JP2566412B2 - 自動定量供給計量装置 - Google Patents

自動定量供給計量装置

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JP2566412B2
JP2566412B2 JP62133453A JP13345387A JP2566412B2 JP 2566412 B2 JP2566412 B2 JP 2566412B2 JP 62133453 A JP62133453 A JP 62133453A JP 13345387 A JP13345387 A JP 13345387A JP 2566412 B2 JP2566412 B2 JP 2566412B2
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三郎 竹本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンベアにより搬送される物品を自動的に
一定重量の供給量として制御する、自動定量供給計量装
置に関する。
(従来の技術) 諸種の加工食品等を生産する際に、原料や半加工製品
を一定量コンベアにより次の生産工程に搬送する場合が
ある。
このようなコンベアによる定量供給装置の例として、
特公昭55−14368号公報には、瞬間値制御を行なうもの
が記載されている。この瞬間値制御は、第6図のような
特性で制御するものである。図において、横軸には時間
tn(sec)を、また、縦軸には瞬間輸送量WX(kg/sec)
をとり、基準輸送量WSに対する瞬間輸送量WS=f(t)
との差ΔWXを各サンプリングタイムt1,t2,…毎に検出
し、変動量ΔWXを零にするようにコンベア速度V(m/se
c)を制御する。即ち、一般に瞬間輸送量WXは、 WX=(WS+ΔWX)・V …(1) で表わされ、WXはコンベア速度Vの関数となっている事
に着目して、定量供給制御を行なうものである。
また、定量供給制御の例として、第7図のような積算
値制御を行なう場合がある。この制御は、時間t1からt2
までの斜線に囲まれた部分の全輸送量Wtを、 として求め、これをt1−w1−w2−t2の矩形に囲まれたt1
−t2間の基準輸送量と比較し、面積の差が零となるよう
な制御を行なうものである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような従来の定量制御装置においては、次のよ
うな問題点があった。
(1)瞬間値制御装置 サンプリングタイム毎の瞬間において目標値に近づけ
る制御を行なうので、応答時間が短いという長所がある
が、目標値に対して誤差が生じやすく、長時間の駆動で
は誤差が拡大され、精度が低下する。
(2)積算値制御装置 長時間の駆動では誤差が少なく精度は向上するが、応
答性が悪く、短時間の駆動では精度が低下する。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点の解消
を目的とした、自動定量供給計量装置を提供するもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の、所定期間内に一定重量の物品をコンベアに
より自動的に定量供給する、自動定量供給計量装置にお
いて、目標供給量を設定する手段、サンプリング時間t
n-1とtn間の実際の物品供給量の積算値を演算する手
段、該時間内の目標供給量の積算値と実際の供給量の積
算値との比率を求める手段、次のサンプリング期間のtn
とtn-1間の目標供給量を前記比率に応じて修正する手
段、該修正された目標供給量に対してコンベア速度を調
整することにより、物品供給の瞬間値制御を行なう手
段、を具備することを特徴とするものである。
(作用) 本発明は、コンベアにより物品を一定量供給するもの
において、あるサンプリング期間の目標供給量の積算値
と実際の供給量の積算値との比率により、次のサンプリ
ング期間の目標供給量を修正し、その修正された目標供
給量に対して瞬間値制御を行なうので、短時間および長
時間のいずれの期間でも精度良く安定に物品を供給する
ことができる。
(実施例) 以下、図により本発明の実施例について説明する。第
2図は、本発明が適用される自動定量供給計量装置の概
略構成を示す外観図である。本発明装置は、詳細を後述
する計量部Aと制御部Bを有し、ホッパ1に投入された
物品2は、搬送コンベア3により移送され、シュータ4
から計量コンベア5に供給された物品の重量データは計
量部Aにより形成される。計量が終了した物品は、次の
加工工程に送られる。制御部Bは、自動、手動切換部6
により自動運転モードが設定されると動作し、物品の供
給量が一定となるようにコンベア速度を制御する。ホッ
パに取付けてあるセンサー7は上側より落下して来る物
品がホッパ内のある上限レベルに達すると、感知し落下
量制御部8によって供給量をストップさせ、物品が減少
し加減レベルに達すると再び感知し供給スタートさせ
る。
第3図は、本発明の原理を説明する特性図である。図
