JPH05281016A - 重量選別装置 - Google Patents

重量選別装置

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JPH05281016A
JPH05281016A JP10616392A JP10616392A JPH05281016A JP H05281016 A JPH05281016 A JP H05281016A JP 10616392 A JP10616392 A JP 10616392A JP 10616392 A JP10616392 A JP 10616392A JP H05281016 A JPH05281016 A JP H05281016A
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timing
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Yoshimitsu Takada
良光 高田
Masayuki Hidaka
雅之 日高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量コンベア上に物品が荷重されている時間
を、コンベア長や搬送速度を変えずに延長し、測定開始
タイミングを自動設定する。 【構成】 計量コンベア21と搬入コンベア1との搬送
面端部同士間の距離は、物品の先端からのその重心まで
の距離より短かい所定距離Lfに設定され、計量コンベ
ア21と選別コンベア2の搬送面端部同士間の距離も、
物品の先端からその重心までの距離より短かい所定距離
Lrに設定されている。測定タイミング算出手段32
は、データ入力手段29によって入力された物品長Lw
やLf、Lrのデータに基づいて、物品の先端が搬入セ
ンサ23を横切ってから、物品の後端が搬入コンベア1
の搬送面から離れるタイミングと、物品の先端が選別コ
ンベア2の搬送面に達するタイミングとを算出して、重
量算出手段25による測定時間を、両タイミングの間に
設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前段コンベアから計量
コンベアに受入れた物品の重量を、搬送中に計量し、そ
の計量結果に基づいて物品の選別判定を行なう重量選別
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等では、物品をライン搬送している
間に、物品の重量に過不足がないか否かを検査するため
に、図7に示す重量選別装置10が用いられている。
【0003】この重量選別装置10は、搬入コンベア1
から搬出される物品Wを、計量コンベア11に受入れ、
搬入された物品Wによる荷重変化に相当する計量信号を
計量器12から重量算出部13へ出力させる。
【0004】一方、計量コンベア11に対する物品Wの
搬入を開始するタイミングは、計量コンベア11の搬入
側に配置されている搬入センサ14によって光学的に検
知され、その搬入検知信号は重量算出部13へ出力され
る。
【0005】重量算出部13は、搬入検知信号を受けて
から、物品Wが計量コンベア11上に完全に乗り移るま
でに必要な時間T1 が経過した後に、計量信号のサンプ
リングを所定時間T2 行ない、このサンプリング値の平
均値を算出して、算出値を物品Wの重量値として判定部
15へ出力する。
【0006】判定部15は、算出された重量値が所定の
重量範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果に応じ
た選別信号を出力する。
【0007】この選別信号は、選別コンベア2に設けら
れた選別機3に遅延出力される。
【0008】選別機3は、計量コンベア11から搬出さ
れた物品が、所定重量範囲内と判定された物品のときに
は、そのまま通過させ、所定重量範囲外と判定された物
品のときには、選別コンベア2上から排除する。
【0009】しかして、この種の計量装置では、物品の
長さの違いによって、サンプリング開始可能なタイミン
グが異なる。また、所定以上の精度で重量を検出するた
めには、その精度に対応したサンプリング時間T2 が必
要となる。
【0010】即ち、図8に示すように、搬送速度v、長
さLcの計量コンベア11上に、長さLwの物品Wが完
全に乗り移った状態から、物品Wの先端が計量コンベア
11の搬出側端部に達するまでの時間T=(Lc−L
w)/vが経過する間に、所定数のサンプリングを行な
う必要がある。
【0011】物品長LwがT2 ≦Tの条件を満たさない
ときには、所定の重量検出精度を維持することができな
い。
【0012】このため、従来は、コンベア長Lcの長い
計量コンベアを用いるか、搬送速度vを遅くすることに
