JPH10185662A - 計量搬送装置および計量搬送方法 - Google Patents

計量搬送装置および計量搬送方法

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JPH10185662A
JPH10185662A JP35524496A JP35524496A JPH10185662A JP H10185662 A JPH10185662 A JP H10185662A JP 35524496 A JP35524496 A JP 35524496A JP 35524496 A JP35524496 A JP 35524496A JP H10185662 A JPH10185662 A JP H10185662A
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義晴 浅井
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敏一 正津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御系の構成が簡単で、かつ高精度の物品供
給率が得られる計量搬送装置を提供する。 【解決手段】 供給コンベア1にほぼ一定の厚さで層状
に物品Mを供給する投入ホッパ14と、この供給コンベ
ア1から前記物品が供給され、前記供給コンベア1と同
一速度で物品を搬送しながら計量する計量コンベア2
と、この計量コンベア2がその搬送路長さLだけ進行す
るたびに計量信号を取り込んで計量値を得る計量信号処
理回路29と、得られた計量値W,所望の物品供給率A
および前記計量コンベア2の搬送路長さLに基づいて、
前記計量コンベア2および供給コンベア1の搬送速度V
を制御する制御手段30とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を計量コンベ
アを用いて一定時間ごとに一定重量ずつ供給する計量搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スナック菓子のような食品を生
産する際、原料や半加工製品等の粒状またはこれに準じ
る形状である物品を計量コンベアで計量して次の生産工
程へ一定の供給率、つまり、単位時間当り一定重量ずつ
供給する場合がある。このような計量搬送装置は、図4
に示すように供給コンベア1から計量コンベア2に物品
を供給して搬送しながら計量コンベア2上の物品Mの重
量を短い時間間隔で計量し、制御装置3によって、前記
計量値に基づいて供給コンベア1から計量コンベア2に
供給する物品Mの重量が前記時間間隔ごとに一定重量と
なるように供給コンベア1の搬送速度V1 をPID(Pr
oportional Integral Differential)制御している。こ
のとき、計量コンベア2の搬送速度V2 を、前記PID
制御の遅れに基づく誤差を補正して次の生産工程への供
給率(重量/時間)が目標供給率となるように微調整す
る補正制御も行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のP
ID制御を用いた計量搬送装置では、制御システムが複
雑であるため高価となり、また、目標供給率に対して、
かなり大きな誤差があった。
【0004】本発明は、上記PID制御のような複雑な
制御系を用いない簡単な構成であって、PID制御と同
等、ないしそれ以上の精度をもつ計量搬送装置および計
量搬送方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の構成に係る計量搬送装置または計量
搬送方法は、計量搬送手段によって物品を搬送しながら
計量するとともに、搬送供給手段によって前記計量搬送
手段と同一速度で物品を搬送して前記計量搬送手段に供
給し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の
計量値(W)を得て、この得られた計量値(W),所望
の物品供給率(A)および前記計量搬送手段の搬送路長
さ(L)に基づいて、前記計量搬送手段および搬送供給
手段の搬送速度(V)を制御し、前記所定のタイミング
を、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送される
のに要する時間(t)に合致させている。
【0006】前記構成によれば、物品が当該計量搬送手
段の搬送路長さLだけ搬送されるたびに計量され、この
計量値Wに基づいて当該計量搬送手段および前記搬送供
給手段の搬送速度Vが、前記所望の物品供給率Aとなる
ように制御される。したがって、比較的粗いt=L/V
の時間間隔で計量して搬送速度Vの調整を行うだけで、
