JP4017027B2 - 計量搬送装置および計量搬送方法 - Google Patents

計量搬送装置および計量搬送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を計量コンベアを用いて一定時間ごとに一定重量ずつ供給する計量搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、スナック菓子のような食品を生産する際、原料や半加工製品等の粒状またはこれに準じる形状である物品を計量コンベアで計量して次の生産工程へ一定の供給率、つまり、単位時間当り一定重量ずつ供給する場合がある。このような計量搬送装置は、図4に示すように供給コンベア1から計量コンベア2に物品を供給して搬送しながら計量コンベア2上の物品Mの重量を短い時間間隔で計量し、制御装置3によって、前記計量値に基づいて供給コンベア1から計量コンベア2に供給する物品Mの重量が前記時間間隔ごとに一定重量となるように供給コンベア1の搬送速度V1 をPID(Proportional Integral Differential)制御している。このとき、計量コンベア2の搬送速度V2 を、前記PID制御の遅れに基づく誤差を補正して次の生産工程への供給率(重量/時間)が目標供給率となるように微調整する補正制御も行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のPID制御を用いた計量搬送装置では、制御システムが複雑であるため高価となり、また、目標供給率に対して、かなり大きな誤差があった。
【0004】
本発明は、上記PID制御のような複雑な制御系を用いない簡単な構成であって、PID制御と同等、ないしそれ以上の精度をもつ計量搬送装置および計量搬送方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の第1の構成に係る計量搬送装置または計量搬送方法は、計量
搬送手段によって物品を搬送しながら計量するとともに、搬送供給手段によって前記計量搬送手段と同一速度で物品を搬送して前記計量搬送手段に供給し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量値(W)を得て、この得られた計量値(W),所望の物品供給率(A)および前記計量搬送手段の搬送路長さ(L)に基づいて、前記所望の物品供給率(A)になるように前記計量搬送手段および搬送供給手段の搬送速度(V)を制御し、前記所定のタイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送されるのに要する時間(t)に合致させている。
【0006】
前記構成によれば、物品が当該計量搬送手段の搬送路長さLだけ搬送されるたびに計量され、この計量値Wに基づいて当該計量搬送手段および前記搬送供給手段の搬送速度Vが、前記所望の物品供給率Aとなるように制御される。したがって、比較的粗いt=L/Vの時間間隔で計量して搬送速度Vの調整を行うだけで、所望の物品供給率Aを確保できる。
【0007】
また、好ましくは、前記搬送供給手段上に物品をほぼ一定の厚さで層状に投入する投入ホッパを備える。これにより、搬送供給手段上の物品の搬送方向の重量分布が均一となり、この搬送供給手段から供給を受ける同一搬送速度の計量搬送手段上の搬送方向の重量分布も均一となる。
【0008】
また、好ましくは、前記計量搬送手段は、フレームに支持された一対の回転ローラ間に懸け渡された搬送ベルトを有し、搬送方向上流側の回転ローラよりも下流側に前記搬送供給手段から物品が供給される供給口が設けられ、前記フレームに前記上流側回転ローラの搬送方向の位置を変更して前記搬送ベルトの張力を調節するベルト張力調整手段が取り付けられている。したがって、搬送ベルトの張力調整を行っても、計量搬送装置の搬送路長さLが変化しない。
【0009】
また、本発明の第2の構成に係る計量搬送方法は、計量搬送手段によって物品を搬送速度(V)で搬送しながら計量し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量値(W)を得て、この得られた計量値(W)および前記計量搬送路長さ(L)に基づいて物品の供給率(A)を算出する方法であって、前記所定のタイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送されるのに要する時間(t)に合致させている。
