JPS6039164B2 - ロ−ドセル式はかりにおけるスパン較正装置 - Google Patents

ロ−ドセル式はかりにおけるスパン較正装置

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JPS6039164B2
JPS6039164B2 JP51145353A JP14535376A JPS6039164B2 JP S6039164 B2 JPS6039164 B2 JP S6039164B2 JP 51145353 A JP51145353 A JP 51145353A JP 14535376 A JP14535376 A JP 14535376A JP S6039164 B2 JPS6039164 B2 JP S6039164B2
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load cell
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弘美 氏家
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KAMACHO SEIKO KK
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KAMACHO SEIKO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 被計量物の荷重をロードセルにより検出するロードセル
式はかりにおいては、高精度、高感度になる程、ロード
セルが温度、湿度、振動など種々の環境条件の影響を受
けてスパンが変動するため、適時、スパンを鮫正する必
要がある。
従来では、ロードセルに基準ウェイトを負荷してその際
のロードセル出力が基準ウェイト相当出力と合致するよ
うに、ロードセル出力を適当な電圧値にする増中器内の
可変抵抗を調節することによって、スパンを鮫正してい
たため、可変抵抗の摺動部が摩耗等により劣化しやすく
、長期にわたる精度維持が困難であった。
また、調整動作についてみても、可変抵抗によるアナロ
グ的な調整であるから、零点調整とスパン調整とを交互
に複数回行なうといった煩雑さが伴うものであった。本
発明は、このような従来欠点を解消し得るロードセル式
はかりにおけるスパン鮫正装層を提供するものである。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、1は、は
かり機構部、2は、機構部1上に戦荷した被計量物の荷
重を検出する抵抗線歪ゲージ式のロードセルであり、該
ロードセル2による荷重検出系には次のような演算回路
が設けられている。
即ち、3はロードセル2出力を適当な電圧値に増中する
増中器、4は、基準ウェイト4a、昇降用アーム4b、
アーム駆動用モータ4cなどによって構成した基準ウェ
イト負荷機構、5は、増中器3の出力と基準電圧REと
を比較して、機構部1上に被計量物がないことを検出す
る検出器5a、同検出器5a出力により制御される信号
発生器5bなどにより構成した制御部、6は、増中器3
出力をデジタル変換するAD変換器、7は、前記制御部
5からの基準ウェイト相当出力Cで前記AD変換器6の
出力Aを除して定数入を求める除算器演算器、8は定数
記憶器、9は前記AD変換器6の出力Aと定数記憶器8
から出力する定数入との乗算器、1川ま乗算器9からの
出力であり、重量値の指示、被計量物を載荷する装置の
制御などを行なう。上記のように構成されたはかりは、
制御部5を始動すると、検出器5aにより、増中器3か
らの出力と基準電圧とが比較されて機構部1上に被計量
物が萩荷されているが否かが検出され、戦荷されていな
い場合には、検出器5aの出力により信号発生器5bか
らスパン鮫正信号が発せられ、この信号に基づいて基準
ウェイト負荷機構4が作動し、ロードセル2に基準ウェ
イト4aが負荷される。
この基準ウェイト負荷時におけるロードセル2の出力は
、増中ごれ、デジタル変換された後、演算器7に導びか
れる一方、信号発生器5bから基準ウェイト相当出力が
発せられ、両者A,Cが除算されて誤差率(A/C)=
定数入が求められる。この定数入は、定数記憶器8に保
持され、しかる後、基準ウェイト4aが除荷されること
によって一回のスパン鮫正が完了する。尚、定数記憶器
8に保持された定数入は、次回のスパン鮫正が行なわれ
るまで変化せず、次回のスパン鮫正の開始に応答して消
滅するものとする。
このようなスパン鮫正が完了した後、機構部1に被計量
物が数荷されると、ロードセル2の出力(スパンの誤差
を含んだ出力値である。
)は、増中され、かつAD変換器6によりデジタル変換
された後、乗算器9に導びかれ、定数記憶器8からの出
力により定数入倍に乗算されて出力10される。例えば
、5ぴbn/10k9のはかりにおいて、基準ウェイト
4aを5印on相当重量とし、AD変換器6が2000
0を出力すると演算器7では20000/50000=
0.40000の計算が行なわれる。
今、環境条件の変化によりスパンが変動し、ロードセル
2、増中器3、AD変換器6を経た出力が20005に
なっていると仮定すると、演算器7では、20005/
50000=0.4001の計算が行なわれる。従って
、機構部1に被計量物を戦荷すると、これによるAD変
換器6の出力に定数(=0.4001)を素算して出力
されることになる。
第2図は、ロードセル式はかりとしてホッパースケール
を示した実施例であり、ホッパースケールであるが故に
、基準ウェイト負荷機構4の具体構造が相違しているが
、他の構成については、第1図と実質的に同一であるか
ら、同一構成部村には同一符号を付し、説明を省略する
