JPS6029228Y2 - 低周波増幅器 - Google Patents

低周波増幅器

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Publication number
JPS6029228Y2
JPS6029228Y2 JP6009784U JP6009784U JPS6029228Y2 JP S6029228 Y2 JPS6029228 Y2 JP S6029228Y2 JP 6009784 U JP6009784 U JP 6009784U JP 6009784 U JP6009784 U JP 6009784U JP S6029228 Y2 JPS6029228 Y2 JP S6029228Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
transistor
transistors
switching element
semiconductor switching
Prior art date
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Expired
Application number
JP6009784U
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English (en)
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JPS59177214U (ja
Inventor
秀夫 伊藤
嘉延 杉山
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by パイオニア株式会社 filed Critical パイオニア株式会社
Priority to JP6009784U priority Critical patent/JPS6029228Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、オーディオ機器のパワーアンプ等に用いられ
てプッシュプル動作する低周波増幅器に係り、特にノツ
チング歪等を改善するものに関する。
〔従来技術〕
このような低周波増幅器において、B級プッシュプル増
幅器は、A級プッシュプル増幅器に比べて効率がよく、
熱的な問題がない等の利点があるが、その反面出力トラ
ンジスタを交互にターンオフして切換動作するので、ク
ロスオーバ歪、ノツチング歪等が発生するという欠点が
ある。
〔考案の目的〕
本考案は、このような欠点を解消すべく、B級プッシュ
プル動作する場合の歪を発生しないようにした低周波増
幅器を提供するものである。
〔考案の概要〕
この目的のため、本考案の低周波増幅器は、エミッタが
それぞれ出力点にて共通接続される第1及び第2の駆動
トランジスタと、ベースがそれぞれ第1及び第2の駆動
トランジスタのエミッタに接続され、エミッタが出力点
にて共通接続される第1及び第2の出力トランジスタを
備え、第1及び第2の駆動トランジスタのベースに正負
に変化する入力信号を印加してプッシュプル動作するも
のにおいて、第1及び第2の出力トランジスタのベース
と出力点の間にそれぞれダイオード或はトランジスタ等
のスイッチング素子を介して、バイアス回路を設け、そ
のバイアス回路により第1または第2の出力トランジス
タへバイアスを供給して、それらのターンオフを妨げ、
A級モードで動作するように構成したことを特徴とする
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を具体的に説明す
る。
第1図の第1の実施例によると、NPNの駆動トランジ
スタQ2とPNPの駆動トランジスタQがエミッタをそ
れぞれ抵抗R29R3を介して、出力点0に接続し、N
PNの出力トランジスタQ4とPNPの出力トランジス
タQ5がベースをトランジスタQ2. Q3のエミッタ
に接続し、エミッタを抵抗R,,R7を介して出力点0
に共通接続し、それぞれダーリントン回路を構成するよ
うになっている。
駆動トランジスタQ2.Q3のベース間には、例えば4
個のダイオードD1ないしD4とアイドリング調整用の
半固定抵初B1が直列に接続され、ここに定電流源11
からの電流が供給されて、一定のバイアス電圧を発生す
る。
また、トランジスタQ2. Q3のベースには、入力ト
ランジスタQ1が接続され、この入力トランジスタQ□
により、正負に変化する入力信号Sを印加するもので、
出力トランジスタQ4. Q5のベースと出力点0の間
には、それぞれ後述するようにスイッチング素子を介し
て、バイアス回路が設けられている。
即ち、一方の出力トランジスタQのベースと出力点0の
間には、そのカードがベース側に接続された第1のスイ
ッチング素子であるダイオードD5を介して、ダイオー
ドD7.D8及び抵抗R4からなる第1のバイアス回路
が直列に接続され、ダイオードD5とD7の間に定電流
源I2からの電流が供給されるようになっている。
また、他方の出力トランジスタらのベースと出力点0の
間にも、同じようにそのアノードがベース側に接続され
た第2のスイッチング素子であるダイオードD6を介し
て、ダイオードD9.D1o及び抵抗R6からなる第2
のバイアス回路が直列に接続され、更にダイオードD6
とり、の間が定電流源■8に接続される。
これによに無信号時は、ダイオードD工ないしり、と抵
抗R□によりバイアス電圧を駆動トランジスタQ2.
Q3を通じて加えられるバイアス電流により、出力トラ
