JPS6336251Y2 - - Google Patents

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JPS6336251Y2
JPS6336251Y2 JP1981198381U JP19838181U JPS6336251Y2 JP S6336251 Y2 JPS6336251 Y2 JP S6336251Y2 JP 1981198381 U JP1981198381 U JP 1981198381U JP 19838181 U JP19838181 U JP 19838181U JP S6336251 Y2 JPS6336251 Y2 JP S6336251Y2
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conveyor belt
amount
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンベア装置における定量供給制御
をより高精度に行なうものである。
例えば、セメントプラントの連続操業ラインに
おいて原料を供給する場合には、操業条件に応じ
た所定量の原料を連続的に供給しなければならな
いため、コンベアベルト上の原料の重量とコンベ
アベルトの速度とを検出し、それらの積によつて
求められる瞬間輸送量信号に基づいて、溜ホツパ
からのフイーダ速度とコンベアベルトの速度で原
料供給量を制御することが一般に行なわれてい
る。
第1図はこのような制御を行なつている定量供
給装置の一例を示したものであり、1は粉粒体等
の原料2を上部溜ホツパ3からフイーダ4を介し
て搬送するコンベア装置、5はコンベアベルト6
上の原料2の重量をコンベアベルト6ならびに計
量キヤリアローラ7を介してロードセル8で検出
する荷重検出台、9はロードセル8で検出された
荷重信号を直流の信号S1に変換して出力する変換
器、10はコンベアベルト6の速度を検出する速
度検出プーリ、11は速度検出プーリ10に連結
され、速度信号S2を検出速度に応じたパルス信号
として出力する速度検出器である。荷重信号S1
速度信号S2はそれぞれ積算計13に入力され、両
者の積によつて求められる瞬間輸送量信号S′3
積算計13から出力される。そしてこの信号S′3
は原料を定量供給するために調節計26に入力さ
れ、調節計26で設定供給量と比較され、PI演
算後その偏差を調節計26の制御出力としてコン
ベアベルト6とフイーダ4を稼動させる可変速モ
ータ28a,28bのコントローラ27a,27
bにそれぞれ入力される。これによつて可変速モ
ータ28a,28bの回転数が制御され、コンベ
アベルト6の速度と溜ホツパ3からの原料供給量
が連動制御され、原料2の定量供給が行なわれる
のである。
しかしながら、この従来例においては、コンベ
アベルト6への原料の付着による実質荷重の零点
変化や、ベルト張力の変化による荷重スパン変化
により、瞬間輸送量信号S′3は見かけ上の値に過
ぎないものとなるため計量精度が低下してしまう
という問題があり、高精度を維持するためには零
点調整やスパン調整を頻繁に行なう必要があつ
て、装置の保守に時間と費用がかかるという欠点
がある。またこれらの調整は装置を運転したまま
では実施困難なため、連続操業ラインではこの調
整を行なうことができず、瞬間輸送量信号自体の
誤差のために実際の定量供給精度を高精度に保つ
には一定の限界があつた。
本考案は、このような点に着目してなされたも
のであり、溜ホツパの重量を測定して原料排出重
量を検出し、この原料排出重量を基準として見か
け上の瞬間輸送量を補正し、補正された瞬間輸送
量信号で溜ホツパからのフイーダ速度とコンベア
ベルトの速度で原料供給量を制御することによ
り、原料の定量供給を高精度で行なうようにした
コンベア装置における定量供給装置を提供したも
のである。
以下、本考案の一実施例を第2図により説明す
る。なお、第1図と同一部には同一符号を付けて
あり、重複する説明は省略してある。
図において12は校正回路であり、変換器9か
らの荷重信号S1は校正回路12に入力され、A/
D変換器30を経て掛算回路18で後述の補正処
理を受け、D/A変換器31を経て積算計13に
校正荷重信号S4として入力される。また速度検出
器11からも速度信号S2積算計13に入力され、
信号S4,S2が掛算されて積算計13は瞬間輸送量
信号S3と重量値パルス信号S5を出力する。積算計
13は、ロードセルで検出された荷重信号S1、つ
まりKg/m値(ベルト1m当たりの荷重)と速度
検出器により検出された速度信号S2、つまりm/
min値(1分間当たりのベルト移動量)を電気的
に掛け算し、単位時間当たりの輸送重量 (Kg/m×m/min=Kg/min)、 つまり瞬間輸送量信号S3またはS′3を出力する
とともに、積算パルス、つまり瞬間輸送量信号に
時間を掛けたもの(Kg/min・min)を、(1
Kg/パルス)とか、(10Kg/パルス)で出力する
機能を有する。尚、積算パルスを累積カウントす
れば、原料の総排出量を計測することができる。
一方、溜ホツパ3はロードセル14で支持され
ており、ホツパ内部の原料重量が検出され、ロー
ドセル14の出力は変換器15で直流信号に変換
され、ロードセル14を変換器15で構成される
ホツパ重量検出部33の出力として重量信号S6
校正回路12に送られ、A/D変換器32を経て
コンパレータ回路17に入力される。校正回路1
2は、原料供給装置16が停止している時、ある
一定時間における溜ホツパの重量変化{排出重量
(W3=W1−W2)}を基準とし、積算計13から
の上記時間における積算パルス累積値W′3を比較
する。したがつて補正回路12は、どちらの計量
