JPS6257486B2 - - Google Patents

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JPS6257486B2
JPS6257486B2 JP13596982A JP13596982A JPS6257486B2 JP S6257486 B2 JPS6257486 B2 JP S6257486B2 JP 13596982 A JP13596982 A JP 13596982A JP 13596982 A JP13596982 A JP 13596982A JP S6257486 B2 JPS6257486 B2 JP S6257486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
amount
knife
supply amount
bank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13596982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5926220A (ja
Inventor
Naoya Utsunomya
Haruo Wada
Norimichi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS5926220A publication Critical patent/JPS5926220A/ja
Publication of JPS6257486B2 publication Critical patent/JPS6257486B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カレンダ成形における原材料の供給
量制御方法に関する。
第1図は一般のカレンダ成形装置を示すもの
で、ミクシングミル1にてシート状と成した原材
料2が、フイードコンベヤ3を介してカレンダロ
ール4,5間に形成された原材料たまり8(以下
バンクという)に供給され、更にカレンダロール
6,7を経て製品2′化されるものである。
このようなカレンダ成形において、原材料たま
り量(以下バンク量)を一定に保持することは、
製品精度の向上を図るうえで重要なことである。
そこで従来、カレンダロール4,5の上方にバン
ク量を検出するセンサ9(以下バンクセンサとい
う)をロール軸方向に複数配置すると共に、ミク
シングミル1部に、シート状原材料2の供給幅を
調整する平行配置型ナイフ10,10をミルロー
ル軸線方向にモータ11の駆動により近接・離反
し得るよう設け、バンクセンサー9にてバンク8
量を検出して、該検出値に基づきナイフ10,1
0を移動させることにより、供給する原材料2の
幅を調整するようにしていた。
しかしながら斯かる従来方式のフイードバツク
制御においては、原材料2がミクシングミル1を
出てからバンク8に到着するまでに15〜20秒の移
送時間が必要であることから、移送遅れによりバ
ンク量の過不足は直ちに解消せずハンチング現象
が発生し易い問題があつた。
本発明はこのような実情に鑑み、供給する原材
料の移送遅れによりバンク量の変動幅が大きくな
ることによるハンチングをなくし、応答性と安定
性を備えたカレンダ原材料の供給量制御方法を提
供すべくなしたものである。
すなわち、本発明はカレンダ成形時において、
原材料が原材料供給量調節装置からカレンダロー
ル間の原材料たまりに至るまでの移送時間に、供
給量制御周期を加えた時間内における供給装置か
らカレンダロール間の原材料バンクへの原材料供
給量を、前記移送時間をn分割した一定時間毎に
ナイフによつて切出されるシート状原材料量をナ
イフ幅及び定数信号により演算して漸時記憶し、
原材料供給量調節装置から原材料バンクに至るま
での間の各シート状原材料供給量を合計し、これ
に供給量制御周期における原材料供給量を加えた
総原材料供給量が、前記時間内に成形シートの引
取速度と定数信号とにより演算した原材料バンク
から消費される量と、バンクセンサーにより検出
した原材料バンク量から原材料標準バンク量を差
し引きした過不足分との和に等しくなるように下
記式により、 W=1/V×H×τ[h×w×v×〔ta+τc〕 −Σa(n)−〔±ΔQ〕] 計算を制御周期毎に行つて前記原材料調節装置
におけるナイフ幅を前記計算値に修正し供給量を
制御することを特徴とするものである。
