JPS6034883Y2 - バ−ナ - Google Patents
バ−ナInfo
- Publication number
- JPS6034883Y2 JPS6034883Y2 JP12508981U JP12508981U JPS6034883Y2 JP S6034883 Y2 JPS6034883 Y2 JP S6034883Y2 JP 12508981 U JP12508981 U JP 12508981U JP 12508981 U JP12508981 U JP 12508981U JP S6034883 Y2 JPS6034883 Y2 JP S6034883Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- partition
- air
- temperature
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はバーナに関し、詳しくは自己再循環形バーナ
の改良に関する。
の改良に関する。
自己再循環形バーナは、燃焼用空気あるいは燃料の噴出
運動量により燃焼ガスをバーナノズル近傍まで戻して再
循環させる形式のバーナであり、NOx抑制を主目的と
するものである。
運動量により燃焼ガスをバーナノズル近傍まで戻して再
循環させる形式のバーナであり、NOx抑制を主目的と
するものである。
ところがこの形式のバーナにおいては再循環ガスは80
0〜1100℃程度が適温であって、1200℃以上に
なると燃料が熱分解してカーボン(煤)が発生したり、
高温カーボン内におけるNOxの発生に起因するNOx
の増加や空気ノズルの焼損をひきおこすという欠点があ
った。
0〜1100℃程度が適温であって、1200℃以上に
なると燃料が熱分解してカーボン(煤)が発生したり、
高温カーボン内におけるNOxの発生に起因するNOx
の増加や空気ノズルの焼損をひきおこすという欠点があ
った。
この考案は上記の点にかんがみてなされたもので、再循
環ガスの温度を適温に降温させることができ、上記従来
の欠点を解消するバーナを提供しようとするものである
。
環ガスの温度を適温に降温させることができ、上記従来
の欠点を解消するバーナを提供しようとするものである
。
以下第1図によりこの考案の一実施例を説明する。
図中、1は自己再循環形バーナであるバーナで炉壁2に
取付けられ、3はそのエアケース、4は燃焼筒である。
取付けられ、3はそのエアケース、4は燃焼筒である。
5は燃料ノズルで、その端部には燃料供給口6が接続し
である。
である。
7は燃焼空気供給口、8はエアケース3内に連通ずる複
数個の空気ノズル、9はこの空気ノズルの基部を支持す
る取付板、10はこの取付板保護用のバーナディスクで
ある。
数個の空気ノズル、9はこの空気ノズルの基部を支持す
る取付板、10はこの取付板保護用のバーナディスクで
ある。
また11は燃焼筒4内に嵌着したインジェクタタイルで
、複数個の再循環路12を外周部に穿設しである。
、複数個の再循環路12を外周部に穿設しである。
13はインジェクタタイル11の燃焼室14と同心状に
該インジェクタタイルに取付けた短尺の筒体、15はこ
の筒体の内周面に取付けた耐火材製の保護リング、16
は炉壁2のバーナタイル面17と筒体13との間に取付
けた通気性固体から成る環状の仕切である。
該インジェクタタイルに取付けた短尺の筒体、15はこ
の筒体の内周面に取付けた耐火材製の保護リング、16
は炉壁2のバーナタイル面17と筒体13との間に取付
けた通気性固体から成る環状の仕切である。
この実施例では通気性固体として耐熱鋼金網(線径0.
6団、16メツシユ)を8枚重ねて厚さ10mmの板状
に成形したものを用い、これを環状に加工して仕切16
とした。
6団、16メツシユ)を8枚重ねて厚さ10mmの板状
に成形したものを用い、これを環状に加工して仕切16
とした。
この考案において通気性固体とは、金属やセラミック等
の耐熱材料から戒り、網状、ハニカム状、せんい状、多
孔質状などの通気性を有する形状に成形された適宜厚さ
の固体をいう。
の耐熱材料から戒り、網状、ハニカム状、せんい状、多
孔質状などの通気性を有する形状に成形された適宜厚さ
の固体をいう。
この通気性固体は小球あるいは小径線が多数集合したも
のと等価と考えられるので、実質的な表面積がきわめて
大きく、この通気性固体にガスを流通させた場合には、
対流熱伝達係数が著しく太きい。
のと等価と考えられるので、実質的な表面積がきわめて
大きく、この通気性固体にガスを流通させた場合には、
対流熱伝達係数が著しく太きい。
上記構造のバーナ1において燃料の燃焼をおこなうと、
空気ノズル8から燃焼室14内へ噴出する燃焼空気の運
動量により駆動されて、炉内の1200℃以上の高温の
燃焼ガスが矢印Xで示すように仕切16を通過して再循
環路12内へ吸引され、燃焼室14内へと再循環する。
空気ノズル8から燃焼室14内へ噴出する燃焼空気の運
動量により駆動されて、炉内の1200℃以上の高温の
燃焼ガスが矢印Xで示すように仕切16を通過して再循
環路12内へ吸引され、燃焼室14内へと再循環する。
この炉内の燃焼ガスが仕切16を通過する際に、この仕
切は表面積が大きい通気性固体から成るため、対流熱伝
達により燃焼ガス温度に近い高温に加熱され、一方燃焼
ガスはこの仕切16により顕熱を奪われて100〜30
0’C温度降下し、1100℃以下の適温の再循環ガス
として燃焼室14内へ流入するのである。
切は表面積が大きい通気性固体から成るため、対流熱伝
達により燃焼ガス温度に近い高温に加熱され、一方燃焼
ガスはこの仕切16により顕熱を奪われて100〜30
0’C温度降下し、1100℃以下の適温の再循環ガス
