JPS61272517A - ラジアントチユ−ブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のＩＦ　　里 この発明は外管の内部に内管を設け、その内管の内部に
バーナを設け、そのバーナにより発生させた熱風を、内
管の先端から外管の先端部に向けてふき出させて内管と
外管との間隙を通すことにより加熱するようにしたシン
グルエンド形式のラジアントチューブの改良に関するも
のである。

【胆へ１Ｌ ラジアントチューブの形式としては、シングルエンド形
式、Ｕ字形式、ストレート形式などが知られている。

従来、一般に言われているように、温度分布、効率、取
扱いなどの面でシングルエンド形式のラジアントチュー
ブが最も優れており、使い易い。特にシングルエンド形
式のラジアントチューブは温度分布を均一にしやすいた
め、正確な加熱が行えるばかりでなく、チューブの寿命
が長く、維持費も安いと言われている。

第１３図はそのような従来のシングルエンド形式のラジ
アントチューブを示している。

炉壁１に炭化ケイ素質耐火物からなる外管２を固定し、
その外管２の内部に炭化ケイ素質耐大物からなる内管３
を固定している。内管３の内部にはバーナ４が設けられ
ている。内管３及び外管２はサポート機構５に固定され
ており、内管３の先端３ａは外管２の閉鎖先端部２ａ側
の内部に自由端の状態で配置されている。

（実開昭５８−１１９０２０号公報参照）、　メ　′　
しょ〜と　る口 しかしながら、前述のような従来のシングルエンド形式
のラジアントチューブにあっては、外管２がセラミック
製であると、その閉鎖先端部２ａがバーナ４の熱風によ
り局部的に温度が上昇し、閉鎖先端部２ａの割れの原因
となる。

したがって、ラジアントチューブのライフが短く、その
取替えが大変で経済性が悪いといった問題があった。

■１日と１灼− この発明はラジアントチューブの外管の先端部がバーナ
の熱風により割れることがなくライフを向上できるシン
グルエンド形式のラジアントチューブを提供することを
目的としている。

尺」し１工」Ｌ このような目的を達成するための本発明の要旨とすると
ころは、セラミック製の外管の中に内管を設けて二重管
式にし、その内管の内部にバーナを設け、そのバーナに
より発生させた熱風を内管の先端から外管の先端部に向
けてふき出させて内管と外管との間隙を通すことにより
加熱するようにしたシングルエンド形式のラジアントチ
ューブにおいて、外管の先端部の中には、内管の先端と
対向してセラミック製のキャップが設けられていること
を特徴とするラジアントチューブにある。

、を　“　るための− 外管２の中には、内管３の先端３ａと対向する位置、す
なわち外管２の閉鎖先端部２ａの中にセラミック製のキ
ャップ６を設ける。

内管３の先端３ａから出た熱風は、キャップ６に直接ふ
き付けられ、外管２の閉鎖先端部２ａにはふき付けられ
ず、閉鎖先端部２ａは温度上昇が緩和され割れが生じな
い。

支１１ 第１図は、この発明によるシングルエンド形式のラジア
ントチューブの一例を示している。炉壁１に炭化ケイ素
質耐火物などのセラミックからなる外管２が従来と同様
に固定されている。その外管２の内部に内管３が設定し
である。その内管３の内部にはバーナ４が設けである。

、外管２と内管３は、サポート機構５に固定しである。

外管２には、その閉鎖先端部２ａの中にセラミック製の
キャップ６が必要に応じて無機質接着材を介して設けで
ある。このキャップ６は、耐熱衝撃の優れたたとえば炭
化ケイ素質耐火物などのセラミックで作られている。

キャップ６は、第２図から第３図に示すように軸方向に
２分割された円柱状を成している。

分割体７．８は、無機質接着材を自焼結することにより
組合わせて再接着してあり、キャップ６は外管のＩＷ１
鎖先鎖部端部２ａ内まりこむ円柱となる。

キャップ６は、内管３の先端３ａと対向する而”側に好
ましくは半円球状凹部の熱風の受は部８ａを有している
。

第４図と第５図は、キャップ６を３等分割および４等分
割に形成した例を示している。

いずれの場合も各分割体９〜１５は、無機質接着材によ
り組合わせて再接着しである。

第４図のキャップ６は、円周３等分に分割してあり、分
割体９．１０．１１からなる。

第５図のキャップ６は、円周４等分に分割してあり、分
割体１２．１３．１４．１５からなる。

第６図は、円柱状のキャップ６が支持工１６を介して閉
鎖先端部２ａ内に取付けられた例を示している。この支
持工１６は、キャップ６に一体であっても、あるいは分
離できるようにしてもよい。支持工１６と閉鎖先端部２
ａの内壁とは、無機質接着材で自焼結により接着しであ
る。

