JPH0645872U - バンパー取付構造 - Google Patents

バンパー取付構造

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JPH0645872U
JPH0645872U JP8248892U JP8248892U JPH0645872U JP H0645872 U JPH0645872 U JP H0645872U JP 8248892 U JP8248892 U JP 8248892U JP 8248892 U JP8248892 U JP 8248892U JP H0645872 U JPH0645872 U JP H0645872U
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JP
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bracket
bumper
vehicle
fastening boss
guide inclined
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Withdrawn
Application number
JP8248892U
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Inventor
義則 今村
Original Assignee
西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バンパーの組付時にブラケットの締結用ボスが
車体を損傷しないようにし、組み付けの自動化を容易に
する。 【構成】バンパー1に取り付けるブラケット9に、ブラ
ケット突部19を設ける。ブラケット突部19内に車両
幅方向の内側へ突出する締結用ボス29を設ける。ブラ
ケット9におけるブラケット突部19よりも車両前後方
向の内側の部位に、締結用ボス29と略同じ高さを有す
るように一体に設けられ車両前後方向の先端33aへ向
かって車両幅方向の外側へ傾斜する第1ガイド用傾斜部
33Aを設ける。組付時に、第1ガイド用傾斜部33A
は、締結用ボス29の先端を両フェンダーパネル5の外
面にまで滑らかにガイドする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バンパー取付構造に係り、とくに組付時における車体の保護対策に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバンパー取付構造には、予めバンパーの内面に取り付けられたリテーナ ー(またはブラケット)を介してバンパーを車体の側部に取り付けるものがある 。このようなバンパー構造は、例えば実開昭64−51554号公報に開示され ているように、リテーナーが内面に設けられた内方へ向かって突出する4個のバ ンパーへの締結用ボスと外面の略中央部に溶着された車体への締結用ナットとを 有し、リテーナーがバンパーにねじが締結用ボスに螺合することによって締結さ れ、バンパーが車体に該車体に挿通されたボルトがリテーナーの締結用ナットに 螺合することによって取り付けられている(同公報の図1参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記バンパー取付構造では、何等の措置も講じなければ、バン パーの組付時に内方へ突出するボスが車体の側部を擦って車体を損傷するおそれ があり、とくに、ロボットを用いてバンパーの組み付けを自動化する場合に車体 の損傷が問題になり、組み付けの自動化を困難なものにしていた。
【0004】 本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであって、バンパーの組付時にブラ ケットのボスが車体を損傷しないようにし、組み付けの自動化を容易にすること を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案が講じた解決手段は、バンパーの各側部が 車体の両側部に上記バンパーの各側部における車両幅方向の内面に設けられたブ ラケットを介して取り付けられるバンパー取付構造を対象とし、上記ブラケット は、該ブラケットの内面に設けられた車両幅方向の内側へ向かって突出する締結 用ボスと、上記ブラケットの内面における上記締結用ボスよりも車両前後方向の 内側の部位に該締結用ボスと略同じ高さを有するように一体に設けられ、車両前 後方向の先端へ向かって車両幅方向外側へ傾斜するガイド用傾斜部とを有してお り、上記バンパーの各側部は、車体の両側部に、上記バンパーが車両前後方向の 外側から接近して上記締結用ボスにおいて取り付けられた構成とする。
【0006】
【作用】
上記の構成により、本考案では、バンパーの各側部が車体の両側部にバンパー の各側部における車両幅方向の内面に設けられたブラケットを介して取り付けら れ、バンパーの各側部がバンパーが車両前後方向の外側から接近してブラケット の締結用ボスにおいて取り付けられる。 ブラケットは、バンパーの車両幅方向の内面に設けられており、バンパーの組 付時には車体の側部の外面を移動する。