【0010】
前記構成によれば、前記計量搬送手段は物品が当該計量搬送手段の搬送路長さLだけ搬送されるたびに計量を行い、この計量値Wi を所定回数積算して前記積算した時間内の物品供給率Aを得る。これにより、実用上十分な精度の供給率Aが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る計量搬送装置の構成図を示す。この計量搬送装置は、搬送供給手段を構成する供給コンベア1と、計量搬送手段を構成する計量コンベア2が上下に配置されて、後述するように、基台18とそれに取り付けられた主フレーム19に支持されている。供給コンベア1および計量コンベア2は、それぞれフレーム4,5に支持された一対の回転ローラ6と7、および8と9の間に懸け渡された搬送ベルト10,11を有している。フレーム4,5には搬送方向の上流側回転ローラ6,8の搬送方向に沿った位置を変更して前記搬送ベルト10,11の張力を調節するベルト張力調整手段12,13がそれぞれ取り付けられている。このベルト張力調整手段12,13は、例えば、フレーム4,5に搬送方向へ進退自在に螺合されて、先端部で回転ローラ6,8を搬送方向と逆方向へ押圧して、搬送ベルト10,11に張力を付加する構造を持つ。
【0012】
また、供給コンベア1の上流側には搬送ベルト10上に物品Mをほぼ一定の厚さで層状に投入する投入ホッパ14が配設されており、その下流側には搬送した物品Mを計量コンベア2に移すガイドシュータ15が配設されている。このガイドシュータ15はその供給口15aから、物品Mを計量コンベア2の上流側回転ローラ8よりも下流側に供給する。計量コンベア2の下流側には、搬送した物品Mを振動フィーダ16に供給するサイドシュータ17が設けられている。
【0013】
供給コンベア1のフレーム4は、前記主フレーム19の上部19aに支持部材20を介して支持されており、供給コンベア1の下流側回転ローラ(以下、「駆動ローラ」という)7は、基台18に取り付けられたモータからなる駆動機21により、駆動ベルト22を介して駆動され、上流側回転ローラ(以下、「従動ローラ」という)6と駆動ローラ7の間に懸け渡された搬送ベルト10を矢印P方向に駆動する。
【0014】
また、基台18に固定された取付台23には、計量コンベア2のベルトコンベア部2aが、ロードセル24を介して取り付けられている。すなわち、前記取付台23にロードセル24の固定部24fが固定され、この固定部24fに上下のビーム部24bを介して支持された可動部24mに、ロードセル24をシールするためのシールドケース41が固定され、このシールドケース41に、支持部材25を介してベルトコンベア部2aのフレーム5が支持されている。
【0015】
シールドケース41の下部には前記取付台23を挿通させる挿通孔42が設けられており、この挿通孔42が柔軟なダイアフラム43によって閉塞されている。前記シールドケース41には、さらに、モータからなる駆動機26が取り付けられて、駆動ベルト27を介して下流側回転ローラ(以下、「駆動ローラ」という)9を駆動し、上流側回転ローラ(以下、「従動ローラ」という)8と駆動ローラ9の間に懸け渡された搬送ベルト11を、矢印Q方向に駆動する。
【0016】
さらに、この計量搬送装置は、前記ロードセル24に取り付けられた歪センサ28から計量信号を取り込み、当該計量コンベア2上の物品Mの計量値Wを算出する計量信号処理回路29と、この得られた計量値W、目標とする所望の物品供給率Aおよび当該計量コンベア2の搬送路長さLに基づいて、当該計量コンベア2および前記供給コンベア1の搬送速度Vを制御する制御手段30とを備えている。
【0017】