所望の物品供給率Aを確保できる。
【0007】また、好ましくは、前記搬送供給手段上に
物品をほぼ一定の厚さで層状に投入する投入ホッパを備
える。これにより、搬送供給手段上の物品の搬送方向の
重量分布が均一となり、この搬送供給手段から供給を受
ける同一搬送速度の計量搬送手段上の搬送方向の重量分
布も均一となる。
【0008】また、好ましくは、前記計量搬送手段は、
フレームに支持された一対の回転ローラ間に懸け渡され
た搬送ベルトを有し、搬送方向上流側の回転ローラより
も下流側に前記搬送供給手段から物品が供給される供給
口が設けられ、前記フレームに前記上流側回転ローラの
搬送方向の位置を変更して前記搬送ベルトの張力を調節
するベルト張力調整手段が取り付けられている。したが
って、搬送ベルトの張力調整を行っても、計量搬送装置
の搬送路長さLが変化しない。
【0009】また、本発明の第2の構成に係る計量搬送
方法は、計量搬送手段によって物品を搬送速度(V)で
搬送しながら計量し、前記計量搬送手段から所定のタイ
ミングで物品の計量値(W)を得て、この得られた計量
値(W)および前記計量搬送路長さ(L)に基づいて物
品の供給率(A)を算出する方法であって、前記所定の
タイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって
搬送されるのに要する時間(t)に合致させている。
【0010】前記構成によれば、前記計量搬送手段は物
品が当該計量搬送手段の搬送路長さLだけ搬送されるた
びに計量を行い、この計量値Wi を所定回数積算して前
記積算した時間内の物品供給率Aを得る。これにより、
実用上十分な精度の供給率Aが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る
計量搬送装置の構成図を示す。この計量搬送装置は、搬
送供給手段を構成する供給コンベア1と、計量搬送手段
を構成する計量コンベア2が上下に配置されて、後述す
るように、基台18とそれに取り付けられた主フレーム
19に支持されている。供給コンベア1および計量コン
ベア2は、それぞれフレーム4,5に支持された一対の
回転ローラ6と7、および8と9の間に懸け渡された搬
送ベルト10,11を有している。フレーム4,5には
搬送方向の上流側回転ローラ6,8の搬送方向に沿った
位置を変更して前記搬送ベルト10,11の張力を調節
するベルト張力調整手段12,13がそれぞれ取り付け
られている。このベルト張力調整手段12,13は、例
えば、フレーム4,5に搬送方向へ進退自在に螺合され
て、先端部で回転ローラ6,8を搬送方向と逆方向へ押
圧して、搬送ベルト10,11に張力を付加する構造を
持つ。
【0012】また、供給コンベア1の上流側には搬送ベ
ルト10上に物品Mをほぼ一定の厚さで層状に投入する
投入ホッパ14が配設されており、その下流側には搬送
した物品Mを計量コンベア2に移すガイドシュータ15
が配設されている。このガイドシュータ15はその供給
口15aから、物品Mを計量コンベア2の上流側回転ロ
ーラ8よりも下流側に供給する。計量コンベア2の下流
側には、搬送した物品Mを振動フィーダ16に供給する
サイドシュータ17が設けられている。
【0013】供給コンベア1のフレーム4は、前記主フ
レーム19の上部19aに支持部材20を介して支持さ
れており、供給コンベア1の下流側回転ローラ(以下、
「駆動ローラ」という)7は、基台18に取り付けられ
たモータからなる駆動機21により、駆動ベルト22を
介して駆動され、上流側回転ローラ(以下、「従動ロー
ラ」という)6と駆動ローラ7の間に懸け渡された搬送
ベルト10を矢印P方向に駆動する。
【0014】また、基台18に固定された取付台23に
は、計量コンベア2のベルトコンベア部2aが、ロード
セル24を介して取り付けられている。すなわち、前記
取付台23にロードセル24の固定部24fが固定さ
れ、この固定部24fに上下のビーム部24bを介して
支持された可動部24mに、ロードセル24をシールす
るためのシールドケース41が固定され、このシールド
ケース41に、支持部材25を介してベルトコンベア部
2aのフレーム5が支持されている。
【0015】シールドケース41の下部には前記取付台
23を挿通させる挿通孔42が設けられており、この挿
通孔42が柔軟なダイアフラム43によって閉塞されて
いる。前記シールドケース41には、さらに、モータか
らなる駆動機26が取り付けられて、駆動ベルト27を
介して下流側回転ローラ(以下、「駆動ローラ」とい
う)9を駆動し、上流側回転ローラ(以下、「従動ロー
ラ」という)8と駆動ローラ9の間に懸け渡された搬送
ベルト11を、矢印Q方向に駆動する。
【0016】さらに、この計量搬送装置は、前記ロード
