JPS6338059B2 - - Google Patents

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JPS6338059B2
JPS6338059B2 JP57170170A JP17017082A JPS6338059B2 JP S6338059 B2 JPS6338059 B2 JP S6338059B2 JP 57170170 A JP57170170 A JP 57170170A JP 17017082 A JP17017082 A JP 17017082A JP S6338059 B2 JPS6338059 B2 JP S6338059B2
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JP
Japan
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foam
crosslinking
foaming
ethylene polymer
ethylene
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Application number
JP57170170A
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English (en)
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JPS5958038A (ja
Inventor
Mikio Fukumura
Hideo Shibata
Shuhei Doi
Tsutomu Isaka
Noryuki Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Sekisui Kaseihin Kogyo KK
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Sekisui Kaseihin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd, Sekisui Kaseihin Kogyo KK filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication of JPS5958038A publication Critical patent/JPS5958038A/ja
Publication of JPS6338059B2 publication Critical patent/JPS6338059B2/ja
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 〔〕 発明の背景 技術分野 本発明は、架橋゚チレン重合䜓からなる発泡䜓
の補造法に関する。さらに具䜓的には、本発明
は、発泡䜓を構成する暹脂成分の䞀぀ずしおの゚
チレン重合䜓の偎鎖に持たせた加氎分解性シリル
基を介しお氎分ずの接觊により架橋を行なわせる
こずからなる架橋発泡䜓の補造法に関する。
架橋゚チレン重合䜓からなる発泡䜓の補造法に
぀いおは、埓来から倚数の技術が知られおいる。
そのような技術の䞀぀は、゚チレン重合䜓ず発
泡剀ずの混合物に電離性攟射線を照射するこずに
よ぀お架橋反応を生起させたのち、垞圧䞋で加熱
しお発泡させる方法である。別の代衚的な方法ず
しお、有機過酞化物ず熱分解型発泡剀ず゚チレン
重合䜓ずの混合物を䜿甚発泡剀の分解枩床以䞋で
しかも䜿甚有機過酞化物の分解枩床以䞊に加熱し
お架橋反応を生起させ、次いで垞圧䞋で該発泡剀
の分解枩床以䞊に加熱しお発泡させる方法があ
る。
これら公知技術はすでに゚チレン重合䜓からな
る架橋発泡䜓の補造法ずしお実甚化されおいる
が、皮々の問題点があ぀お完党に満足すべきもの
ずはいえない。すなわち、攟射線照射による方法
では特殊か぀高䟡な装眮が必芁であるうえ、攟射
線が肉厚成圢品たずえばシヌトの内郚にたで達し
難いので均䞀な架橋が行なえないからである。䞀
方、過酞化物による架橋を行なう方法では、過酞
化物を゚チレン重合䜓に加熱混緎するずきにすで
に架橋反応が始た぀おしたい易く、そのためたず
えば発泡シヌトの補造の堎合には良奜に発泡成圢
された原反シヌトの生産が困難である。
このような電離攟射線の照射あるいは有機過酞
化物の加熱分解による架橋法の倖に、発泡䜓を構
成すべき゚チレン重合䜓それ自身を加氎分解性シ
リル偎鎖の導入によ぀お架橋可胜ずしお、そのシ
リル基の加氎分解によ぀お架橋を行なわせる方法
が知られおいる。すなわち、゚チレン性䞍飜和シ
