち下がり、接続点
Fの電圧が負側にRIを越えるとトランジスタTr3は抵抗R
Iによる電圧降下がないときと同様の状態となってオフ
となり、トランジスタTr2がオンすることにより、抵抗R
1、R2の接続点F点とトランジスタTr1、Tr2の出力点E
点との電位差が−Vbe(Tr3オン時)+RI+Vbe(Tr2)を
保って出力電圧が立ち下がる(第4図)。
このような動作により、入力信号(色差信号)に含ま
れる雑音成分がスレショルドレベル範囲内であれば、ト
ランジスタTr3、Tr4がオンとなり、トランジスタTr1、T
r1がオフとなって、出力に現われず、大きな入力信号の
変化に対応した出力信号のみが出力され、雑音のない出
力信号を得ることができる。
[発明が解決しようとする課題] 以上のような回路において、前述のように第1、第2
の定電流源I1、I2に所定の一定電流が流れているとし、
第1、第2の抵抗R1、R2に生じる電圧降下をE1、E2とす
ると、第1のNPNトランジスタTr1及び第1のPNPトラン
ジスタTr2がオンして動作状態となる条件は、入力信号
電圧をVinとすれば、各々Vin−E2+Vbe(Tr4)>Vbe(T
r1)およびVin+E1−Vbe(Tr3)<−Vbe(Tr2)とな
る。
一方、E1、E2がゼロの場合には、各々Vin+Vbe(Tr
4)>Vbe(Tr1)およびVin−Vbe(Tr3)<−Vbe(Tr2)
となる。
したがって、第1のNPNトランジスタTr1及び第1のPN
PトランジスタTr2はE2、E1だけカットオフ状態となって
いる。
このとき第4図の入力信号に対する同図の出力信
号を見ると、信号の振幅が正方向に対して+E2以内また
は負方向に対して−E1以内であれば、トランジスタTr
1、Tr2はカットオフ状態となっており出力されない。と
ころが振幅が正方向に対して+E2を越えると第1のNPN
トランジスタTr1がオンとなり、負方向に対して−E1を
越えると第1のPNPトランジスタTr2がオンとなるため、
第4図に示すように、各トランジスタTr1、Tr2のカッ
トオフ領域では、その直前にオフしていたトランジスタ
Tr1またはTr2の逆側にE1またはE2だけオフセットを生じ
てしまう。
つまり、スレショルドレベルを増大させていくと、入
力信号に対してスレショルドレベルに比例したオフセッ
ト電圧が生じる。従って、この回路を色差信号に用いる
と、(R−Y)、(B−Y)、(G−Y)信号の各々に
オフセット電圧が生じ、ホワイトバランスや色相がずれ
た画像となる。
そこで本発明の目的は、輝度信号の輪郭信号を用いて
スレショルドレベル(クリップレベル)を制御すること
によりオフセット電圧を軽減した色ノイズ低減回路を提
供ことにある。
[課題を解決するための手段] 叙上の如き課題を解決するために成された本発明は、
電源と接地間に接続された第1のNPNトランジスタTR1
と第1のPNPトランジスタTR2とで構成されるコンプリ
メンタリ・エミッタホロワ・プッシュプル回路と、 前記コンプリメンタリ・エミッタホロワ・プッシュプ
ル回路の出力点と接地間に接続されたコンデンサと、 前記第1のPNPトランジスタTR2のベースにエミッタ
が接続されコレクタが電源に接続された第2のNPNトラ
ンジスタTR3と、 前記第1のNPNトランジスタTR1のベースにエミッタ
が接続されコレクタが接地された第2のPNPトランジス
タTR4と、 前記第2のNPNトランジスタTR3と第2のPNPトランジ
スタTR4の各ベース間に直列接続された第1及び第2の
抵抗R1、R2と、 前記第2のNPNトランジスタTR3と第2のPNPトランジ
スタTR4の各ベースにバイアス電流を供給する第1及び
第2の定電流源I1、I2と、 前記第1のNPNトランジス
タTR1と第1のPNPトランジスタTR2の各ベースにバイ
アス電流を供給する第3及び第4の定電流源I3、I4とを
備え、前記第1及び第2の抵抗R1、R2の共通接続点に入
力信号として色差信号を印加するようにした色ノイズ低
減回路であって、 輝度信号を微分する微分回路と、 前記微分回路よりの微分出力の絶対値に応じて前記第
