JPH07311077A - 組合せ計量システム - Google Patents

組合せ計量システム

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JPH07311077A
JPH07311077A JP12703394A JP12703394A JPH07311077A JP H07311077 A JPH07311077 A JP H07311077A JP 12703394 A JP12703394 A JP 12703394A JP 12703394 A JP12703394 A JP 12703394A JP H07311077 A JPH07311077 A JP H07311077A
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JP
Japan
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weighing
articles
feeder
amount
hopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP12703394A
Other languages
English (en)
Inventor
Harunori Ezu
治範 得津
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】計量ホッパへの物品の供給量を安定させて、良
好な計量結果を自動的に得ることができる組合せ計量シ
ステムを提供することを目的としている。 【構成】供給量制御手段34は、フィーダの送力調整手
段32による搬送量の調整にもかかわらず、計量ホッパ
10-1〜10-Nに投入された物品の重量の変化が小さい
とき、供給装置1からフィーダ4への供給量を制御す
る。従って、送力調整手段32による調整の限界を越え
る場合であっても、フィーダ4への供給量を自動制御し
て計量ホッパ10-1〜10-Nへの物品の供給量を一定に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の計量ホッパに
投入された物品の重量の組合せ演算を行い、許容範囲内
の組合せ重量となる計量ホッパを選択する組合せ計量シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、計量を高速かつ高精度に行うの
に組合せ計量が適している。組合せ計量においては、供
給コンベヤのような供給装置で分散フィーダ上に物品を
供給し、その物品を分散フィーダを振動させることによ
って周方向に分散させながら径方向に搬送し、さらに、
それに続く複数の放射フィーダを介して円周状に配置さ
れた複数の計量ホッパに物品を投入する。そして、これ
ら計量ホッパに投入された物品の重量を重量検出器(ロ
ードセル)により計測して組合せ演算を行い、許容範囲
内の組合せ重量となる計量ホッパを選択する。
【0003】この場合、フィーダから計量ホッパへの物
品の搬送量は、計量ホッパにおける所望重量の増減に応
じて、フィーダの振動時間・振幅で調整され(送力調整
手段)、計量ホッパの重量が所望重量に近づくように制
御される。これにより、組合せた重量を目標値にできる
限り近づけている。
【0004】一方、供給装置から分散フィーダへの物品
の供給量は、分散フィーダ上に実際に積載している物品
の量に応じて増減される。この場合、分散フィーダ上に
積載された物品の重量を計量器で計測し、この重量に基
づいて、所定の基準値より小さければ供給装置からの供
給量を増加させ、大きければ減少させる装置が知られて
いる。また、分散フィーダ上に積載された物品の高さを
光電センサで検出して、光電センサより物品の高さが低
いと、物品の供給量を増加させ、高いと減少させる他の
装置も知られている(実開平5-51820 公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置においては、次のような問題点があった。計量する物
品の種類によっては、図3に示すように、分散フィーダ
4上に物品Kが付着積層して、流れなくなるもの(例え
ば、漬物)がある。このような場合、図3(A)のよう
に、上記分散フィーダ4の重量を計測する方法では、付
着により計量器Wにゼロドリフトが生じる。このゼロド
リフトが生じると、付着量KS だけ計量ホッパ10への
実質上の供給量が低下するにもかかわらず、計量器W
は、見掛け上不足がないように計測するため、分散フィ
ーダ4への供給量は変化しない。このため、計量ホッパ
10内への物品Kの供給不足が発生しやすくなり良好な
組合せ計量が図れない。
【0006】一方、この分散フィーダ4のゼロドリフト
が生じた場合には、計量器Wの零点調整を行えばよい
が、計量中の零点調整は困難である。すなわち、計量ホ
ッパ10のゼロドリフトであれば、計量ホッパ10が空
状態のときの重量を連続的または定期的に検出して零点
調整すればよいが、分散フィーダ4は常に物品Kが積載
された状態にあるため、計量中に空状態になることがな
い。このような場合、一旦計量を停止して付着した物品
Kを取り除く必要があり、この結果、装置の稼働率が低
下するという問題があった。
【0007】また、図3(B)のように、上記分散フィ
ーダ4上の物品Kの高さを検出する方法では、各計量ホ
ッパ10の物品Kの排出量は一様ではないので、分散フ
ィーダ4上の物品Kの消費量にむらが発生しやすく、そ
の場合に物品Kの高さに変化がないと、絶対量では不足
していても、分散フィーダ4へは物品Kは供給されない
という問題があった。なお、図3(B)のように、物品
