JPS6110333Y2 - - Google Patents

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JPS6110333Y2
JPS6110333Y2 JP8436679U JP8436679U JPS6110333Y2 JP S6110333 Y2 JPS6110333 Y2 JP S6110333Y2 JP 8436679 U JP8436679 U JP 8436679U JP 8436679 U JP8436679 U JP 8436679U JP S6110333 Y2 JPS6110333 Y2 JP S6110333Y2
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JP
Japan
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power
transistors
base
transistor
power supplies
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JP8436679U
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JPS562620U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は効率を向上させた電力増幅器に関す
る。
従来より電力効率を向上させた電力増幅器とし
て第1図の如きものが公知であつた。
図に於て、トランジスタ1及び2は電源14及
び15によりB級にバイアスされており、負荷1
1に電力を供給する。
又電源12及び13はそれぞれ電源7及び8よ
り小さく設定する。
即ちトランジスタ3及び4はC級にバイアスさ
れることになるので、入力信号が正及び負の所定
レベルを越えるとそれぞれトランジスタ3はオン
及びオフ、トランジスタ4はオフ及びオンにな
り、エミツタには入力信号に応じた電圧が生じ、
一方ダイオード5はオフ及びオン、ダイオード6
はオン及びオフとなる。
従つてトランジスタ1及び2には常に必要なコ
レクタ電圧が電源7及び8又は電源9及び10に
より供給されることになる。
第2図は入力信号ハに対するトランジスタ1及
び2のコレクタの電圧を示すもので、入力信号が
正及び負の所定レベルV1及び−V1を越える期間
ではイの如くトランジスタ3及び4により入力信
号に応じた電圧が供給され、上記所定レベル以下
の期間ではロの如くダイオード5により電源7及
び8による一定電圧が供給される。ここで電源1
2及び13の電圧V3及び−V3はトランジスタ1
及び2を飽和させずに正常動作させるに充分な、
かつ出来るだけ小さな値に設定する。
以上の様にすれば高い電圧を有する電源9及び
10は、入力信号の正及び負の期間のうちのごく
一部の期間、即ちイの期間だけしか動作しないの
で、例えばトランジスタ1,2をB級動作させれ
ば通常のB級よりもさらに良好な効率を得ること
が出来る上に歪等の点ではB級とほぼ等しいもの
を得ることが出来る。
しかるにトランジスタ1,2のコレクタベース
間容量により、大電流を流すダイオード5,6の
スイツチング時のノイズは各ベースに混入するの
で出力信号の品質を劣化させる。
本考案は上述の様な欠点をなくすためになされ
たもので、以下実施例に従つて詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例である。図において
第1図と同一機能を有する部分には同一符号を付
すも、入力信号eiは電源18,16及び19,
17の各直列回路を介してそれぞれトランジスタ
3及び4のベースに接続されると共に、電源14
及び15を介してそれぞれトランジスタ1及び2
のベースに接続される。トランジスタ3及び4の
コレクタは正及び負の電源9及び10に接続さ
れ、エミツタはトランジスタ1及び2のコレクタ
に接続される。トランジスタ1及び2のエミツタ
は負荷11を介して接地される。正及び負の電源
7及び8はそれぞれダイオード5,5′のアノー
ド及びダイオード6,6′のカソードに接続され
る。ダイオード5及び6のカソード及びアノード
はそれぞれトランジスタ3及び4のエミツタに接
続される。ダイオード5′及び6′のカソード及び
アノードはそれぞれ電源16,18の接続点及び
電源19,17の接続点に接続される。
トランジスタ1及び3はNPNとなされトラン
ジスタ2及び4はPNPと成される。
以上の構成において、電源16,18の和及び
19,17の和はそれぞれトランジスタ1及び2
を飽和させずに正常動作させるに要するコレクタ
エミツタ間電圧に等しく設定する。又電源16及
び17の電圧はトランジスタ3及び4をカツトオ
フさせない程度のベースエミツタ間電圧にほぼ等
しくなる様に設定する。
この他の部分については第1図の述来例と同様
であり、従つて第3図の本考案の一実施例は第1
図の従来例における動作とほぼ同様に動作する
が、入力信号eiと電源16,18及び電源1
9,17との和の電圧が、それぞれ電源7及び8
の電圧より小さくなつた場合でも、第3図の実施
例によればトランジスタ3及び4はカツトオフす