よって必要な重量検出精度を維持するようにしていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンベ
ア長の長い計量コンベアを用いた場合には、その分物品
の搬送間隔を拡げなければならず選別効率が低下する。
【0014】また、搬送速度を遅くする場合も全く同様
に選別効率が低下する。
【0015】この選別効率の低下は、ライン全体の能力
を低下させることになるため、短かいコンベア長で、で
きる限り長い測定時間が得られる重量選別装置の実現が
望まれていた。
【0016】本発明は、この課題を解決した重量選別装
置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の重量選別装置では、前段コンベアか
ら計量コンベアに搬入される物品の重量を該物品が計量
コンベア上を搬送している間に所定の測定時間で測定
し、該測定重量に基づいて物品の選別判定を行なう重量
選別装置において、前記前段コンベアと前記計量コンベ
アの搬送面端部同士の距離を、前記物品の先端からその
重心までの距離より短い所定距離に設定するとともに、
物品が前記前段コンベアから前記計量コンベアに搬入開
始されてから、該物品の後端が、前記前段コンベアの搬
送面から離間して、前記搬送面間を通過し始めるタイミ
ングを、物品の長さおよび前記搬送面間距離に基づいて
算出するタイミング算出手段を設け、物品の後端が前記
前段コンベアの搬送面から離間して、前記搬送面間を通
過している間に、前記測定時間を開始するように構成さ
れている。
【0018】また、本発明の第2の重量選別装置は、前
段コンベアから計量コンベアに搬入される物品の重量を
該物品が計量コンベア上を搬送している間に所定の測定
時間で測定し、該測定重量に基づいて物品の選別判定を
行ない、該選別判定済み物品を後段コンベアへ搬出する
重量選別装置において、前記後段コンベアと前記計量コ
ンベアの搬送面端部同士間の距離を、前記物品の先端か
らその重心までの距離より所定距離に設定するととも
に、物品が前記前段コンベアから前記計量コンベアに搬
入されてから、該物品の先端が、前記後段コンベアの搬
送面に達するタイミングを、物品の長さおよび前記搬送
面間距離に基づいて算出するタイミング算出手段を設
け、物品の先端が前記計量コンベアの搬送面から離間し
て、前記搬送面間を通過している間に、前記測定時間を
終了するように構成されている。
【0019】
【作用】このように構成したため、本発明の重量選別装
置では、物品の後端が前段コンベアの搬送面から離間し
て、計量コンベアとの搬送面間を通過する間に物品重量
の測定が開始でき、また、物品の先端が計量コンベアの
搬送面から離間して後段コンベアの搬送面に達するまで
物品重量の測定ができる。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0021】図1は、一実施例の重量選別装置20の構
成を示す図である。
【0022】この実施例の重量選別装置20の計量コン
ベア21は、前段コンベアとしての搬入コンベア1と後
段コンベアとしての選別コンベア2との間に、それぞれ
1、L2 の隙間をもって配置されている。
【0023】搬入コンベア1と計量コンベア21との隙
間L1 は、それぞれのコンベアローラ1a、21aの径
をφ1 、φ2 、選別される物品Wの先端から重心までの
距離(一般には物品長Lwの1/2)をLkとしたと
き、搬入コンベア1と計量コンベア21の搬送面間距離
Lf、即ちL1 +(φ1 +φ2 )/2がLk以下で、L
kに近い距離となるように予め決められている。
【0024】なお、隙間L1 に対して、両コンベアのロ
ーラ径φ1 、φ2 が極めて小さい場合には、搬送面間距
離Lfは、L1 で近似できる。
【0025】一方、計量コンベア21と選別コンベア2
との隙間L2 も、その搬送面間距離LrがLk以下で、
Lkに近い距離となるように予め決められている。
【0026】なお、選別コンベア2のローラ2aの径を
φ3 とすると、搬送面間距離Lrは、L2 +(φ2 +φ
3 )/2で示される。
【0027】選別コンベア2には、エア吹きつけ式の選
別機3が、コンベアの先端から距離Lsの位置に設けら
れている。
【0028】また、搬入コンベア1、計量コンベア21
および選別コンベア2は、同一の搬送速度v1 で駆動さ
れている。
【0029】計量コンベア21の計量器22は、計量コ
ンベア21への荷重変化に対応した計量信号を、所定の
応答遅れ時間αをもって出力する。
【0030】計量コンベア21の搬入側には、物品の搬
入タイミングを検出するための光学式の搬入センサ23
が、計量コンベア21の搬送面端部から搬入コンベア1
方向に距離Lpだけ離れた位置に設けられている。
【0031】計量器22からの計量信号および搬入セン
サ23からの搬入検知信号は、重量算出手段25に入力
