JPH074493Y2 - 長尺物の形状判別装置 - Google Patents
長尺物の形状判別装置Info
- Publication number
- JPH074493Y2 JPH074493Y2 JP12111689U JP12111689U JPH074493Y2 JP H074493 Y2 JPH074493 Y2 JP H074493Y2 JP 12111689 U JP12111689 U JP 12111689U JP 12111689 U JP12111689 U JP 12111689U JP H074493 Y2 JPH074493 Y2 JP H074493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- long object
- laser
- length
- burdock
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ごぼう等の長尺物の長さや太さを判別する長
尺物の形状判別装置に関する。
尺物の形状判別装置に関する。
(従来の技術) ごぼう等の長尺物野菜(以下長尺物と呼ぶ。)を商品と
して出荷する際、等級に応じて選別する作業が行われ
る。こうした長尺物の選別は、従来より人手により行わ
れているが、主観的で不正確な場合が多く、コスト面で
も問題があった。
して出荷する際、等級に応じて選別する作業が行われ
る。こうした長尺物の選別は、従来より人手により行わ
れているが、主観的で不正確な場合が多く、コスト面で
も問題があった。
そこで、CCD等の撮像手段を用いた画像処理により長尺
物の長さや太さを計測し、この結果に基づき選別を自動
的に行う装置が考案された。
物の長さや太さを計測し、この結果に基づき選別を自動
的に行う装置が考案された。
しかしながら、画像処理による場合、長い処理時間を要
し選別の処理能力が低下する原因となり、また構成が複
雑でコスト面で問題があった。
し選別の処理能力が低下する原因となり、また構成が複
雑でコスト面で問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述した課題を解決するためのもので、簡単な
構成でしかも処理速度が早い長尺物の形状判別装置を提
供することを目的としている。
構成でしかも処理速度が早い長尺物の形状判別装置を提
供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の長尺物の形状判別装置は、レーザ光を出射しこ
の反射光を受光してレーザ光の光路長を計測するレーザ
式センサを長尺物の長さ方向に列設してなるセンサ部
と、前記長尺物と前記センサ部とを一定方向かつ一定速
度で相対的に移動させる移動手段と、この移動手段によ
る移動の際、前記センサ部の各レーザ式センサにより計
測されるレーザ光の光路長の変化から前記長尺物の長さ
及び各部の太さを判別する判別手段とを具備するもので
ある。
の反射光を受光してレーザ光の光路長を計測するレーザ
式センサを長尺物の長さ方向に列設してなるセンサ部
と、前記長尺物と前記センサ部とを一定方向かつ一定速
度で相対的に移動させる移動手段と、この移動手段によ
る移動の際、前記センサ部の各レーザ式センサにより計
測されるレーザ光の光路長の変化から前記長尺物の長さ
及び各部の太さを判別する判別手段とを具備するもので
ある。
(作用) 本考案では、長尺物とレーザ式センサを長尺物の長さ方
向に列設してなるセンサ部とを一定方向かつ一定速度で
相対的に移動させ、その際、各レーザ式センサにより計
測されるレーザ光の光路長の変化から長尺物の各部の太
さ及び長尺物の長さを判別している。したがって、構成
は簡単でしかも処理速度は早い。
向に列設してなるセンサ部とを一定方向かつ一定速度で
相対的に移動させ、その際、各レーザ式センサにより計
測されるレーザ光の光路長の変化から長尺物の各部の太
さ及び長尺物の長さを判別している。したがって、構成
は簡単でしかも処理速度は早い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)、(b)は本考案の一実施例の長尺物の形
状判別装置を示す図である。
状判別装置を示す図である。
同図において、1は被判別対象である例えばごぼう等の
長尺物を示している。そして、この長尺物1はコンベア
2により一定方向かつ一定速度で移動される。尚、この
コンベア2の所定の位置には、長尺物1が測定位置に達
したことを検出する光学式センサ2aが設けられている。
長尺物を示している。そして、この長尺物1はコンベア
2により一定方向かつ一定速度で移動される。尚、この
コンベア2の所定の位置には、長尺物1が測定位置に達
したことを検出する光学式センサ2aが設けられている。
一方、3はレーザ式センサ3aを長尺物1の長さ方向に列
設してなるセンサ部である。例えば被判別対象がごぼう
である場合、上記レーザ式センサ3aを50mm間隔で19個程
度列設する。各レーザ式センサ3aは、レーザ光を出射す
る発光素子とこの反射光を受光する受光素子を備え、レ
ーザ光の光路長を計測する。そして、このセンサ部3に
よる計測結果は、レーザ用変換器4により所定の信号レ
ベルに変換された後、制御装置5に送られる。
設してなるセンサ部である。例えば被判別対象がごぼう
である場合、上記レーザ式センサ3aを50mm間隔で19個程
度列設する。各レーザ式センサ3aは、レーザ光を出射す
る発光素子とこの反射光を受光する受光素子を備え、レ
ーザ光の光路長を計測する。そして、このセンサ部3に
よる計測結果は、レーザ用変換器4により所定の信号レ
ベルに変換された後、制御装置5に送られる。
第2図はこの制御装置5の回路構成を示す図である。
同図に示す制御装置5は、D/A変換器6、ディジタル信
号入力部7、CPU8、操作キー9、液晶表示器10及びディ
ジタル信号出力部11がバス12を介し接続された構成を有
する。
号入力部7、CPU8、操作キー9、液晶表示器10及びディ
ジタル信号出力部11がバス12を介し接続された構成を有
する。
D/A変換器6は、レーザ用変換器4から送られるアナロ
グ信号をディジタル信号に変換する。ディジタル信号入
力部7は、光学式センサ2aからのディジタル出力を入力
する。CPU8は、後述する一連の処理を行う。ディジタル
信号出力部11は、CPU8による処理結果に基づくディジタ
ル信号を他の機器に出力する。
グ信号をディジタル信号に変換する。ディジタル信号入
力部7は、光学式センサ2aからのディジタル出力を入力
する。CPU8は、後述する一連の処理を行う。ディジタル
信号出力部11は、CPU8による処理結果に基づくディジタ
ル信号を他の機器に出力する。
次、本装置の動作につき説明する。
第3図はこの動作を説明するためのタイミングチャート
である。
である。
即ち、長尺物1が測定位置に達すると、光学式センサ2a