として燃焼室14内へ流入するのである。
なお高温となった仕切16からは主としてガス上流側す
なわち炉内に向けてふく射熱が放射され、炉内の被熱物
等の加熱に有効に利用される。
なわち炉内に向けてふく射熱が放射され、炉内の被熱物
等の加熱に有効に利用される。
上記実施例において仕切16は穴あき円盤状としたが、
第1図に鎖線18で示すように仕切16を略円錐殻体状
とすれば、筒体13および保護リング15を省略するこ
とができ、構造はさらに簡潔となる。
第1図に鎖線18で示すように仕切16を略円錐殻体状
とすれば、筒体13および保護リング15を省略するこ
とができ、構造はさらに簡潔となる。
第2図はこの考案の他の実施例を示し、図中第1図と同
一符号を付した部分は第1図と同一部分を示す。
一符号を付した部分は第1図と同一部分を示す。
すなわちこの実施例は、再循環路20を、インジェクタ
タイル21に設けずに、炉壁貫通穴22と外部配管23
とで構成したバーナ24に本考案を適用した例を示し、
小円盤状の通気性固体から戒る仕切25を炉壁貫通穴2
2の炉内開口端部に嵌着しである点が第1図の実施例と
異なるが、第1図の実施例と同様な作用効果を得ること
ができるものである。
タイル21に設けずに、炉壁貫通穴22と外部配管23
とで構成したバーナ24に本考案を適用した例を示し、
小円盤状の通気性固体から戒る仕切25を炉壁貫通穴2
2の炉内開口端部に嵌着しである点が第1図の実施例と
異なるが、第1図の実施例と同様な作用効果を得ること
ができるものである。
なお上記各実施例は拡散燃焼形式のバーナについて説明
したが、この考案は予混合形式の再循環形バーナについ
ても適用できるものである。
したが、この考案は予混合形式の再循環形バーナについ
ても適用できるものである。
以上説明したようにこの考案によれば、燃焼ガスの再循
環路を有するバーナにおいて、上記再循環路の炉内側開
口部に通気性固体から成る仕切を被着したので、上記仕
切の通過により再循環ガスを適温に降温させることがで
き、再循環ガス高温化に伴う燃料の熱分解によるカーボ
ンの発生、NOxの増加、空気ノズルの焼損などの事故
を一掃することができ、高温炉における再循環バーナの
採用を可能ならしめるという効果を奏するものである。
環路を有するバーナにおいて、上記再循環路の炉内側開
口部に通気性固体から成る仕切を被着したので、上記仕
切の通過により再循環ガスを適温に降温させることがで
き、再循環ガス高温化に伴う燃料の熱分解によるカーボ
ンの発生、NOxの増加、空気ノズルの焼損などの事故
を一掃することができ、高温炉における再循環バーナの
採用を可能ならしめるという効果を奏するものである。
第1図はこの考案の一実施例を示すバーナの縦断面図、
第2図はこの考案の他の実施例を示すバーナの縦断面図
である。 1・・・・・・バーナ、12・・・・・・再循環路、1
3・・・・・・筒体、15・・・・・・保護リング、1
6・・・・・・仕切、17・・・・・・バーナタイル面
、20・・・・・・再循環路、22・・・・・・炉壁貫
通穴、23・・・・・・外部配管、24・・・・・・バ
ーナ、25・・・・・・仕切。
第2図はこの考案の他の実施例を示すバーナの縦断面図
である。 1・・・・・・バーナ、12・・・・・・再循環路、1
3・・・・・・筒体、15・・・・・・保護リング、1
6・・・・・・仕切、17・・・・・・バーナタイル面
、20・・・・・・再循環路、22・・・・・・炉壁貫
通穴、23・・・・・・外部配管、24・・・・・・バ
ーナ、25・・・・・・仕切。
Claims (1)
- 燃焼ガスの再循環路を有するバーナにおいて、上記再循
環路の炉内側開口部に通気性固体から成る仕切を被着し
たことを特徴とするバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12508981U JPS6034883Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | バ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12508981U JPS6034883Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | バ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5832208U JPS5832208U (ja) | 1983-03-02 |
| JPS6034883Y2 true JPS6034883Y2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=29918932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12508981U Expired JPS6034883Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | バ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034883Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP12508981U patent/JPS6034883Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5832208U (ja) | 1983-03-02 |
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