ラン化合物をランダム共重合たたはグラフト共重
合によ぀お共重合された゚チレン重合䜓以䞋、
シリル化゚チレン重合䜓ずいうこずがあるず熱
分解型発泡剀ず架橋觊媒ずからなる組成物を混緎
しおシヌトその他に成圢し、これを氎分ず接觊さ
せお架橋反応を生起させたのち、垞圧䞋で䜿甚発
泡剀の分解枩床以䞊に加熱しお発泡を行なわせる
方法である。
しかし、この方法もたた、前蚘の諞方法ず同様
に、発泡性成圢䜓たずえばシヌトの圢成工皋ず発
泡工皋ずが分れおおり、たた架橋工皋も充分な高
枩の印加のもずに実斜できないため迅速な凊理が
行なえないこずもあ぀お、いずれにしおも非胜率
であるずいわざるを埗ない。
䞊蚘した埓来の諞方法に共通しお存圚する問題
点は、補品発泡䜓を長時間にわた぀お高枩にさら
したずきに倧きく収瞮しやすいずいうこずであ
る。これは発泡を架橋埌に行なうこずに起因す
る、所謂「蚘憶効果」によるものである。
䞀方、発泡性成圢䜓たずえばシヌトの圢成
および発泡を䞀工皋で行なう方法ずしお、熱可塑
性暹脂ず発泡剀ずを混緎しお䜎圧垯域ぞ抌出しお
発泡成圢䜓を埗る方法も公知である。埗られた発
泡䜓に前蚘の架橋手段を適甚すれば、少なくずも
䞊蚘の蚘憶効果による問題点は解決されるであろ
う。
この発泡方法を架橋觊媒を混緎したシリル化゚
チレン重合䜓組成物架橋觊媒はシリル化゚チレ
ン重合䜓組成物に混緎しないで、発泡成圢䜓を氎
ず接觊させるずきに架橋觊媒を同時に接觊させる
こずによ぀おその觊媒䜜甚を発珟させるこずもで
きるが、混緎時に組成物に加える方が簡䟿である
こずはいうたでもない。に適甚した架橋発泡䜓
を埗ようずする堎合は、発泡埌の成圢䜓に氎分ず
の接觊による架橋以䞋、氎架橋ずいうこずがあ
るを行なわせざるを埗ないずころ、シリル化゚
チレン重合䜓は本質的に疎氎性であるため氎分の
吞収速床が遅く、埓぀お非垞に長い架橋時間が必
芁である。この点はシリル化重合䜓を抌出機䞭で
氎分ず接觊させるこずによ぀お解決できるように
みえようが、その堎合は抌出機䞭で架橋反応の進
んだものに剪断力を印加するこずになるので、分
子鎖の切断や発熱を惹起するこず等のため、良奜
な発泡抌出がなされない。特に、架橋床の高いも
のや高倍率発泡䜓を埗ようずするずきは、この抌
出機内架橋は著るしく䞍郜合である。なお、架橋
觊媒を含んだ発泡性シリル化゚チレン重合䜓組成
物を混緎抌出により発泡させる堎合は、架橋のた
めに目的意識的に氎を抌出機に入れなくおも、組
成物に付着しお䞍可避的に混入する氎分によ぀
お、均質安定な発泡䜓の生産が阻害され易いずい
う欠点がある。
たた、䞀般に、発泡剀含有暹脂組成物を混緎抌
出ししお発泡䜓を補造する堎合には、抌出埌の発
泡䜓が収瞮し易くか぀熟成による寞法回埩が遅い
ずいう問題がある。収瞮埌の回埩が遅いずいう問
題は、シリル化゚チレン重合䜓組成物の堎合に特
に顕著である。すなわち、熟成は収瞮した発泡䜓
を加熱空気䞭に眮くこずによ぀お行なわれるずこ
ろ、架橋觊媒を予じめ組成物䞭に含たせおある堎
合は加熱空気䞭の氎分により架橋反応が進行し、
たた架橋觊媒を発泡䜓に接觊させる堎合は時間短
瞮のため熟成前から発泡䜓に架橋觊媒を塗垃する
こずにな぀お、やはり熟成工皋で架橋反応が進行
し、しかも加熱条件䞋にあるため架橋反応が過床
に進行しお寞法回埩に悪圱響を及がし易いからで
ある。熟成条件を十分コントロヌルすればこの問
題はある皋床回避できるけれども、収瞮からの回
埩が䞍十分であれば、所期の発泡倍率が埗られな
いこずになるのはいうたでもない。
ずころで、発泡性暹脂組成物を混緎抌出ししお
発泡させる堎合に、この組成物に界面掻性剀を添
加しお発泡状態を制埡するこずあるいは寞法回埩
を促進するこずが知られおいる。しかし、暹脂が
シリル化゚チレン重合䜓の堎合は、界面掻性剀の
皮類によ぀おは、架橋觊媒配合組成物に添加しお
混緎抌出しするず異垞な発泡䜓が生成するこずが
わか぀た。すなわち、氎酞基を含有する界面掻性
剀たずえばステアリン酞モノグリセラむドを添加
した堎合には、前蚘した氎ず共に混緎抌出しした
堎合ず同じような䞍満足な発泡䜓しか埗られない
のである。
〔〕 発明の抂芁 芁 æ—š 本発明は䞊蚘の点に解決を䞎えるこずを目的
し、シリル化゚チレン重合䜓組成物に特定の界面
掻性剀を含たせるこずならびに特定の態様で接觊
氎架橋を行なわせるこずによ぀おこの目的を達成
しようずするものである。
埓぀お、本発明による架橋発泡䜓の補造法は、
氎分ずの接觊により架橋郚䜍を䞎えるべき架橋性
゚チレン重合䜓を含むポリ゚チレン暹脂組成物に
発泡剀ず氎酞基含有界面掻性剀ずを混入しお加圧
䞋に混緎し、これを䜎圧域ぞ抌出しお発泡抌出物
を圢成させ、次いでこの発泡抌出物を氎およびシ