において、Wst0は時間0→t1間の最初の目標値Wst1は時
間t1→t2間の目標値である。時間t1→t3間の基準輸送量
の積算値(t1−−−t2)に対する、実際の輸送量の
積算値(t1−−−t2)の比率(図の−−の部
分)を求め、時間t2−t3間では−−に相当する供
給量(−−−)が、基準輸送量t2−−−t3
から減算されるように目標値Wst2を設定して、瞬間値制
御を行なうものである。即ち、本発明においては瞬間値
制御と積算値制御とを併用することを特徴としている。
第1図は本発明の概略構成を示すブロック図である。
図に示すように、計量部Aは、交流100Vが供給される電
源部a1、ロードセルCにより計量された物品の重量を増
幅する増幅部a2、増幅部a2によるアナログ出力をデジタ
ル値に変換するアナログ−デジタル変換部(A/D変換部a
3)、デジタル計量値から重量データを制御部Bに出力
する1チップCPUa4により構成される。
また、制御部Bは、外部入力手段、例えばキーボード
Dの信号と重量データが入力されるコントロール用CPUb
1、詳細を後述する表示部Eへの信号を出力する表示基
板b2、速度センサ部Fに接続される速度検出部b3、モー
タ部Gに信号を出力するD/A変換部、ドライバ部よりな
るモータ制御部b4、データ通信部b5、温度センサ部Hに
接続される温度検出部b6により構成されている。温度セ
ンサ部Hは、例えばサーミスタであり、これをロードセ
ルC及び増幅部a2の近くにおき、ある一定時刻毎に温度
を計り、予め記憶されている温度に対する補正値をメモ
リテーブルより参照して、ロードセルCで計量した重量
を補正する。温度に対する補正値は、休み時間、夜間、
休日などの物品の供給・計量していない時に温度に対す
る計量値(零点の計量値)を取り、この温度に対する計
量値を補正値としてコントロール用CPUb1内のメモリに
テーブル化して記憶しておく。このとき一定時刻内の同
一温度に対して計量値が異なるとき、それがn回目で変
化量がk値以内であれば補正値の記憶更新を行う。nと
kは、計量物の種類と計量精度によって決められるもの
であり、例えば、n=3回、k=2グラムとする。
第4図は、本発明の処理手順を示すフローチャートで
ある。次に、このフローチャートについて説明する。
(1)補正値を求めるための計量を行うモードであるか
チェックし(ステップP0)、このモードでない時は重量
検出のサンプリングタイムが終了したかどうかをチェッ
クし(ステップP1)、判定がNOであれば、次にコンベア
駆動モータの制御タイムが終了したかどうかを確認する
(ステップP2)。判定がNOであれば続いて各サンプリン
グタイム毎に検出された重量の積算値制御タイマの動作
終了をチェックし(ステップP3)、タイムアウトが確認
されれば積算誤差Wd、例えば時間t1−t2間の基準輸送量
に対する変化量を計算し、次のサンプリング期間の目標
基準値Wst+1を設定する(ステップP4)。
次に、計量データに変化があれば(ステップP5)、計
量データを入力して(ステップP25)、温度センサ部H
・温度検出部b6によって測定された現在の温度に対応す
る補正値をメモリから読出して、この補正値に基づいて
ステップP25で入力した計量データを補正して(ステッ
プP26)、ステップP0の処理に戻る。計量データに変化
がない場合には、キーオンが確認されたときに(ステッ
プP6)、キー処理を実行し(ステップP7)、時間指定キ
ーオンであれば(ステップP8)、時間をセットして(ス
テップP9)、ステップP1以下の処理を繰返す。
(2)ステップP2の処理において、モータ制御のタイム
アウトが確認されれば、次に、モータ制御出力タイマを
セットし(ステップP10)、サンプリングタイム出力か
どうかをチェックする(ステップP11)。判定がNOであ
れば搬送・計量の各コンベア駆動用モータ1,2(コンベ
アが張架されている両端のプーリーの駆動モータ)を制
御するDH値を出力する(ステップP12)。次にサンプリ
ングタイムが出力されていないことを確認して(ステッ
プP13)、搬送コンベアのモータ電流を調整して重量の
上下限値Wu,Wlを制御し(ステップP14)、サンプリング
タイムが出力されるまでステップP11以下の処理を繰返
す(ステップP15)。
(3)ステップP1の処理においてサンプリングタイムの
出力が確認されれば、続いてステップP16以下の処理に
移行する。
サンプリング時間およびモータ出力タイマをT1でセッ
トする(ステップP16)。
計量コンベア速度Vを計算する(ステップP17)。こ
のコンベア速度は、予め与えられているベルトプーリー
の径、ギア比等の定数とでセットされた時間T1により
計算する。
サンプリングタイム間(例えば、第3図の時間t1とt2
間)の物品の輸送量Wtを、プーリー間のコンベア長、
で求めたコンベア速度V等により計算する(ステップP
16)。
計量・搬送モータ制御データDHを計算する(ステップ
P19)。このデータDHは、で求めた輸送量Wt、基準輸