【0007】 上記締結用ボスはブラケットの内面から車両幅方向の内側へ向かって突出する が、ブラケットには、ブラケットの内面における締結用ボスよりも車両前後方向 の内側の部位に締結用ボスと略同じ高さを有するように設けられ車両前後方向の 先端へ向かって車両幅方向の外側へ傾斜するガイド用傾斜部が設けらているので 、ガイド用傾斜部が締結用ボスの先端を車体の側部外面にまで滑らかにガイドし 、締結用ボスの先端は車体の側部を擦って損傷しない。
【0008】 また、ガイド用傾斜部はブラケットに一体に設けられているので、ブラケット と別個にガイド用傾斜部を製作しなくてもよい。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係るバンパー取付構造が適用された車両の前部を示 す。本実施例では車体の前部にバンパーを取り付ける場合について説明するが、 本考案は車体の後部にバンパーを取り付ける場合にも適用できるものである。
【0011】 同図において、バンパー1には車体3の両側部である両フェンダーパネル5の 下部に対応する位置にまで延びるバンパー1の各側部7,7が形成され、該バン パー1の各側部7は、組付時に両フェンダーパネル5に対して車両前後方向から 接近し、両フェンダーパネル5の前面と側面とに近接して配設されている。
【0012】 図2に示すように、バンパー1は、その各側部7の車両幅方向の内面に取り付 けられた樹脂製のブラケット9によって両フェンダーパネル5に取り付けられる ように構成されている。
【0013】 バンパー1の各側部7の車両幅方向の内面には、車両前後方向(すなわちバン パー組付方向)に延び且つ車両幅方向の内側に突出する上下2段の突部11,1 1が設けられ、該各突部11の先端に前後2本のブラケット9固定用の支持ピン 13,13がそれぞれ設けられている。
【0014】 一方、ブラケット9には、上記2本の突部11に当接される板状の固定部15 の端部にバンパー1の支持ピン13が挿通するブラケット側挿通孔17,17が 形成されていると共に、固定部15の内面中央部に車両前後方向に延びるブラケ ット突部19が設けられている。
【0015】 図3に示すように、該ブラケット突部19には、中央部に矩形状凹部21が車 両前後方向の両端部に円形凹部23,23が形成されている。矩形状凹部21内 には所定の間隔をおいて複数の補強用リブ25,25が一体成形されている一方 、各円形凹部23内には固定部15の内面から突出し複数の支持用リブ27,2 7で支持された締結用ボス29,29が設けられている。各締結用ボス29は、 ブラケット突部19の先端と略同じ高さで突出し、締結用ねじ部材31,31( 図2参照)が締結されるように構成されている。
【0016】 そして、図4および図5に示すように、ブラケット突部19は、車両前後方向 に延びる先端面19aが組付時にブラケット9がフェンダーパネル5上を移動す る際に摺接面となり締結用ボス29の先端がフェンダーパネル5を擦らないよう に構成されている。
【0017】 さらに、図3に示すように、ブラケット9は、固定部15の内面におけるブラ ケット突部19よりも車両前後方向の内側の部位と外側の部位とに、締結用ボス 29と略同じ高さを有するように一体に設けられ且つブラケット突部19に連接 された第1ガイド用傾斜部33Aと第2ガイド用傾斜部33Bとをそれぞれ有す る。
【0018】 第1ガイド用傾斜部33Aは車両前後方向の先端33aへ向かって車両幅方向 の外側へ傾斜する一方、第2ガイド用傾斜部33Bは車両前後方向の先端33b へ向かって車両幅方向の外側へ傾斜するように構成されている。第1ガイド用傾 斜部33Aと第2ガイド用傾斜部33Bとは、ブラケット突部19側で開き車両 前後方向の先端33a,33bで交わる二股形状にそれぞれ形成されている。
【0019】 次に、上記バンパー1の両フェンダーパネル5への組付手順について説明する 。 図2に示すように、まず、バンパー1の支持ピン13にブラケット9のブラケ ット側挿通孔17を挿通してスピードナット35,35によって締結し、バンパ ー1にブラケット9を取り付ける。
【0020】 そして、図4および図5に示すように、バンパー1の各側部7を車両前後方向 (図4の矢視A)に移動することによってブラケット9を両フェンダーパネル5 の締結位置に配置する。締結用ねじ部材31を、ブラケット9の締結用ボス29 に、両フェンダーパネル5の内面側から該両フェンダーパネル5に設けられた両 フェンダーパネル側挿通孔37,37を介して締結し、これによってバンパー1 の各側部7を両フェンダーパネル5に取り付ける。
【0021】 ブラケット9はバンパー1の車両幅方向の内面に設けられており、両フェンダ ーパネル5の外面を移動する。 締結用ボス29はブラケット9の内面から車両幅方向の内側へ向かって突出す るが、ブラケット9には第1ガイド用傾斜部33Aが設けらているので、第1ガ イド用傾斜部33Aが締結用ボス29の先端を両フェンダーパネル5の外面にま で滑らかにガイドし、さらに、ブラケット突部19の先端面19aが第1ガイド 用傾斜部33Aに続いて両フェンダーパネル5の外面に摺接するので、締結用ボ ス31の先端は両フェンダーパネル5を擦って損傷しない。
【0022】 以上のように、本実施例によれば、バンパー1の組付時にブラケット9が両フ ェンダーパネル5の外面を移動しても第1ガイド用傾斜部33Aとブラケット突 部19とが両フェンダーパネル5の外面に摺接し、締結用ボス29の先端による 両フェンダーパネル5の損傷を防止することができ、とくにブラケット9が両フ ェンダーパネル5に当らないように組み付ける配慮が必要なくなりバンパー1の 組み付けの自動化を容易にすることができる。
