JP2706838B2 - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は物品を搬送中に計量して、物品の選別判定を
行なう重量選別装置に関する。
<従来技術> 生産ラインでは製品の重量をライン搬送中に計量し
て、不良品の選別等を行なうために、第5図に示す重量
選別装置3を設置している。第5図において、搬入コン
ベア1から重量選別回路3の計量コンベア4に搬入され
る物品Wの重量は計量器5によって計量され、その計量
信号は選別判定部6に入力される。
選別判定部6は、第6図に示すように物品搬入ととも
に立上がる計量信号を受け、物品搬入から所定のタイミ
ングTsが経過したときの安定した計量信号に基づき物品
重量を求め、その重量による選別判定を行ない、その判
定結果を選別コンベア2に出力する。選別コンベア2は
計量コンベア4からの物品をその判定結果に応じた搬送
経路へ選別搬送する。
なお、この測定タイミングは、物品の長さや重さある
いはコンベア速度によって異なるため、予め選別する物
品を計量コンベア4に搬入して、計量器5からの計量信
号をXYプロッタ等の外部記録装置7に記録し、記録され
た信号波形図により安定していると思われる測定タイミ
ングを求めて、選別判定部6に設定するようにしてい
る。
<解決すべき課題> しかしながら、測定タイミングを設定するために前記
のように外部記録装置7を接続して、その記録波形図か
ら測定タイミングを求めていたのでは、この設定作業に
多大な時間が必要となってしまう。特に品種の切換えが
多いラインはこの設定作業による無駄時間が生産効率に
大きな悪影響をおよぼすことになる。
本発明はこの課題を解決した重量選別装置を提供する
ことを目的としている。
<課題を解決するための手段> 搬送コンベアに試験的に搬入される試験物品に対する
計量器からの計量信号を記憶する計量信号記憶手段と、 試験物品の搬送コンベアに対する搬入開始から搬入完
了までの搬入時間を検出する搬入時間検出手段と、 計量信号記憶手段に記憶された計量データから搬送コ
ンベアに対する試験物品の搬入開始から搬出完了までの
搬送時間を検出する搬送時間検出手段と、 検出された搬入時間および搬送時間に基づき、測定タ
イミングを算出する測定タイミング算出手段とを備えて
いる。
<作用> したがって、選別搬送に先立ち試験的に搬入される試
験物品に対応する計量信号は計量信号記憶手段に記憶さ
れ、搬入時間と搬送時間が算出され、この物品に対応し
た測定タイミングが算出される。
<本発明の実施例> 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は実施例の重量選別装置10の構成を示すブロッ
ク図である。
第1図において、11は計量信号をディジタル変換する
A/D変換器、12は計量信号から計量コンベア4自身の重
量を減算補正するゼロ補正手段である。
13は計量コンベア4に対する物品の搬入が開始された
ことを検出する搬入センサであり、例えば1対の投受光
器で構成されている。
14は、搬入センサ13から搬入開始を示す信号を受け
て、所定の測定タイミング後に所定時間だけサンプリン
グスイッチ15を閉じ、ゼロ補正手段12からの計量信号を
メモリ回路16へ記憶させるサンプリング手段である。
このサンプリング手段14には、予め設定モードにおい
て測定タイミング決定手段17によって決定された測定タ
イミング(測定開始タイミングと測定終了タイミング)
が設定されている。
18は選別判定部であり、メモリ回路16に記憶された測
定タイミング中の計量データの平均値を算出する平均演
算手段19と、この平均値が物品の静止重量と等しくなる
ように補正するダイナミック補正手段20と、この補正出
力を上下限設定手段22に予め設定された上下限値と比較
してその比較結果を判定信号として選別コンベア2に出
力する比較手段21で構成されている。
次にこの重量選別装置10の動作を第2図のフローチャ
ートに基づいて説明する。
この重量選別装置10に対して設定モードが指示される
と、計量コンベア4が所定の搬送速度で駆動され、物品
の搬入指示がなされる(ステップ1、2)。
ここで、測定タイミング設定用の試験物品(静止重量
Ws)の搬入開始が搬入センサ13の検出信号により判定さ
れると、タイマがスタートし、サンプリングスイッチ15
が閉じられ、計量データが第3図に示すようにメモリ回
路16に順次記憶される(ステップ3〜5)。
この計量信号の記憶はタイマが所定時間Tm(搬入物品
が計量コンベア4から完全に排出されるまでの最長時間
より僅かに長い時間)に達するまでなされるが、この間
に、物品が完全に搬入されるまでの搬入時間Taが記憶さ
れる(ステップ6〜8)。
物品搬入開始から所定時間Tmが経過すると、メモリ回
路16に記憶された計量データの初期値Woに等しいか最も
近い計量データが、搬出終了近くに記憶された計量デー
タの中から求められ、その間の時間、即ち物品が計量コ
ンベア4上にある搬送時間Tzが算出される(ステップ
9)。
次に、物品長、コンベア長およびコンベアスピードで
決まる所定の遅延時間αとTaとの和が、物品の搬入開始
からの測定開始タイミングTsとして求められ、物品の搬
出が完了した時点からこのTs時間だけ逆のぼったタイミ
ングが測定終了タイミングTeとして求められる(ステッ
プ10、11)。
次に、メモリ回路16に記憶された計量データのうち、
測定タイミング(Ts、Te)の間に記憶された計量データ