送量、例えば、第3図のt1−t2間の基準に対する変化
量、t2−t3間の目標基準値等から計算で求める。
基準値変動率Dwを、で求めた輸送量Wt、例えば、t2
−t3間の目標基準値により計算する(ステップP20)。
単位時間の実量輸送量WtHを、で求めたWtに3600を
乗算して算定する(ステップP21)。
実量積算輸送量WTHを、で求めたWtの積分演算で算
定する(ステップP22)。
時間指定実量輸送量WTIを、で求めたWtを指定時
間、例えば、第3図のt1からt2まで積分することにより
算定する(ステップP23)。
上記DW,WtH,WTH,WTIを表示盤に表示する(ステップP
24)。
(4)計量コンベアに物品が乗っていない空の時に自動
又は手動によって、補正値を求めるための計量を行うモ
ードにすると、ステップP0で判定がYESとなり、計量・
搬送コンベアを停止させる(ステップP27)。温度セン
サ部H・温度検出部b6で現在の温度R1を測定し(ステッ
プP28)、計量コンベアが停止して空の状態における重
量、即ち零点の重量W1を計量する(ステップP29)。温
度R1における前回の零点の重量W′と今回ステップP
29で計量した零点の重量W1とが等しいかチェックし(ス
テップP30)、等しくないに、等しくない回数がn回目
であってかつ重量W1がW′−k1とW′+k1との範囲
内にあるかチェックし(ステップP31)、YESと判定され
ると、重量W′のかわりに今回の零点の重量W1を新た
な補正値として記憶する(ステップP32)。なお例えば
n=3回、k1=2グラムと予め設定されている。ステッ
プP30でYES、ステップP31でNOと判定された場合と、ス
テップP32が実行された後は、一定時間が経過したこと
を確認して(ステップP33)、ステップP0の処理に戻
る。
このように、本発明においては、計量データ取込み間
隔をサンプリングタイムとして設定し、その時間内に計
量コンベアの速度計算、物品の実量輸送量、モータ制御
データ、基準値変動率、実量積算輸送量、時間指定実量
輸送量計算を行ない、その結果を表示する。
また、計量コンベア駆動用モータの制御タイマのセッ
トによりモータの制御を行ない、同時に物品輸送量の上
下限重量を超えると、指定上下限値内に入るように計量
コンベア速度の制御を行なう。この際に、瞬間値及び積
算値用の重量、速度計算も並行して実行し、上下限重量
値に入ると制御を元に戻している。
第5図は、本発明による重量データの精度を確認する
ための一例を示した概略構成図である。図において、ホ
ッパXから物品を計量ホッパYに投入し、重量を検出す
る。計量ホッパで計量された物品は、次に、本発明の自
動定量供給計量装置により計量される。このときの重量
データは、計量ホッパで得られたデータと比較する。そ
の結果、精度は±1%以内であることが確認された。
また、定量供給量は、テンキーにより装置稼動中でも
変更できるようにしている。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は、物品をコンベアによ
り定量を供給する際に、瞬間値制御と積算値制御とを併
用した制御を行なうので、短時間の供給を精度良く行な
うと共に、長時間にわたり安定した定量の供給が行な
え、しかも精度の良い連続定量供給が実現できる。さら
に、定量供給量を簡単に変えられるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概略構成を示すブロック図、第2図は
外観図、第3図は特性図、第4図はフローチャート、第
5図は説明図、第6図、第7図は特性図である。 A……計量部、B……制御部、C……ロードセル、D…
…キーボード、E……表示部、F……速度センサ部、G
……計量・搬送モータ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定期間内に一定重量の物品をコンベアに
    より自動的に定量供給する自動定量供給計量装置におい
    て、目標供給量を設定する手段、サンプリング時間tn-1
    とtn間の実際の物品供給量の積算値を演算する手段、該
    時間内の目標供給量の積算値と実際の供給量の積算値と
    の比率を求める手段、次のサンプリング期間のtnとtn-1
    間の目標供給量を前記比率に応じて修正する手段、該修
    正された目標供給量に対してコンベア速度を調整するこ
    とにより、物品供給の瞬間値制御を行なう手段、を具備
    することを特徴とする自動定量供給計量装置。
JP62133453A 1987-05-30 1987-05-30 自動定量供給計量装置 Expired - Lifetime JP2566412B2 (ja)

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JPS63300919A JPS63300919A (ja) 1988-12-08
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