JP2003137135A - マッドガード - Google Patents

マッドガード

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JP2003137135A
JP2003137135A JP2001342617A JP2001342617A JP2003137135A JP 2003137135 A JP2003137135 A JP 2003137135A JP 2001342617 A JP2001342617 A JP 2001342617A JP 2001342617 A JP2001342617 A JP 2001342617A JP 2003137135 A JP2003137135 A JP 2003137135A
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JP
Japan
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mounting
mudguard
mounting body
mounting piece
elastically deformable
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001342617A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nagato
敏 長門
Isao Inoue
功 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両組付状態で相手部品と取付体13の上縁
部15との合わせ部に生じる隙間を効果的に低減又は解
消し得るとともに、縁石等に干渉した場合にもその衝撃
を適宜に吸収し得る新規なマッドガード10を提供す
る。 【解決手段】 このマッドガード10は、相手部品に取
り付けられる取付体13と、この取付体13から垂設さ
れた泥よけ用のスカート体14と、により大略構成され
る。取付体13に、先端が相手部品に固定される取付片
部16を突出形成する。この取付片部16における取付
体13との付け根部分に、この取付片部16の他の部位
(一般部)22よりも部分的に弾性を増加させたジグザ
グ形状の弾性変形部23を折曲形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のタイヤに対
向するように車体側の相手部品に固定される泥よけ用の
マッドガードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車には、タイヤから跳ね
上げられる泥水等の飛散を防止するマッドガードが用い
られる。一例として、特開平8−133129号公報に
開示されているマッドガードを図8に示す。このマッド
ガードは、合成樹脂により各部一体的に成形されてお
り、車体側の相手部品に取り付けられる取付体1と、こ
の取付体1より垂設されてタイヤに対向する泥よけ用の
スカート体2と、により大略構成されている。取付体1
は、断面略U字状をなしており、車両組付状態で上縁部
3が車体の相手部品に実質的に隙間なく接触するように
設定されている。この取付体1には取付片部4が突出形
成されており、この取付片部4が取付ボルトにより車体
の相手部品へ固定される。この取付片部4は、均一断面
形状で長手方向へ延びる平坦な薄板状をなす剛性の高い
形状となっており、その先端には取付ボルトが挿通する
ボルト孔5が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、寸法誤
差等によりマッドガードの取付位置(ボルト孔5の位
置)がずれているような場合、剛性の高い取付片部4が
撓み難いので、取付体1の上縁部3と相手部品との合わ
せ部に隙が生じ易く、見栄えを損ねるおそれがある。ま
た、梱包時等に取付片部4が変形したような場合にも、
同様に上記合わせ部に隙が生じ易い。更に、車両組付後
の状態で、マッドガードのスカート体2が縁石等に干渉
したような場合に、剛性の高い取付片部4で衝撃を適宜
に吸収できずに損傷等を招くおそれがある。
【0004】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、寸法誤差等により相手部品との合わせ部
に生じる隙間を効果的に低減又は解消し得るとともに、
縁石等に干渉した場合にもその衝撃を適宜に吸収し得る
新規なマッドガードを提供することを主たる目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッドガー
ドは、車体側の相手部品(ホイールハウス,車体パネ
ル,バンパー,オーバーフェンダー等)に取り付けられ
る取付体と、この取付体から垂設された泥よけ用のスカ
ート体と、上記取付体より突出し、その先端が相手部品
に固定される取付片部と、を有している。そして、この
取付片部における取付体との付け根部分に、この取付片
部の他の部位よりも部分的に弾性を増加させた弾性変形
部を設けたことを特徴としている。
【0006】典型的には、上記弾性変形部が、先端へ向
かう長手方向にジグザグ形状をなす簡素な構造となって
いる。更に好ましくは、上記弾性変形部と、この弾性変
形部に接続する取付片部の他の部位及び取付体と、が合
成樹脂により一体的に形成された簡素な構造となってい
る。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、弾性変形部が取付体や
取付片部の他の部位に比して容易に弾性変形できる構成
となっているため、仮に寸法誤差等により取付位置にズ