次に、この実施形態の動作を説明する。投入ホッパ14は光センサで構成されたレベル検出器31を備えており、このレベル検出器31は、投入ホッパ14内の物品Mの上面が下限レベルより下がったとき振動フィーダ32を作動させて物品Mを供給し、上限レベルを超えたとき振動フィーダ32を停止させて物品Mの供給を停止するように、振動フィーダ32の動作を制御する。このため、投入ホッパ14内の物品Mの上面は、常に上限レベルと下限レベルの間に位置しており、投入ホッパ14の前面の比較的幅の狭い開口14aから搬送ベルト10上に供給されて、幅方向に広がる。搬送ベルト10上に供給された物品Mは、搬送方向に延びる図示しないガイド体によって搬送ベルト10から横方向にこぼれないように規制される。従って、搬送ベルト10の速度Vが一定のとき、搬送ベルト10上の物品Mは、ほぼ均一な厚さの層状となる。このため、搬送ベルト10上の物品Mの搬送方向の重量分布はほぼ均一となる。
【0018】
供給コンベア1で搬送された物品Mは、ガイドシュータ15を介して計量コンベア2の搬送ベルト11上に、やはり図示しないガイド体で規制されて、当該搬送ベルト11から横方向にこぼれない幅で供給される。搬送ベルト11は搬送ベルト10と同じ速度Vで駆動されるので、搬送ベルト11上の物品Mの厚さはほぼ均一な層状となり、搬送方向の重量分布は、搬送ベルト10上の重量分布と同様にほぼ均一となる。ただし、この実施形態では、ガイド体による搬送ベルト11上の物品規制幅の方が、搬送ベルト10上のそれよりも広くなっており、従って、搬送ベルト11上の物品Mの層の方が薄くなる。
【0019】
計量コンベア2で搬送された物品Mは、サイドシュータ17を介して振動フィーダ16に供給され、さらに均一な層状となって、次の生産工程であるフライヤ33に順次供給される。
【0020】
図2は、この実施形態の制御系の構成を示す概念図で、図1と同一符号はそれぞれ同一部分を示している。制御手段30には、フライヤ33に供給しようとする所望の物品供給率(単位時間当りの物品Mの重量)Aと、計量コンベア2の搬送路長さL、つまり計量コンベア2上に物品Mがほぼ均一な重量分布で載っている長さとが与えられる。
【0021】
制御手段30は、外部から計量搬送開始指令が入力されると、まず計量指令dを計量信号処理回路29に送出し、計量信号処理回路29はロードセル24が検出した計量信号から計量コンベア2上の物品Mの計量値W0 を算出する。制御手段30はこの計量値W0 および前記物品供給率A,搬送路長さLから次式
V1 =A(L/W0 ) ・・・(1)
に基づいて搬送速度V1 を算出し、供給コンベア1および計量コンベア2の搬送速度をV1 に設定して、搬送および計量動作を開始させる。
【0022】
この搬送速度V1 はt1 =L/V1時間にわたって、言い換えれば、搬送ベルト11が搬送路長さL(=V1 ×t)だけ進むまで、維持される。これは、計量した時点で搬送ベルト11上に載っている物品Mが全て排出されるまで、この速度V1 が継続されることを意味する。つまり、物品の供給率は、(搬送ベルト11の単位長さ当りの物品重量)×(搬送速度)であるから、A=(W0 /L)V1 である。この物品供給率Aが維持されるように、搬送速度V1 =A(L/W0 )を決定して、この速度V1 で重量W0 の物品Mを全て搬送ベルト11上から排出する。搬送ベルト11の速度V1 は、モータからなる駆動機26の回転速度を検知することにより検出されて、制御手段30でフィードバック制御される。
【0023】
次に、制御手段30は、t1 =L/V1 時間後に計量指令dを計量信号処理回路29に送出して計量値W2 を求め、
A2 =(W2 /L)V1
を算出してA=A2 か否かを判断し、A≠A2 のときは
V2 =A(L/W2 )
を算出して供給コンベア1および計量コンベア2の搬送速度をV2 に設定し、次に、L/V2 時間後に計量指令dを送出するという動作を繰り返す。
【0024】
こうして、搬送ベルト11が搬送路長さLだけ進むたびに、すなわち、時間t=L/Vごとのタイミングで計量指令dが送出されて、計量動作と搬送速度の補正動作が行われる。指示された所望の物品供給率Aでフライヤ33に物品Mが供給される。
【0025】
この実施形態によれば、計量コンベア2によってL/Vの時間間隔を持つ所定のタイミングで計量して搬送速度Vの調整を行うだけで所望の物品供給率Aが実現でき、さらに、供給コンベア1および計量コンベア2の搬送速度Vは同じ速度であるので、制御系の構成が簡単になり、計量搬送装置のコストダウンが図れる。
【0026】