されている。
【0032】重量算出手段25は、搬入検知信号を受け
ると、後述するタイミング算出手段30から設定される
測定開始タイミングT1 が経過した後に、計量信号のサ
ンプリングを所定時間T2 行い、その平均値を物品重量
値として算出して判定手段26へ出力する。
【0033】判定手段26は、重量算出手段25で算出
された重量値が、後述するデータ入力手段29によって
入力設定された上限値W1 および下限値W2 の範囲にあ
るか否かを判定し、範囲外であるときには、不良選別信
号を選別信号遅延手段27へ出力する。
【0034】選別信号遅延手段27は、判定手段26か
らの不良選別信号を、予めタイミング算出部30から設
定されている遅延時間T3 だけ遅延させて、選別駆動手
段28へ出力する。
【0035】選別駆動手段28は、選別信号遅延手段2
7からの不良選別信号を受けると、予めタイミング算出
部30から設定されている動作時間T4 だけ選別機3を
駆動させる。
【0036】データ入力手段29は、キー操作や他の装
置(搬入ライン側の他の検査装置やライン集中管理装置
等)によって入力される各距離情報や重量情報をタイミ
ング算出部30および判定手段26へ設定するためのも
ので、図示しないキーボードや外部インタフェース装置
を備えている。
【0037】タイミング算出部30は、データ記憶手段
31、測定タイミング算出手段32、遅延時間算出手段
33および選別動作時間算出手段34によって構成され
ている。
【0038】データ記憶手段31は、データ入力手段2
9から入力される各データ、即ち、重量の上下限値、物
品長を含む各距離データ、搬送速度および計量器の応答
遅れ時間を、例えば図2に示すように記憶する。
【0039】測定タイミング算出手段32は、データ記
憶手段31に記憶されている各データに基づいて、物品
に最適な測定開始タイミングT1 を次の演算によって算
出する。
【0040】即ち、物品Wの先端が図3の(a)に示す
ように、搬入センサ23を横切ってから、物品の後端が
搬入コンベア1の搬送面から離れるまでの時間を、 (Lw+Lp−Lf)/v1 によって求め、この時間に計量器22の応答遅れ時間α
を加えた時間を測定開始可能なタイミングTaとして算
出する。
【0041】また、物品Wの後端が、同図の(b)に示
すように、搬入コンベア1の搬送面からαv1 だけ離れ
た時点(搬入検知からTa経過した時点)から、物品の
先端が選別コンベア2の搬送面に達するまでの時間(測
定可能な期間)Tbを、 {Lc−φ2 +(Lf+Lr)−Lw}/v1 −α の演算によって求める。
【0042】この測定可能な期間Tbは、各ローラ径お
よびαv1 が物品長に比べて極めて短くLf=Lr=L
k=Lw/2のとき、ほぼLc/v1 となり、従来の測
定可能な時間(Lc−Lw)/v1 と比べてほぼ物品長
分延長されていることになる。
【0043】測定タイミング算出手段32は、この算出
値Tbが、サンプリングに必要な時間T2 より、Tm=
(Lf+Lr)/v1 −α 以上長い余裕時間が在る場合、Taに対して搬入コンベ
ア1と計量コンベア21との搬送面間距離Lf分だけ遅
らせたタイミング、即ち、 Ta+Lf/v1 =(Lw+Lp)+α を求め、このタイミングを測定開始タイミングT1 とし
て重量算出手段25へ設定する。
【0044】この場合には、従来装置と同様に、物品全
体が計量コンベア21の搬送面上にある間に測定が行な
われることになる。
【0045】また、Tm以上の余裕時間がない場合に
は、T1 =Taとして重量算出手段25へ設定する。
【0046】遅延時間算出手段33は、判定手段26に
よって不良判定された物品が選別機3に達するまでの時
間を、次のように算出する。
【0047】即ち、物品の搬入検知時点から、その先端
位置が選別コンベア2の選別機3に達するまでの時間T
cを、 〔Lc+Lr+Ls+Lp−φ2 −(φ3 /2)〕/v
1 の演算によって予め求め、この算出時間Tcから測定タ
イミング算出手段32で算出されたT1 とT2 とを減じ
た結果に、Lk/v1 −Hを加えた時間、Tc−(T1
+T2 )+Lk/v1 −H を遅延時間T3 として算出
し、選別信号遅延手段27へ設定する。
【0048】なお、Hは、後述する選別動作時間算出手
段34によって算出される選別動作時間T4 の1/2の
値であ。
【0049】選別動作時間算出手段34は、物品の長さ
に基づいて、その物品を確実に選別コンベア2上から排
除するための選別動作時間T4 (エア吹きつけ時間)
を、例えばK・Lw/v1 によって算出し、選別駆動手
段28へ設定する。なお、Kは1以下の正数で、物品の
重量や形状等によって予め決められた選別時間係数であ
り、重くて受風面が小さい物品の場合には、大きな値が
設定され、軽くて受風面が大きい物品の場合には、小さ
な値が設定される。
