JPH0114672Y2 - - Google Patents

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JPH0114672Y2
JPH0114672Y2 JP10969083U JP10969083U JPH0114672Y2 JP H0114672 Y2 JPH0114672 Y2 JP H0114672Y2 JP 10969083 U JP10969083 U JP 10969083U JP 10969083 U JP10969083 U JP 10969083U JP H0114672 Y2 JPH0114672 Y2 JP H0114672Y2
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tube
radiation
radiation tube
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  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は不規則な割れの発生がなく、燃焼不良
や加熱不均一の発生を防止するふく射管に関す
る。
従来の加熱炉は、たとえば第1図に示すよう
に、加熱炉101において、被加熱材102はサ
ポート103で支えられており、加熱はバーナ1
05と直線上に設置された両端開放のセラミツク
材または金属の管である開放型ふく射管104か
らのふく射熱で行われる。該ふく管104はバー
ナ105で燃焼された火炎が内部を通ることによ
り発熱し、被加熱材102を加熱するとともに、
燃焼ガス106はふく射管104の開放口106
から炉内に放出される。なお、ふく射管104は
第2図に見られるように、横断面が円形となつて
おり、サポート107で水平に保持されている。
このような加熱炉101において、炉の昇温速
度を、たとえば、毎分20℃のように速くする際に
は、ふく射管104がセラミツク製の場合にはふ
く射管104の内外面温度差が300℃以上になり、
ふく射管に不規則な割れ目109、つまりクラツ
クが発生するとともに、それが成長し、サポート
107の間に落ちこみ、燃焼不良や加熱不均一を
発生していた。また、寿命も割れのため短縮され
た。
そこで、熱伝導性の良い金属管をふく射管10
4として使用すると、割れは発生しないが、耐熱
性から加熱温度が1000℃以下に制約される。また
燃焼負荷が管表面当り40000Kcal/m2Hr以下に
制約される。しかも、クリープにより、垂れ下り
燃焼不良を発生した。
本考案は上記従来のふく射管の欠点を解決し、
加熱炉に設けたバーナに取付けられるふく射管に
不規則な割れがなく、従つて燃焼不良や加熱不均
一の発生を防止できるふく射管を提供するもの
で、本考案によれば、加熱炉に設けたバーナに取
付けられるふく射管において、該ふく射管の長手
方向に水平二分割し、分割された該管の下半部を
該管の外表面の半径よりやや大きい半径をもつ支
持台の彎曲部で支持し、かつ該管の上半部の上面
を被いかつ該管の外表面の直径よりやや大きい間
隔を有する一対の保持部材で該管の二分割面を含
む両側部を保持することを特徴とするふく射管、
が得られる。
次に、本考案を図面によつて説明する。
第3図は本考案の一実施例の横断面図、第4図
は本考案の別の実施例の横断面図、第5図は第3
図の実施例の斜視図、第6図は第4図の実施例の
斜視図である。
第3図および第5図において、本実施例ではセ
ラミツク製ふく射管を構成する1a,1bは両端
に開放口を有し、長手方向に水平二分割面2で上
半部1aと下半部1bに二分割され、下半部1b
はふく射管外表面の半径よりやや大きい半径をも
つ耐火レンガ等の支持台3の彎曲部により支持さ
れ、上半部1aはふく射管外表面の半径よりやや
大きい半径の内表面半径を有し、180℃以下の切
欠部を有するセラミツク製の保持リング4よりな
る保持部材でふく射管外周囲を、下半部1bと相
対的に位置がずれて落下することがない様に保持
されている。支持台3は炉内床面に、たとえば耐
火レンガで構築されたサポート5上に設けられて
いる。
本考案の別の実施例は前述したように、第4図
および第6図に示されている。本実施例のセラミ
ツク製ふく射管1a,1b、支持台3、サポート
5は第3図の実施例と同じであるが、保持リング
4の代りにふく射管の外表面の直径よりやや大き
い間隔を有する相対する一対のセラミツク製柱状
ガイド6が水平二分割面2を含むふく射管1a,
1bの両側面を間隔を保つて垂直に配置され、サ
ポート5中に埋設その他の方法で固定される。柱
状ガイド6の最上部にはセラミツク製の水平板7
が柱状ガイド6とはめあい、その他の方法で分解
可能に半固定されている。
この構成によつて、ふく射管1a,1bはバー
ナの燃焼により内面より受熱し、外面より放熱す
る。内面が外面より高温となり、熱膨張により、
縦断面は第7図の点線に、また側面図では第8図