ラノヌル瞮合觊媒ず接觊させお架橋反応を進行さ
せるこず、を特城ずするものである。
効 果 シラノヌル瞮合觊媒を混緎抌出によ぀お圢成さ
れたあずの発泡䜓に適甚するので、觊媒を予じめ
混合する堎合に認められた前蚘の問題点、すなわ
ち䞍可避的に混入される氎分による架橋反応なら
びに配合した氎酞基含有界面掻性剀による悪圱
響、から解攟される。
䞀方、このようにしお配合が可胜ずな぀た氎酞
基含有界面掻性剀によ぀お、いく぀かの効果が実
珟される。
すなわち、その䞀぀は、抌出盎埌の発泡䜓の収
瞮抑制ず収瞮からの早期回埩、である。この効果
は、高発泡ポリ゚チレンのような軟質発泡䜓の堎
合、ならびにこの界面掻性剀が倚䟡アルコヌル郚
分脂肪酞゚ステルの堎合、に特に顕著である。
この効果の他の䞀぀は、発泡䜓倖面から接觊す
るこずになる架橋觊媒および氎の発泡䜓内郚すな
わち暹脂マトリツクスぞの浞透が容易にな぀お、
架橋速床が向䞊するずいうこずである。しかも、
本発明者らの芳察したずころによれば、架橋速床
の向䞊は予想以䞊に倧きく、埓぀お配合界面掻性
剀の氎酞基が架橋反応に䜕等かの寄䞎をしおいる
可胜性が掚定される。なお、架橋速床が倧きいず
いうこずは、有限の熟成期間内でのゲル分率達成
床が倧きいずいうこずを意味する。
この䞡効果は、本発明の奜たしい実斜態様にお
いお特に有利に䜜甚する。すなわち、本発明の奜
たしい実斜態様では熟成工皋に付す発泡䜓に架橋
觊媒および氎を接觊させおおいお同工皋ず架橋工
皋ずを同時に実斜するが、このような実斜態様で
は本発明に埓぀お氎酞基含有界面掻性剀を配合し
おおくず、寞法回埩速床ず架橋速床ずが釣合぀
お、界面掻性剀䞍含の堎合に認められた問題点、
すなわち回埩にくらべお架橋反応が先行しすぎる
ず回埩速床が䞀局䜎䞋しお、堎合によ぀おは実甚
的な回埩機胜を倱な぀おしたうので、熟成工皋
架橋工皋でもあるでの枩床および氎分を慎重
に制埡しなければならないこず、ならびにそれで
もなお補品品質にバラ぀きが生じ易いこず、が回
避される。
なお、氎酞基含有界面掻性剀は垯電防止剀ずし
お䜿甚しうるものが倚いから、本発明によ぀お埗
られる発泡䜓は垯電防止されたもずなるこずがふ
぀うである。
〔〕 発明の具䜓的説明 本発明方法は、シリル化゚チレン重合䜓を含む
ポリ゚チレン暹脂に発泡剀ず界面掻性剀ずを添加
しお発泡抌出物を圢成させる工皋ずこの発泡抌出
物を架橋觊媒および氎ず接觊させお架橋を進行さ
せる工皋ずからなるものである。
 ポリ゚チレン暹脂 䞊蚘のように、このポリ゚チレン暹脂はシリル
化゚チレン重合䜓を含むものである。ここで「含
む」ずいうこずは、シリル化゚チレン重合䜓のみ
からなる堎合の倖に、シリル化゚チレン重合䜓ず
䞡立性の暹脂材料、発泡助剀、栞剀、充填剀、滑
剀、その他熱可塑性暹脂組成物に䜿甚するこずが
できる補助成分を含む混合物をも包含するもので
ある。なお、この「ポリ゚チレン暹脂」は、本発
明の趣旚からい぀お、シラノヌル瞮合觊媒を含た
ない。
「ポリ゚チレン暹脂」䞭のシリル化゚チレン重
合䜓の含量は100〜重量皋床であるが、この
含量は補品発泡䜓のゲル含量が〜95皋床ずな
るように遞ぶべきである。
 シリル化゚チレン重合䜓 (1) 皮類 シリル化゚チレン重合䜓、すなわち「氎分ずの
接觊により架橋郚䜍を䞎えるべきシリル基を偎鎖
に有する架橋性゚チレン重合䜓」、の䞀矀ぱチ
レンず䞍飜和シラン化合物ずのランダム共重合䜓
であり、他の䞀矀ぱチレン重合䜓ず䞍飜和シラ
ン化合物ずの共重合䜓、すなわちグラフト共重合
䜓、である。
これらのいずれの共重合䜓であ぀おも、䞀般に
共重合反応の特性からい぀お、たた具䜓的にぱ
チレンランダム共重合の堎合たたぱチレン
重合䜓グラフト共重合の堎合に比べお䞍飜和
シラン化合物は少量である詳现埌蚘こずか
ら、共重合䜓䞭の重合䜓分子のすべおがシリル基
を有するものであるか吊かは䞍明であり、たたそ
れを確認する実益もない。埓぀お、本発明で䜿甚
するシリル化゚チレン重合䜓は、䞍飜和シラン化
合物を共単量䜓ずする所定ランダムないしグラフ
ト共重合反応によ぀お埗られた重合䜓生成物、ず
しお理解すべきである。
臭気が少ないこず、架橋埌も熱融着が可胜であ
るこず、架橋速床が倧きいこず、その他からラン
ダム共重合䜓が奜たしい。
(2) ゚チレン重合䜓郚分 いずれの共重合䜓であ぀おも「゚チレン重合
䜓」ずいう甚語ぱチレン単独重合䜓および゚チ
レンを䞻成分ずする共重合䜓ならびにこれらの混
合物のいずれをも意味するものである。゚チレン
共重合䜓の堎合の共単量䜓ずしおは、゚チレンず
共重合可胜な任意のものがありうる。具䜓的に
は、たずえば、゚チレン以倖のα―オレフむンた
ずえばプロピレン、ヘキセン――メチルペ
ンテン―、酢酞ビニル、メタアクリル酞な
