JPS6336855Y2 - - Google Patents

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JPS6336855Y2
JPS6336855Y2 JP1983008222U JP822283U JPS6336855Y2 JP S6336855 Y2 JPS6336855 Y2 JP S6336855Y2 JP 1983008222 U JP1983008222 U JP 1983008222U JP 822283 U JP822283 U JP 822283U JP S6336855 Y2 JPS6336855 Y2 JP S6336855Y2
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JP
Japan
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bumper
vehicle
vehicle body
slit
bumper cover
Prior art date
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Application number
JP1983008222U
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English (en)
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JPS59114357U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は可撓性バンパカバーを有する車両用バ
ンパ構造の改良に関する。
〔従来技術〕
車両用バンパは車両の衝突等から人命及び車両
を守る為に、車両の前後部に一対取り付けられ
る。この車両用バンパはバンパ本体であるバンパ
カバーと、このバンパカバーを車両前面又は後面
で支持する為の一対のバンパアームとから成つて
いる。またバンパカバーの両端部には、車両の前
部又は後部から側部への回り込み部を保護する
為、車両側部への回り込み部が形成されている。
近年、車両の軽量化の要請により、例えばウレ
タン製バンパカバーのように可撓性を有するバン
パカバーが多くなつている。このようなバンパカ
バーに於いては、その両端部回り込み部はその剛
性が低い為、バンパカバー組み付け時の建付精度
に多くの注意が払われなければならず、しかも熱
膨張や軽度衝突時に永久変形を起こすことがあつ
た。
そこでこのようなバンパカバー回り込み部の剛
性を強化する手段として、例えばバンパアームを
車両ボデイーパネルへ挿入した後、第1図に示さ
れているようにバンパカバー10の回り込み部内
面に固着されているバンパ側部固定用サポート1
4を車両ボデイーパネル12に矢印の方向(車両
横方向)へ押し込むように構成されている。
他の手段としては、第2図に示されている如く
バンパカバー10の回り込み部に固着されている
バンパ側部固定用サポート14を車両ボデイーパ
ネル12の内側からボルト16で螺着する車両も
ある。
しかしながら、上記のような従来の車両用バン
パ構造では、使用部品の点数が多いのみならず、
組み付け作業にも手間がかかり、生産コストの上
昇を招く不都合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は以上のような事情を考慮して、部品点
数が少なくしかも組み付け作業性が向上された車
両用バンパ構造を得ることが目的である。
〔考案の概要〕
上記目的を達成する為に本考案の車両用バンパ
構造では、車両ボデイーの前後面のうちの一方の
面に取り付けられる可撓性を有するバンパカバー
と、該バンパカバーの車両ボデイーの側面に回り
込む回り込み部の内側に設けられ車両ボデイー側
に向つて突出されたバンパ側部支持部材と、前記
車両ボデイー側の側面から前記一方の面の方向に
延出すると共に車両前後方向中心線と交わる方向
に傾斜した傾斜面と、該バンパ側部支持部材の車
両前後方向のサイズより長く該傾斜面から側面に
かけて車両前後方向に延出すると共に前記バンパ
カバーと車両ボデイーとの間の車両前後方向への
相対移動によつて該バンパ側部支持部材が嵌合さ
れるスリツトと、該スリツトの該傾斜面側の端部
に形成された幅広部と、を備えていることを特徴
としている。
従つて、バンパカバーと車両ボデイーとの車両
前後方向の相対移動によりバンパ端部支持部材は
スリツトの傾斜部側の端部の幅広部からスリツト
に挿入されて嵌合される。
またバンパ側部支持部材とスリツトとの嵌合状
態においてスリツトはその長手方向にバンパ側部
支持部材の移動代を有するので、バンパカバーが
熱変形により伸縮されてもその伸縮を吸収できる
ようになつている。
〔考案の実施例〕
以下図面に基づいて本考案に係る車両用バンパ
構造の好適な実施例を説明する。
第3図は本考案に係る車両用バンパカバー取り
付け直前の車両用バンパ構造の斜視図を示し、第
4図は、バンパカバー取り付け後の第3図の−
線に沿う断面図である。
バンパカバー10は、第5図に示されているよ
うに、その両端部は車両本体の側部にまで回り込
み車両本体の4隅を保護するよう形成されてい
る。またこのバンパーカバー10には、これを車
両本体に取り付け支持する為に、一対のバンパア
ーム26が車両幅方向に所定の間隔をもつて車両
前後方向に取り付けられている。
バンパカバー10の回り込み部内面には、バン
パ側部支持部材としてバンパサポート18が第4
図に示されているようにクリツプ20で固着され
ている。このバンパサポート18には平板状の2
個の突起18Aが互いに平行に所定の間隔をもつ
てそれぞれ水平方向に形成されている。この突起
18Aは取付け状態で車両幅方向に向くように突
出されており、第4図にその縦断面図が示されて
いる如く、その先端に向つて先細りになり、首部
18Bを介して先端が拡大された鉤部18Cに形
成されている。
他方、第5図に示されている如く車両本体の前
部及び後部には、バンパカバー10に取り付けら
れたバンパアーム26を支持する1対のバンパア
ーム受部28が車両前後方向に向つて設けられて
いる。また車両ボデイーパネル12の側面端部に
はバンパカバー10の回り込み部を収納する段部
12Aが車体内へ凹んだ状態に形成されている。
更にその段部12Aはその端部が車両前後方向中
心線に向かい所定の角度で傾斜面12Bに形成さ
れている。
そして第3図に示されている如くバンパカバー
10の取り付け時に突起18Aと当る位置に傾斜
面12Bから段部12Aに至る互いに平行で車両
前後方向に2条のスリツト22が形成されてい
る。このスリツト22は、その傾斜面12B側端
部が幅広に形成されて突起18Aの嵌合を容易に
していると共に、そのスリツト22の車両前後方
向長さも突起18Aの嵌合終了時でも第7C図に
示される如くスリツト端部22Aとの間に隙間を