がこれを検出し制御装置5に知らせる(第3図
(a))。すると、制御装置5は、センサ部3の出力を
読み取る(第3図(b))。そして、事前に登録したデ
ータとの比較により長尺物1の長さや太さを判別し、そ
の判別結果をディジタル信号出力部11を介し他の機器に
出力する(第3図(c))。
がこれを検出し制御装置5に知らせる(第3図
(a))。すると、制御装置5は、センサ部3の出力を
読み取る(第3図(b))。そして、事前に登録したデ
ータとの比較により長尺物1の長さや太さを判別し、そ
の判別結果をディジタル信号出力部11を介し他の機器に
出力する(第3図(c))。
以上のことを長尺物1がごぼうである場合を例にとり更
に具体的に説明する。
に具体的に説明する。
上述したセンサ部3の出力即ち各レーザ式センサ3aによ
り計測されるレーザ光の光路長の変化は、第4図に示す
ようなアナログ波形となる。このアナログ波形のピーク
値xがごぼうの直径である。
り計測されるレーザ光の光路長の変化は、第4図に示す
ようなアナログ波形となる。このアナログ波形のピーク
値xがごぼうの直径である。
そして、各レーザ式センサ3aによるピーク値の微分値と
事前に登録したデータとの比較によりごぼうの太さを判
別する。
事前に登録したデータとの比較によりごぼうの太さを判
別する。
ごぼうの太さを決定する方法として、例えば各レーザ式
センサ3aのピーク値のうち最大のものをごぼうの太さと
するもの、上位3データの平均をごぼうの太さとするも
の、最大のものと次の値のものとの差がある程度であれ
ば最大のものをごぼうの太さとするもの等が考えられ
る。
センサ3aのピーク値のうち最大のものをごぼうの太さと
するもの、上位3データの平均をごぼうの太さとするも
の、最大のものと次の値のものとの差がある程度であれ
ば最大のものをごぼうの太さとするもの等が考えられ
る。
また、ごぼうの長さについては、例えば太さが5mm以上
とされたレーザ式センサ3aを“H"とし、それ以下を“L"
として、これら“H"と“L"とのパターンにより検出す
る。
とされたレーザ式センサ3aを“H"とし、それ以下を“L"
として、これら“H"と“L"とのパターンにより検出す
る。
尚、本考案は上述した実施例に限定されない。
例えば、長尺物の一例としてごぼうを示したが他の長尺
物であっても勿論よい。
物であっても勿論よい。
また、上述した実施例では測定開始のための光学式セン
サ2aが設けられていたが、制御装置の有するクロックに
基づき測定を開始するようにしてもよい。
サ2aが設けられていたが、制御装置の有するクロックに
基づき測定を開始するようにしてもよい。
また、上述した実施例では被測定物を移動させるように
していたが、センサ部を移動させるようにしてもよい。
していたが、センサ部を移動させるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の長尺物の形状判別装置は、
長尺物とレーザ式センサを長尺物の長さ方向に列設して
なるセンサ部とを一定方向かつ一定速度で相対的に移動
させ、その際、各レーザ式センサにより計測されるレー
ザ光の光路長の変化から長尺物の各部の太さ及び長尺物
の長さを判別しているので、構成は簡単でしかも処理速
度は早い。
長尺物とレーザ式センサを長尺物の長さ方向に列設して
なるセンサ部とを一定方向かつ一定速度で相対的に移動
させ、その際、各レーザ式センサにより計測されるレー
ザ光の光路長の変化から長尺物の各部の太さ及び長尺物
の長さを判別しているので、構成は簡単でしかも処理速
度は早い。
第1図は本考案の一実施例の長尺物の形状判別装置を示
す図、第2図は第1図に示す制御装置の回路構成を示す
図、第3図はその動作を示すタイミングチャート、第4
図はその測定内容を示す図である。 1……長尺物、2……コンベア、3……センサ部、3a…
…レーザ式センサ、4……レーザ用変換器、5……制御
装置。
す図、第2図は第1図に示す制御装置の回路構成を示す
図、第3図はその動作を示すタイミングチャート、第4
図はその測定内容を示す図である。 1……長尺物、2……コンベア、3……センサ部、3a…
…レーザ式センサ、4……レーザ用変換器、5……制御
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】レーザ光を出射しこの反射光を受光してレ
ーザ光の光路長を計測するレーザ式センサを長尺物の長
さ方向に列設してなるセンサ部と、 前記長尺物と前記センサ部とを一定方向かつ一定速度で
相対的に移動させる移動手段と、 この移動手段による移動の際、前記センサ部の各レーザ
式センサにより計測されるレーザ光の光路長の変化から
前記長尺物の長さ及び各部の太さを判別する判別手段と を具備することを特徴とする長尺物の形状判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12111689U JPH074493Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 長尺物の形状判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12111689U JPH074493Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 長尺物の形状判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360007U JPH0360007U (ja) | 1991-06-13 |
JPH074493Y2 true JPH074493Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31669158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12111689U Expired - Lifetime JPH074493Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 長尺物の形状判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074493Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP12111689U patent/JPH074493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360007U (ja) | 1991-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
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