ンジスタch、 Q5にアイドリング電流が流れ、トラ
ンジスタQ2ないしQは順バイアスになっている。
そして、入力信号の正の半サイクルが入力トランジスタ
Q□により入ると、出力トランジスタQ4で電力増幅さ
れた出力信号が出力点0に出力し、このときトランジス
タQに流れる電流により抵抗R6に電圧降下を生じる。
この電圧降下分は、トランジスタQ、、 Q5に逆バイ
アスとなって加わり、それらのトランジスタQ2. Q
5をターンオフするようになるが、トランジスタQのベ
ースの電位が上り、ターンオフしようとすると、ダイオ
ードD6がオンの状態になる。
従って、トランジスタQ、のベースにはダイオードD8
.D1oと抵抗R6によるバイアス電圧が加わることに
なり、トランジスタQ5はオンの状態を維持し、無信号
時と略同等のアイドリング電流が流れて完全にターンオ
フしない。
また、逆に負の半サイクルの信号が入力すると、出力ト
ランジスタQ5で電力増幅され、このときも同様にダイ
オードD5がオンの状態になってトランジスタQ、はダ
イオードD7.D8と抵抗R4によるバイアス電圧が加
わって順バイアスを維持し、ターンオフしなくなる。
かくして、正の半サイクルの信号の入力で、出力トラン
ジスタQ、が増幅作用するとき、何等増幅作用しないト
ランジスタQ5はターンオフしないように保持され、逆
に負の半サイクルの信号の入力で出力トランジスタqが
増幅作用するときは、何等増幅作用しないトランジスタ
Qがターンオフしないように保持される。
次いで、第2図の第2の実施例によると、前述のダイオ
ードDst D6がそれぞれトランジスタQ、、 Q7
によるエミッタフォロアに置換されており、これにより
定電流源’2− I3の電流の値を少なくすることが可
能になる。
〔考案の効果〕
このように本考案によると、プッシュプル増幅器におけ
る出力トランジスタQ、、 Q5のターンオフが妨げら
れて、A級モードで動作するようになるので、大振幅時
または、高い周波数での7ツチング歪が改善される。
また、A級モードで動作するので、A級増幅器の欠点が
ない反面A級の利点を有するの効率的な増幅器を作るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による低周波増幅器の第1の実施例を示
す回路図、第2図はその第2の実施例を示す回路図であ
る。 QlないしQ7・・・・・・トランジスタ、Dユないし
Dlo・・・・・・ダイオード、R1ないしR7・曲・
抵抗、■□ないしI3・・・・・・定電流源、S・・・
・・・入力信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミッタがそれぞれ抵抗を介して出力点に共通接続され
    る第1及び第2の駆動トランジスタと、ベースがそれぞ
    れ前記第1及び第2の駆動トランジスタのエミッタに接
    続され、エミッタが前記出力点にて共通接続される第1
    及び第2の出力トランジスタを備え、前記第1及び第2
    の駆動トランジスタのベースに正負に変化する入力信号
    を印加してプッシュプル動作するものにおいて、前記第
    1及び第2の出力トランジスタのベース出力点の間にそ
    れぞれPN接合を有する半導体スイッチング素子を介し
    てバイアス回路を設けて戒り、該半導体スイッチング素
    子はそのPN接合部が前記第1及び第2の出力トランジ
    スタのベース・エミツタ路に対してそれぞれ順方向に接
    続され、入力信号印加時に第1及び第2の出力トランジ
    スタのうち、カットオフしようとする一方の出力トラン
    ジスタに対して、対応する半導体スイッチング素子がタ
    ーンオンし、それによって前記一方の出力トランジスタ
    にバイアス回路からバイアスを供給してターンオフを妨
    げ、A級モードで動作するように構成したことを特徴と
    する低周波増幅器。
JP6009784U 1984-04-24 1984-04-24 低周波増幅器 Expired JPS6029228Y2 (ja)

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JP6009784U JPS6029228Y2 (ja) 1984-04-24 1984-04-24 低周波増幅器

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JP6009784U JPS6029228Y2 (ja) 1984-04-24 1984-04-24 低周波増幅器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177214U JPS59177214U (ja) 1984-11-27
JPS6029228Y2 true JPS6029228Y2 (ja) 1985-09-04

Family

ID=30190338

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6009784U Expired JPS6029228Y2 (ja) 1984-04-24 1984-04-24 低周波増幅器

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JPS59177214U (ja) 1984-11-27

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