【0050】次にこの重量選別装置20の動作について
説明する。
【0051】予め、データ記憶手段31には図2に示し
た各データが記憶され、測定可能期間TbはT2 に対し
てTm以上の余裕がなく、測定開始タイミングとしてT
aが設定されているものとする。
【0052】ここで、物品Wの先端が、t0 時に図4の
(a)の搬入コンベア1の搬送面端部を離れ、t1 時に
搬入センサ23を横切ると、搬入検知信号が同図の
(b)に示すように立ち上がり、さらに物品の先端が計
量コンベア21の搬送面端部にt2 時に達すると、同図
の(c)のように計量信号が上昇変化を開始する。
【0053】さらに、物品が計量コンベア21に搬入さ
れ、その後端が搬入コンベア1の搬送面から離れるt3
時には、物品の重心は、計量コンベア21の搬送面上に
移っているため、物品の重量は、全て計量コンベア21
に荷重される。
【0054】このため、t3 時からα時間後のt4 時、
即ち、t1 時からT1 (=Ta)時間経過したタイミン
グには、物品の重量に対応した計量信号が計量器22か
ら出力される。
【0055】このタイミングt4 からT2 時間経過した
5 時までの計量信号は、重量算出手段25によってサ
ンプリングされ、その平均値Waが物品の重量値として
判定手段26へ出力される。
【0056】この重量値Waが上限値W1 と下限値W2
の範囲内にないとき、同図の(d)に示すように不良選
別信号が出力される(不良選別信号の時間遅れは、無視
できるほど小さい)。
【0057】不良選別信号が出力された後、t6 時にこ
の物品の先端が選別コンベア2の搬送面端部に達する
と、計量信号は下降し始め、物品の後端が計量コンベア
21の搬送面から離れるt7 時には、計量コンベア21
に対する物品の荷重は零となる(計量信号はα時間後に
零となる)。
【0058】そして、この不良判定された物品の重心
(中心)が、選別機3のH・v1 だけ手前に達した時
点、即ち、t5 時からT3 時間経過したt8 時には、選
別信号遅延手段27によって遅延された不良選別信号
が、同図の(e)に示すように出力される。
【0059】このため、選別駆動手段28から同図の
(f)に示すように駆動信号がT4 時間(2H時間)選
別機3に出力され、この物品は、重心位置を中心にし
て、2H・v1 の幅で吹きつけられたエアによって選別
コンベア2上から排除される。
【0060】以下同様に不良判定された物品は、選別機
3によって選別コンベア2上から排除され、良品判定さ
れた物品のみが後続ラインに搬送される。
【0061】ここで、物品の品種切り換えにともなっ
て、物品長Lw′、上限値W1 ′、下限値W2 ′、重心
距離Lk′および選別時間係数K′がデータ入力手段2
9によって更新設定されると、タイミング算出部30の
各算出手段によって、新たな物品W′に対応した各タイ
ミングが算出設定される。
【0062】この物品W′の測定可能時間TbがT2
対してTm時間以上の余裕が在る場合、測定開始タイミ
ングT1 は、図5に示すように、Lf/v1 時間だけ遅
れたタイミングに設定され、物品W′が計量コンベア2
1の搬送面上に完全に乗っている間に、計量信号のサン
プリングがT2 時間行なわれる。
【0063】このタイミング決定方法は、物品の先端ま
たは後端が計量コンベアの搬送面の端部に乗るまたは離
れる際に、計量コンベア21に大きな衝撃を与えやすい
物品に対して特に有効であり、それ以外の物品に対して
は、前記と同様にT1 =Taのタイミングで測定を開始
するようにしてもよい。
【0064】また、前記実施例では、3つのコンベアの
搬送速度が等しい場合について説明したが、各コンベア
の搬送速度が異なる場合についても本発明を同様に適用
できる。
【0065】また、前記実施例では、不良判定された物
品が選別機3によって選別コンベア2上から確実に排除
されたか否かを確認していなかったが、図6に示すよう
に、選別機3からLd離れた後方位置に、物品の通過を
検知するセンサ40を設けるとともに、選別ミスがあっ
たときに不良判定品がこのセンサを通過するタイミング
5 を予め算出する確認タイミング算出手段41と、不
良判定された物品が、このタイミングにセンサを通過す
るか否かを判定する選別確認手段42とを設けて、選別
機3による選別が確実に行なわれたか否かを確認するよ
うに構成してもよい。この確認タイミングT5 は、選別
遅延時間T3 等に基づいて、物品の選別開始時点、ある
いは、物品の中心が選別機3に達した時点からLd/v
1 経過したタイミングに設定すればよい。
【0066】なお、前記実施例では、物品の全重量が計
量コンベアに荷重された直後から測定を開始していた
が、測定可能期間Tbと必要な測定時間T2 との差、あ
るいは、この差の半分だけ測定開始タイミングを遅らせ
るように設定してもよい。