の点線にそれぞれ示すように変形して熱応力によ
る割れの発生を防止する。
セラミツク材は1000℃以上の高温になると、強
度が低下するが、支持台3の上部わん曲部の半径
をふく射管外表面の半径よりやや大きくすること
により、広い接触面が得られ、自重による応力の
集中度を低減する。このふく射管外表面と支持台
わん曲部の間隙に炉外のスケール微粉が侵入し堆
積するのを、第3図および第5図の実施例では保
持リング4で、また第4図および第6図の別の実
施例では柱状ガイド6及び水平板7で防いでい
る。
以上のようにふく射管はセラミツク製であるの
で、クリープ変形が発生することなく、1400℃位
まで加熱可能で、管表面負荷は100000Kcal/m2
Hrにでき、しかもセラミツクの欠点である熱応
力による割れをカバーすることができる。
本考案の効果は次の通りである。
(1) セラミツクの欠点である熱応力、自重による
接触応力による割れの発生を防止することがで
き、従つてその長寿命化が期待でき、ランニン
グコストの低減、操業度向上ができる。
(2) セラミツクふく射管の上半部を保持するため
に第9図や第10図に示すような鋭角エツジ部
やはめあい部を設ける必要がないので二分割面
端部での応力集中がおこりにくく、かつ割れを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の加熱炉の縦断面、第2図は第1
図のふく射管の断面図、第3図は本考案の一実施
例の断面図、第4図は本考案の別の実施例の断面
図、第5図は第3図の実施例の斜視図、第6図は
第4図の実施例の斜視図、第7図は熱膨張した第
3図の実施例の断面図、第8図は熱膨張した第3
図の実施例の側面図、第9図は鋭角エツジ部を有
するふく射管の断面図、第10図ははめあい部を
設けたふく射管の断面図である。 図において、1a……ふく射管上半部、1b…
…ふく射管下半部、2……二分割面、3……支持
台、4……保持部材、4a……保持リング、5…
…サポート、6……柱状ガイド、7……セラミツ
ク製水平板、101……加熱炉、102……被加
熱材、103,107……サポート、104……
ふく射管、105……バーナ、106……開放
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱炉に設けたバーナに取付けられるふく射管
    において、該ふく射管を長手方向に水平二分割
    し、分割された該管の下半部を該管の外表面の半
    径よりやや大きい半径をもつ支持台の彎曲部で支
    持し、かつ該管の上半部の上面を被いかつ該管の
    外表面の直径よりやや大きい間隔を有する一対の
    保持部材で該管の水平二分割面を含む両側部を保
    持することを特徴とするふく射管。
JP10969083U 1983-07-15 1983-07-15 ふく射管 Granted JPS6018496U (ja)

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JP10969083U JPS6018496U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ふく射管

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JP10969083U JPS6018496U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ふく射管

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Publication Number Publication Date
JPS6018496U JPS6018496U (ja) 1985-02-07
JPH0114672Y2 true JPH0114672Y2 (ja) 1989-04-28

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JP10969083U Granted JPS6018496U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 ふく射管

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JP6851230B2 (ja) * 2017-03-13 2021-03-31 太平洋セメント株式会社 噴霧熱分解法による微小粒子の製造装置

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Publication number Publication date
JPS6018496U (ja) 1985-02-07

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