JPH0229391Y2 - - Google Patents

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JPH0229391Y2
JPH0229391Y2 JP1984191452U JP19145284U JPH0229391Y2 JP H0229391 Y2 JPH0229391 Y2 JP H0229391Y2 JP 1984191452 U JP1984191452 U JP 1984191452U JP 19145284 U JP19145284 U JP 19145284U JP H0229391 Y2 JPH0229391 Y2 JP H0229391Y2
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JP
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burner nozzle
burner
nozzle
inner tube
outer tube
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JP1984191452U
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JPS61106718U (ja
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  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バーナノズルの改良に関するもの
である。
従来の技術 大容量のバーナ装置に設けられるバーナノズル
Nは、第5図に示すように、耐熱鋳綱または耐熱
鋼鉄の外管Tと内管tに、はめこむ構造である。
そして、外管Tと内管tとの流路F1には、高速
でエアーを送りこみ、内管t内の流路F2には、
ガス、油、粉炭などの燃料を送りこむ。したがつ
て、第6図に示すように、バーナノズルNの多数
の旋回孔Pにエアーを通して、燃料とエアーを混
合してバーナBにより燃焼させるようにしてい
る。
考案が解決しようとする問題点 バーナノズルNは、耐熱鋳鋼または耐熱鋼製で
あつたが、高熱下における摩耗と、バーナ火炎か
らの至近距離による輻射熱でその寿命が1〜3ケ
月程度と短い。
そこで、最もエアーの流速が速く高温部である
部分に、耐熱性、耐摩耗性のよいセラミツク一体
物の多孔形状のバーナノズルを用いることを考え
るのであるが、高温下の耐熱衝撃などや構造歪が
原因でクラツクが生じたり破損することが多い。
また従来では、第6図に示すように、一体物の
セラミツク本体Sの内周面と外周面に金属体M
1,M2を取付けることが考えられたが、この場
合、金属体M1,M2が熱により膨脹して変形
し、セラミツク本体Sが割れることが判明した。
また、バーナインペラの端面は最も激しく摩耗
を受ける微粉炭衡突部であるので、特開昭59−
97410号公報に示されているように、バーナイン
ペラの端面にセラミツクライニングを機械的な嵌
合方式で接合することが提案されているが、この
ような構造であると、セラミツクライニングを端
面のような限定された部位にしか設けることがで
きず、インペラの内孔の内壁面等は金属面とな
り、摩耗が少なくない。しかも、とくにインペラ
が小型であると、複雑形状のセラミツクライニン
グの加工と装着が困難であり、コスト高を招く。
さらに、ライニングの固着の安定性が使用の経過
とともに低下する。
考案の目的 この考案は、上述した問題点を解消するために
なされたものであり、手間のかかる複雑形状のセ
ラミツクライニングの加工や装着が不要で、しか
も熱間での耐摩耗性がよく、セラミツク部分の熱
衝撃や機械的応力による割れが生じることがな
い、長寿命のバーナノズルを提供することを目的
としている。
考案の要旨 この目的を達成するために、この考案は、バー
ナ先端の高温部で金属製の内管と外管の間にバー
ナノズルを装着し、バーナノズル全体をセラミツ
クスで形成し、バーナノズルをその径方向もしく
は軸方向に分割して複数のセグメントで構成して
いることを特徴とするバーナノズルを要旨とする
ものである。
問題点を解消するための手段 バーナ先端のの高温部で金属製の外管と内管と
の間にバーナノズルを装着し、バーナノズルの全
体をセラミツクで作るとともに、ノズルをその径
方向もしくは軸方向に分割して、複数のセグメン
トでノズルを構成する。
作 用 金属製の内管と外管の部分が変形しても、全体
がセラミツクで作られているバーナノズルが分割
されているので、割れることはない。
実施例 以下、図示した複数の実施例により、この考案
を説明する。
第1図は、この考案のバーナノズルが装着され
ているバーナ装置の先端部分を示す断面図であ
る。
バーナノズル1は、耐熱鋳綱または耐熱綱より
なる外管2と内管3との間にはめこまれている。
このバーナノズル1はSiCまたはSi3N4により
成形されたものである。
第1の実施例では、第2図に示すように、バー
ナノズル1は、径方向に円周4等分に分割されて
いて、各目地は、無機質の接着剤4aにより接着
してある。
各セグメントノズル4には、複数の(図では3
つずつ)旋回孔5が形成してある。
なお、この旋回孔5の数は2つでも4つ以上で
あつてもよい。
この構造において、内管3の流路6に燃料を供
給し、外管2と内管3の間の流路7に高速エアー
を供給する。このエアーをバーナノズル1の旋回
孔5で旋回させて燃料を混合し、バーナBにより
燃焼させると、高熱になり、外管2と内管3が変
形するが、バーナノズル1はセグメントノズル4
に分割されているので熱衝撃や機械的応力により
割れることがない。
次に、第2の実施例を第3図により説明する。
第2の実施例のセラミツク製のバーナノズル1
1は、各旋回孔15ごとに円周等分割(第3図の
ものでは7等分)してセグメントノズル14にし
たものであり、各目地は、無機質の接着剤14a
で固定してある。
さらに、第4図に示す第3の実施例は、バーナ
ノズル21の軸方向に2分割セグメントノズル3
0,40を設けたものであり、両者は、無機質の
接着剤35で固定して外管22と内管23との間
にはめこんである。
この様に、簡単な形状に分割形成したセグメン
トノズルを組合わせることにより、複雑な形状の
バーナノズルでも容易に作ることができる。
なお、この考案は、上述した実施例に限定され
るものでなく、分割数や旋回孔の形状などは種々
の態様が考えられる。
考案の効果 以上説明したことから明らかなように、セラミ
ツク製のバーナノズルを分割形成したので、熱衝
撃や機械的応力による割れが生じることがなく、
高温下での耐熱性および耐摩耗性がよく、長寿命
化が図れる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のバーナノズルが装着され
ているバーナ装置の先端部分を示す断面図、第2
図は、バーナノズルの斜視図、第3図は、バーナ
ノズルの第2の実施例を示す正面図、第4図は、
バーナノズルの第3の実施例を示す断面図、第5
図と第6図は、金属製の内管と外管の間に設ける
従来のバーナノズルを示す図である。 1,11,21……バーナノズル、2……外
管、3……内管、4,14,30,40,44…
…セグメントノズル、15……旋回孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バーナ先端の高温部で金属製の内管と外管の間
    にバーナノズルを装着し、バーナノズル全体をセ
    ラミツクスで形成し、バーナノズルをその径方向
    もしくは軸方向に分割して複数のセグメントで構
    成していることを特徴とするバーナノズル。
JP1984191452U 1984-12-19 1984-12-19 Expired JPH0229391Y2 (ja)

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JPS61106718U JPS61106718U (ja) 1986-07-07
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KR102091043B1 (ko) 2018-05-30 2020-03-20 두산중공업 주식회사 연소기용 노즐, 연소기 및 이를 포함하는 가스 터빈

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997410A (ja) * 1982-11-29 1984-06-05 Babcock Hitachi Kk バ−ナインペラ

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