ることがない。
即ち、この場合ダイオード5及び6がオンとな
り、トランジスタ3及び4のエミツタはほぼ電源
7及び8の電圧に等しくなるが、一方トランジス
タ3及び4のベースはダイオード5′及び6′によ
る電源7及び8の電圧にそれぞれ電源16及び1
7の電圧を加えたものに等しい電圧となる。
従つてトランジスタ3及び4のベースエミツタ
間にはトランジスタ3及び4をカツトオフさせず
に能動状態に保つ程度のバイアスが加わることに
なる。
以上の様にトランジスタ1及び2が電源7及び
8により動作する期間においてもトランジスタ3
及び4に必要最少限のバイアスを加えることによ
りトランジスタ3及び4が能動状態に保たれるの
でダイオード5及び6のスイツチングのさいに生
ずるパルスはトランジスタ3及び4の低いエミツ
タインピーダンスにより吸収されるためこのパル
スの出力信号への悪影響を減ずることが出来る。
なお以上のトランジスタ1及び2をB級動作さ
せる場合についてのべたがこれに限らずトランジ
スタ1及び2をA級動作させてもよく、又この場
合トランジスタ3及び4をB級又はAB級に動作
させてもよいことは勿論である。
以上の様に本考案によれば入力信号に応じて電
源を切換えることにより効率を向上させる電力増
幅器において、高電圧を供給するトランジスタを
常に能動状態に保つので、低電圧を供給するダイ
オードのスイツチングによる悪影響を減じること
が出来るという優えた効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電力増幅器を示す回路図、第2
図はその動作を説明する線図、第3図は本考案の
一実施例を示す回路図である。 図中、1,2,3及び4はトランジスタ、5,
5′,6及び6′はダイオード、7,8,9,1
0,14,15,16,17,18及び19は電
源、11は負荷抵抗である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各エミツタが共通負荷に接続され各ベースに共
    通入力信号が印加された互いに導電型の異なる第
    1及び第2のトランジスタと、上記第1及び第2
    のトランジスタのコレクタにそれぞれ第1及び第
    2のダイオードを介して正及び負の直流電圧を供
    給する第1及び第2の直流電源と、上記第1及び
    第2のトランジスタのコレクタにそれぞれエミツ
    タが接続され互いに導電型の異なる第3及び第4
    のトランジスタと、該第3及び第4のトランジス
    タのコレクタにそれぞれ上記第1及び第2の直流
    電源より大なる正及び負の直流電圧を供給する第
    3及び第4の直流電源と、上記第3及び第4のト
    ランジスタのベースにそれぞれ正及び負のベース
    バイアス電圧を供給する第5及び第6の直流電源
    と、該第5及び第6の直流電源の接続中点に上記
    共通入力信号を供給する様にした電力増幅器にお
    いて、上記第5の直流電源と上記第3のトランジ
    スタのベースとの間に第7の直流電源を接続し、
    上記第6の直流電源と上記第4のトランジスタの
    ベースとの間に第8の直流電源を接続し、上記第
    5及び第7の直流電源の接続中点と前記第1の直
    流電源との間に該第1の直流電源を第3のトラン
    ジスタのベースに供給する向きに第3のダイオー
    ドを接続し、上記第6及び第8の直流電源の接続
    中点と前記第2の直流電源との間に該第2の直流
    電源を第4のトランジスタのベースに供給する向
    きに第4のダイオードを接続し、上記第7及び第
    8の直流電源は上記第3及び第4のトランジスタ
    に少くともカツトオフしない程度のベースエミツ
    タ間電圧を与える様に定めたことを特徴とする電
    力増幅器。
JP8436679U 1979-06-20 1979-06-20 Expired JPS6110333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8436679U JPS6110333Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

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JP8436679U JPS6110333Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS562620U JPS562620U (ja) 1981-01-10
JPS6110333Y2 true JPS6110333Y2 (ja) 1986-04-03

Family

ID=29317570

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JP8436679U Expired JPS6110333Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20

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