JPS6336038Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336038Y2 JPS6336038Y2 JP8415382U JP8415382U JPS6336038Y2 JP S6336038 Y2 JPS6336038 Y2 JP S6336038Y2 JP 8415382 U JP8415382 U JP 8415382U JP 8415382 U JP8415382 U JP 8415382U JP S6336038 Y2 JPS6336038 Y2 JP S6336038Y2
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- Japan
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- tube
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- furnace
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- Expired
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- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属加熱炉に設けられたバーナに取
付けられるセラミツクふく射管に関するものであ
る。
付けられるセラミツクふく射管に関するものであ
る。
従来の金属加熱炉は、たとえば第１図に示すよ
うな構造からなつている。このような構造の加熱
炉ａにおいて、被加熱材ｂはサポートｃで支えら
れており、加熱はバーナｅと他端開放のセラミツ
ク材または金属の管である開放型ふく射管ｄから
のふく射熱で行なわれる。該ふく射管ｄは、バー
ナｅで燃焼された火炎が内部を通ることにより発
熱し、被加熱材ｂを加熱するとともに、燃焼ガス
ｆは、ふく射管ｄの開放口ｊから炉内に放出さ
れ、こののち、排ガス口ｈから炉外に放出され
る。なおふく射管ｄは第２図にみられるように、
横断面が円形になつており、サポートｇで水平に
保持されている。
うな構造からなつている。このような構造の加熱
炉ａにおいて、被加熱材ｂはサポートｃで支えら
れており、加熱はバーナｅと他端開放のセラミツ
ク材または金属の管である開放型ふく射管ｄから
のふく射熱で行なわれる。該ふく射管ｄは、バー
ナｅで燃焼された火炎が内部を通ることにより発
熱し、被加熱材ｂを加熱するとともに、燃焼ガス
ｆは、ふく射管ｄの開放口ｊから炉内に放出さ
れ、こののち、排ガス口ｈから炉外に放出され
る。なおふく射管ｄは第２図にみられるように、
横断面が円形になつており、サポートｇで水平に
保持されている。
このような加熱炉ａにおいて、炉の昇熱速度を
速くすると、たとえば毎分20℃のような速度にす
ると、ふく射管ｄがセラミツクの場合に不規則な
割れ目ｉ、つまり、クラツクが発生するととも
に、それが成長し、サポートｇの間にふく射管ｄ
が落ち込み、燃焼不良や加熱不均一を発生してい
た。また寿命が割れのため、短かかつた。そこ
で、熱伝導率の良い金属管をふく射管ｄとして使
用すると、割れば発生しないが、耐熱性から加熱
温度が1000℃以下に制約される。また燃焼負荷が
管表面積当り40000Kcal／m2Hr以下に制約され
る。しかも、クリープにより、たれ下り、燃焼不
良を発生した。
速くすると、たとえば毎分20℃のような速度にす
ると、ふく射管ｄがセラミツクの場合に不規則な
割れ目ｉ、つまり、クラツクが発生するととも
に、それが成長し、サポートｇの間にふく射管ｄ
が落ち込み、燃焼不良や加熱不均一を発生してい
た。また寿命が割れのため、短かかつた。そこ
で、熱伝導率の良い金属管をふく射管ｄとして使
用すると、割れば発生しないが、耐熱性から加熱
温度が1000℃以下に制約される。また燃焼負荷が
管表面積当り40000Kcal／m2Hr以下に制約され
る。しかも、クリープにより、たれ下り、燃焼不
良を発生した。
本考案は、セラミツクふく射管の長所を活か
し、欠点を解消したもので、すなわち、不規則な
割れの発生がなく、燃焼不良や加熱不均一の発生
のないセラミツクふく射管を提供することを目的
とするものである。
し、欠点を解消したもので、すなわち、不規則な
割れの発生がなく、燃焼不良や加熱不均一の発生
のないセラミツクふく射管を提供することを目的
とするものである。
このため、本考案の構成は、一端にバーナへの
取付口を有し、他端に燃焼ガスを炉内に排出する
開放口を有し、かつ、管の長手方向にスリツトま
たは溝などによる直線状の欠除部を有することを
特徴としている。
取付口を有し、他端に燃焼ガスを炉内に排出する
開放口を有し、かつ、管の長手方向にスリツトま
たは溝などによる直線状の欠除部を有することを
特徴としている。
以下、本考案の実施態様について、第３図ない
し第７図を参照しながら説明する。
し第７図を参照しながら説明する。
第３図は本考案の第１実施例を示したもので、
同図において、１はセラミツクふく射管で、一端
にバーナへの取付口２を有し、他端に燃焼ガスを
炉内に排出する開放口３を有し、上部長手方向全
長にわたつてスリツトによる直線状の欠除部４を
有している。このふく射管１はサポート５で水平
に保持される。また該ふく射管１の材質は炭化珪
素系または窒化珪素系のセラミツクチユーブが望
ましい。そして、前記欠除部４を形成したスリツ
トの幅ｗは、第４図にも拡大して示すように、
0.5〜５mm程度が望ましい。
同図において、１はセラミツクふく射管で、一端
にバーナへの取付口２を有し、他端に燃焼ガスを
炉内に排出する開放口３を有し、上部長手方向全
長にわたつてスリツトによる直線状の欠除部４を
有している。このふく射管１はサポート５で水平
に保持される。また該ふく射管１の材質は炭化珪
素系または窒化珪素系のセラミツクチユーブが望
ましい。そして、前記欠除部４を形成したスリツ