第７図は、断面半円球状のおわん形のキャップ６が、閉
鎖先端部２ａ内に接着しである状態を示している。

第８図は、第２図で示したキャップ６がセラミックファ
イバ製の円盤状の断熱材１７を介して必要に応じて無機
質接着材を用いて閉鎖先端部２ａ内に取付けられた例を
示している。この断熱材１７は、熱膨張を同じにするた
めにキャップ１６と同一材質が好ましいが、他の材質で
もよい。

第９図は、第７図で示したキャップ６が、必要に応じて
無機質接着材を用いて凹型の断熱材１８を介して取付け
られた例を示している。

第１０図は、同様に第７図で示したキャップ６が、支持
工１９を介して閉鎖先端部２ａに取付けられた例を示し
ている。

この支持工１９と閉鎖先端部２ａの内壁とは、無機質接
着材で接着しである。支持工１９は、キャップ６と一体
であっても分離できるようにしてもよい。

第１１図と第１２図は、キャップ６そのものをセラミッ
クファイバ断熱材で作ったものを示している、このキャ
ップ６を取付けても、閉鎖先端部２ａの割れ防止が可能
である。

第１１図のキャップ６は、第２図で示したキャップ６と
同型である。また第１２図のキャップ６は、円盤状であ
る。

ところで、上述した実施例において、第２図から第１１
図に示した各キャップ６は、いずれも内管３の先端３ａ
に対向する受は部８ａを有している。この受は部８ａは
、バーナ４の熱風を各図矢印で示すように、スムーズに
外管２と内管３との隙間側へ流せるような形状であれば
必ずしも半球状である必要はない。

また、第６図から第１２図に示すキャップ６は、第３図
から第５図で例示したように２分割、３分割、４分割に
してもよい。

また、外管２、キャップ６、断熱材１７．１８および支
持工１６．１９は、熱膨張を同じにするために同材質の
セラミックであることが望ましく、炭化ケイ素質耐火物
の他に、窒化ケイ素質結合の炭化ケイ素質、窒化ケイ素
質などのセラミックスで製造°するのが望ましい。

内管３は、上記セラミックスでも耐熱金属で作ってもよ
い。

使用に際しては、第１図に示すように、矢印２０の方向
から空気が流入し、バーナ４により熱風が発生する。熱
風は内管３の内部を流れていって、内管３の先端３ａか
ら矢印２１で示すように流れ出る。このとき、先端３ａ
付近は、１４００〜１５００℃の高温となる。熱風はさ
らに外管２と内管３との間隙を１２００℃の高温状態で
通って、矢印２２の方向に流れて排気される。このよう
にして、熱風は外管２を加熱するのである。

外管２の閉鎖先端部２ａは、キャップ６および必要に応
じて耐熱材１７．１８により熱風から保護されている。

したがって、閉鎖先端部２ａの温度上昇を極力抑えるこ
とができ、閉鎖先端部２ａに割れが発生しない。

１１へ１１ 以上説明したことから明らかなように、キャップにより
熱風が外管の閉鎖先端部に直接ふき付けられることがな
いようにし、すなわち閉鎖先端部に直接熱風の負荷がか
からないようにして、外管の先端部の湿度上昇を押え、
閉鎖先端部の割れを防止できる。

したがって、ラジアントチューブのライフを長くでき、
経済性を向上できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるラジアントチューブの一例を示
す概略断面図、第２図は外管の閉鎖先端部付近の拡大断
面図、第３図はキャップの斜視図、第４図と第５図は他
の分割例を示すキャップの正面図、第６図から第１２図
はキャップの他の実施例を外管の閉鎖先端部内に設けた
状態を示す断面図、第１３図は従来のシングルエンド形
式のラジアントチューブを示す概略断面図である。 １・・・炉壁 ２・・・外管 ３・・・内管 ４・・・バーナ ６・・・キャップ １６．１７・・・断熱材 第１　図 第４図　　　　　第５図 ζ 第６図　　　第７図 第８図　　　第９図　　　第１０図 第１１囚　　　第１２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 セラミック製の外管の中に内管を設けて二 重管式にし、その内管の内部にバーナを設け、そのバー
   ナにより発生させた熱風を内管の先端から外管の先端部
   に向けてふき出させて内管と外管との間隙を通すことに
   より加熱するようにしたシングルエンド形式のラジアン
   トチユーブにおいて、外管の先端部の中には、内管の先
   端と対向してセラミック製のキャップが設けられている
   ことを特徴とするラジアントチユーブ。