KS の付着により物品Kの山の形状が偏る場合もあり、
この場合には検出センサSが物品Kの高さ(積載量)そ
のものを誤る場合もある。
【0008】この発明は、上記の問題点を解決して、計
量ホッパへの物品の供給量を安定させて、良好な計量結
果を自動的に得ることができる組合せ計量システムを提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の計量システムは、供給装置から供給され
た物品を複数経路に分散させながら搬送して計量ホッパ
に供給するフィーダと、各計量ホッパ内の物品の重量の
増減に応じて、フィーダの搬送量を調整する送力調整手
段と、この送力調整手段による搬送量の調整にもかかわ
らず、計量ホッパに投入された物品の重量の変化が小さ
いとき、上記供給装置の供給量を制御する供給量制御手
段とを備えている。
【0010】
【作用】この発明によれば、供給量制御手段は、フィー
ダの送力調整手段による搬送量の調整にもかかわらず、
計量ホッパに投入された物品の重量の変化が小さいと
き、供給装置からフィーダへの供給量を制御する。従っ
て、送力調整手段による調整の限界をこえる場合であっ
ても、供給装置からフィーダへの供給量を増減させるこ
とにより計量ホッパへの物品の供給量を一定にすること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に、この発明の一実施例に係る組合せ計量
システムの概略断面図を示す。この組合せ計量システム
は、供給装置1と計量装置30とを備えている。供給装
置1は、ベルトコンベヤまたは振動トラフのような供給
機1aとモータまたは加振機のような駆動機1bとから
なる。計量装置30は、供給シュート2,分散フィーダ
4と放射フィーダ6-1〜6-Nからなるフィーダ,プール
ホッパ8-1〜8-N,計量ホッパ10-1〜10-N,本体に
内蔵された重量検出器(ロードセル)12-1〜12-N,
排出シュート14,架台16を備えている。また、制御
装置36には、送力調整手段32と供給量制御手段34
とが設けられている。
【0012】供給装置(例えば、コンベヤ)1から送ら
れた計量対象の物品は、供給シュート2を介して分散フ
ィーダ4の中央に集められる。そして、この物品は、分
散フィーダ4の所定の振動時間・振幅により、周方向に
分散されながら径方向に搬送され、複数の放射フィーダ
6-1〜6-Nに分散供給される。この分散供給された物品
は、放射フィーダ6-1〜6-Nの所定の振動時間・振幅に
よりプールホッパ8-1〜8-Nに送られる。
【0013】プールホッパ8-1〜8-Nにおいて、物品は
計量動作に合わせて一時的にプールされた後、排出ゲー
ト18-1〜18-Nが開放されて、対応する計量ホッパ1
0-1〜10-Nに投入される。重量検出器(ロードセル)
12-1〜12-Nは、計量ホッパ10-1〜10-Nに投入さ
れた物品の重量を計測して重量検出信号を出力する。送
力調整手段30は、各計量ホッパ10-1〜10-N内の物
品の重量の増減に応じて各フィーダ4,6-1〜6-Nの振
動時間・振幅を調整することにより搬送量を調節する。
重量が計測された物品は、組合せ演算され、許容範囲内
の組合せ重量となる計量ホッパ10-1〜10-Nが選択さ
れて、対応する排出ゲート19-1〜19-Nが開放され排
出シュート14から排出される。
【0014】ここで、物品が分散フィーダ4に付着した
場合、あるいは分散フィーダ4の計量器Wにゼロドリフ
トが生じて放射フィーダ6-1〜6-Nへの実質上の供給量
が変動した場合、各計量ホッパ10-1〜10-N内の物品
の重量が一定値からずれる。このとき、送力調整手段3
2は、各計量ホッパ10-1〜10-N内の物品の重量の増
減に応じて各フィーダ4,6-1〜6-Nの搬送量を調整し
て、各計量ホッパ10-1〜10-N内の物品の重量を一定
値に保つように作動する。しかし、分散フィーダ4,放
射フィーダ6-1〜6-Nの振動時間・振幅の制御量には機
構上から限度があるので、この調整にもかかわらず各計
量ホッパ10-1〜10-Nに投入された物品の重量の変化
が小さいとき、各計量ホッパ10-1〜10-Nへの供給量
に過不足を生じる。
【0015】そこで、供給量制御手段34は、各計量ホ
ッパの重量検出器12-1〜12-Nの計量信号と投入目標
値とのずれの調整が、送力調整手段32による調整の限
界を越える場合、供給装置1から分散フィーダ4への供
給量を制御して、各計量ホッパ10-1〜10-Nに所望の
供給量を自動的に得るようにしている。以下、図2のフ
ローチャートにより、この供給量制御手段34の動作を
説明する。
【0016】まず、計量ホッパ10-1〜10-Nに対する
物品の供給・計量・排出の一連の行程(1計量サイク
ル)が終了したか否かが確認される(ステップS1)。
終了していなければ、その計量サイクルを続行する。終
了していれば、次に、次回の計量サイクルに移行する前
に、ステップS2〜S8において、各フィーダ4,6-1
〜6-Nの振動時間・振幅を決定する。
【0017】このステップS2では、1計量サイクルの
終了後、前回の計量ホッパ10-1〜10-Nへの投入量が
各重量検出器12-1〜12-Nにより計測される。次に、
各計量ホッパ10-1〜10-Nへの投入目標値(平均)と
この計測値とのずれが一定値を越えているか否かが判断
される(ステップS3)。一定値を越えていなければ、
良好な組合せ計量を行うことができるので、ステップS
1に戻る。
【0018】ステップS3において、一定値を越えてい
れば、各フィーダ4,6-1〜6-Nの振動時間・振幅をそ
れぞれ所定量変化させて、その値でプリセットされる
(ステップS4)。そして、このプリセットされた値に
おいて各フィーダ4,6-1〜6-Nが駆動された状態で、
