JPH0544714Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0544714Y2 JPH0544714Y2 JP12233488U JP12233488U JPH0544714Y2 JP H0544714 Y2 JPH0544714 Y2 JP H0544714Y2 JP 12233488 U JP12233488 U JP 12233488U JP 12233488 U JP12233488 U JP 12233488U JP H0544714 Y2 JPH0544714 Y2 JP H0544714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- furnace
- burner tile
- furnace wall
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 14
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 3
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
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- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は燃料ガスと燃焼用空気をそれぞれ燃
焼室に導入して高負荷燃焼させ、その燃焼ガスを
高速にて噴出させるところの高速バーナを工業炉
の炉壁に設置するバーナタイル設置構造に関す
る。
焼室に導入して高負荷燃焼させ、その燃焼ガスを
高速にて噴出させるところの高速バーナを工業炉
の炉壁に設置するバーナタイル設置構造に関す
る。
従来の高速バーナのバーナタイルを炉壁に設置
する場合、第３図に示すようにレンガの炉壁の開
口部４′に直接ガスバーナＢのバーナタイル１を
挿入し、炉壁２の表面３とバーナタイルの前面を
同一面として施工している。
する場合、第３図に示すようにレンガの炉壁の開
口部４′に直接ガスバーナＢのバーナタイル１を
挿入し、炉壁２の表面３とバーナタイルの前面を
同一面として施工している。
前記バーナタイルの設置の仕方ではバーナタイ
ルの前面が炉壁の表面と同じで炉に面しているの
で、バーナタイルの前面が炉内の輻射熱をまとも
に受ける。そのためにバーナタイルの材質は炉温
に対応した耐火度を有する材質で施工されるのが
普通であり、特に安全性をみて通常用いられるも
のよりSK2〜３番高めの材質が用いられる。しか
しながら、炉内よりの輻射熱によりバーナタイル
の受ける熱負荷は大きく、材質の膨張、収縮、さ
らにその形状及び大きさ故に急熱急冷（スポーリ
ング）を受けて破損することが多く、特に炉温が
1500〜1600℃のような高温炉の場合、その影響を
受けやすく、短期間のうちに使用できなくなる場
合が多いので問題となつていた。
ルの前面が炉壁の表面と同じで炉に面しているの
で、バーナタイルの前面が炉内の輻射熱をまとも
に受ける。そのためにバーナタイルの材質は炉温
に対応した耐火度を有する材質で施工されるのが
普通であり、特に安全性をみて通常用いられるも
のよりSK2〜３番高めの材質が用いられる。しか
しながら、炉内よりの輻射熱によりバーナタイル
の受ける熱負荷は大きく、材質の膨張、収縮、さ
らにその形状及び大きさ故に急熱急冷（スポーリ
ング）を受けて破損することが多く、特に炉温が
1500〜1600℃のような高温炉の場合、その影響を
受けやすく、短期間のうちに使用できなくなる場
合が多いので問題となつていた。
この考案は従来の技術の前記問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは炉壁
レンガがその形状、大きさ故にバーナタイルの受
ける損傷に比較してあまり大きくないことに着目
し、バーナタイルが炉の輻射熱を受ける面積をで
きるだけ少なくしてバーナタイルの損傷を防ぎ、
バーナの性能を損なわないようにしたバーナタイ
ルの設置構造を提供するにある。
されたものであり、その目的とするところは炉壁
レンガがその形状、大きさ故にバーナタイルの受
ける損傷に比較してあまり大きくないことに着目
し、バーナタイルが炉の輻射熱を受ける面積をで
きるだけ少なくしてバーナタイルの損傷を防ぎ、
バーナの性能を損なわないようにしたバーナタイ
ルの設置構造を提供するにある。
上記目的を達成するために、この考案のバーナ
タイルの設置構造はガスバーナのバーナタイル１
を工業炉の耐火性レンガからなる炉壁２の表面３
より略レンガ半丁ないし一丁分に相当する長さｌ
だけ奥まつた位置に配置し、かつ該バーナタイル
１の前面の炉壁の開口４にバーナタイルの炎孔５
より少々広い面積の噴出口６を形成するように炉
壁と同質のレンガ７を備えたものである。
タイルの設置構造はガスバーナのバーナタイル１
を工業炉の耐火性レンガからなる炉壁２の表面３
より略レンガ半丁ないし一丁分に相当する長さｌ
だけ奥まつた位置に配置し、かつ該バーナタイル
１の前面の炉壁の開口４にバーナタイルの炎孔５
より少々広い面積の噴出口６を形成するように炉
壁と同質のレンガ７を備えたものである。
前記した構造によればバーナタイルを炉壁の表
面より奥まつた位置に配置したので、炉内の輻射
熱を受けることなく、ガスバーナの燃料ガスと燃