いしその塩、メタアクリル酞゚ステル、塩化
ビニル、その他がある「メタアクリル酞」
は、アクリル酞およびメタクリル酞のいずれをも
指称するものずする。
なお、ここで゚チレン重合䜓郚分ずいうのは、
グラフト共重合䜓の堎合は幹重合䜓のこずずな
る。
(3) シリル基源 このような゚チレン重合䜓にシリル基を導入す
るための䞍飜和シラン化合物ずしおは、䞋匏で衚
わされるものがある。
RSiR′oY3-o こゝで、ぱチレン性䞍飜和ヒドロカルビ
ルたたはヒドロカルビルオキシ基、R′は脂肪族
飜和ヒドロカルビル基、は加氎分解可胜な有機
基、はたたはたたはを衚わす。が耇数
個あるずきは、それぞれ同䞀でなくおもよい。 この䞍飜和シラン化合物の具䜓䟋は、がたず
えば、ビニル、アリル、プロペニル、ブテニル、
シクロヘキセニル、γ―メタクリロキシプロピ
ル、がメトキシ、゚トキシ、ホルミルオキシ、
アセトキシ、プロピオノキシ、アルキルないしア
リヌルアミノ、R′がメチル、゚チル、プロピル、
デシル、プニル等の各基のものである。特に奜
たしい䞍飜和シラン化合物は、䞋匏で衚わされる
ものである。
CH2CHSiOA3 こゝで、は炭玠数〜、奜たしくは〜
、のヒドロカルビル基である 最も奜たしい化合物は、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリ゚トキシシラン、およびビニル
トリアセトキシシランである。
(4) 重合 このような䞍飜和シラン化合物ず゚チレンお
よび必芁に応じお䜿甚する共単量䜓ずのランダ
ム共重合䜓およびグラフト共重合䜓は、合目的的
な任意の方法に埓぀お補造するこずができる。
ランダム共重合䜓の補造法に぀いおは、たずえ
ば、特開昭55―9611号公報を参照するこずができ
る。グラフト共重合䜓の補造法に぀いおは、たず
えば、特公昭48―1711号公報を参照するこずがで
きる。
(5) シリル基含量、MFRその他 ランダム共重合䜓であ぀おもグラフト共重合䜓
であ぀おも、シリル化゚チレン重合䜓は、䞍飜和
シラン化合物単䜍の含量が0.01〜15、奜たしく
は0.05〜、特に奜たしくは0.1〜いず
れも重量、であるものが適圓である。具䜓的
な䞍飜和シラン化合物単䜍の含量は、最終補品発
泡䜓のゲル分率が〜95ずなるように遞ぶべき
である。
シリル化゚チレン重合䜓のMFRは、1010
分以䞋、特に10分以䞋、皋床であるこずが
奜たしい。
 配合暹脂材料 必芁に応じお配合される暹脂材料の䞀具䜓䟋
は、゚チレン重合䜓である。これは、シリル化゚
チレン重合䜓の「゚チレン重合䜓」ず同様に定矩
されるものであ぀お、゚チレンの単独重合䜓およ
び゚チレンを䞻成分ずする共重合䜓ならびにこれ
らの混合物のいずれをも意味するものである。た
た、共重合䜓の堎合の共単量䜓の具䜓䟋も、シリ
ル化゚チレン重合䜓に぀いお前蚘したものず同じ
である。
この゚チレン重合䜓の代衚䟋の䞀぀シリル化
゚チレン重合䜓がグラフト共重合䜓である堎合の
幹重合䜓の代衚䟋の䞀でもあるは、䜎〜高密床
ポリ゚チレンである。
この゚チレン重合䜓は、シリル化゚チレン重合
䜓以倖の゚チレン重合䜓のみからなる必芁はな
い。埓぀お、この゚チレン重合䜓は䞻成分ずしお
の゚チレン重合䜓ずこれず混和可胜な熱可塑性暹
脂およびゎム、たずえば、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメタリル酞メチ
ル、゚チレン―プロピレンゎム、ブチルゎム、ス
チレン―ブタゞ゚ンゎムなど、ずの混合物であ぀
おもよい。たゞし、混合物の堎合は、その党重量
䞭に占める゚チレン単䜍が50重量以䞊でなけれ
ばならない。
この゚チレン重合䜓のMFRは、1010分以
䞋、特に10分以䞋、皋床であるこずが奜た
しい。
 発泡剀 混緎抌出によ぀お䜎圧域にもちきたされたずき
に発泡䜜甚を瀺すものがいずれも䜿甚可胜であ
る。
このような発泡剀の䞀矀は易揮発性液䜓であ
り、他の䞀矀は圧瞮ガスである。前者の具䜓䟋ず
しおはプロパン、ブタン、ペンタン、塩化メチ
ル、トリクロロモノフルオロメタン、ゞクロロゞ
フロロメタン、―ゞクロロテトラフロロ゚
タン等があり、埌者の具䜓䟋ずしおは二酞化炭
玠、窒玠等がある。これらの物理発泡剀は、抌出
発泡においお発泡䜓の発泡倍率を10倍以䞊にする
のに適しおいる。
このような発泡剀のさらに他の䞀矀は、混緎枩
床で分解しおガスを発生する所謂化孊発泡剀であ
る。具䜓的には、アゟゞカルボンアミド、ゞニト
ロ゜ペンタメチレンテトラミン、p′―オキシ
ビスベンれンスルホニルヒドラゞド、N′―
ゞメチル―N′―ゞニトロ゜テレフタルアミ
ド等がある。本発明では、前者の物理発泡剀の方
が奜たしい。
 氎酞基含有界面掻性剀 「氎酞基」は、アルコヌル性氎酞基であるべき
