JPS6045808B2 - ベルトスケ−ルにおける自動スパン調整装置 - Google Patents

ベルトスケ−ルにおける自動スパン調整装置

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JPS6045808B2
JPS6045808B2 JP5924579A JP5924579A JPS6045808B2 JP S6045808 B2 JPS6045808 B2 JP S6045808B2 JP 5924579 A JP5924579 A JP 5924579A JP 5924579 A JP5924579 A JP 5924579A JP S6045808 B2 JPS6045808 B2 JP S6045808B2
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feeder
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尚敬 高浜
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は働長上における瞬間重量を連続的に積算して
、総輸送量を表示すべく構成されたベルトスケールに関
する。
前記ベルトスケールは、被計量物を搬送する無端帯状
体〔以下ヘルドと称す〕に荷重検出用ローラを圧接させ
て、ベルトを介して重量を検出し、前記荷重検出用ロー
ラの変位置をストレインゲージ式ロードセル等の荷重変
換器を用いてアナログ電圧値に変換し、更に該変位置を
アナログ・デジタル変換器を介してデジタル信号に変換
した上 で、前記ベルトの搬送速度信号との乗算を行な
い、瞬間輸送を算出するよう構成されている。
しかし、このようなベルトスケールでは以下の理由に
よつて計量誤差が発生する恐れがある。 つまり、前記
荷重変換器自体の入出力特性の変化、アナログ・デジタ
ル変換器の入出力特性の変化、および荷重変換器とアナ
ログ・デジタル変換器との間に介装される直流増幅器の
増幅回路内の抵抗値変化による増幅度の変化などが前記
計量誤差の要因てある。第2図は荷重変換器の入出力特
性の変化の様子を示し、荷重G。を加えて電圧V。が出
力される場合が正常特性Iであり、これがゲインの高い
方に変動した場合には特性■のように、荷重G。よりも
小さい荷重G、が負荷されたにもかかわらず正常特性I
における荷重G。が負荷された場合と同じ電圧V。が出
力されて、荷重変換器よりも後段の装置では実際の荷重
がG、であるにもかかわらすG。として処理されて(G
o一G、)の差の計量誤差が生じる。同様にゲインが低
’い方に変動した場合には特性■のように、荷重Goよ
りも大きい荷重G。が負荷された場合に電圧Voが出力
されて、この場合には荷重変換器よりも後段の装置では
(G。−Go)の計量誤差が生じる。 上記のように第
2図の正常特性Iが■または■のように変化することが
一般に「スパン変化」と呼ばれており特性■または■の
特性をIに戻す操作を「スパン調整」と云う。
これはアナログ・デジタル変換器の入出力特性のベルト
スケールの入出力特性においても同様である。従つて、
瞬間輸送量を積算するベルトスケールにおいて積算装置
のスパンが変化した場合にはスパン調整を行わないと誤
つた輸送量を積算することになり、正確な総輸送量を得
ることができない。正確な総輸送量を得るためには、最
新の補正値でロードセルおよびアナログ・デジタル変換
器で構成される荷重変換装置出力を補正して、スパン変
化に伴う計量誤差をなくすことが望ましいが、従来のス
パン調整は、先ず作業者の操作によつてベルトスケール
前段に配設されたフィーダが強制的に供給停止状態にさ
れ、その後ベルトスケールが空荷運転に入つたことを確
認して、前記補正値を算出すべく検出動作開始を指示す
るものであつて、度々補正値検出動作を行なうことは、
被計量物の生産ライン等への搬送効率を低下させるばか
りでなく、作業者を常駐させることが要求される作業性
の悪いものである。
本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであつて、作
業性の低下を招くことなく、正確な総輸送量の算出に寄
与することができる自動スパン調整装置を提供すること