有する寸法となつている。
尚、車両ボデイーパネル12及びバンパカバー
10には、レリーフ24と25とが形成されてい
るが、バンパカバー10の車両ボデイーへの取り
付け終了時には、これらのレリーフ24,25が
直線状となるように設計されている。
次に車両ボデイーへのバンパカバー12の組み
付け作業について述べる。
第5図に示されているように、バンパカバー1
0に取り付けられたバンパアーム26は、車両ボ
デイーに設けられているバンパアーム受部28に
向つて水平に挿入されるが、ある程度挿入された
段階でバンパサポート18の突起18Aは、車両
ボデイーパネル12の傾斜面12Bからスリツト
22への嵌合を開始する。そしてバンパアーム2
6のバンパアーム受部28への挿入量に応じてバ
ンパサポート18のスリツト22への嵌合幅も増
大し、その挿入が終了した時点で突起18Aのス
リツト22への嵌合も終了する。この終了時の状
態が第5図に2点鎖線で示されている。
ここでバンパサポート18とスリツト22との
嵌合過程を詳細に述べる。第6図はバンパサポー
ト18の移動の各状態を示し、第7A図〜第7C
図は第6図の各状態に於ける−線に沿う断面
図である。
第6図に於いて、状態Aはバンパサポート18
の突起18Aの先端鉤部18Cが車両ボデイーパ
ネル10の傾斜面12Bに接触してはいるが、ま
だスリツト22には嵌合していない状態であり、
その−線に沿う断面図が第7A図に示されて
いる。
この状態Aから突起18Aは傾斜面12Cを円
滑に滑る。そしてスリツト22はこの傾斜面12
Cに於いて、その端部に向つて末広がりに形成さ
れている為、突起18Aの首部18Bはスリツト
22に容易に嵌合を始める。その状態Bは、第7
B図に示されている。
この状態Bから更に突起18Aの移動がスリツ
ト22の段部12Aの所定の位置まで進行し、状
態Cで嵌合が終了する。この終了状態が第7C図
に示されている。
このようにバンパサポート18とスリツト22
との嵌合が非常に滑らかに行なわれる為、建て付
け精度の高いバンパカバー10と車両ボデイーパ
ネル12との組み付け作業が行なわれる。従つて
第3図に示されているレリーフ24と25との段
差を少なくすることができ意匠的にも美観を損な
うことがない。また第7C図で明示されている如
くスリツト22は、突起18Aとの嵌合終了時で
もまだ嵌合代を残す程度のサイズに形成されてい
る為、例えば熱膨張や軽度衝突があつても、バン
パカバー10は車両前後方向に移動できるのでそ
の変形や破損を防止できる。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案に係る車両用バンパ構造によ
れば、バンパ側部支持部材と車両ボデイー側との
嵌合が、バンパカバーの車両ボデイー側への組み
付け作業と同時に行なえるので、組み付け作業性
が向上され、しかも部品点数が少く生産コストの
低減化に寄与する。またその嵌合がバンパーカバ
ーの車両ボデイーへの取り付方向に滑らかに進行
するので建て付け精度の向上にも寄与している。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は従来のバンパ側部固定用サポート
の車両ボデイーパネルへの取り付けを示す断面
図、第3図は本考案の実施例に係る車両用バンパ
構造を示す斜視図、第4図は第3図の−線に
沿う断面図、第5図は本考案の実施例に係る車両
ボデイーへバンパカバーを組み付ける作業の状態
を示す平面図、第6図は本考案の実施例に係るバ
ンパサポートのスリツトへの嵌合過程の各状態を
示す斜視図、第7A〜7C図は第6図の各状態の
−線に沿う断面図である。 10……バンパカバー、12……車両ボデイー
パネル、18……バンパサポート、22……スリ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両ボデイーの前後面のうちの一方の面に取り
    付けられる可撓性を有するバンパカバーと、該バ
    ンパカバーの車両ボデイーの側面に回り込む回り
    込み部の内側に設けられ車両ボデイー側に向つて
    突出されたバンパ側部支持部材と、前記車両ボデ
    イー側の側面から前記一方の面の方向に延出する
    と共に車両前後方向中心線と交わる方向に傾斜し
    た傾斜面と、該バンパ側部支持部材の車両前後方
    向のサイズより長く該傾斜面から側面にかけて車
    両前後方向に延出すると共に前記バンパカバーと
    車両ボデイーとの間の車両前後方向への相対移動
    によつて該バンパ側部支持部材が嵌合されるスリ
    ツトと、該スリツトの該傾斜面側の端部に形成さ
    れた幅広部と、を備えていることを特徴とする車
    両用バンパ構造。
JP822283U 1983-01-24 1983-01-24 車両用バンパ構造 Granted JPS59114357U (ja)

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JP822283U JPS59114357U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 車両用バンパ構造

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JP822283U JPS59114357U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 車両用バンパ構造

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Publication Number Publication Date
JPS59114357U JPS59114357U (ja) 1984-08-02
JPS6336855Y2 true JPS6336855Y2 (ja) 1988-09-29

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ID=30139713

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JP822283U Granted JPS59114357U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 車両用バンパ構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225407Y2 (ja) * 1981-06-15 1987-06-29

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JPS59114357U (ja) 1984-08-02

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