セル24に取り付けられた歪センサ28から計量信号を
取り込み、当該計量コンベア2上の物品Mの計量値Wを
算出する計量信号処理回路29と、この得られた計量値
W、目標とする所望の物品供給率Aおよび当該計量コン
ベア2の搬送路長さLに基づいて、当該計量コンベア2
および前記供給コンベア1の搬送速度Vを制御する制御
手段30とを備えている。
【0017】次に、この実施形態の動作を説明する。投
入ホッパ14は光センサで構成されたレベル検出器31
を備えており、このレベル検出器31は、投入ホッパ1
4内の物品Mの上面が下限レベルより下がったとき振動
フィーダ32を作動させて物品Mを供給し、上限レベル
を超えたとき振動フィーダ32を停止させて物品Mの供
給を停止するように、振動フィーダ32の動作を制御す
る。このため、投入ホッパ14内の物品Mの上面は、常
に上限レベルと下限レベルの間に位置しており、投入ホ
ッパ14の前面の比較的幅の狭い開口14aから搬送ベ
ルト10上に供給されて、幅方向に広がる。搬送ベルト
10上に供給された物品Mは、搬送方向に延びる図示し
ないガイド体によって搬送ベルト10から横方向にこぼ
れないように規制される。従って、搬送ベルト10の速
度Vが一定のとき、搬送ベルト10上の物品Mは、ほぼ
均一な厚さの層状となる。このため、搬送ベルト10上
の物品Mの搬送方向の重量分布はほぼ均一となる。
【0018】供給コンベア1で搬送された物品Mは、ガ
イドシュータ15を介して計量コンベア2の搬送ベルト
11上に、やはり図示しないガイド体で規制されて、当
該搬送ベルト11から横方向にこぼれない幅で供給され
る。搬送ベルト11は搬送ベルト10と同じ速度Vで駆
動されるので、搬送ベルト11上の物品Mの厚さはほぼ
均一な層状となり、搬送方向の重量分布は、搬送ベルト
10上の重量分布と同様にほぼ均一となる。ただし、こ
の実施形態では、ガイド体による搬送ベルト11上の物
品規制幅の方が、搬送ベルト10上のそれよりも広くな
っており、従って、搬送ベルト11上の物品Mの層の方
が薄くなる。
【0019】計量コンベア2で搬送された物品Mは、サ
イドシュータ17を介して振動フィーダ16に供給さ
れ、さらに均一な層状となって、次の生産工程であるフ
ライヤ33に順次供給される。
【0020】図2は、この実施形態の制御系の構成を示
す概念図で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分を示し
ている。制御手段30には、フライヤ33に供給しよう
とする所望の物品供給率(単位時間当りの物品Mの重
量)Aと、計量コンベア2の搬送路長さL、つまり計量
コンベア2上に物品Mがほぼ均一な重量分布で載ってい
る長さとが与えられる。
【0021】制御手段30は、外部から計量搬送開始指
令が入力されると、まず計量指令dを計量信号処理回路
29に送出し、計量信号処理回路29はロードセル24
が検出した計量信号から計量コンベア2上の物品Mの計
量値W0 を算出する。制御手段30はこの計量値W0 お
よび前記物品供給率A,搬送路長さLから次式 V1 =A(L/W0 ) ・・・(1) に基づいて搬送速度V1 を算出し、供給コンベア1およ
び計量コンベア2の搬送速度をV1 に設定して、搬送お
よび計量動作を開始させる。
【0022】この搬送速度V1 はt1 =L/V1時間に
わたって、言い換えれば、搬送ベルト11が搬送路長さ
L(=V1 ×t)だけ進むまで、維持される。これは、
計量した時点で搬送ベルト11上に載っている物品Mが
全て排出されるまで、この速度V1 が継続されることを
意味する。つまり、物品の供給率は、(搬送ベルト11
の単位長さ当りの物品重量)×(搬送速度)であるか
ら、A=(W0 /L)V1 である。この物品供給率Aが
維持されるように、搬送速度V1 =A(L/W0)を決
定して、この速度V1 で重量W0 の物品Mを全て搬送ベ
ルト11上から排出する。搬送ベルト11の速度V1
は、モータからなる駆動機26の回転速度を検知するこ
とにより検出されて、制御手段30でフィードバック制
御される。
【0023】次に、制御手段30は、t1 =L/V1 時
間後に計量指令dを計量信号処理回路29に送出して計
量値W2 を求め、 A2 =(W2 /L)V1 を算出してA=A2 か否かを判断し、A≠A2 のときは V2 =A(L/W2 ) を算出して供給コンベア1および計量コンベア2の搬送
速度をV2 に設定し、次に、L/V2 時間後に計量指令
dを送出するという動作を繰り返す。
【0024】こうして、搬送ベルト11が搬送路長さL
だけ進むたびに、すなわち、時間t=L/Vごとのタイ
ミングで計量指令dが送出されて、計量動作と搬送速度
の補正動作が行われる。指示された所望の物品供給率A
