JPS626436Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS626436Y2 JPS626436Y2 JP1983015758U JP1575883U JPS626436Y2 JP S626436 Y2 JPS626436 Y2 JP S626436Y2 JP 1983015758 U JP1983015758 U JP 1983015758U JP 1575883 U JP1575883 U JP 1575883U JP S626436 Y2 JPS626436 Y2 JP S626436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- combustion
- chamber
- water
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 28
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
この考案は温水ボイラーの改良に関するもので
ある。
ある。
＜従来の技術＞
従来、この種の温水ボイラーの燃焼室内に複数
個の小孔を周壁に穿ちた内筒を備え、完全燃焼と
共に燃焼音の低減を計つたものは、例えば実公昭
50−8275号公報等によつてすでに公知である。
個の小孔を周壁に穿ちた内筒を備え、完全燃焼と
共に燃焼音の低減を計つたものは、例えば実公昭
50−8275号公報等によつてすでに公知である。
＜考案が解決しようとする問題点＞
しかしこの従来のものでは、内筒の上面が大き
く開口しているので、該内筒内に噴出された火炎
は小孔を通らず、大部分は上方からそのまま上昇
し排出されてしまうので、燃焼音の低減及び内筒
の効率的な利用はまだ充分でなかつた。
く開口しているので、該内筒内に噴出された火炎
は小孔を通らず、大部分は上方からそのまま上昇
し排出されてしまうので、燃焼音の低減及び内筒
の効率的な利用はまだ充分でなかつた。
＜問題点を解決するための手段＞
この考案はこの点に着目し、燃焼音の大幅な低
減は勿論の事、完全燃焼及び熱効率の向上を計り
つつ内筒の強度をたかめる事を目的とし、そのた
め外缶と内缶との間に水室を形成すると共に、該
内缶内下方にはバーナを有する燃焼室を備えたも
のに於いて、前記燃焼室内にはバーナの先端を臨
ませると共に周壁にのみ複数個の小孔を千鳥足状
に穿ちた逆カツプ状の内筒を内缶との間に隙間を
形成し乍ら備え、更に各小孔の外周縁はそれぞれ
外方に突出した突出壁を一体に設けた事を特徴と
する温水ボイラーに関するものである。
減は勿論の事、完全燃焼及び熱効率の向上を計り
つつ内筒の強度をたかめる事を目的とし、そのた
め外缶と内缶との間に水室を形成すると共に、該
内缶内下方にはバーナを有する燃焼室を備えたも
のに於いて、前記燃焼室内にはバーナの先端を臨
ませると共に周壁にのみ複数個の小孔を千鳥足状
に穿ちた逆カツプ状の内筒を内缶との間に隙間を
形成し乍ら備え、更に各小孔の外周縁はそれぞれ
外方に突出した突出壁を一体に設けた事を特徴と
する温水ボイラーに関するものである。
＜作用＞
バーナ７より火炎を噴出させれば、火炎は燃焼
室６内の内筒８内に全て噴出され、この内筒８内
でその噴出力を抑えら離散することがないので気
化燃料と燃焼空気の混合を良好に行え、しかも内
筒８内温度を高めつつ内筒８自身の温度も高め、
同時に火炎が直接低温の水室１と接触しないので
カーボンの発生もなく完全燃焼させられると共
に、内筒８と小孔１０によつて燃焼音も遮断と吸
音され騒音の大幅な低減がおこなわれるものであ
る。燃焼熱は内筒８周壁の小孔１０によつて燃焼
室６に均一に流出し、水室１の水を加熱し乍ら排
気装置１４より排出されるものであり、この時内
筒８の小孔１０を流出する燃焼熱はすぐに上昇せ
ず、突出壁１１に案内されて内缶３壁に確実に接
触し水室１内の水の加熱及び熱交換を良好とする
ものであり、しかも突出壁１１は千鳥足状であり
小孔１０より流出し流通する燃焼熱は隙間９を蛇
行して上昇し、その滞留時間を長くして水室１の
水の加熱及び熱交換を更に良好とし、瞬時に高温
の温水が得られるものである。
室６内の内筒８内に全て噴出され、この内筒８内
でその噴出力を抑えら離散することがないので気
化燃料と燃焼空気の混合を良好に行え、しかも内
筒８内温度を高めつつ内筒８自身の温度も高め、
同時に火炎が直接低温の水室１と接触しないので
カーボンの発生もなく完全燃焼させられると共
に、内筒８と小孔１０によつて燃焼音も遮断と吸
音され騒音の大幅な低減がおこなわれるものであ
る。燃焼熱は内筒８周壁の小孔１０によつて燃焼
室６に均一に流出し、水室１の水を加熱し乍ら排
気装置１４より排出されるものであり、この時内
筒８の小孔１０を流出する燃焼熱はすぐに上昇せ
ず、突出壁１１に案内されて内缶３壁に確実に接
触し水室１内の水の加熱及び熱交換を良好とする
ものであり、しかも突出壁１１は千鳥足状であり
小孔１０より流出し流通する燃焼熱は隙間９を蛇
行して上昇し、その滞留時間を長くして水室１の
水の加熱及び熱交換を更に良好とし、瞬時に高温
の温水が得られるものである。
又小孔１０の外周縁を突出壁１１にした事によ
つて小孔１０及び内筒８の強度も増し長期の使用
にも充分耐えられるものとなる。
つて小孔１０及び内筒８の強度も増し長期の使用
にも充分耐えられるものとなる。
＜実施例＞
１は内面をグラスライニング処理した外缶２
と、内缶３とで形成された水室で、上部に給水管
４及び出湯管５がそれぞれ設けられている。
と、内缶３とで形成された水室で、上部に給水管
４及び出湯管５がそれぞれ設けられている。
６は内缶３下部に形成された燃焼室で、内方に
は一側壁からガンタイプ式のバーナ７を露呈する
と共に、該バーナ７の先端を囲い火炎を包囲する