計量サイクルが繰り返される。次に、1計量サイクルが
N回進んだか否かが確認される(ステップS5)。そし
て、N回進むまで計量サイクルは繰り返され、N回進ん
だことが確認されると、前回の計量ホッパ10-1〜10
-Nへの投入量が各重量検出器12-1〜12-Nにより計測
される(ステップS6)。そして、再び、各計量ホッパ
10-1〜10-Nへの投入目標値(平均)とこの計測値と
のずれが一定値を越えているか否かが判断される(ステ
ップS7)。一定値を越えていなければ、良好な組合せ
計量を行うことができるので、ステップS1に戻る。
【0019】ステップS7において、一定値を越えてい
れば、次に、各フィーダ4,6-1〜6-Nの調整が上限ま
たは下限か否かが判断される(ステップS8)。いずれ
でもない場合には、ステップS4に戻る。上限または下
限である場合には、各フィーダ4,6-1〜6-Nの送力調
整による限界を越えることになるので、供給装置1の物
品の投入量を所定量変化させて、その値でプリセットさ
れる(ステップS9)。そして、このプリセットされた
値で供給装置1は駆動されて、計量サイクルが繰り返さ
れる。次に、1計量サイクルがM回進んだか否かが確認
される(ステップS10)。そして、M回進むまで計量
サイクルは繰り返され、M回進んだことが確認される
と、ステップS2に戻って、上記ステップS2〜S9の
動作が繰り返される。
【0020】こうして、この組合せ計量システムは、物
品の付着や計量器Wのゼロドリフトにより、フィーダの
送力調整による限界を越える場合であっても、供給装置
からフィーダへの供給量を増減させることにより、計量
を停止することなく計量ホッパに所望の供給量を安定的
に与えて、良好な計量結果を自動的に得ることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、供給
量制御手段は、フィーダの送力調整手段による搬送量の
調整にもかかわらず、計量ホッパに投入された物品の重
量の変化が小さいとき、供給装置からフィーダへの供給
量を制御する。従って、送力調整手段による調整の限界
をこえる場合であっても、供給装置からフィーダへの供
給量を増減させることにより計量ホッパへの物品の供給
量を一定にすることができる。これにより、分散フィー
ダ上に物品の過不足が発生しても、計量を停止すること
なく、良好な計量結果を自動的に得る組合せ計量システ
ムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る組合せ計量システム
を示す概略側面図である。
【図2】上記の組合せ計量システムの動作を示すフロー
チャート図である。
【図3】分散フィーダの状態を示す図である。
【符号の説明】
1…供給装置、4…分散フィーダ、6-1〜6-N…放射フ
ィーダ、10-1〜10-N…計量ホッパ、12-1〜12-N
…重量検出器(ロードセル)、30…計量装置、32…
送力調整手段、34…供給量制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計量ホッパが配置され、これら計
    量ホッパに投入された物品の重量の組合せ演算を行い、
    許容範囲内の組合せ重量となる計量ホッパを選択する計
    量装置と、 この計量装置に物品を供給する供給装置とを備えた組合
    せ計量システムであって、 上記供給装置から供給された物品を複数経路に分散させ
    ながら搬送して計量ホッパに供給するフィーダと、 各計量ホッパ内の物品の重量の増減に応じて、フィーダ
    の搬送量を調整する送力調整手段と、 この送力調整手段による搬送量の調整にもかかわらず、
    計量ホッパに投入された物品の重量の変化が小さいと
    き、上記供給装置の供給量を制御する供給量制御手段と
    を備えた組合せ計量システム。
JP12703394A 1994-05-16 1994-05-16 組合せ計量システム Pending JPH07311077A (ja)

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JP12703394A JPH07311077A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 組合せ計量システム

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JP12703394A JPH07311077A (ja) 1994-05-16 1994-05-16 組合せ計量システム

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JP (1) JPH07311077A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001255198A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Ishida Co Ltd 組合せ計量計数装置
US6951141B2 (en) 2003-04-22 2005-10-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Measuring method and measuring apparatus
JP2010096590A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Yamato Scale Co Ltd 組合せ秤

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