JP2706836B2 - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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JP2706836B2 JP8305090A JP8305090A JP2706836B2 JP 2706836 B2 JP2706836 B2 JP 2706836B2 JP 8305090 A JP8305090 A JP 8305090A JP 8305090 A JP8305090 A JP 8305090A JP 2706836 B2 JP2706836 B2 JP 2706836B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <本発明の産業上の利用分野> 本発明は、物品を搬送中に計量してその重量による選
別判定を行なう重量選別装置に関する。
<従来技術> 生産ラインでは製品をライン搬送中に計量して、その
重量による選別を行なっている。
第7図はこの目的で用いられている重量選別装置の概
略構成を示す図である。
第7図において、1は物品Wを重量選別装置3に搬入
する搬入コンベア、2は重量選別装置3からの選別信号
に応じて、重量選別装置3から搬出される物品の搬送経
路を変える選別コンベアである。
重量選別装置3は、計量コンベア4に搬入される物品
により変化する荷重の変化を計量器5で検出する。
選別判定手段6は、物品の計量コンベア3への搬入開
始を投受光器等で構成される搬入センサ7によって検知
してから計量器5の重量信号が安定するタイミングに物
品重量値を求め、その重量値を予め設定されている許容
重量値と比較し、その比較結果を選別信号として選別コ
ンベア2に送出する。
したがって、許容重量外の物品は対応する選別信号を
受けた選別コンベア2により許容重量内の物品と異なる
搬送経路に送られることになる。
このような構成の重量選別装置3では、物品重量を安
定に測定できる測定タイミングを予め決める必要があ
る。
このため、従来は、予め選別物品あるいはこれと同等
のもの計量コンベア4上に搬入させ、そのときの計量器
5の重量信号をXYレコーダやデータレコーダ等の外部記
録装置8により紙面に描かせて重量信号の安定している
タイミングを求めるようにしていた。
<解決する課題> しかしながら、この測定タイミングは、物品の長さや
標準重量あるいは搬送速度によって大きく異なり、物品
や搬送速度を変える毎にXYレコーダ等の外部記録装置8
を計量器5の出力に接続してその最適な測定タイミング
を決定していたのでは、その設定作業に多大な時間を要
してしまう。
また、計量器からのアナログ信号を長いケーブルで外
部記録装置に接続しなければならず外部雑音の影響を受
けやすく、正確な測定ができない。
本発明はこの課題を解決した重量選別装置を提供する
ことを目的としている。
<課題を解決するための手段> 前記課題を解決するために本発明の重量選別装置は、 計量器の重量信号を記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶された重量信号を波形表示する重量波
形表示手段と、 設定タイミングを重量波形と同一画面上に位置表示す
る測定タイミング表示手段とを備えている。
<作用> したがって、物品が搬送されると、その重量信号が波
形表示され、設定タイミングが波形表示と同一画面上に
位置表示されるため、この画面上で測定タイミングの設
定が行なえる。
<本発明の実施例> 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。
第1図は一実施例の重量選別装置10の構成を示す図で
あり、従来装置(第7図)と同一構成のものについては
同一図番を付して説明を省略する。
この重量選別装置10は計量コンベア4の搬送を停止し
た状態で荷重された物品の静止重量を求める静止モード
と、測定タイミングを設定するための設定モードと、順
次搬入される物品の選別判定を行なう選別モードとを有
している。
第1図において、11は計量器5からの重量信号をディ
ジタル信号に変換するAD変換器、12は、AD変換器11の出
力を記憶回路13に記憶させる記憶制御手段であり、静止
モードにおいてはAD変換器11出力をそのまま記憶回路13
に順次記憶させ、設定モードにおいては物品の搬入開始
から所定時間の重量信号を記憶させる、 また、選別モードにおいては、搬入開始からさらに測
定タイミング設定手段14に設定されている測定開始時間
T1を経路した後から測定終了時間T2までの間の重量信号
を記憶させる。
測定タイミング設定手段14は入力される物品長情報L
とコンベア速度情報Sとによって決まる測定タイミング
T1、T2を初期設定値として記憶し、タイミング可変手段
15からの可変操作により測定タイミングT1、T2が任意に
可変設定される。
16は、設定モードにおいて記憶回路13に記憶されてい
る重量信号データを、横軸が時間軸の重量波形として表
示装置17に表示させる重量波形表示手段である。
この重量波形表示手段16は、重量信号データを倍率指
定手段18から指定される倍率(1〜99)で任意に変化さ
せることができ、この倍率によらず重量波形のピーク付
近が画面上で常に所定の高さ範囲となるように表示す
る。
19は、設定モードにおいて、測定タイミング設定手段
14に設定された測定タイミング(T1、T2)を表示装置17
に表示される重量波形と同一時間軸上に軸表示させる測
定タイミング表示手段である。
20は、表示装置17に物品長Lとコンベア速度Sに基づ
いた物品の搬入開始から搬入終了(完全に計量コンベア
4上に乗る)のタイミングT0を、測定タイミング軸とと
もに表示させるための搬入タイミング表示手段である。
21は記憶回路13に記憶された重量信号データの平均を
算出する重量平均手段であり、選別モードおよび設定モ