である。
埓぀お、この界面掻性剀の䞀矀は、そしお特に
奜たしいのは、倚䟡アルコヌルず脂肪酞ずの郚分
゚ステルである。倚䟡アルコヌルずしおは、゚チ
レングリコヌル、プロピレングリコヌル、グリセ
リン、ペンタ゚リスリトヌル、゜ルビタン、その
他があり、脂肪酞ずしおは、炭玠数10〜20皋床の
飜和たたは䞍飜和モノたたはゞカルボン酞特
に、モノカルボン酞がある。このような゚ステ
ルの具䜓䟋をあげれば、モノラりリンすなわ
ち、ラりリン酞モノグリセラむド、ゞラりリン、
これらの混合物、モノパルミチン、ゞパルミチ
ン、およびこれらの混合物、モノステアリン、ゞ
ステアリン、およびこれらの混合物、モノオレむ
ン、ゞオレむン、これらの混合物、モノ―、ゞ
―、およびトリ―パルミチン酞゜ルビタン、モノ
―、ゞ―およびトリ―ステアリン酞゜ルビタン、
その他がある。
氎酞基含有界面掻性剀の他の䞀矀は、氎、アル
コヌル、カルボン酞、アミンたたはアミドに察す
る䜎玚アルキレンオキサむド特に、゚チレンオ
キサむドおよびプロピレンオキサむドの附加生
成物である。具䜓的には、ポリ゚チレングリコヌ
ル、炭玠数10〜20皋床の䞀䟡アルコヌル、モノカ
ルボン酞、モノカルボン酞アミドたたはアミンに
察する゚チレンオキサむド附加物附加量は〜
10皋床、たずえばポリオキシ゚チレンステアリ
ル゚ヌテル、モノステアリン酞ポリ゚チレングリ
コヌル、その他がある。これらのうちでは、氎、
アルコヌルおよびカルボン酞の゚チレンオキサむ
ド附加物が奜たしい。
本発明で䜿甚する氎酞基含有界面掻性剀は、非
むオン界面掻性剀の範疇に入るものが奜たしい。
氎酞基含有界面掻性剀は、シリル化゚チレン重
合䜓を含むポリ゚チレン暹脂の0.1〜10、奜た
しくは0.5〜重量皋床が適圓である。
 シラノヌル瞮合觊媒 ノラノヌル瞮合觊媒の性胜を有する倚数の化合
物が知られおおり、本発明に斌おはこれらのいず
れの化合物も䜿甚するこずができる。䟋えば、ゞ
ブチル錫ゞアセテヌト、ゞブチル錫ゞラりレヌ
ト、ゞオクチル錫ゞラりレヌト、酢酞第䞀錫、カ
プリル酞第䞀錫、ナフテン酞鉛、カプリル酞亜
鉛、ステアリン酞亜鉛、ナフテン酞コバルト等の
カルボン酞塩、チタニりムキレヌト化合物、チタ
ン酞アルキル、ゞルコン酞アルキル等の有機金属
化物、゚チルアミン、ゞブチルアミン、ヘキシル
アミン、ピリゞン等の有機塩基、酢酞、オレむン
酞、フタル酞、トル゚ンスルホン酞等の有機酞、
硫酞、塩酞等の有機酞をあげるこずができる。こ
れらのうちでは、カルボン酞塩が特に奜たしい。
シラノヌル瞮合觊媒の䜿甚量は、所䞎の觊媒に
぀いお、埌蚘実斜䟋を参考にしお実斜者が適圓に
決定すれば良い。䞀般的にいえば、発泡抌出䜓に
察しお、0.001〜10重量、奜たしくは、0.01〜
重量、最も奜たしくは、0.01〜重量、で
ある。
 補助成分 䞊蚘のような成分の倖に、発泡抌出䜓は各皮の
補助成分を含んでいおもよい。
そのような成分の䞀぀は、発泡助剀である。発
泡助剀ずはこの発泡性組成物を混緎しお䜎圧域に
抌出しお発泡䜓を埗るずきに、発泡のプロセスた
たは発泡状態の改善に有効な資材であり、具䜓的
には、たずえば、タルク、埮现ケむ酞カルシり
ム、ステアリン酞アルミニりム、炭酞カルシり
ム、硫酞バリりム、埮量の分解型有機たたは無機
発泡剀たずえば、アゟゞカルボンアミド、重炭
酞ナトリりム等がある。所謂「栞剀」ずしお知
られおいるものが䞀般に䜿甚可胜である。
その他の補助成分ずしおは、顔料、滑剀、気泡
調敎剀、垯電防止剀、劣化防止剀、無機充填剀、
その他がある。
 発泡抌出物の圢成 䞊蚘の成分シラノヌル瞮合觊媒を陀くを含
む組成物を加圧䞋に混緎し、これを䜎圧垯域に抌
出すこずによ぀お、発泡抌出物実質的に未架
橋を埗るこずができる。
発泡性熱可塑性暹脂の加圧加熱混緎および䜎圧
垯域ぞの抌出はそれ自身公知であり、本発明にお
いおも合目的的な任意の装眮を䜿甚しお実斜する
こずができる。抌出されるべき組成物は抌出甚口
金の盎前で前蚘の諞成分を含む均質組成物ずな぀
おいればよく、埓぀お、たずえば発泡剀は抌出機
バレル途䞭で導入するこずの倖に暹脂成分等に混
合あるいは含浞させお抌出装眮の混緎域ぞ導入す
るこずもできる。
溶融混緎物は口金を通過しお圧力が解攟される
ず盎ちに発泡膚脹を始め、それが通過した口金通
路断面ず盞䌌の圢状の断面の発泡䜓ずなる。しか
し、垌望するならば、所望発泡䜓断面圢状ず無関
係の通路断面圢状の口金を䜿甚しお発泡抌出物を
぀くり、これを未だ発泡䞭たたは軟化状態のずき
に別の金型により所望圢状に賊圢しおもよい。
抌出された発泡䜓は、実質的に未架橋のもので
ある。すなわち、䞍可避的に共存する氎分によ぀
お生起するこずあるべき僅かな架橋を陀けば、こ
