JPH0213882Y2 - - Google Patents

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JPH0213882Y2
JPH0213882Y2 JP1983180465U JP18046583U JPH0213882Y2 JP H0213882 Y2 JPH0213882 Y2 JP H0213882Y2 JP 1983180465 U JP1983180465 U JP 1983180465U JP 18046583 U JP18046583 U JP 18046583U JP H0213882 Y2 JPH0213882 Y2 JP H0213882Y2
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heat exchange
combustion
exchange pipe
burner
secondary air
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JP1983180465U
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  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は暖房或いは給湯等に使用される温水ボ
イラーに関するものである。
従来、この種の温水ボイラーとして実公昭53−
43805号公報に開示されたものが知られている。
この温水ボイラーは上下に延びる燃焼筒を有し、
この燃焼筒の上部に下方に向つて燃料を噴霧する
噴霧ノズルを設けている。また、この燃焼筒の周
囲にはバツフルを配置し、更にこのバツフルの周
囲に熱交換器を配置している。
この温水ボイラーによれば、燃焼筒内で形成さ
れた燃焼排ガスが燃焼筒の下部開口からバツフル
を通つて上方に流れ、このバツフル通過中に熱交
換器を加熱する。そして、この燃焼排ガスは温水
ボイラーの一側に設置された排気筒から排気され
る。
しかしながら、この温水ボイラーでは燃焼排ガ
スにより熱交換器を加熱するが、燃焼筒内で形成
される燃焼炎の輻射熱がこの燃焼筒の周壁で遮断
され、熱交換用の熱として有効に利用することが
できないという欠点を有していた。また、この温
水ボイラーでは燃料が噴霧ノズルから下方に向つ
て吐出噴霧されるから、この燃焼炎が上下に長く
なり、その分高さ寸法が大きくなり、温水ボイラ
ーの大型化を招来するという問題点を有してい
た。
このような事情に鑑み、前記温水ボイラーの欠
点を解消するものとして、第1図に示す温水ボイ
ラーが提案されている。この温水ボイラーは、熱
交換器本体20の開口部20aに二次空気供給用
の間隙を残してバーナ本体10を取付けている。
このバーナ本体10は噴霧ノズル11より噴霧さ
れ気化器12により気化された液体燃料と、送風
フアン13により送風された燃焼用空気のうち一
次空気Aとを混合し、かつ、これをバーナヘツド
14の周囲で二次空気Bを供給しつつ点火プラグ
15にて着火・燃焼させるようになつている。ま
た、バーナ本体10にて発生する燃焼排ガスを排
出する排気筒20bをバーナ本体10の側方に設
け、更に燃焼排ガスと熱交換をする熱交換パイプ
21を開口部20aと排気筒20bとの間に配置
している。
この温水ボイラーによれば、噴霧ノズル11よ
り噴霧された燃料を気化器12内で気化し、これ
をバーナヘツド14の周壁にて燃焼させているの
で、前者の温水ボイラーと比較し、高さ寸法を大
きく取ることを要せず、ボイラー自体をコンパク
トに設計できるという利点を有する。また、バー
ナヘツド14にて形成された燃焼炎の輻射熱が熱
交換パイプ21を含む熱交換器本体20に輻射さ
れ、燃焼排ガスは勿論のこと、この輻射熱によつ
ても加熱され、熱交換効率が向上する。
しかしながら、後者の温水ボイラーでは、バー
ナ本体10のバーナヘツド14が該開口部20a
の中央に位置し、該バーナヘツド14の周壁にて
形成される燃焼炎は排気筒20b側にある熱交換
パイプ21方向へ流れ、直後に熱交換器パイプ2
1及び該熱交換パイプ21のフイン21aを加熱
するため、冷炎現象により一酸化炭素を発生させ
たり、熱交換パイプ21及びフイン21aの変形
を起したり、或いは、部分加熱による熱媒の沸騰
現象を起し騒音上においても問題があつた。ま
た、熱交換器本体20の開口部20aは温水ボイ
ラーの機器室内の温度上昇を防止するため最小限
の径で形成されているため、バーナ本体10を該
開口部20aの中央に取付けるときは該開口部2
0aとバーナ本体10との間隙が著しく狭くな
り、該間隙に設けられる点火プラグ15及びフレ
ームセンサロツド(図示せず)の組付が著しく困
難となるという問題点を有していた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、燃焼炎が熱
交換パイプに接触して加熱することに伴なう一酸
化炭素の発生或いは部分加熱による沸騰現象を防
止し、また、二次空気供給用間隙に設けられる着
火装置の組付も容易な温水ボイラーを提供しよう
とするものである。以下、本考案を第2図に基づ
いて説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すものであり、
従来例と同一構成部分は同一符号をもつて表わ
す。すなわち、20は熱媒が循環する箱状の熱交
換器本体で、その上部には開口部20a及び排気
筒20bをそれぞれ設け、また該開口部20aと
排気筒20bとの間の上下方向には燃焼排ガスと
熱交換をするフイン21aを多数取付けた熱交換
パイプ21が設けられている。30は点火プラグ
31からなる着火装置であり、これと並列にフレ
ームセンサロツド(図示しない)からなる炎検出
装置が設けられている。
40は液体燃料を気化させせる気化器41と、
該気化燃料をその周壁にて燃焼させるバーナへツ
ド42と、天板の円周寄りに二次空気孔43aを
設けた帽子状のバーナベース43とからなるバー
ナ本体である。このバーナ本体40は熱交換器本
体20の開口部20aに二次空気供給用間隙22