尚、これら、いずれの実施例においても、制御部5は適
時、人為操作により始動するものであるが、制御部5を
間歌的に作動するタイマーを設けて、タィーにより設定
した一定時間ごとに自動的にスパン鮫正が行なわれるよ
うに構成して実施してもよく、あるいは、温度変化など
、はかりの設置環境条件を検出するセンサーを設け、こ
のセンサーによる検出結果に基づいて制御部5が始動し
て不定期的かつ自動的にスパン鮫正が行なわれるように
構成して実施してもよい。
また、前記検出器5aにより被計量物の有無を検出して
被計量物がない場合にのみスパン鮫正が行なわれるよう
に構成する代りに、零点自動鮫正装置(周知技術で足る
ため説明を省く。
)による零点鮫正完了信号によって制御部5を始動すべ
く構成して実施してもよい。第3図は、別の実施例を示
し、零点自動鮫正装層5cによる零点鮫正完了信号と、
気温の変化など環境条件の変化を検出するセンサ5dに
よる検出信号とに基づいて制御部5が始動して自動的に
スパン鮫正を行なうように構成した点に特徴がある。
その他の構成については、既述の実施例と実質的に同一
であるから、同一構成部材には同一符号を付し説明を省
く。この実施例によれば、環境条件が、スパン変動を生
じる程変化した場合、自動的にスパン鮫正が行なわれる
が、零点が鮫正されてからでないと、スパン鮫正が開始
されないから、零点の変動による誤差が加算される虜れ
がない。以上、実施例に基づいて詳述したように、本発
明によるロードセル式はかりはおけるスパン鮫正装層は
、はかり機構部1に被計量物が存在しないことを検出す
る検出器5a、ロードセル2への基準ウェイト負荷機構
4、基準ウェイトの真の荷重値を出力する信号発生器5
b、この信号発生器5bから出力する真の荷重値と前記
基準ウェイト負荷機構4による基準ウェイト負荷時にお
けるロードセル2出力のデジタル変換値とを比較演算し
て誤差率を算出する演算器7、その誤差率を記憶する記
憶器8とから構成される演算回路をロードセル2による
荷重検出系に設け、前記演算回路は、被計量物不戦荷時
には、前記検出器5aによる被計量物不存在検出結果に
基づいて前記演算器7による誤差率の算出が可能な状態
になって、その誤差率を前記記憶器8に記憶されると共
に、被計量物議荷時には、ロードセル2出力のデジタル
変換値を前記演算回路により記憶された誤差率により自
動的に補正して被計量物の実荷重値を出力する回路を構
成してあることを特徴とするものであるから、被計量物
の非存在時にのみ自動的に誤差率を算出して、計測者が
無意識の状態で利用出来るもので、空き時間利用によっ
て、常に入間の介入なく正確な鮫正ができるものである
また、可変抵抗を調節することによってスパンを鮫正す
る場合のように、可変抵抗の摺動部の劣化による精度低
下の虜れがなく、長期にわたって精度を維持できる効果
がある。殊に、デジタル変換後のスパン鮫正であるから
、演算回路も比較的簡単なもので済み、かつ、零点鮫正
と無関係であり、可変抵抗の調節によるアナログ的なス
パン鮫正手段のように、零点調整とスパン調整とを交互
に複数回行なうといった煩雑な調整動作が不要となり、
敏速なスパン鮫正が可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るロードセル式はかりにおけるスパン
鮫正装魔の実施例を示し、第1図はブロック回路図、第
2図は別の実施例を示す回路図、第3図は別の実施例を
示す回路図である。 2・・・・・・ロードセル、4・・・・・・基準ウェイ
ト負荷機構、5・・・・・・制御部、6・・・・・・A
D変換器、7・・・・・・演算器、8・・・・・・定数
記憶器、9・・・・・・乗算器、A・…・・出力、C…
・・・基準ウェイト相当出力、入・・・・・・定数。 第1図 第3図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 はかり機構部1に被計量物が存在しないことを検出
    する検出器5a、ロードセル2への基準ウエイト負荷機
    構4、基準ウエイトの真の荷重値を出力する信号発生器
    5b、この信号発生器5bから出力する真の荷重値と前
    記基準ウエイト負荷機構4による基準ウエイト負荷時に
    おけるロードセル2出力のデジタル変換値とを比較演算
    して誤差率を算出する演算器7、その誤差率を記憶する
    記憶器8とから構成される演算回路をロードセル2によ
    る荷重検出系に設け、前記演算回路は、被計量物不載荷
    時には、前記検出器5aによる被計量物不存在検出結果
    に基づいて前記演算器7による誤差率の算出が可能な状
    態になつて、その誤差率を前記記憶器8に記憶されると
    共に、被計量物載荷時には、ロードセル2出力のデジタ
    ル変換値を前記演算回路により記憶された誤差率により
    自動的に補正して被計量物の実荷重値を出力する回路を
    構成してあることを特徴とするロードセル式はかりにお
    けるスパン較正装置。 2 前記演算回路は、零点自動較正装置からの零点較正
    完了信号によつて演算可能な状態になるように構成され
    ている特許請求の範囲第1項記載のロードセル式はかり
    におけるスパン較正装置。 3 前記演算回路は、温度変化を検出するセンサ5dの
    検出結果に基づいて自動的に作動すべく構成されている
    特許請求の範囲第1項、第2項記載のロードセル式はか
    りにおけるスパン較正装置。
JP51145353A 1976-12-02 1976-12-02 ロ−ドセル式はかりにおけるスパン較正装置 Expired JPS6039164B2 (ja)

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