【0023】 さらに、本実施例では、ガイド用傾斜部33としてブラケット突部19の車両 前後方向の両側に第1ガイド用傾斜部33Aと第2ガイド用傾斜部33Bとが設 けられているので、片側にだけガイド用傾斜部33が設けられた場合に必要な、 締結用ボス29よりも車両前後方向の内側の部位にガイド用傾斜部33が配置さ れるようにブラケット9をバンパー1に取り付けるという配慮が必要なくなり、 バンパー1の組付作業を一層容易にすることができる。
【0024】 また、第1ガイド用傾斜部33Aはブラケット9に一体に設けられているので 、部品点数を低減することができる。
【0025】 なお、ガイド用傾斜部33は、ブラケット突部19の両側に設ける必要はなく 、バンパー1の組付時に上記締結用ボス29よりも先に上記両フェンダーパネル 5に接近する部位にのみ設けられてもよい。 また、ガイド用傾斜部33は、締結用ボス29に連設されてもよい。 また、上記実施例で設けられたブラケット突部19は省略されてもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、ブラケットには、その内面における締結用ボ スよりも車両前後方向の内側の部位に該締結用ボスと略同じ高さを有するように 一体に設けられ車両前後方向の先端へ向かって車両幅方向外側へ傾斜するガイド 用傾斜部が設けられているので、バンパーの組付時にブラケットが車体の側部外 面を移動してもガイド用傾斜部が車体の側部の外面に摺接し、ボスの先端による 車体の側部の損傷を防止することができ、とくにブラケットが車体の側部に当ら ないように組み付ける配慮が必要なくなりバンパーの組み付けの自動化を容易に することができる。
【0027】 また、ガイド用傾斜部はブラケットに一体に設けられているので、部品点数を 低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るバンパー取付構造が適
用された車両の前部の斜視図である。
【図2】上記バンパー取付構造の分解斜視図である。
【図3】上記バンパー取付構造におけるブラケットの斜
視図である。
【図4】上記バンパーの側部であって、フェンダーパネ
ルへの接近状態を示す断面図である。
【図5】上記バンパーの側部であって、ブラケットを介
したフェンダーパネルへの取付状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バンパー 3 車体 5 フェンダーパネル(車体の側部) 9 ブラケット 29 締結用ボス 33A 第1ガイド用傾斜部 33B 第2ガイド用傾斜部 33a 第1ガイド用傾斜部の車両前後方向の先端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーの各側部が車体の両側部に上記
    バンパーの各側部における車両幅方向の内面に設けられ
    たブラケットを介して取り付けられるバンパー取付構造
    であって、 上記ブラケットは、 該ブラケットの内面に設けられた車両幅方向の内側へ向
    かって突出する締結用ボスと、 上記ブラケットの内面における上記締結用ボスよりも車
    両前後方向の内側の部位に該締結用ボスと略同じ高さを
    有するように一体に設けられ、車両前後方向の先端へ向
    かって車両幅方向外側へ傾斜するガイド用傾斜部とを有
    しており、 上記バンパーの各側部は、車体の両側部に、上記バンパ
    ーが車両前後方向の外側から接近して上記締結用ボスに
    おいて取り付けられていることを特徴とするバンパー取
    付構造。
JP8248892U 1992-11-30 1992-11-30 バンパー取付構造 Withdrawn JPH0645872U (ja)

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JP8248892U JPH0645872U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 バンパー取付構造

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JPH0645872U true JPH0645872U (ja) 1994-06-21

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ID=13775893

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JP8248892U Withdrawn JPH0645872U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 バンパー取付構造

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JP (1) JPH0645872U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010023686A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Mazda Motor Corp 自動車のバンパブラケット取付構造

Cited By (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306