JPS6212985Y2 - - Google Patents

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JPS6212985Y2
JPS6212985Y2 JP11099580U JP11099580U JPS6212985Y2 JP S6212985 Y2 JPS6212985 Y2 JP S6212985Y2 JP 11099580 U JP11099580 U JP 11099580U JP 11099580 U JP11099580 U JP 11099580U JP S6212985 Y2 JPS6212985 Y2 JP S6212985Y2
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本考案は、粉体や液体の試料を自動的に定量づ
づはかり取る、自動ひよう量機に関する。 〈従来の技術〉 粉体や液体の試料を自動的に、かつ精密にはか
り取ることはその試料の採取量や測定の許容幅が
小さくなればより困難となる。そこで従来の装置
では試料投入速度を遅くしたり、また精粗の投入
を行うための2連投入器を用いたり、さらにタイ
マー設定により例えば80%まで粗投し、残りを精
投入に切替えるはかり取りの方式で行われてい
た。 〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、以上のような従来の装置では、2連
投入器やタイマーなどを必要として複雑な構造と
なり、また適宜投入量を修正してひよう量を行う
ことができず、迅速かつ安定した精度のひよう量
がおこなえない欠点をもつていた。 本考案の目的は、随時に投入量を修正しつつ迅
速かつ高精度のひよう量を行うことができ、しか
も簡単な構成の自動ひよう量機を提供することに
ある。 〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、本考案は、ひよう
量皿上の重量または質量のサンプリングデータの
所定個数の平均化により、ひよう量値を決定する
電子秤と、このひよう量値が安定状態にあるかそ
の安定状態に至る非安定状態にあるかをサンプリ
ングデータの変化量と設定値とを比較して検出す
る手段と、その検出結果に応じて上述の平均化の
ためのデータ個数を切替える手段と、試料投入装
置に付設した投入速度制御器と、電子秤によるひ
よう量値とあらかじめ設定されたレベル値との比
較に基づいて投入速度制御器に段階別制御信号を
発する手段とを有し、電子秤によるひよう量値の
大きさに基づいて自動的に投入速度を調節して所
定のひよう量値で投入停止するとともに、投入停
止によるサンプリングデータの安定後は投入中よ
りも多数のデータの平均化によるひよう量値を得
るよう構成したことによつて特徴づけられる。 〈作用〉 電子秤によるひよう量値の大きさに応じて、試
料投入速度が自動的に随時修正されることにな
り、また、電子秤のサンプリングデータが試料投
入によつて非安定状態にある場合には少いデータ
個数の平均化によつてひよう量値を試料重量に敏
速に追随させ、安定状態においては多数のデータ
の平均化により正確なひよう量値を得ることか
ら、迅速かつ高精度の自動はかり取りが可能とな
る。 〈実施例〉 以下、この考案の実施例について図面に基づき
説明する。 図面は本考案の実施例の構成を示すブロツク図
である。この実施例はホツパ7及び試料投入器1
2により投入された試料を受ける容器9と、容器
9及び容器9内試料を載せるためのひよう量皿1
1と、このひよう量皿11上の重量を測定し得る
電子秤1と、制御部2と、レジスタ3と、安定幅
設定器4と、表示装置5と、デジタル信号設定制
御器6と、試料投入速度制御器8からなる。 容器9は移送手段10例えばコンベアベルトに
よりひよう量皿11上に輸送される。ひよう量皿
11はモーク駆動によるコンベア形可搬式ひよう
量台である。 ひよう量皿11上の容器9及び容器9内試料が
電子秤1によりひよう量され、そのサンプリング
されたデータのデジタル変換信号diは制御部2を
通じて順次記憶レジスタ3のメモリエリアAiに
記憶される。記憶レジスタ3は例えばAi,…,
Ai+nのn+1個のデータエリアを有し、最も
新しいデータはメモリエリアAiに格納され、デ
ータが入力されるごとにAi→Ai+1→…→Ai+
nと順次シフトされ、メモリエリアAi+nに格
納されていた最も古いデータは捨てられる。 制御部2は安定検出比較器21と、プログラム
装置22と、レベル比較器23と、重量レベル検
知器24からなる。 安定検出比較器21は、上記サンプリングデー
タと安定幅設定器4により予め設定された安定幅
を比較し、移送手段10を間欠的に駆動させる駆
動信号Kを出力する。また、安定検出比較器21
よりの出力Sはデジタル信号設定制御装置6及び
レベル比較器23に導入される。 プログラム装置22は制御部2及びレジスタ3