先ず、本発明の基本的な考え方を説明する。
第1図に示したカレンダ成形装置において、バ
ンク8量が一定と言うことは、コンベヤ3から供
給された原材料2とカレンダロール4,5,6,
7にて成形され製品2′として消費される量とが
等しいことである。従つて、バンク8量に過不足
分が生じた場合には、この過不足分を打消す制御
を行えばよいことになる。そこで、従来のように
応答遅れによるハンチングがないようにするため
に、ナイフ10,10にて切出されたシート状原
材料2を一定時間毎(一定ピツチ毎)に漸次記憶
しておき、ナイフ10,10からコンベヤ3先端
までの原材料2の量とカレンダロール側にて製品
2′として消費される量とをトータル的に管理
し、ナイフ10,10幅の制御サイクル毎に必要
なナイフ10,10幅を計算するようにする。
この計算式は次の如くである。
Σa(n)+V×H×W×τc −h×w×v×〔ta+τc〕±ΔQ=0 但し、 Σa(n):ナイフ10,10からコンベヤ3先
端までの原材料2の供給量 V:ミクシングミル1のロール速度 H:原材料2の厚み W:原材料2の幅 τc:原材料2の制御周期 h:製品2′の厚み w:製品2′の幅 v:製品2′の引取速度(カレンダロールの速
度) ta:ナイフ10,10からコンベヤ3先端まで
の原材料2の移送時間 ±ΔQ:過不足分 上記におけるΣa(n)を詳述すると、第2図
に示すように、ナイフ10,10からコンベヤ3
先端までの原材料2を一定ピツチ(計算サイクル
(ta))で区切ると、最初のピツチで送られた量
a1は、 a1=H×W1×t/n×V で求められる。次のピツチで送られた量αは、 a2=H×W2×t/n×V で求められる。同様に以降のピツチで送られた量
は、 a3=H×W3×t/n×V a4=H×W4×t/n×V 〓 〓 an=H×Wn×t/n×V 従つて、a1+a2+……an=Σa(n)を得る。
次に、第2図に基づいて本発明の実施例を具体
的に説明する。尚、第2図において第1図と同一
部分は同一符号にて示す。
第2図において、12はバンクセンサー9にて
検出したバンク8量の信号からバンク8量の過不
足分±ΔQを演算するバンク量演算器、13はカ
レンダロールの速度計、14はナイフ10,10
の調整サイクルを設定するタイマ、15は各種の
定数設定器、16は定数設定器15やタイマ1
4、速度計13、バンク量演算器12等からの信
号を演算してモータ11調整用制御器17へ制御
信号を出力する制御演算装置である。
今、バンクセンサー9にてバンク8量が検出さ
れ、その検出値に基づきバンク量演算器12にて
該検出値から予め該演算器12に設定された原材
料標準バンク量が差し引かれ、バンク8量の過不
足分±ΔQが演算される。そしてこの過不足分±
ΔQの信号は、速度計13からの製品2′の引取
速度ν(カレンダロールの速度)の信号と、設定
器15に設定してある定数信号(H、V、h、
w、ta等)と共に演算装置16へ入れられる。
演算装置16では、タイマ14に設定された制御
サイクルτcの信号毎に、制御器17から送られ
た1ピツチ毎の原材料2の幅信号W1、W2……
Wnより、各ピツチ毎の送り量a1、a2、a3……を
漸次演算、記憶してあるので、ナイフ10,10
からコンベヤ3先端まで原材料2の供給量Σa
(n)を求めて、前記の各信号とからh×w×v
×〔ta+τc〕の式により演算される一定時間内
のバンク8からの消費量と前記±ΔQとから、変
形式 W=1/V×H×τ[h×w×v×〔ta+τc〕 −Σa(n)−〔±ΔQ〕] により制御サイクル時のナイフ10,10幅Wを
演算し、制御器17へWを制御するための信号を
出力する。制御器17ではこの修正信号に基づい
てモータ11へ修正信号を送り、ナイフ10,1
0が近接或いは離反して原材料2の1ピツチ分の
幅が調整される。すなわち、バンク8量の過不足
分±ΔQが制御サイクル時の原材料供給量の基本
であり、+ΔQの場合はナイフ幅10,10が閉
じられ、−ΔQの場合は開かれるのが原則である
が、制御サイクル時の消費量と既に供給予定とな
つている量との差がta/n毎に補正されたうえでナイ フ10,10幅が決められる。いいかえると、原
材料2の幅の制御値は下記のように変化してい
る。
W1→W2→W3……Wo このため、前記変形式から求めた原材料2の幅
Wは、Wo次の制御サイクルの原材料幅Wo+1とな
る。従つて、ナイフ10,10幅修正量は(wo+
−Wo)となり、Wo+1>Woのときはナイフ1