また、前記計量搬送手段2の上流側の従動ローラ8よりも下流側に、上記搬送供給手段1から物品Mが供給される供給口15aを設けるとともに、前記計量搬送手段2の上流側の従動ローラ8に搬送方向Qの位置を変更して搬送ベルト11の張力を調節するベルト張力調整手段13を設けたので、搬送ベルト11の張力を調節しても、搬送路長さLが変わらない。従って、安定した物品供給率Aの制御が可能となる。
【0027】
次に、本発明に係る計量搬送装置の他の実施形態について説明する。
図3は、この実施形態の構成を示す概念図で、図2と同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示す。図において、計量コンベア2の上流側には、レベル検出器31を備えた投入ホッパ14が配設されており、この投入ホッパ14内の物品Mのレベルは、前述したように上,下限レベルの間に物品の上面が保たれるように振動フィーダ32から物品Mが供給されるので、計量コンベア2の搬送ベルト11上には、物品Mがほぼ一定の厚さで層状に供給される。速度制御手段34は、外部から入力される速度指令に基づいてモータからなる駆動機26の回転速度を制御し、搬送ベルト11の搬送速度を指示された速度に保つように制御するとともに、エンコーダのような回転数検出器39によりモータからなる駆動機21の回転数Rを検出して実際の搬送速度Vを算出し、その速度Vのデータを計量指令信号発生手段35に出力する。
【0028】
計量指令信号発生手段35は、速度制御手段34から入力される速度データVと、前記搬送路長さLから算出した時間ti =L/Vごとに、つまり、搬送ベルト11が搬送路長さLだけ進むごとに、計量指令dを計量信号処理回路29に送出する。計量信号処理回路29は、この計量指令dを受けた時点におけるロードセル24の歪センサ28の歪量から、計量コンベア2の搬送路長さL上の物品Mの重量Wi を算出する。積算手段36は、計量信号処理回路29から前記時間間隔ti ごとに出力される計量値Wi を、予め指示された回数Nずつ積算し、その積算値ΣWi を逐次出力する。
【0029】
供給率算出手段37は、入力された積算値ΣWi と、前回の入力時点から今回の入力時点までの時間N×ti から、物品供給率Ai =(ΣWi )/(N×ti )を算出する。前記積算回数Nは、前記時間間隔ti で所定時間T、例えば1分間を割算して得られた回数であって、ti ×Nが1分間でないときは、Ai ×(1分間)/(ti ×N)の補正を行うことで、1分間の物品供給率Aが得られる。
【0030】
なお、作業者は、この得られた物品供給率Aが所望の物品供給率であるか否かを判別し、必要な場合は、速度制御手段34に入力する前記速度指令の値を修正する操作を行うことで、当該計量搬送装置を所望の物品供給率に修正することができる。
【0031】
まお、前記得られた物品供給率Aを設定された所望の物品供給率と比較し、その差分を補正するように前記搬送速度Vを補正する手段を設けてもよい。
【0032】
なお、この実施形態において、供給コンベア1を省略したのは、計量コンベア2の搬送ベルト11上の物品Mの重量分布の変動が多少大きくなっても、1分間の合計重量でみるとほぼ平均化され、大きな誤差要素とはならないからであって、供給コンベア1の省略によって計量搬送装置の構成を簡素化できる。
【0033】
以上のように、この実施形態によれば、計量コンベア2の搬送ベルト11上に物品をほぼ均一な厚さで層状に供給するとともに、指示された搬送速度Vで搬送し、当該計量コンベア2の搬送路長さLだけ搬送するたびに計量して、この計量値Wi を所定回数ずつ積算した積算値ΣWi を求め、この積算値ΣWi と積算時間から当該計量搬送装置の物品供給率を得て、必要であれば積算時間を補正することで正確な物品供給率を得ることができ、簡単な構成で実用上十分な精度の物品供給率を有する計量搬送装置が得られる。
【0034】
また、前記物品供給率が所望の物品供給率となるように前記搬送速度Vを補正する構成にすれば、簡単な構成で高精度の物品供給率を有する計量搬送装置が得られる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の一構成に係る計量搬送装置および方法によれば、計量値W、所望の物品供給率(重量/時間)Aおよび計量搬送手段の搬送路長さLに基づいて搬送速度V=A(L/W)を算出し、前記計量搬送手段および搬送供給手段をこの算出した搬送速度Vに調整するようにしたので、t=L/Vの大きな時間間隔で計量して搬送速度の調整を行うだけの簡素な制御系により、精度の高い物品供給率が得られる。