でフライヤ33に物品Mが供給される。
【0025】この実施形態によれば、計量コンベア2に
よってL/Vの時間間隔を持つ所定のタイミングで計量
して搬送速度Vの調整を行うだけで所望の物品供給率A
が実現でき、さらに、供給コンベア1および計量コンベ
ア2の搬送速度Vは同じ速度であるので、制御系の構成
が簡単になり、計量搬送装置のコストダウンが図れる。
【0026】また、前記計量搬送手段2の上流側の従動
ローラ8よりも下流側に、上記搬送供給手段1から物品
Mが供給される供給口15aを設けるとともに、前記計
量搬送手段2の上流側の従動ローラ8に搬送方向Qの位
置を変更して搬送ベルト11の張力を調節するベルト張
力調整手段13を設けたので、搬送ベルト11の張力を
調節しても、搬送路長さLが変わらない。従って、安定
した物品供給率Aの制御が可能となる。
【0027】次に、本発明に係る計量搬送装置の他の実
施形態について説明する。図3は、この実施形態の構成
を示す概念図で、図2と同一符号はそれぞれ同一または
相当部分を示す。図において、計量コンベア2の上流側
には、レベル検出器31を備えた投入ホッパ14が配設
されており、この投入ホッパ14内の物品Mのレベル
は、前述したように上,下限レベルの間に物品の上面が
保たれるように振動フィーダ32から物品Mが供給され
るので、計量コンベア2の搬送ベルト11上には、物品
Mがほぼ一定の厚さで層状に供給される。速度制御手段
34は、外部から入力される速度指令に基づいてモータ
からなる駆動機26の回転速度を制御し、搬送ベルト1
1の搬送速度を指示された速度に保つように制御すると
ともに、エンコーダのような回転数検出器39によりモ
ータからなる駆動機21の回転数Rを検出して実際の搬
送速度Vを算出し、その速度Vのデータを計量指令信号
発生手段35に出力する。
【0028】計量指令信号発生手段35は、速度制御手
段34から入力される速度データVと、前記搬送路長さ
Lから算出した時間ti =L/Vごとに、つまり、搬送
ベルト11が搬送路長さLだけ進むごとに、計量指令d
を計量信号処理回路29に送出する。計量信号処理回路
29は、この計量指令dを受けた時点におけるロードセ
ル24の歪センサ28の歪量から、計量コンベア2の搬
送路長さL上の物品Mの重量Wi を算出する。積算手段
36は、計量信号処理回路29から前記時間間隔ti ご
とに出力される計量値Wi を、予め指示された回数Nず
つ積算し、その積算値ΣWi を逐次出力する。
【0029】供給率算出手段37は、入力された積算値
ΣWi と、前回の入力時点から今回の入力時点までの時
間N×ti から、物品供給率Ai =(ΣWi )/(N×
ti)を算出する。前記積算回数Nは、前記時間間隔ti
で所定時間T、例えば1分間を割算して得られた回数
であって、ti ×Nが1分間でないときは、Ai ×(1
分間)/(ti ×N)の補正を行うことで、1分間の物
品供給率Aが得られる。
【0030】なお、作業者は、この得られた物品供給率
Aが所望の物品供給率であるか否かを判別し、必要な場
合は、速度制御手段34に入力する前記速度指令の値を
修正する操作を行うことで、当該計量搬送装置を所望の
物品供給率に修正することができる。
【0031】まお、前記得られた物品供給率Aを設定さ
れた所望の物品供給率と比較し、その差分を補正するよ
うに前記搬送速度Vを補正する手段を設けてもよい。
【0032】なお、この実施形態において、供給コンベ
ア1を省略したのは、計量コンベア2の搬送ベルト11
上の物品Mの重量分布の変動が多少大きくなっても、1
分間の合計重量でみるとほぼ平均化され、大きな誤差要
素とはならないからであって、供給コンベア1の省略に
よって計量搬送装置の構成を簡素化できる。
【0033】以上のように、この実施形態によれば、計
量コンベア2の搬送ベルト11上に物品をほぼ均一な厚
さで層状に供給するとともに、指示された搬送速度Vで
搬送し、当該計量コンベア2の搬送路長さLだけ搬送す
るたびに計量して、この計量値Wi を所定回数ずつ積算
した積算値ΣWi を求め、この積算値ΣWi と積算時間
から当該計量搬送装置の物品供給率を得て、必要であれ
ば積算時間を補正することで正確な物品供給率を得るこ
とができ、簡単な構成で実用上十分な精度の物品供給率
を有する計量搬送装置が得られる。
【0034】また、前記物品供給率が所望の物品供給率
となるように前記搬送速度Vを補正する構成にすれば、
簡単な構成で高精度の物品供給率を有する計量搬送装置
が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明の一構成に係る計量搬送装置およ
び方法によれば、計量値W、所望の物品供給率(重量/
時間)Aおよび計量搬送手段の搬送路長さLに基づいて