の内容を制御するためのものである。 レベル比較器23には、はかり取る量の許容幅
を中心に段階別に後述するような複数のレベルが
設定されており、後述する平均化後のデータをそ
の各レベルと比較し、その比較結果を段階別制御
信号Cとして試料投入速度制御器8に出力する。 重量レベル検知器24は容器9に試料が投入さ
れると電子秤1に風袋消去信号Tを発して、容器
9の重量である風袋量の消去を自動的に行わせる
ためのものである。 デジタル信号設定制御器6は、安定検出比較器
21からの安定検出信号Sに基づき、デジタル信
号diの平均化回数を制御部2に指示するもので、
後述するように、ひよう量皿11上の荷重が変動
中は最小平均回数設定器61により設定された少
数個のサンプリングデータ(デジタル信号di)の
平均によりひよう量値を決定してその変動に速や
かに応答させ、荷重が安定状態に入ると規定平均
回数設定器62により設定された多数個のデータ
の平均によりひよう量値を決定して正確な皿上重
量を得る。なお、このようにして算出されたひよ
う量値は、レベル比較値23に供給されて上述し
た各レベルとの比較に供されるとともに、表示装
置5に表示される。 次にこの実施例の作用について説明する。 はかり取る量が例えば10g±4mgの場合を考え
る。まずはかり取る量の許容幅を中心に何段階か
に分けてレベルをレベル比較器23に設定する。
例えば次の表1のように5段階のレベルを設定す
る。
【表】 各レベルに対して表1のように設定レベル値が
対応している。 そして、電子秤1によるひよう量値がどのレベ
ルにあるか比較して、該当する出力1〜5を段階
別制御信号Cとして試料投入速度制御器8に供給
する。ここで、試料投入速度制御器8において
は、レベル比較器23からの段階別制御信号Cの
値に応じて試料の投入速度をコントロールするわ
けであるが、この投入速度と出力1〜5との関係
は、出力が発生しない状態、すなわちひよう量値
が9.985gに達していない状態において最も速
く、次いで出力1、また、出力2が最も遅くなる
よう設定しておく。また、出力3以上が発生する
と投入を停止するよう設定しておく。なお、各レ
ベル値は予め基準分銅等を用いて設定することが
できる。 さて、容器9がコンベア10などでひよう量皿
11上に運ばれると、重量レベル検知器24より
風袋消去信号Tが発せられ、自動的に風袋消去が
おこなわれる。それから、操作者により試料投入
器12に投入指令信号が伝送され、比較的早い速
度で試料投入が開始される。一方、電子秤1によ
り一定間隔の微小時間毎にサンプリングされたデ
ータdiは制御部2を通じて順次レジスタのメモリ
エリアAiに記憶される。 安定検出比較器21により、データdiをサンプ
リングするごとに、最新のデータdiとその直前に
サンプリングされたデータdi+1との差(di−di
+1)が、安定幅設定器4によつて予め設定され
ている安定幅と比較される。 上記安定幅の方が小さい場合は、ひよう量皿1
1上の荷重が変動中であると判定して、デジタル
信号設定制御器6にその旨の信号を発して最小平
均回数設定器61で設定された最小回数のデータ
の平均化演算を行い、その結果を表示装置5によ
り表示するとともに、レベル比較器23に供給す
る。すなわち、データの変動中にはその変動にす
ばやく応答するひよう量値を得る。 一方、安定幅の方が大きい場合、安定検出比較
器21は、次に、安定幅と、di+1よりも更に前
にサンプリングされたdi+2…di+nを呼びだ
し、(di−di+2)、(di−di+3)、…(di−di+
n)とをそれぞれ比較する。 もし、一つでも安定幅の方が小さいとき、上述
の最小回数平均化演算を行い、それ以外の場合、
データが安定状態にあると判定して、サンプリン
グ数が規定平均回数Nに達するまで、安定幅とデ
ータの差の比較演算が実行される。規定平均回数
Nに達すれば、デジタル信号制御器6の規定回数
に切替えられて、規定平均回数設定器62で設定
された規定回数のデータの平均化演算を行い、表
示器5に表示するとともに、レベル比較器23に
供給する。すなわち、データが安定状態に入れ
ば、多数個のデータの平均化により、より正確な
ひよう量値を得る。なお、試料投入中において
は、前述した最小平均化回数によるひよう量値
が、投入完了時には規定平均化回数によるひよう
量値が得られることになる。 投入開始後、ひよう量値は少いデータ平均値に
より刻々と増加するが、そのひよう量値が9.985
gに達すると、出力1が試料投入制御器8に出力
され、それまでの投入速度よりも遅い投入速度に
切替わる。そして、ひよう量値が9.990gに達す
ると、出力2が試料投入速度制御器8に供給さ
れ、更に遅い投入速度に切替わる。そして、ひよ
う量値が9.995gに達したとき、試料投入器12
が停止し、サンプリングデータが変化しなくなる
が、安定検出器21からの出力信号により、その
安定したことが検出され、以後、規定平均回数N
の多数個のデータの平均値によりひよう量値が算