【0036】
また、本発明の他の構成に係る計量搬送方法によれば、計量搬送手段によって搬送路長さLだけ搬送するたびに計量し、この計量値Wi を所定回数ずつ積算して積算値ΣWi を求め、この積算値ΣWi と積算時間から当該計量搬送装置の物品供給率を得るようにしたので、簡単な構成で実用上十分な精度の物品供給率が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の計量搬送装置を示す側面図である。
【図2】本実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明の他の実施形態の計量搬送装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】従来の計量搬送装置の一例を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1…搬送供給手段、2…計量搬送手段、2a…ベルトコンベア部、
4…供給コンベアのフレーム、5…計量コンベアのフレーム、
6,8…回転(従動)ローラ、7,9…回転(駆動)ローラ、
10…供給コンベアの搬送ベルト、11…計量コンベアの搬送ベルト、
12,13…ベルト張力調整手段、14…投入ホッパ、14a…開口
15…ガイドシュータ、15a…供給口、24…ロードセル、
M…物品

Claims (5)

  1. 物品を搬送しながら計量する計量搬送手段と、この計量搬送手段と同一速度で物品を搬送して前記計量搬送手段に供給する搬送供給手段と、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量信号を取り込んで計量値を得る計量信号処理回路と、得られた計量値(W),所望の物品供給率(A),および前記計量搬送手段の搬送路長さ(L)に基づいて、前記所望の物品供給率(A)になるように前記計量搬送手段および搬送供給手段の搬送速度(V)を制御する制御手段を備え、前記所定のタイミングは、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送されるのに要する時間(L/V)に合致している計量搬送装置。
  2. 請求項1において、さらに物品を前記搬送供給手段上にほぼ一定の厚さで層状に投入する投入ホッパを備えている計量搬送装置。
  3. 請求項1または2において、前記計量搬送手段は、フレームに支持された一対の回転ローラ間に懸け渡された搬送ベルトを有し、搬送方向の上流側の回転ローラよりも下流側に上記搬送供給手段から物品が供給される供給口が設けられ、前記フレームに上流側回転ローラの搬送方向の位置を変更して前記搬送ベルトの張力を調節するベルト張力調整手段が取り付けられている計量搬送装置。
  4. 計量搬送手段によって物品を搬送しながら計量するとともに、搬送供給手段によって前記計量搬送手段と同一速度で物品を搬送して前記計量搬送手段に供給し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量値(W)を得て、この得られた計量値(W),所望の物品供給率(A)および前記計量搬送手段の搬送路長さ(L)に基づいて、前記所望の物品供給率(A)になるように前記計量搬送手段および搬送供給手段の搬送速度(V)を制御し、前記所定のタイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送されるのに要する時間(t)に合致するようにした計量搬送方法。
  5. 計量搬送手段によって物品を搬送速度(V)で搬送しながら計量し、前記計量搬送手段から所定のタイミングで物品の計量値(W)を得て、この得られた計量値(W)および前記計量搬送路長さ(L)に基づいて物品の供給率(A)を算出する方法であって、前記所定のタイミングを、物品が前記搬送路長さ(L)にわたって搬送されるのに要する時間(t)に合致するようにした計量搬送方法。
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