システムも誤差がなければ(W3=W′3)となる
が、積算計側による計量はコンベアベルトの原料
付着、張力変化による誤差要因が多いため、積算
パルス累積値が基準の{W3(W3×W/W′3)}になる よう補正演算する。したがつて、積算パルスと瞬
間輸送量は累積値か瞬間値かの差のみで、積算パ
ルスと瞬間輸送量値の誤差はほぼ同一値となり、
積算パルスの累積値が溜ホツパの重量変化に一致
するよう校正回路12で補正すれば瞬間輸送量信
号も補正されるようになる。
コンパレータ回路17は重量信号S6を設定値と
批較して、溜ホツパ3に原料を供給する原料供給
装置16の制御信号S7を出力するものであり、原
料重量が下限に達すると原料供給装置16を作動
させ、上限に達すると作動を停止させて、溜ホツ
パ3内の原料が途切れないようにする。なお、原
料供給装置16はコンベア装置1の最大能力の3
倍以上の能力を有するものを使用してある。
次に校正回路12の動作を詳述する。まずサン
プリング時間設定回路19の校正時間をセツト
し、校正開始信号S8を与える。この瞬間にコンパ
レータ回路17の出力によつて溜ホツパ内重量
W1がメモリー回路20に読み込まれ、また積算
計13により出力された重量値パルス信号S5(例
えば10Kg/パルス)がゲート回路21を通り、カ
ウンタ22がカウントを開始する。次にサンプリ
ングする校正時間が満了すると、その時点での溜
ホツパ内重量W2がメモリー回路20に読み込ま
れ、減算回路23で溜ホツパ3からの排出重量
(W3=W1−W2)の演算を行なう。また同時にゲ
ート回路21が閉じてカウンタ22はストツプ
し、コンベア側で計量した排出重量W′3がカウン
タ22に残る。次に割算回路24で溜ホツパ3か
らの排出重量W′3とコンベア側で得られた排出重
量W′3とを処理してW3/W′3という演算を行な
い、この値をラツチ回路25を終て掛算回路18
に送り、掛算回路18で変換器9からの荷重信号
S1に校正を加え、その出力を校正荷重信号S4とし
て積算計13に入力するのである。この時、カウ
ンタ22はゼロリセツトされ、また求められた
W3/W′3の値は次の校正演算が終了するまでラ
ツチ回路25で保持されている。なお、コンパレ
ータ回路17が重量下限を検出して原料供給装置
16が稼動している時には、上記の校正演算は中
止されるようなインターロツクがなされるように
してある。
以上の動作が一定の周期で自動的に繰返される
ことによつて、積算計13から出力される瞬間輸
送量信号S3は、溜ホツパ3からの原料排出重量を
基準として、コンベアベルト6上の原料2の重量
とコンベアベルト6の速度とから得られる見かけ
上の瞬間輸送量信号S′3を補正したものとなり、
この補正された信号が調節計26を経てコントロ
ーラ27a,27bに送られる。従つて、コンベ
アベルト6を稼動させる可変速モータ28aとフ
イーダ4を稼動させる可変速モータ28bは、正
味の原料供給量に基づいて精度よく制御されるの
である。
上述の実施例の説明から明らかなように、本考
案は溜ホツパの重量を測定して原料排出重量を検
出し、この原料排出重量を基準として見かけの瞬
間輸送量を補正して原料の定量供給制御を行なう
ようにしたものであり、コンベアベルトへの原料
付着や荷重スパンの変化などによつて計量精度が
低下することがなく、高精度な定量供給を行なう
ことができ、零点調整やスパン調整などのための
保守費用を低減することができるほか、連続操業
ラインのようにコンベア装置を停止できない場合
でも、稼動させたままで自動で校正を行ないなが
ら高精度な原料供給を行なえる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のブロツク図、第2図は本考案
の一実施例のブロツク図である。 1……コンベア装置、2……原料、3……溜ホ
ツパ、4……フイーダ、5……荷重検出台、11
……速度検出器、12……校正回路、14……ロ
ードセル、15……変換器、26……調節計、2
7a,27b……コントローラ、28a,28b
……可変速モータ、33……ホツパ重量検出部、
S3……瞬間輸送量信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベアベルト6上の原料2の重量とコンベア
    ベルト6の速度とを検出11,8し、これら両者
    の積によつて求められる瞬間輸送量に基づいて、
    溜ホツパ3からのフイーダ4速度とコンベアベル
    ト6の速度で原料供給量を制御するようにしたコ
    ンベア装置1における定量供給装置において、上
    記溜ホツパ3の重量を測定して原料排出量W3
    検出するホツパ重量検出部14,15と、上記溜
    ホツパ3の重量の測定で検出される原料排出量
    W3を基準としてコンベアベルト6上の原料の重
    量とコンベアベルト6の速度との積として求めら
    れる見かけ上の上記瞬間輸送量を補正した瞬間輸
    送量信号S3を得る校正回路12とを設け、該校正
    回路12で補正された瞬間輸送量信号S3によつ
    て、溜ホツパ3からの原料供給量とコンベアベル
    ト6の速度とを制御するように構成したことを特
    徴とするコンベア装置における定量供給装置。
JP19838181U 1981-12-29 1981-12-29 コンベア装置における定量供給装置 Granted JPS58103336U (ja)

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JPS58103336U JPS58103336U (ja) 1983-07-14
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