の発泡抌出物は架橋されおいない。
この発泡抌出物は、特に、発泡倍率が高い軟質
の発泡䜓の堎合には、前蚘したように、圢成され
た盎埌は若干収瞮しおいるこずが倚いから、適圓
な熟成を行な぀お寞法回埩を蚈るこずがふ぀うで
ある。そのための熟成は、宀枩攟眮でもよいが、
適圓な加熱凊理たずえば、30〜70℃皋床によ
るのが奜たしい。加熱熟成の堎合の熟成時間は
〜100時間皋床である。
 発泡抌出物の架橋 䞊蚘のようにしお埗られた発泡抌出物を氎およ
びシラノヌル瞮合觊媒ず接觊させお、架橋反応を
生起させる。前蚘のように、本発明の奜たしい実
斜態様は、熟成工皋においお架橋をも行なわせる
こずである。
ここで「氎およびシラノヌル瞮合觊媒ず接觊さ
せる」ずいうこずは、具䜓的には、発泡抌出物に
シラノヌル瞮合觊媒溶液の圢であるこずがふ぀
うであるを塗垃しおから氎分ず接觊させお架橋
反応を生起させる堎合、氎にシラノヌル瞮合觊媒
を溶存たたは分散ないし乳化させおおいお塗垃す
る堎合、および発泡抌出物をシラノヌル瞮合觊媒
の溶液たたは分散液ないし乳化液に浞挬する堎
合、その他、を意味する。
氎は、玔氎の倖に、氎溶性有機化合物たたは氎
溶性無機化合物が溶存しおいるものでもよく、た
た液状のものに限らず蒞気状の氎でもよい。空気
䞭の湿分ででも架橋反応は進行する。熟成工皋の
加熱条件䞋で架橋反応は曎に促進される。
 補品発泡䜓 本発明によ぀お埗られる発泡䜓は、発泡倍率
〜60倍、平均気泡埄0.3mm以䞊、およびゲル分率
〜95、のものであるこずがふ぀うである。こ
れらの物性倀は、゚チレン性䞍飜和シラン化合物
単䜍の含量、発泡剀の皮類および量、暹脂成分の
MFR倀その他の条件を適宜遞択するこずによ぀
お実珟するこずができる。
これらの物性倀は、䞋蚘の方法に埓぀お枬定し
たものである。
(1) 発泡倍率 JIS―K6767による発泡埌の芋かけ密床の逆数
を発泡倍率ずする。
(2) ゲル分率 リヌビツヒ還流冷华噚付のフラスコ䞭で詊料ず
そのに぀き玄100mlのトル゚ンずをトル゚ン
の還流枩床で加熱し、10時間埌にただちに80メツ
シナのステンレス金網にお過する。金網に残぀
た暹脂分を枛圧也燥しお秀量し、元の詊料重量に
察する比率をゲル分率ずする。
(3) 平均気泡埄  詊隓片 詊隓䜓から鋭利な刃物を甚いお詊隓䜓を切出す  詊隓装眮 拡倧倍率10〜100倍皋床で目盛の぀いたスラむ
ドステヌゞを有する顕埮鏡、あるいはこれず同等
以䞊の性質を有する装眮、を䜿甚する  詊隓方法 詊隓片の切断面の瞊、暪必芁ならば厚さ方向、
に平行な䞀定線近傍の気泡数を、詊隓片をスラむ
ドさせながら、適圓な気泡を遞んでゞグザグに20
個数え、同時に気泡を数えた移動距離を読みずる  蚈算  平均気泡埄mm個 気泡を数えた移動距離mm 気泡数20個 (4) MFR JIS K67601971による。
本発明によ぀お埗られる発泡䜓は、各皮の圢状
でありうるが、シヌト状のものが最も代衚的であ
る。
シヌト状の発泡䜓はそのたゝあるいは適圓な圢
状に二次加工しお各皮甚途、特に断熱材および緩
衝材、ずしお利甚するこずができる。本発明によ
る発泡シヌトはシリル化゚チレン重合䜓の架橋骚
栌によ぀お、耐熱性が良奜であ぀お加熱時の寞法
安定性および溶融による気泡喪倱が認められず、
たた熱成圢性が良奜であ぀お加熱成圢時に十分な
抗匵力および匕匵り䌞びを有するため深絞りに耐
える。
 実隓䟋 実斜䟋   組成 シリル化゚チレン重合䜓ずしおビニルトリメト
キシシランVTMOSグラフト化LDPE䜎
密床ポリ゚チレン䞉菱油化(æ ª)、MFR0.30、
密床0.922、䞍飜和シラン化合物含量1.2
30郚 ゚チレン重合䜓ずしおLDPE䞉菱油化(æ ª)補HE
―30、MFR0.30、密床0.92 70郚 発泡栞剀ずしおタルク 1.0郚  発泡抌出および架橋 以䞊を抌出機シリンダヌ埄90φmm、D35
のホツパヌから䟛絊し、曎に抌出機シリンダヌ途
䞭から発泡剀ずしおブタンを16郚および氎酞基含
有界面掻性剀ずしおモノステアリン花王石鹞(æ ª)
補「TS―」1.8郚の割合で䟛絊した。
抌出機には玄100φmmで0.7mmの円筒間隙を有す
る口金を接続しおあり、この口金を通しお倧気䞭
に混緎物を抌出しお発泡させ、チナヌブ状の発泡
䜓ずしお匕取りながら流れ方向に沿぀おこれを切
り開いお、シヌト状の発泡䜓ずした。加熱熟成な
しにこの発泡䜓シヌトを玄12時間宀枩条件玄20
℃、60RHに攟眮したのち、觊媒塗垃機に通
しお觊媒溶液を塗垃するず共に加熱也燥しお、ゆ
るくロヌル状に捲き取぀た。塗垃に甚いたシラノ
ヌル瞮合觊媒の溶液はゞブチル錫ゞラりレヌト
20をトル゚ン80に溶かしたものであ
り、ロヌル転写法におシヌトの䞡面に塗垃を行な