の平均値Waが算出され、この平均値Waが、静止重量Wsに
対して決められた許容重量範囲内にない場合は、ステッ
プ2に戻り、その物品に対する搬入指示がなされ、許容
範囲内にあれば、ダイナミック補正のための補正係数が
算出される(ステップ12〜14)。
なお、このダイナミック補正の補正係数は、1回の試
験搬送毎に少しずつ補正重量を静止重量に近づけていく
ように演算構成されており、上記の処理を何回か続けて
行なううちに補正重量Whが静止重量Waに一致すると、こ
の複数回の物品搬入のうちでTsが最大になったときの測
定タイミング(Ts、Te)が最終的にサンプリング手段14
に固定設定され、この物品に対する最適な測定タイミン
グが決定されたことになる(ステップ15、16)。
このようにして、ダイナミック補正のための補正係数
の設定とともに、サンプリング手段14に測定タイミング
(Ts、Te)が設定された後、選別モードが指定される
と、第4図のフローチャートに示すように計量コンベア
4が所定スピードで駆動される。搬入センサ13からの検
出信号により物品の搬入が検出されると、タイマがスタ
ートし、この時間がTsになるとサンプリングスイッチ15
が閉じて計量データが記憶される(ステップ1〜5)。
タイマがTeになると、TsからTeの間にサンプリングさ
れた計量データの平均値Waが演算され、ダイナミック補
正された補正重量Whは物品の重量値として、上下限値に
対する選別判定を受け、その判定結果が選別コンベア2
に出力され、ステップ2に戻る(ステップ6〜9)。
判定信号を受けた選別コンベア2はこの判定結果に応
じた搬送経路に物品を選別搬送する。
以下、物品が計量コンベア4に搬入される毎に前記同
様の選別判定処理がなされ、物品の選別が行なわれる。
<本発明の他の実施例> なお、前記実施例では、測定タイミング(Ts、Te)
を、物品が計量コンベア4のほぼ中央部にあるタイミン
グに設定していたが、これは搬入される物品間隔がコン
ベア長に比べて短い場合や物品長がコンベア長に比べて
長いような場合、即ち、計量信号の安定している時間が
極めて短いような不利な条件下でも、測定が可能となる
ためのタイミングであり、このような条件での選別が不
要の場合は、計量信号がより安定しているタイミング
(中央部より選別コンベア2側に物品があるタイミン
グ)に測定タイミングを設定するようにしてもよい。
なお、前記実施例では、測定タイミングの設定中にダ
イナミック補正のための補正係数を設定するようにして
いたが、これは本発明を限定するものでなく、これらの
設定を別個に行なうようにしてもよい。
また、前記実施例では、選別モードにおいてサンプリ
ングされた計量データをメモリ回路16に記憶してから平
均値演算を行なっていたが、サンプリングされた計量デ
ータを順次積算して平均値を算出するようにしてもよ
い。
また、前記実施例では、計量コンベア4の搬入側に配
置された投受光器等による搬入センサ13からの信号によ
り、物品の搬入時間Taを検出するようにしていたが、メ
モリ回路16に記憶された計量データから搬入時間を求め
るようにしてもよい。
<本発明の効果> 本発明の重量選別装置は、前記説明のように、試験物
品を搬送計量してその計量信号を記憶し、その計量デー
タから算出される搬送時間と搬入時間とにより測定タイ
ミングを算出設定するように構成されているため、外部
記録装置を用いることなく、物品を試験搬送するという
簡単な作業のみでその物品に適した測定タイミングの設
定が短時間に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は一実施例の処理手順を示すフローチャート、第3
図は一実施例の測定タイミングの決定手順を説明するた
めの図、第4図は一実施例の他の処理手順を示すフロー
チャートである。 第5図は従来装置の構成を示すブロック図、第6図は計
量信号の一例を示す波形図である。 4……計量コンベア、5……計量器、10……重量選別装
置、11……A/D変換器、12……ゼロ補正手段、13……搬
入センサ、14……サンプリング手段、15……サンプリン
グスイッチ、16……メモリ回路、17……タイミング決定
手段、18……選別判定部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアに搬入される物品の重量に対
    応した計量信号を出力する計量器を有し、前記搬送コン
    ベアに対する物品の搬入開始から所定時間経過した測定
    タイミングにおける前記計量器からの計量信号により物
    品の重量値を求め、該重量値に基づいて該物品の選別判
    定を行なう重量選別装置において、 前記搬送コンベアに試験的に搬入される試験物品に対す
    る前記計量器からの計量信号を記憶する計量信号記憶手
    段と、 前記試験物品の前記搬送コンベアに対する搬入開始から
    搬入完了までの搬入時間を検出する搬入時間検出手段
    と、 前記計量信号記憶手段に記憶された計量データから前記
    搬送コンベアに対する前記試験物品の搬入開始から搬出
    完了までの搬送時間を検出する搬送時間検出手段と、 検出された前記搬入時間および搬送時間に基づき、前記
    測定タイミングを算出する測定タイミング算出手段とを
    備え、 前記算出された測定タイミングによって物品の重量測定
    を行なうことを特徴とする重量選別装置。
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