出され、表示器5に正確に表示される。停止と同
時に、計量終了としてコンベア10に駆動信号K
を発して搬送させ、次回の指令を待機する。 上記駆動信号Kはコンベア10を間欠的に駆動
させるとともに、記憶装置、加減演算器、データ
ホールドなどに導入して、多数個のサンプリング
データの平均による正確なひよう量値の記憶、加
減算、データホールドなどを行わせる。 また、ひよう量値が大きくなり、設定レベル
(+1)または(+2)になつたときには、出力
4または5が発生して、試料投入器12が停止
し、手動によりレベル比較器23から出力3が発
生する程度にまで容器9から試料を取り去る。 〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば以下に列
挙する効果を奏する。 試料投入途中における刻々と変動するひよう
量値を、あらかじめ設定された複数のレベルと
比較し、その比較結果に基づいて投入速度を自
動的に制御しており、迅速な測定が行え、かつ
精度の高い、安定したはかり取りを行うことが
できる。 従来のように2連投入器やタイマーを必要と
せず、ハード構成はより簡素化される。 試料投入中は速やかにひよう量値が表示さ
れ、また投入が停止されると正確な平均値が表
示されて、試料の過不足を確認でき、さらにこ
の正確なはかり取り量を印字等により記憶する
よう構成すれば、別途にひよう量値をチエツク
する抜取検査用のはかりを必要せずはかり取り
作業の省力化に役立つ。 投入停止と同時に制御部2より移送手段10
のコンベアラインに駆動信号Kを発して間欠駆
動させるので、外部から何らの指令を与えるこ
となく定量はかり取り動作を行うことができ、
全自動ひよう量システムを得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す構成ブロツク図
である。 1……電子秤、21……安定検出比較器、23
……レベル比較器、3……レジスタ、4……安定
幅設定器、5……表示装置、6……デジタル信号
設定制御器、8……試料投入速度制御器、9……
容器、11……ひよう量皿、12……試料投入
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ひよう量皿上を移送させながら試料投入装置に
    より試料を投入して、一定量はかり取る装置にお
    いて、上記ひよう量皿上の重量または質量のサン
    プリングデータの所定個数の平均化により、ひよ
    う量値を決定する電子秤と、このひよう量値が安
    定状態にあるかその安定状態に至る非安定状態に
    あるかを上記サンプリングデータの変化量と設定
    値とを比較して検出する手段と、その検出結果に
    応じて上記平均化のためのデータ個数を切替える
    手段と、上記試料投入装置に付設した投入速度制
    御器と、上記電子秤による上記ひよう量値とあら
    かじめ設定されたレベル値との比較に基づいて上
    記投入速度制御器に段階別制御信号を発する手段
    とを有し、上記ひよう量値の大きさに基づいて自
    動的に投入速度を調節して所定のひよう量値で投
    入を停止するとともに、投入停止によるサンプリ
    ングデータの安定後は投入中よりも多数のデータ
    の平均化によるひよう量値を得るよう構成したこ
    とを特徴とする自動ひよう量機。
JP11099580U 1980-08-04 1980-08-04 Expired JPS6212985Y2 (ja)

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JP11099580U JPS6212985Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04

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JP11099580U JPS6212985Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04

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Publication Number Publication Date
JPS5732822U JPS5732822U (ja) 1982-02-20
JPS6212985Y2 true JPS6212985Y2 (ja) 1987-04-03

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JP11099580U Expired JPS6212985Y2 (ja) 1980-08-04 1980-08-04

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