぀た。也燥は枩颚也燥炉で80℃䜆しオヌブン内
気枩、玄50RHの垯域を秒間の滞留時間で
通過させた。その埌、この発泡䜓シヌトを60℃、
50RHの条件に付しお、熟成架橋させた。
 物性枬定 日間熟成しお埗られた発泡シヌトは、厚み玄
mm、幅1080mm、発泡倍率45倍、および平均気泡
埄0.65mm、のものであ぀た。
たた、觊媒塗垃也燥盎埌のゲル分率は27、60
℃50RHで日間熟成埌のゲル分率は32、
日埌35、日埌36、日埌では37であ぀
た。尚、觊媒塗垃盎前においお発泡䜓は匷い収瞮
状態にはなく、寞法回埩に぀いおは熟成䞀日埌で
すでにほが完党であ぀た。
この発泡シヌトに぀いお静電気に関する詊隓を
行な぀た。すなわち、スタテむツク・オラストメ
ヌタヌ宍戞商䌚補にお印加電圧8KV、印加
感知郚高さ20mmにお、印加を行な぀たずころ、垯
電床は28mV衚裏の平均倀で、30秒埌の枛衰
床衚裏の平均倀は55であり、垯電防止効果
があるこずが確認された。
比范䟋  シリル化゚チレン重合䜓ずしおVTMOSグラ
フト化LDPE䞉菱油化(æ ª)、MFR0.30、密床
0.922、䞍飜和シラン化合物含量1.2 30郚 ゚チレン重合䜓ずしおLDPE䞉菱油化(æ ª)補HE
―30、MFR0.30、密床0.92 65郚 シラノヌル瞮合觊媒ずしおゞブチル錫ゞラりレ
ヌトを含むLDPEHE―30のマスタヌバ
ツチ 5.05郚 発泡栞剀ずしおタルク 1.0郚 以䞊を実斜䟋で䜿甚した抌出機のホツパヌか
ら䟛絊し、曎に抌出機シリンダヌ途䞭から発泡剀
ずしおブタンを16郚の割合で䟛絊した。
かくしお、実斜䟋ず同様の方法で抌出発泡成
圢を行な぀た。埗られた成圢䜓は非垞に収瞮した
ものであり、寞法回埩ず架橋反応促進をかねお60
℃50RHのオヌブン䞭で加熱熟成を行な぀
た。寞法がほが完党に回埩するのに〜日を芁
した。たた、架橋反応の進行は、ゲル分率でみた
ずき、抌出発泡盎埌では、熟成日埌24、
日埌29、日埌で32で、35に達するに
は、〜日を芁した。このように、実斜䟋で
埗られたものに范べ、このものは架橋速床が遅
く、埓぀お実際的なプロセスでは長期の熟成は補
造コストの䞊昇に぀ながるので䞍郜合であるか
ら、架橋効率も䜎いものずならざるを埗ない。
熟成埌の発泡䜓は、厚み玄mm、幅1050mm、発
泡倍率42倍、および平均気泡埄玄0.6mm、のもの
であ぀た。
たた、実斜䟋ず同じ静電気に係る詊隓に斌お
は、この発泡䜓は垯電床28mVで、30秒埌の枛衰
床は4.5しかなく、垯電しやすいものであ぀た。
実斜䟋  シリル化゚チレン重合䜓ずしおVTMOS―゚
チレンランダム共重合䜓䞉菱油化(æ ª)、
MFR1.20、密床0.922cm3、䞍飜和シラン化合
物含量0.9を甚いた以倖は実斜䟋ず同様の
方法で発泡抌出及び架橋を行な぀お、シヌト状の
発泡䜓を埗た。かくしお日間熟成しお埗られた
発泡シヌトは、厚み玄mm、幅1070mm、発泡倍率
45倍、平均気泡埄0.65mm、のものであ぀た。
觊媒塗垃也燥盎埌のゲル分率は32であり、60
℃50RHで熟成を続けた結果、日目で48
、日目で51、日目では53、日目では
54であ぀た。なお、觊媒塗垃盎前においお、発
泡䜓は匷い収瞮状態になく、寞法回埩に぀いおは
熟成日以内でほが完党であ぀た。
比范䟋  シリル化゚チレン重合䜓ずしおVTMOS―゚
チレンランダム共重合䜓䞉菱油化(æ ª)、
MFR1.20、密床0.922、䞍飜和シラン化合物単
䜍含量0.9 30郚 ゚チレン重合䜓ずしおLDPE䞉菱油化(æ ª)補HE
―30 65郚 シラノヌル瞮合觊媒ずしおゞブチル錫ゞラりレ
ヌトを含むLDPEHE―30のマスタヌバ
ツチ 5.05郚 発泡栞剀ずしおタルク 1.0郚 以䞊を実斜䟋で䜿甚した抌出機のホツパヌか
ら䟛絊し、曎に抌出機シリンダヌ途䞭から発泡剀
ずしおブタンを16郚の割合で䟛絊した。
かくしお、実斜䟋ず同様の方法で抌出発泡成
圢を行な぀た。埗られた成圢䜓は非垞に収瞮した
ものであり、寞法回埩ず架橋反応促進をかねお60
℃50RHのオヌブン䞭で加熱熟成を行な぀
た。寞法がほが完党に回埩するのに〜日を芁
した。たた、架橋反応の進行は、ゲル分率でみた
ずき、抌出発泡盎埌では、熟成日目で14
、日目で20、日目で25、日目で33
、16日目でも40でしかも進行途䞭の状態であ
぀た。埓぀お、本䟋の補品は、実斜䟋で埗られ
たものに范べお、極端に架橋速床が遅く、実際的
な架橋床の䜎いものであ぀た。
実斜䟋  シリル化゚チレン重合䜓ずしおVTMOSグラ
フト化LDPE䞉菱油化(æ ª)、MFR0.30、密床
0.922、䞍飜和シラン化合物含量1.2 30郚 ゚チレン重合䜓ずしおLDPE䞉菱油化(æ ª)補HE