レがある場合でも、弾性変形部が適宜に弾性変形するこ
とにより、その位置ズレを吸収することができ、取付片
部と相手部品との合わせ部に隙間が生じることを低減又
は解消することができる。同様に、仮に梱包時等に取付
片部が変形したような場合にも、車両組付時に弾性変形
部が適宜に弾性変形することにより、上記合わせ部に隙
間が生じることを低減又は解消することができる。更
に、車両組付後の状態において、マッドガードのスカー
ト体が縁石等に干渉したような場合にも、弾性変形部が
適宜に弾性変形することにより、その衝撃を吸収して損
傷等を有効に防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して詳細に説明する。図5〜7に示すよ
うに、マッドガード10は、車体側のリアホイールハウ
スである相手部品11に取り付けられる取付体13と、
この取付体13から垂設され、リアタイヤ12に対向す
る泥よけ用のスカート体14と、により大略構成されて
おり、合成樹脂材料により各部一体的に成形される。な
お、図7では明瞭化のためにマッドガード10に相当す
る部分に斜線を施して描いている。
【0009】図1〜4を参照して、取付体13は、断面
略U又はV字状(チャンネル状)をなしており、車両へ
組み付けた状態で、その上縁部15がほぼ全長にわたっ
て相手部品11に実質的に隙間なく当接するように、適
宜に湾曲する形状(プロフィール)に設定されている。
この取付体13には取付片部16が一体的に突出形成さ
れている。この取付片部16の平坦な先端部17には、
取付ボルト18(図3参照)が挿通するボルト孔19が
形成されており、この取付ボルト18により相手部品1
1に強固に固定される。また、取付体13には、相手部
品11に補助取付ボルト20(図4参照)を用いて固定
される複数の補助取付部21が形成されている。
【0010】そして、取付片部16には、取付体13と
の付け根部分に、この取付片部16の他の部位(一般
部)22よりも部分的に弾性を増加させた弾性変形部2
3が形成されている。すなわち、略同一の幅及び高さで
長手方向に延びる取付片部16のうち、取付体13との
付け根部分である弾性変形部23のみを、長手方向でジ
グザグ形状(蛇腹形状)に折曲形成することにより、こ
の弾性変形部23を他の一般部22に比して部分的に剛
性が低く弾性変形し易い形状としている。
【0011】このように、弾性変形部23が長手方向,
幅方向及び高さ方向の全ての方向において容易に弾性変
形できる構成となっているため、仮に寸法誤差等により
マッドガードの取付位置(例えばボルト孔19の位置)
にズレがある場合でも、弾性変形部23が適宜に弾性変
形することにより、その位置ズレを吸収することがで
き、取付体13の上縁部15と相手部品11との合わせ
部に隙間が生じることを低減又は解消することができ
る。同様に、仮に梱包時等に取付片部16が変形したよ
うな場合にも、組付時に弾性変形部23が適宜に弾性変
形することにより、合わせ部に隙間が生じることを低減
又は解消することができる。
【0012】また、車両組付後の状態において、マッド
ガード10のスカート体14が縁石等に干渉したような
場合にも、弾性変形部23が弾性変形することにより、
その衝撃を適宜に吸収して損傷等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマッドガードを簡略
化して示す斜視図。
【図2】図1のマッドガードを単体で示す正面図。
【図3】図2のSF−SF線に沿う断面図。
【図4】図2のSA−SA線に沿う断面図。
【図5】上記マッドガードの車両組付状態を示す斜視
図。
【図6】同じく上記マッドガードの車両組付状態を示す
斜視図。
【図7】同じく上記マッドガードに車両組付状態を示す
側面対応図。
【図8】従来例に係るマッドガードを示す斜視図。
【符号の説明】
10…マッドガード 11…相手部品 12…リアタイヤ 13…取付体 14…スカート体 15…上縁部 16…取付片部 22…一般部(他の部位) 23…弾性変形部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側の相手部品に取り付けられる取付
    体と、この取付体から垂設された泥よけ用のスカート体
    と、上記取付体より突出し、その先端が上記相手部品に
    固定される取付片部と、を有し、 この取付片部における取付体との付け根部分に、この取
    付片部の他の部位よりも部分的に弾性を増加させた弾性
    変形部を設けたことを特徴とするマッドガード。
  2. 【請求項2】 上記弾性変形部が、先端へ向かう長手方
    向にジグザグ形状をなしていることを特徴とする請求項
    1に記載のマッドガード。
  3. 【請求項3】 上記弾性変形部と、この弾性変形部に接
    続する取付片部の他の部位及び取付体と、が合成樹脂に
    より一体的に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のマッドガード。
JP2001342617A 2001-11-08 2001-11-08 マッドガード Pending JP2003137135A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2617124A (en) * 2022-03-30 2023-10-04 Jaguar Land Rover Ltd Mudflap assembly

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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