ードにおいては、測定開始時間T1から測定終了時間T2
での重量信号データの平均化を行なう。
22は、静止モードにおいては、物品静止重量を記憶す
る静止重量記憶手段、23はこの静止重量を表示装置17に
表示する静止重量表示手段である。
24は重量平均手段21からの物品移動時の平均重量と静
止重量との差に基づいて、動的重量に対する補正係数を
算出する補正係数算出手段、25は、重量平均手段21から
の動的な平均重量を補正係数によって補正手段である。
26は、補正手段25からの補正済みの物品重量値(選別
モード)あるいは重量平均手段21からの平均重量値(設
定モード)を表示装置17に表示させる重量値表示手段で
ある。
27は、補正手段25からの物品重量値をしきい値設定手
段28に設定された許容重量範囲と比較して、この比較結
果に対応した選別判定信号を出力する選別判定手段であ
り、その判定結果は判定結果表示手段29により表示装置
に表示される(選別モード)。
30は選別判定手段27からの選別判定信号をコンベア速
度Sに応じた時間だけ遅延して選別コンベア2に送出す
る遅延手段である。
次にこの重量選別装置の動作を第2図のフローチャー
トに基づいて説明する。
予め、静止モードにおいて、停止している計量コンベ
ア4に基準物品を載置し、その静止重量を記憶させ、物
品長Lおよび速度Sを設定しておく。
ここで設定モードにすると、表示装置17の画面が設定
モード画面となり、物品長Lとコンベア速度Sから決ま
る各タイミング軸T0、T1、T2とその値および静止重量が
第3図のように表示される(ステップ1〜4)。
なお、T0は物品長Lをコンベア速度Sで除算した値と
なり、T1、T2は、物品が計量コンベア4に搬入開始して
から完全に搬出される時間のほぼ中間(即ち、物品長L
と計量コンベア長Pとの和をコンベア速度Sの2倍で除
したタイミング)をはさんで所定時間だけ離れたタイミ
ングを初期値としている。
ここで、基準物品を搬入コンベア1側から計量コンベ
ア4に搬入させると、物品の搬入開始が搬入センサ7に
よって検知され、計量器5の重量信号がAD変換器11を介
して記憶回路13に記憶される(ステップ5、6)。
記憶回路13に記憶された重量信号は、第4図に示すよ
うに波形表示(この場合倍率“1")され、測定タイミン
グT1〜T2時の平均重量値が動的な測定重量として表示さ
れる(ステップ7、8)。
この重量波形とタイミング軸T1、T2の位置および測定
重量と静止重量との差を考慮して、この測定タイミング
が不適当な位置であると判断した場合には、タイミング
可変手段15のキー操作により例えば測定タイミングを遅
らせるように変更すると、タイミング軸T1、T2が第5図
に示すように右方向へ移動するとともに、この変更され
たタイミングT1T2の間の重量データの平均値が表示され
る(ステップ9〜11)。
なお、倍率を増加させると第6図に示すように重量波
形の変化をより細かく観察することができる。
このようにして表示画面上でタイミングの調整を行な
い、重量波形が安定していて、平均重量の変動の少ない
位置が決定され、タイミング設定が終了されると、この
ときの平均重量の静止重量に対する補正係数が算出設定
され、設定モードが終了する(ステップ9、12)。
以上のようにして物品に最適な測定タイミングが設定
された後に、選別モードに切換えると、表示画面は選別
モード画面(図示せず)に切換わる。
選別モードでは、搬入コンベア1から物品が搬入され
る毎に、設定モードで選定された測定タイミングT1、T2
の間のAD変換出力が記憶回路13に記憶され、その平均重
量が補正され、しきい値に対する選別判定結果が重量値
とともに表示される。
また、この判定結果は所定の遅延を受けて選別コンベ
ア2に送出され、計量コンベア4から搬出された物品
は、その判定結果に応じた搬送経路に送られる。
<本発明の他の実施例> なお、前記実施例では、測定タイミングの位置を軸で
表示していたが、これは本発明を限定するものでなく、
重量波形に重なる点等で表示するようにしてもよく、重
量波形の測定タイミング領域の表示輝度を高くとるよう
にしてもよい。
<本発明の効果> 本発明の重量選別装置は、前記説明のように物品搬入
時の計量器信号を記憶し、この記憶データを重量波形と
して表示装置に表示するとともに、設定された測定タイ
ミングを重量波形と同一画面に位置表示できるようにし
ているため、他の外部装置とのケーブル接続が不要とな
り、外部雑音の影響を受けない状態で測定タイミングの
調整や変更が極めて容易に行なえ、コンベア速度や品種
変更に迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は一実施例の処理手順を示すフローチャート、第3
図から第6図は一実施例の動作を説明する表示画面図で
ある。 第7図は従来装置の構成を示す概略図である。 4……計量コンベア、5……計量器、10……重量選別装
置、13……記憶回路、14……測定タイミング設定手段、
16……重量波形表示手段、17……表示装置、19……測定
タイミング表示手段、27……選別判定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアによって搬入される物品の重
    量をを計量器で計量し、物品搬入から予め設定されたタ
    イミング時の前記計量器の重量信号に基づいて、物品重
    量の選別判定を行なう重量選別装置において、 前記計量器の重量信号を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された重量信号を波形表示する重量
    波形表示手段と、 前記設定タイミングを前記重量波形と同一画面上に位置
    表示する測定タイミング表示手段とを備えたことを特徴
    とする重量選別装置。
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