焼用空気をそれぞれ燃焼室に導入して高負荷燃焼
させ、噴出口より炉内へ燃焼ガスを噴出させる。
面より奥まつた位置に配置したので、炉内の輻射
熱を受けることなく、ガスバーナの燃料ガスと燃
焼用空気をそれぞれ燃焼室に導入して高負荷燃焼
させ、噴出口より炉内へ燃焼ガスを噴出させる。
実施例について図面を参照して説明する。
第１図乃至第２図において、１はガスバーナＢ
に連続して設けるバーナタイル、２は工業炉の耐
火性レンガからなる炉壁で、前記バーナタイル１
を炉壁２の表面３より略レンガ半丁ないし一丁分
に相当する長さｌだけ奥まつた位置に配置し、該
バーナタイル１の前面の炉壁２の開口４に炉壁２
と同質の耐火性レンガ７を周辺に備えて、バーナ
タイル１の炎孔５に連続して角形の噴出口６を形
成し、バーナタイルの前面ができるだけ炉内輻射
熱を受けないようにしてあり、かつ該噴出口５は
バーナタイルの炎孔４より少々広い面積としてバ
ーナの性能を損なわない程度としてある。又、前
記バーナタイルの材質は前記のように炉内輻射熱
を受けないようにしたので、耐火度を特に高いも
のを用いる必要はなく、通常用いられる程度のも
のでよい。
に連続して設けるバーナタイル、２は工業炉の耐
火性レンガからなる炉壁で、前記バーナタイル１
を炉壁２の表面３より略レンガ半丁ないし一丁分
に相当する長さｌだけ奥まつた位置に配置し、該
バーナタイル１の前面の炉壁２の開口４に炉壁２
と同質の耐火性レンガ７を周辺に備えて、バーナ
タイル１の炎孔５に連続して角形の噴出口６を形
成し、バーナタイルの前面ができるだけ炉内輻射
熱を受けないようにしてあり、かつ該噴出口５は
バーナタイルの炎孔４より少々広い面積としてバ
ーナの性能を損なわない程度としてある。又、前
記バーナタイルの材質は前記のように炉内輻射熱
を受けないようにしたので、耐火度を特に高いも
のを用いる必要はなく、通常用いられる程度のも
のでよい。
なお、図中、８はバツクアツプレンガ、９は炉
枠、１０はガスバーナＢの本体、１１は燃料ガス
管、１２は保炎器である。
枠、１０はガスバーナＢの本体、１１は燃料ガス
管、１２は保炎器である。
この考案によればガスバーナのバーナタイルを
炉壁の奥まつた位置に設置し、炉内の輻射熱をほ
とんど受けないようにしたので、炉温が1500〜
1600℃の高温炉でもバーナタイルの熱負荷は小さ
く、バーナタイルの損傷は全くなくすことがで
き、しかもバーナの性能を損なわないで、極めて
耐久性ある工業炉を提供することができる。
炉壁の奥まつた位置に設置し、炉内の輻射熱をほ
とんど受けないようにしたので、炉温が1500〜
1600℃の高温炉でもバーナタイルの熱負荷は小さ
く、バーナタイルの損傷は全くなくすことがで
き、しかもバーナの性能を損なわないで、極めて
耐久性ある工業炉を提供することができる。
第１図はこの考案の工業炉におけるバーナタイ
ル設置構造を示す縦断面図、第２図は炉壁面の内
面図、第３図は従来のバーナタイル設置構造を示
す縦断面図である。 １……バーナタイル、２……炉壁、３……炉壁
の表面、４……炉壁の開口、５……炎孔、６……
噴出口、７……レンガ。
ル設置構造を示す縦断面図、第２図は炉壁面の内
面図、第３図は従来のバーナタイル設置構造を示
す縦断面図である。 １……バーナタイル、２……炉壁、３……炉壁
の表面、４……炉壁の開口、５……炎孔、６……
噴出口、７……レンガ。
Claims (1)
- ガスバーナのバーナタイル１を工業炉の耐火性
レンガからなる炉壁２の表面３より略レンガ半丁
ないし一丁分に相当する長さｌだけ奥まつた位置
に配置し、かつ該バーナタイル１の前面の炉壁２
の開口４にバーナタイルの炎孔５より少々広い面
積の噴出口６を形成するように炉壁と同質のレン
ガ７を備えたことを特徴とする工業炉におけるバ
ーナタイル設置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12233488U JPH0544714Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12233488U JPH0544714Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0244699U JPH0244699U (ja) | 1990-03-27 |
| JPH0544714Y2 true JPH0544714Y2 (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=31370167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12233488U Expired - Lifetime JPH0544714Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544714Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP12233488U patent/JPH0544714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0244699U (ja) | 1990-03-27 |
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