を目的とする。以下、本発明の一実施例を第1図に基づ
いて説明する。
1はベルトスケール2前段に配設された供給装置として
のスクリューフィーダ、3はスクリユーフイータ1駆動
用電動機4の回転制御回路で、例えば入力(IN)が゜
゜H゛レベルに反転すると前記電動機4を連続運転させ
てベルトスケール1に.原料を供給し、“゜L゛レベル
に反転すると電動機4を停止させて原料の前記供給を停
止する。なお、回転制御回路3にはフィーダ1の動作状
態に応じた信号J1を出力するモニタ端子M1が設けら
れており、電動機4の連続運転時に該モニタ端子.M1
が例えば“゜L゛レベルに反転するよう構成されている
。5はベルトスケール2の荷重変換部で、前記原料が載
置される経路のベルト2aを下方から支持するよう搬送
方向に沿つて所定間隔をもつて配設されたキャリアロー
ラ5aと3bとの−中間位置において下方からベル2a
に圧接する計量ローラ5cと、計量ローラ5cの上下動
をアナログ信号に変換するロードセル5dと、計量ロー
ラ5cの上下動をロードセル5dに伝達する挺子5eと
から構成されている。
6はパルス発信器で、回転軸が復路のベルト2aに接当
する遊転ローラ6aに連結され、ベルト走行速度に比例
した周波数のパルス列信号Pを出力する。
7は一般に比率乗算型A/D変換器として知られている
アナログ・デジタル変換器で、基準電圧入力端子Vrに
入力される電圧を基準として未知人力端子Vxに入力さ
れる前記ロードセル5d出力をデジタル値D。
に変換する。8は積算計で、前記デジタル値D1とパル
ス発信器6のパルス列信号Pとから瞬間輸送量を算出し
、かつ算出した瞬間輸送量を順次累積すると共に、瞬間
重量に応じたデジタル値D1をモニタしてベルトスケー
ル2が無負荷運転状態に入つたことを自動的に検知し、
前記無負荷運転時に゜゜H゛レベルに反転する無負荷運
転信号J2を出力する。
9は総輸送量表示装置で前記積算計8の累積値を重量値
としてデジタル表示する。
10はアンドゲートで、前記回転制御回路3のモニタ端
子M1出力信号J1と無負荷運転信号J2とから、フィ
ーダ1が供給停止状態でかつベルトスケール2が無負荷
運転時であることを検出する。
11は検衡装置で、前記挺子5eの計量ローラ5c側の
棹に分銅11aを負荷できるよう構成され、例えば前記
アンドゲート10が一致を検出すれば分銅11aを自動
的に負荷するよう構成される。
12は電圧発生器で、所定電圧値をスパン変化に伴う計
量誤差の平均値Cに応じた補正値αで補正し、(1+α
)倍の電圧をアナログ・デジタル変換器7の基準入力端
子■rに印加する。
13はスパン変化に伴う計量誤差の平均値Cを算出する
演算部で、前記アンドゲート10が一致を検出すると動
作を開始し、前記電圧発生器12出力電圧を所定電圧E
にすると共に、検衡時にアナログ・デジタル変換器7出
力から検衡装置11による一定の瞬間重量成分を差引い
た誤差分Δgを、ベルト2aがn回転だけ回転するまで
順次累積し、ベルト2aがn回転に達した時の該累積値
をA1ベルト2a全周に対する荷重変換部5の働長Lの
数をBとすると、によつて算出し、この平均値Cに対応
する補正値αを所定期間保持し、前記電圧発生器12へ
出力する。
なお、演算部13はアンドゲート10が一旦一致を検知
すると累積演算動作を開始し、演算終了まではアンドゲ
ート14をオフ状態にし、ベルトスケール2後段の生産
ライン等からの供給開始信号Uを回転制御回路3の入力
(IN)に供給することを禁止するよう構成されている
。またベルト2aがn回転に達したことは、パルス発信
器6出力パルスを計数するカウンタ〔図示せず〕を設け
、該カウンタの内容が所定値に達したことから検出され
る。検衡装置11は前記累積演算動作終了と共に検衡状
態を自動的に解除するよう構成されている。このように
構成したものであるため、供給信号Uが一旦オフされ、
再び入力されるまでの間に積算計8が無負荷運転信号J
2を出力すると、最新の補正値を算出するよう演算部1
3が自動的に動作を開始し、演算部13の動作終了まで
アンドゲート14をオフ状態にしてフィーダ1を強制的
に供給停止状態にする。
またこれと共に検衡装置11が動作し、検衡状態に移る
。正常スパン時のロードセル5d出力電圧値をE1正常