トの幅ｗは、第４図にも拡大して示すように、
0.5〜５mm程度が望ましい。
第５図は本考案の第２実施例を示した平面図で
ある。この実施例は、ちようど、第３図および第
４図の欠除部４を形成したスリツトに小孔６を付
加したものに相当する。
ある。この実施例は、ちようど、第３図および第
４図の欠除部４を形成したスリツトに小孔６を付
加したものに相当する。
第６図は本考案の第３実施例を示した平面図で
あり、第７図はその拡大横断面図である。この実
施例では欠除部４は、スリツトでなく、溝で形成
し、その幅ｗは0.5〜５mm程度がよい。これは、
加熱炉の操業状況（昇熱速度）から考え、割れの
発生度合いが少ないと考えられる場合などに適用
する例で、万一、割れが発生しても、不規則な割
れ、折れとならないように、あらかじめ、割れの
発生を直線状の欠除部４（溝）の部分に限定する
ようにしたものである。
あり、第７図はその拡大横断面図である。この実
施例では欠除部４は、スリツトでなく、溝で形成
し、その幅ｗは0.5〜５mm程度がよい。これは、
加熱炉の操業状況（昇熱速度）から考え、割れの
発生度合いが少ないと考えられる場合などに適用
する例で、万一、割れが発生しても、不規則な割
れ、折れとならないように、あらかじめ、割れの
発生を直線状の欠除部４（溝）の部分に限定する
ようにしたものである。
なお前記各実施例においては、炉壁に設けたバ
ーナに取付けたふく射管の例を示したが、天井や
炉床に設けたバーナに取付けたふく射管にも、同
様に適用できる。
ーナに取付けたふく射管の例を示したが、天井や
炉床に設けたバーナに取付けたふく射管にも、同
様に適用できる。
上述のように、本考案のふく射管は、セラミツ
クであるから、クリープ変形が発生することがな
く、1400℃位まで加熱でき、管表面負荷は
100000Kcal／m2Hrにできる。また開放端型ふく
射管であるため、燃焼ガスが炉内に流出させるこ
とには問題がなく、とくに、管の長手方向に直線
状の欠除部を設けてあるから、従来のような不規
則な割れの発生がなく、燃焼不良や加熱不均一の
発生がない。なお直線状のスリツトによる欠除部
の場合は、ふく射管内への炉内ガスの再循環が発
生し、窒素酸化物が低減する。
クであるから、クリープ変形が発生することがな
く、1400℃位まで加熱でき、管表面負荷は
100000Kcal／m2Hrにできる。また開放端型ふく
射管であるため、燃焼ガスが炉内に流出させるこ
とには問題がなく、とくに、管の長手方向に直線
状の欠除部を設けてあるから、従来のような不規
則な割れの発生がなく、燃焼不良や加熱不均一の
発生がない。なお直線状のスリツトによる欠除部
の場合は、ふく射管内への炉内ガスの再循環が発
生し、窒素酸化物が低減する。
第１図は従来の金属加熱炉の断面正面図、第２
図は第１図のふく射管の横断面図、第３図は本考
案の第１実施例を示した斜視図、第４図は第３図
の拡大横断面図、第５図は本考案の第２実施例を
示した平面図、第６図は同じく第３実施例を示し
た平面図、第７図は第６図の拡大横断面図であ
る。 １……セラミツクふく射管、２……取付口、３
……開放口、４……直線状の欠除部、５……ふく
射管サポート、６……小孔。
図は第１図のふく射管の横断面図、第３図は本考
案の第１実施例を示した斜視図、第４図は第３図
の拡大横断面図、第５図は本考案の第２実施例を
示した平面図、第６図は同じく第３実施例を示し
た平面図、第７図は第６図の拡大横断面図であ
る。 １……セラミツクふく射管、２……取付口、３
……開放口、４……直線状の欠除部、５……ふく
射管サポート、６……小孔。
Claims (1)
- 金属加熱炉に設けられたバーナに取付けられる
ふく射管において、一端に該バーナへの取付口を
有し、他端に燃焼ガスを炉内に排出する開放口を
有し、かつ、管の長手方向に直線状の欠除部を有
することを特徴とする、セラミツクふく射管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8415382U JPS58189156U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | セラミツクふく射管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8415382U JPS58189156U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | セラミツクふく射管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189156U JPS58189156U (ja) | 1983-12-15 |
| JPS6336038Y2 true JPS6336038Y2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=30093116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8415382U Granted JPS58189156U (ja) | 1982-06-08 | 1982-06-08 | セラミツクふく射管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189156U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617730B2 (ja) * | 1985-05-28 | 1994-03-09 | 東芝セラミツクス株式会社 | ラジアントチユ−ブ |
-
1982
- 1982-06-08 JP JP8415382U patent/JPS58189156U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189156U (ja) | 1983-12-15 |
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