搬送速度V=A(L/W)を算出し、前記計量搬送手段
および搬送供給手段をこの算出した搬送速度Vに調整す
るようにしたので、t=L/Vの大きな時間間隔で計量
して搬送速度の調整を行うだけの簡素な制御系により、
精度の高い物品供給率が得られる。
【0036】また、本発明の他の構成に係る計量搬送方
法によれば、計量搬送手段によって搬送路長さLだけ搬
送するたびに計量し、この計量値Wi を所定回数ずつ積
算して積算値ΣWi を求め、この積算値ΣWi と積算時
間から当該計量搬送装置の物品供給率を得るようにした
ので、簡単な構成で実用上十分な精度の物品供給率が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の計量搬送装置を示す側面
図である。
【図2】本実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施形態の計量搬送装置の制御系
を示すブロック図である。
【図4】従来の計量搬送装置の一例を示す概略側面図で
ある。
【符号の説明】
1…搬送供給手段、2…計量搬送手段、2a…ベルトコ
ンベア部、4…供給コンベアのフレーム、5…計量コン
ベアのフレーム、6,8…回転(従動)ローラ、7,9
…回転(駆動)ローラ、10…供給コンベアの搬送ベル
ト、11…計量コンベアの搬送ベルト、12,13…ベ
ルト張力調整手段、14…投入ホッパ、14a…開口 15…ガイドシュータ、15a…供給口、24…ロード
セル、M…物品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送しながら計量する計量搬送手
    段と、 この計量搬送手段と同一速度で物品を搬送して前記計量
    搬送手段に供給する搬送供給手段と、 前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量信
    号を取り込んで計量値を得る計量信号処理回路と、 得られた計量値(W),所望の物品供給率(A),およ
    び前記計量搬送手段の搬送路長さ(L)に基づいて前記
    計量搬送手段および搬送供給手段の搬送速度(V)を制
    御する制御手段を備え、 前記所定のタイミングは、物品が前記搬送路長さ(L)
    にわたって搬送されるのに要する時間(L/V)に合致
    している計量搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに物品を前記搬
    送供給手段上にほぼ一定の厚さで層状に投入する投入ホ
    ッパを備えている計量搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記計量搬
    送手段は、フレームに支持された一対の回転ローラ間に
    懸け渡された搬送ベルトを有し、搬送方向の上流側の回
    転ローラよりも下流側に上記搬送供給手段から物品が供
    給される供給口が設けられ、前記フレームに上流側回転
    ローラの搬送方向の位置を変更して前記搬送ベルトの張
    力を調節するベルト張力調整手段が取り付けられている
    計量搬送装置。
  4. 【請求項4】 計量搬送手段によって物品を搬送しなが
    ら計量するとともに、搬送供給手段によって前記計量搬
    送手段と同一速度で物品を搬送して前記計量搬送手段に
    供給し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品
    の計量値(W)を得て、この得られた計量値(W),所
    望の物品供給率(A)および前記計量搬送手段の搬送路
    長さ(L)に基づいて、前記計量搬送手段および搬送供
    給手段の搬送速度(V)を制御し、前記所定のタイミン
    グを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送され
    るのに要する時間(t)に合致するようにした計量搬送
    方法。
  5. 【請求項5】 計量搬送手段によって物品を搬送速度
    (V)で搬送しながら計量し、前記計量搬送手段から所
    定のタイミングで物品の計量値(W)を得て、この得ら
    れた計量値(W)および前記計量搬送路長さ(L)に基
    づいて物品の供給率(A)を算出する方法であって、前
    記所定のタイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)に
    わたって搬送されるのに要する時間(t)に合致するよ
    うにした計量搬送方法。
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