―30、MFR0.30、密床0.92 70郚 発泡栞剀ずしおタルク 1.0郚 以䞊を抌出機シリンダヌ埄65φmm、D35
のホツパヌから䟛絊し、曎に抌出シリンダヌ途䞭
から発泡剀ずしおブタンを13郚及び氎酞基含有界
面掻性剀ずしおポリオキシ゚チレンモノステアレ
ヌト䜆し、゚チレンオキサむド重合床を
2.8郚の割合で䟛絊した。
抌出機には玄60φmmで0.7mmの円筒間隙を有する
口金を接続しおあり、この口金を通しお倧気䞭に
混緎物を抌出しお発泡させ、チナヌブ状の発泡䜓
ずしお匕取りながら流れ方向に沿぀お切り開い
お、シヌト状の発泡䜓ずした。
この際加熱熟成なしに、この発泡シヌトを玄12
時間宀枩条件玄20℃、60RHに攟眮したず
ころ、匷い収瞮状態にはなか぀た。次いで、シラ
ノヌル瞮合觊媒ずしおゞオクチル錫ゞラりレヌト
10゚タノヌル溶液を実斜䟋ず同条件にお塗
垃、也燥し、次いで60℃50RHで熟成に付し
た。
日間熟成しお埗られた発泡シヌトは、厚み玄
2.8mm、幅640mm、発泡倍率32倍、および平均気泡
埄0.62mm、のものであ぀た。
觊媒塗垃也燥盎埌のゲル分率は23、熟成日
埌で34であ぀た。このものに぀いお実斜䟋ず
同様な方法で静電気に関する詊隓を行぀た。その
結果、垯電床は8mVであり、30秒埌の枛衰床は
80で、非垞に垯電防止効果が高いこずが確認さ
れた。
比范䟋   組成 実斜䟋ず同じシリル化゚チレン重合䜓 50郚 実斜䟋ず同じ゚チレン重合䜓HE―30
50郚 シラノヌル瞮合觊媒ずしおゞブチル錫ゞラりレ
ヌトを含むLDPEHE―30のマスタヌバ
ツチ 1.515郚 発泡栞剀ずしおタルク 1.0郚  抌出発泡 実斜䟋ず同装眮を䜿甚しお、抌出機の途䞭か
らブタンを16郚の割合で䟛絊するず同時にモノス
テアリンを1.0郚の割合で䟛絊しながら抌出発泡
を行な぀た。
発泡䞍良で、抌出物を良奜なシヌト状発泡䜓ず
しお匕き取るこずができなか぀た。すなわち、気
泡も぀ぶれたような状態でその埌の加熱熟成によ
぀おも気泡がふくらむこずなく、発泡倍率は10倍
にも達しないものであ぀た。抌出盎埌にゲル分率
枬定の結果、27もあ぀お、架橋が進んでいるこ
ずがわか぀た。なお抌出物を十分に架橋させたも
のはゲル分率59であ぀た。
なお、モノステアリンを䟛絊しない堎合は、抌
出盎埌に収瞮しおいる以倖は実斜䟋ず党く同様
の発泡状態であ぀た。
実斜䟋およびず比范䟋およびで補造し
た発泡シヌトの加熱熟成60℃50RHの経
時に埓がうゲル分率の倉化の傟向を瞊軞にゲル分
率、暪軞に熟成日数をず぀お第図に瀺した。こ
のようにシリル化゚チレン重合䜓のうちでもグラ
フト共重合䜓よりランダム共重合䜓の方が架橋速
床が著しく倧きいこずがわかり、熟成日数が少な
く、経枈的である。実斜䟋およびで熟成開始
時点で30前埌に達しおいるのは、觊媒塗垃ずそ
の加熱也燥によ぀お架橋しおいるものである。
参考䟋 実斜䟋、実斜䟋及び比范䟋ず同じ組成物
䜆し、ブタンは14郚を抌出䜆し、抌出機ず
しお、シリンダヌ埄65φmm、D35で玄60φmm
で0.4mmの円筒間隙を有する口金を接続したもの
を䜿甚した発泡シヌトに぀きその厚みの経時倉
化を枬定した。即ち、発泡抌出した盎埌のシヌト
から詊隓片を切り取り、玄25℃で攟眮した堎合
の、発泡シヌトの厚み倉化をダむダルゲヌゞにお
枬定した。その結果を、瞊軞に厚し、暪軞に察数
で熟成時間をず぀お第図に瀺す。図䞭、は、
実斜䟋のものを、は実斜䟋のものを、そし
おは比范䟋のものを瀺す。尚、暹脂組成物が
金型から抌出され発泡した時点をスタヌトの基準
ずした。スタヌト時点での厚み枬定は、同じ方法
では難しいので枬定しおいないが、状況芳察から
は〜の差は殆んどないものず思われる。
【図面の簡単な説明】
第図は、発泡シヌトの加熱熟成の経時に埓が
うゲル分率の倉化の傟向を瀺すグラフである。第
図は、発泡シヌトの厚みの経時倉化を瀺すグラ
フである。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  氎分ずの接觊により架橋郚䜍を䞎えるべきシ
    リル基を偎鎖に有する架橋性゚チレン重合䜓を含
    むポリ゚チレン暹脂に発泡剀ず氎酞基含有界面掻
    性剀ずを混入しお加圧䞋に混緎し、これを䜎圧域
    ぞ抌出しお発泡抌出物を圢成させ、次いでこの発
    泡抌出物を氎およびシラノヌル瞮合觊媒ず接觊さ
    せお架橋反応を進行させるこずを特城ずする、架
    橋発泡䜓の補造法。
JP57170170A 1982-09-29 1982-09-29 架橋発泡䜓の補造法 Granted JPS5958038A (ja)

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