【0067】また、前記実施例では、データ記憶手段3
1内に1品種の物品データが記憶されていたが、品種毎
の物品データを別の記憶手段に予め記憶しておき、品種
コードの入力によって指定品種の物品データを読出し
て、タイミング算出部30へ設定するようにしてもよ
い。
【0068】また、前記実施例では、測定時間をT2
固定値としていたが、T2 を物品毎に個有の物品データ
として、設定するようにしてもよい。また、測定可能時
間Tbを常にT2 として用いるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重量選別
装置は、前段コンベアと計量コンベアとの間、または計
量コンベアと後段コンベアとの間の搬送面間距離を、物
品の先端から重心までの距離より短い所定距離に設定す
るとともに、物品の搬入時から物品の後端が前段コンベ
アの搬送面から離間するタイミング、または、物品の先
端が後段コンベアの搬送面に達するタイミングを、物品
長および搬送面間距離に基づいて算出する手段を有して
いる。
【0070】このため、物品の全重量が計量コンベアに
荷重されている時間、即ち測定可能時間を搬送面間距離
に対応した分延長させることができ、しかもこの物品長
や距離データに基づいて算出された測定タイミングによ
って、選別効率を低下(搬送速度の低下や搬送間隔の拡
大)させることなく、高い精度で重量測定が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】一実施例のメモリ図である。
【図3】一実施例の要部の算出処理を説明するための概
略図である。
【図4】一実施例の動作を説明するための各部のタイミ
ング図である。
【図5】一実施例の動作を説明するためのタイミング図
である。
【図6】本発明の他の実施例を説明するための概略図で
ある。
【図7】従来装置の構成を示す図である。
【図8】従来装置の測定タイミングを説明するための概
略図である。
【符号の説明】
1 搬入コンベア 2 選別コンベア 3 選別機 20 重量選別装置 21 計量コンベア 22 計量器 23 搬入センサ 25 重量算出手段 26 判定手段 27 選別信号遅延手段 28 選別駆動手段 29 データ入力手段 30 タイミング算出部 31 データ記憶手段 32 測定タイミング算出手段 33 遅延時間算出手段 34 選別動作時間算出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図5】
【図6】
【図8】
【図2】
【図7】
【図3】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前段コンベアから計量コンベアに搬入され
    る物品の重量を該物品が計量コンベア上を搬送している
    間に所定の測定時間で測定し、該測定重量に基づいて物
    品の選別判定を行なう重量選別装置において、 前記前段コンベアと前記計量コンベアの搬送面端部同士
    間の距離を、前記物品の先端からその重心までの距離よ
    り短い所定距離に設定するとともに、 物品が前記前段コンベアから前記計量コンベアに搬入開
    始されてから、該物品の後端が、前記前段コンベアの搬
    送面から離間して、前記搬送面間を通過し始めるタイミ
    ングを、物品の長さおよび前記搬送面間距離に基づいて
    算出するタイミング算出手段を設け、 物品の後端が前記前段コンベアの搬送面から離間して、
    前記搬送面間を通過している間に、前記測定時間を開始
    することを特徴とする重量選別装置。
  2. 【請求項2】前段コンベアから計量コンベアに搬入され
    る物品の重量を該物品が計量コンベア上を搬送している
    間に所定の測定時間で測定し、該測定重量に基づいて物
    品の選別判定を行ない、該選別判定済み物品を後段コン
    ベアへ搬出する重量選別装置において、 前記後段コンベアと前記計量コンベアの搬送面端部同士
    間の距離を、前記物品の先端からその重心までの距離よ
    り短い所定距離に設定するとともに、 物品が前記前段コンベアから前記計量コンベアに搬入さ
    れてから、該物品の先端が、前記後段コンベアの搬送面
    に達するタイミングを、物品の長さおよび前記搬送面間
    距離に基づいて算出するタイミング算出手段を設け、 物品の先端が前記計量コンベアの搬送面から離間して、
    前記搬送面間を通過している間に、前記測定時間を終了
    することを特徴とする重量選別装置。
JP04106163A 1992-03-31 1992-03-31 重量選別装置 Expired - Lifetime JP3096790B2 (ja)

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