1及び第2の定電流源I1、I2の電流値を低減するように
制御する回路とを備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す本発明の実施例においては、第3図の構
成に加えて、輝度信号を微分する微分回路1と、該微分
回路1の出力の絶対値を出力する絶対値回路2と、絶対
値出力信号によって出力が制御される電流制御回路3と
が設けられ、該電流制御回路3からの出力により第1、
第2の定電流源I1、I2の電流が制御される。
そして、入力信号として第2図に示す色差信号が印
加される。
以上の構成において、色差信号の変化する部分と、輝
度信号の変化する部分はある程度の相関関係を有すると
いう性質を利用して輝度信号(第2図)を微分回路1
で微分し(第2図)、絶対値回路2により絶対値を得
て(第2図)、その出力レベルに比例して電流制御回
路3により定電流源I1、I2の電流波形は第2図eに示す
ようになり、色差信号のエッジ部分ではI1、I2が小さく
なるので、E1、E2が小さくなり、トランジスタTr1、Tr2
にはトランジスタTr4、Tr3より入力信号に応じた電圧が
与えられ、トランジスタTr1、Tr2のどちらか一方が入力
信号に追従して駆動される。即ち、エッジ領域では入力
信号がそのまま出力されるので、エッジ直前のオフセッ
トは除去されることになる(第2図)。
なお、上記実施例では色差信号について説明したが、
原色信号であってもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、輝度信号を微分した信
号で最終段のプッシュプル構成のトランジスタのバイア
スを制御するように構成したので、波形のエッジ後に生
じるオフセットを除去することができ、色相やホワイト
バランスのずれを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる実施例を示す図、第2図(a)
乃至(f)は第1図における各部の波形を示す図、第3
図は本出願人が先に出願した構成を示す図、第4図は第
3図における入出力波形を示す図である。 1……微分回路 2……絶対値回路 3……電流制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源と接地間に接続された第1のNPNトラ
    ンジスタTR1と第1のPNPトランジスタTR2とで構成さ
    れるコンプリメンタリ・エミッタホロワ・プッシュプル
    回路と、 前記コンプリメンタリ・エミッタホロワ・プッシュプル
    回路の出力点と接地間に接続されたコンデンサと、 前記第1のPNPトランジスタTR2のベースにエミッタが
    接続されコレクタが電源に接続された第2のNPNトラン
    ジスタTR3と、 前記第1のNPNトランジスタTR1のベースにエミッタが
    接続されコレクタが接地された第2のPNPトランジスタ
    TR4と、 前記第2のNPNトランジスタTR3と第2のPNPトランジス
    タTR4の各ベース間に直列接続された第1及び第2の抵
    抗R1、R2と、 前記第2のNPNトランジスタTR3と第2のPNPトランジス
    タTR4の各ベースにバイアス電流を供給する第1及び第
    2の定電流源I1、I2と、 前記第1のNPNトランジスタTR1と第1のPNPトランジス
    タTR2の各ベースにバイアス電流を供給する第3及び第
    4の定電流源I3、I4とを備え、前記第1及び第2の抵抗
    R1、R2の共通接続点に入力信号として色差信号を印加す
    るようにした色ノイズ低減回路であって、 輝度信号を微分する微分回路と、 前記微分回路よりの微分出力の絶対値に応じて前記第1
    及び第2の定電流源I1、I2の電流値を低減するように制
    御する回路とを備えたことを特徴とする色ノイズ低減回
    路。
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