スパン時の基準電圧入力端子Vr印加電圧をErefと
すると、アナログ●デジタル変換器7では、(但しKは
アナログ・デジタル変換器固有の定数)のデジタル変換
が行なわれる。
しかしながら前述のように、例えばロードセル5dのス
パン変動およびベルト厚さの不均一さのため、検衡状態
においてもロードセル5d出力電圧値はE″に変化する
演算部13は、先ず時々のアナログ・デジタル変換器7
出力から検衡装置11による前記一定荷重分を差引いて
計量誤差変動分Δg=E・αを算出し、この変動分Δg
を、ベルト2aがn回転する間積算したところの累積値
Aを前記第1式に基づいて処理する。この処理によつて
得られた補正値αは電圧発生回路12出力電圧をに補正
するよう作用し、ロードセル5dのスパンが変化した状
態における次回の搬送運転時には、その時々のロードセ
ル5d出力をE″とすると、アナログ・デジタル変換器
7ではの演算が行なわれ、スパン変化の総輸送量算出に
及ぼす影響を自動的に補償することができる。
このようにフィーダ1からの供給が停止すると、自動的
に最新の補正値を算出するよう作動するため、作業者が
適宜強制的にフィーダ1を停止させる従来の測定と比べ
て、作業性を損なうことも少なく、また自動的に行なえ
るため作業者の操作が必要でない。なお、上記実施例で
はベルトスケール2前段にフィーダとしてスクリューフ
ィーダ1を配設したが、ゲートの開閉などによつて原料
供給を制御するホッパー等のフィーダであつても同様で
ある。
また、供給信号Uが一旦オフされ、再び入力されるまで
の間に積算計8が無負荷運転を検出すると、その度に演
算部13が作動するよう構成したが、タイマ手段を設け
、演算部13は一旦作動すると所定時間以内は動作を再
関することを禁止するよう構成することもできる。以上
説明のように本発明のベルトスケールにおける自動スパ
ン調整装置は、ベルトスケール前段のフィーダが供給停
止状態でかつベルトスケールが空荷運転状態になると、
自動的に最新の補正値が得られるため、操作性が向上す
ると共に正確なスパン調整が可能であつて、荷重変換装
置のスパン変化が総輸送量の算出に及ぼす影響を回避す
ることができ、高精度の計量が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動スパン調整装置を装備したベルト
スケールの一実施例の構成図、第2図はスパン変化の説
明図である。 1・・・・・・スクリューフィーダ〔フィーダ〕、2・
・・・・ベルトスケール、5・・・・・・荷重変換部、
7・・・・・・アナログ・デジタル変換器、10・・・
・・・アンドゲート、11・・・・・・検衡装置、13
・・・・・・演算部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベルトスケール前段のフィーダが供給停止状態にな
    つたことを検出し、かつ前記ベルトスケールの空荷運転
    状態を検出した時からベルトスケールの無端帯状体が所
    定回だけ回転するまでベルトスケールの荷重変換装置に
    対し一定の瞬間重量を模擬的に負荷加能な検衡装置と、
    該検衡装置による検衡時に前記荷重変換装置出力から前
    記一定の瞬間重量を差引いた誤差分を検衡終了時まで順
    次累積した累積値と前記所定回転数およびベルトスケー
    ルの無端帯状体全周に対する前記荷重変換装置の働長数
    からスパン変化に伴う計量誤差の平均値を算出する演算
    装置と、算出された計量誤差の平均値によつて前記荷重
    変換装置出力を補正する補正手段と、前記検衡状態にお
    いてフィーダから無端帯状体への被計量物の供給を禁止
    する手段とを設けたことを特徴とするベルトスケールに
    おける自動スパン調整装置。
JP5924579A 1979-05-14 1979-05-14 ベルトスケ−ルにおける自動スパン調整装置 Expired JPS6045808B2 (ja)

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JPS55151222A JPS55151222A (en) 1980-11-25
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