逆カツプ状の内壁との間に20mm程度の隙間９を形
成し乍ら備えられている。
は一側壁からガンタイプ式のバーナ７を露呈する
と共に、該バーナ７の先端を囲い火炎を包囲する
逆カツプ状の内壁との間に20mm程度の隙間９を形
成し乍ら備えられている。
更に内筒８は耐熱性のステンレス材から構成さ
れ、その周壁には複数個の小孔１０を千鳥足状に
穿設し、各小孔１０の外周縁はそれぞれ外方に突
出して突出壁１１を一体に形成し、又下部には燃
焼室６の底部を形成する炉材１２が内筒８まで流
し込まれ該内筒８下部が埋設固定させる長穴１３
が設けられている。
れ、その周壁には複数個の小孔１０を千鳥足状に
穿設し、各小孔１０の外周縁はそれぞれ外方に突
出して突出壁１１を一体に形成し、又下部には燃
焼室６の底部を形成する炉材１２が内筒８まで流
し込まれ該内筒８下部が埋設固定させる長穴１３
が設けられている。
１４は燃焼室６上方の内缶３内に備えられた排
気装置で吸音材１５を内装し且つ排気筒１６と連
通している。
気装置で吸音材１５を内装し且つ排気筒１６と連
通している。
１７は外缶２と外枠１８との間に備えられたガ
ラスウール等の断熱材である。
ラスウール等の断熱材である。
＜考案の効果＞
火炎は内筒内でその噴出力を抑えら離散するこ
とがないので気化燃料と燃焼空気の混合を良好に
行え、しかも内筒内温度を高めつつ内筒自身の温
度も高め、同時に火炎が直接低温の水室と接触し
ないのでカーボンやススの発生もなく完全燃焼さ
せられる。
とがないので気化燃料と燃焼空気の混合を良好に
行え、しかも内筒内温度を高めつつ内筒自身の温
度も高め、同時に火炎が直接低温の水室と接触し
ないのでカーボンやススの発生もなく完全燃焼さ
せられる。
しかも内筒と小孔によつて燃焼音も確実に遮断
と吸音され、従つて騒音の大幅な低減がおこなわ
れるものである。
と吸音され、従つて騒音の大幅な低減がおこなわ
れるものである。
又燃焼熱は小孔によつて燃焼室に均一に流出
し、且つ突出壁によつてすぐに上昇せず、従つて
内缶壁に確実に接触し水室内の水の加熱及び熱交
換を良好とする。
し、且つ突出壁によつてすぐに上昇せず、従つて
内缶壁に確実に接触し水室内の水の加熱及び熱交
換を良好とする。
しかも突出壁は千鳥足状であり、流通する燃焼
熱は隙間を蛇行して上昇し、その滞留時間を長く
して水室の水の加熱及び熱交換を更に良好とし、
従つて瞬時に高温の温水が得られるものである。
熱は隙間を蛇行して上昇し、その滞留時間を長く
して水室の水の加熱及び熱交換を更に良好とし、
従つて瞬時に高温の温水が得られるものである。
更に小孔の外周縁を突出壁にした事によつて単
なる片でなく、従つて小孔及び内筒の強度も増し
長期間使用できる。
なる片でなく、従つて小孔及び内筒の強度も増し
長期間使用できる。
第１図はこの考案一実施例の温水ボイラーの断
面図、第２図は同要部の拡大図。 １……水室、２……外缶、３……内缶、６……
燃焼室、７……バーナ、８……内筒、９……隙
間、１０……小孔、１１……突出壁。
面図、第２図は同要部の拡大図。 １……水室、２……外缶、３……内缶、６……
燃焼室、７……バーナ、８……内筒、９……隙
間、１０……小孔、１１……突出壁。
Claims (1)
- 外缶２と内缶３との間に水室１を形成すると共
に、該内缶３内下方にはバーナ７を有する燃焼室
６を備えたものに於いて、前記燃焼室６内にはバ
ーナ７の先端を臨ませると共に周壁にのみ複数個
の小孔１０を千鳥足状に穿ちた逆カツプ状の内筒
８を内缶３との間に隙間９を形成し乍ら備え、更
に各小孔１０の外周縁はそれぞれ外方に突出した
突出壁１１を一体に設けた事を特徴とする温水ボ
イラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1575883U JPS59120852U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 温水ボイラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1575883U JPS59120852U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 温水ボイラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59120852U JPS59120852U (ja) | 1984-08-15 |
| JPS626436Y2 true JPS626436Y2 (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=30147075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1575883U Granted JPS59120852U (ja) | 1983-02-04 | 1983-02-04 | 温水ボイラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59120852U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812018Y2 (ja) * | 1978-04-18 | 1983-03-07 | 丸山工業株式会社 | 燃焼装置 |
-
1983
- 1983-02-04 JP JP1575883U patent/JPS59120852U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59120852U (ja) | 1984-08-15 |
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