0,10幅が拡大され、Wo+1<Woのときはナイ
フ10,10幅が縮小されるのである。又同時
に、制御器17から演算装置16へ、調整した原
材料2の1ピツテ分の幅の信号W1が、次の制御
サイクルに備えフイードバツクされ、記憶され
る。
このように、ta時間内に既に送られ、コンベ
ヤ上にある原材料2の供給量と(ta+τc)時間
内における予想消費量およびバンク量の過不足分
(±ΔQ)とをトータル的に管理し、それらの差
分から次のτcサイクルの供給量を制御するの
で、バンク量の過不足分±ΔQの幅を小さくする
ことができ、従来の、移送遅れの問題を解決し、
ハンチング現象をなくすことができる。
尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り種種変
更を加え得ることは勿論である。
以上のように本発明によれば、原材料の供給量
と消費量とをトータル的に管理し、制御周期毎に
供給量を制御するので、バンク量の変動幅を著し
く小さくすることができ、従来のような、供給装
置移送遅れによりバンク量が大幅に変動すること
によるハンチングをなくすことができる、という
優れた効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本発明の方
法を実施するための装置の説明図である。 1……ミクシングミル、2……原材料、3……
コンベヤ、4〜7……カレンダロール、8……バ
ンク、9……バンクセンサー、10……ナイフ、
11……モータ、14……タイマ、15……設定
器、16……演算装置、17……制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カレンダ成形時において、原材料が原材料供
    給量調節装置からカレンダロール間の原材料たま
    りに至るまでの移送時間に、供給量制御周期を加
    えた時間内における供給装置からカレンダロール
    間の原材料バンクへの原材料供給量を、前記移送
    時間をn分割した一定時間毎にナイフによつて切
    出されるシート状原材料量をナイフ幅及び定数信
    号により演算して漸時記憶し、原材料供給量調節
    装置から原材料バンクに至るまでの間の各シート
    状原材料供給量を合計し、これに供給量制御周期
    における原材料供給量を加えた総原材料供給量
    が、前記時間内に成形シートの引取速度と定数信
    号とにより演算した原材料バンクから消費される
    量と、バンクセンサーにより検出した原材料バン
    ク量から原材料標準バンク量を差し引きした過不
    足分との 和に等しくなるように下記式により、 W=1/V×H×τ[h×w×v×〔ta+τc〕 −Σa(n)−〔±ΔQ〕] 但し、W:原材料の幅 V:ミクシングミルのロール速度 H:原材料の厚み τc:原材料の制御周期 h:製品の厚み w:製品の幅 v:製品の引取速度(カレンダロールの速度) ta:ナイフからコンベヤ先端までの原材料の移
    送時間 Σa(n):ナイフからコンベヤ先端までの原材
    料供給量 ±ΔQ:過不足分 計算を制御周期毎に行つて前記原材料調節装置
    におけるナイフ幅を前記計算値に修正し供給量を
    制御することを特徴とするカレンダにおける原材
    料の供給量制御方法。
JP13596982A 1982-08-04 1982-08-04 カレンダにおける原材料の供給量制御方法 Granted JPS5926220A (ja)

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JPS5926220A JPS5926220A (ja) 1984-02-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3423077B2 (ja) * 1993-08-25 2003-07-07 ダブリュ・アール・グレイス・アンド・カンパニー・コネテイカット 版面の製造方法
JP6429375B2 (ja) * 2014-10-16 2018-11-28 株式会社Ihi カレンダ装置
JP2016087920A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 株式会社Ihi カレンダ装置

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