を残して取付けられている。また、このバーナ本
体40は熱交換パイプ21側に近接してなり、こ
の二次空気供給用間隙22中で熱交換パイプ21
側の間隙22aが狭く、その反対側の間隙22b
が広くなつている。
尚、50は燃焼用空気即ち一次空気A及び二次
空気Bを送風する送風フアン、60は電磁ポンプ
61から供給された液体燃料を前記気化器41へ
噴霧する噴霧ノズル、70は整流筒である。
前述の如き構成において、温水ボイラーに点火
操作をすると、送風フアン50によつて送風され
た燃焼用空気のうち一次空気Aは整流筒70を通
り、気化器41で気化された液体燃料と混合して
燃焼ガスとなりバーナヘツド42の周壁の燃焼孔
42aにて燃焼する。この時二次空気B1,B2
二次空気孔43aを通つてバーナヘツド42の周
囲に供給されるが、バーナ本体40は熱交換パイ
プ21側に近接して該開口部20aに設けられ、
熱交換パイプ21側の二次空気供給用間隙22a
が狭くなつているから、ここを通る二次空気B1
の流速は速くなり燃焼炎を収束し、該燃焼炎を熱
交換パイプ21及びフイン21aから離隔するこ
ととなる。他方、熱交換パイプ21の反対側を通
る二次空気B2の二次空気供給用間隙22bは広
くなるので、二次空気B2の流速は遅くなり燃焼
炎は外側に多少広がり熱交換器本体40の他側に
循環する熱媒の熱交換も有効になされる。
また、このように前記熱交換パイプ21の反対
側に位置する二次空気供給用間隙22bが広くな
つているから、この間隙22bに取付けられる点
火プラグ31及びフレームセンサロツドの組付を
容易となるし、また、空気流速の遅い部分に着火
装置90を取付けるため着火特性も向上する。
以上説明したように、本考案によれば、バーナ
本体を熱交換パイプ側に近接して取付け、二次空
気供給用間隙中で熱交換パイプ側を狭く、かつ、
その反対側を広く形成しているから、熱交換パイ
プ側の二次空気供給用間隙を通る二次空気の流速
が速くなり、これにより、熱交換パイプ側の燃焼
炎が収束し、この燃焼炎が熱交換パイプから離隔
することとなる。従つて、燃焼炎が熱交換パイプ
に接触することなく、この接触に伴なう一酸化炭
素の発生、熱交換パイプの変形或いは沸騰現象に
よる騒音の発生を未然に防止することができる。
また、熱交換パイプの反対側に位置する二次空気
供給用間隙が広くなつているから、この間隙に取
付けられる着火装置等の組付作業も容易になると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
従来の温水ボイラーの一部省略断面図、第2図は
本考案に係る温水ボイラーの一部省略断面図であ
る。 図中、20……熱交換器本体、20a……開口
部、21……熱交換パイプ、30……着火装置、
40……バーナ本体、41……気化器、42……
バーナヘツド、50……送風フアン、60……噴
霧ノズル、70……整流筒、A……一次空気、
B1,B2……二次空気。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 噴霧ノズルより噴霧され気化器により気化され
    た液体燃料と燃焼用空気のうち一次空気とを混合
    しこれを有底のバーナヘツドの周囲で二次空気を
    供給しつつ着火装置にて着火・燃焼させるバーナ
    本体を、熱交換器本体の開口部に二次空気供給用
    間隙を残して配設し、また該バーナ本体にて発生
    する燃焼排ガスを排出する排気筒を該バーナ本体
    の側方に設け、更に燃焼排ガスと熱交換をする熱
    交換パイプを該熱交換器本体の開口部と該排気筒
    との間に設けた温水ボイラーにおいて、 前記バーナ本体を前記熱交換パイプ側に近接し
    て配置し、前記二次空気供給用間隙中で前記熱交
    換パイプ側を狭く、かつ、その反対側を広く形成
    した ことを特徴とする温水ボイラー。
JP18046583U 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ− Granted JPS6086847U (ja)

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JP18046583U JPS6086847U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ−

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JP18046583U JPS6086847U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ−

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Publication Number Publication Date
JPS6086847U JPS6086847U (ja) 1985-06-14
JPH0213882Y2 true JPH0213882Y2 (ja) 1990-04-17

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ID=30391292

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JP18046583U Granted JPS6086847U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343805U (ja) * 1976-09-18 1978-04-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343805U (ja) * 1976-09-18 1978-04-14

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JPS6086847U (ja) 1985-06-14

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