JPS6322460Y2 - - Google Patents

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JPS6322460Y2
JPS6322460Y2 JP1983180467U JP18046783U JPS6322460Y2 JP S6322460 Y2 JPS6322460 Y2 JP S6322460Y2 JP 1983180467 U JP1983180467 U JP 1983180467U JP 18046783 U JP18046783 U JP 18046783U JP S6322460 Y2 JPS6322460 Y2 JP S6322460Y2
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JP
Japan
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heat exchange
exchange pipe
burner body
guide tube
burner
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JP1983180467U
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JPS6086858U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は暖房用の温水ボイラーに関するもので
ある。
従来、第1図に示すように噴霧ノズル11より
噴霧され気化器12により気化された液体燃料と
送風フアン13により送風された燃焼用空気のう
ち一次空気Aとを混合し、かつ、これをバーナヘ
ツド14の周囲で二次空気B1,B2を供給しつつ
着火装置すなわち点火プラグ15にて着火・燃焼
させるバーナ本体10を、該熱交換器本体20の
上部開口部20aに取付け、かつ燃焼排ガスと熱
交換する熱交換パイプ21を該熱交換器本体20
の内部の開口部20a寄りに設けた温水ボイラー
において、該バーナ本体10を該熱交換器本体2
0の開口部20aの中央に設けた温水ボイラーが
知られている。
しかしながら、かかる温水ボイラーのバーナ本
体10と熱交換器本体20の取付構造では、バー
ナ本体10のバーナヘツド14が該開口部20a
の中央に位置し、該バーナヘツド14の周壁にて
形成される燃焼炎は排気筒20b側の熱交換パイ
プ21方向へ流れ、直接に熱交換パイプ21及び
該熱交換パイプ21のフイン21aを加熱するた
め、冷炎現象により一酸化炭素を発生させたり、
熱交換パイプ21及びフイン21aの変形を起し
たり、或いは、部分加熱による熱媒の沸騰現象を
起し騒音上においても問題があつた。また、熱交
換器本体20の開口部20aは温水ボイラーの機
器室内の温度上昇を防止するため最小限の径で形
成されているため、バーナ本体10を該開口部2
0aの中央に取付けるときは該開口部20aとバ
ーナ本体10との間隙が著しく狭くなり、該間隙
に設けられる点火プラグ15及びフレームセンサ
ロツド(図示せず)の組付が著しく困難になると
いう問題点をも有していた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、燃焼炎が直
接に熱交換パイプ及び熱交換パイプのフインを加
熱することによる一酸化炭素の発生或いは部分加
熱による熱媒の沸騰現象等を起すことがなく、ま
た、バーナ本体と熱交換器本体の開口部との間隙
に設けられる着火装置の組付けも容易となる温水
ボイラーを提供しようとするものである。以下、
本考案を第2図乃至第4図に基づいて説明する。
第2図乃至第4図は本考案の一実施例を示すも
のであり、従来例と同一構成部分は同一符号も持
つて表わす。すなわち、20は熱媒が循環する箱
状の熱交換器本体で、その上部には開口部20a
及び排気筒20bをそれぞれ設け、また該開口部
20aと排気筒20bとの間の下方向にはフイン
21aを多数取付けた熱交換パイプ21が設けら
れている。
30は液体燃料を気化させる気化器31と、該
気化燃料をその周壁にて燃焼させる有底(有底部
32a)で筒状のバーナヘツド32と、天板の円
周寄りに二次空気孔33aを設けた帽子状のバー
ナベース33とからなるバーナ本体で、熱交換パ
イプ21側に近接して該熱交換器本体20の開口
部20aにバーナベース33を介して取付けられ
ている。
40は二次空気B1,B2のガイド筒で、前記
バーナ本体30の下端側を所定間隔をおいて覆
い、かつ、下端40aの内径を上端の内径よりも
小さく形成している。また、該下端40aを下方
向に向けかつ前記バーナヘツド32の若干下側に
位置するように取付片41を介して前記開口部2
0aに取付けられている。また、前記バーナ本体
30と該ガイド筒40との間の該間隙を前記熱交
換パイプ21側は狭く、その反対側は広く形成し
ている。尚、第4図に示す如く該ガイド筒40は
前記開口部20aに延設して一体的に形成しても
良い。
50は燃焼用空気即ち一次空気A及び二次空気
B1,B2を送風する送風フアン、60は該燃焼用
空気を整流する整流筒、70は液体燃料を供給す
る電磁ポンプ、80は液体燃料を前記気化器31
に噴霧する噴霧ノズル、90は前記バーナヘツド
32近傍の前記開口部20aに取付けられる点火
プラグ91からなる着火装置で、これに並列にフ
レームセンサロツド(図示せず)からなる炎検出
装置が設けられている。
前述の如き構成において、温水ボイラーに点火
操作をすると、送風フアン50により送風された
燃焼用空気のうち一次空気Aは整流筒60を通
り、気化器31で気化された気化燃料と混合して
燃焼ガスとなる。これに対して、二次空気B1
B2は前記バーナベース33の二次空気孔33a
を通りバーナヘツド32の周囲に供給され該燃焼
ガスを燃焼させるが、バーナ本体30が熱交換パ
イプ21側に近接して該開口部20aに取付けら
れ、かつ、前記ガイド筒40は該バーナ本体30
の下端側を所定間隙をおいて覆うとともに、該下
端40aの内径を上端の内径よりも小さく形成
し、該間隙を前記熱交換パイプ21側は狭く、そ
の反対側は広く形成したから、該熱交換パイプ2
1側の空気通路が狭く、ここを通る二次空気B1
の流速は速くなつて前記ガイド筒40の内周壁に
沿い該ガイド筒40の中央に向つて強く流れる。
従つて、燃焼炎も二次空気B1と共に該ガイド筒
40の中央寄りに完全に収束され、該ガイド筒4
0の下端40aから噴出した熱交換パイプ21側
の燃焼炎は熱交換パイプ21及びフイン21aを
直接に加熱することはない。他方、前記熱交換パ
イプ21の反対側を通る二次空気B2の空気通路
は広くなるので、二次空気B2の流速は遅くなつ
て該ガイド筒40の内周壁に沿つて該ガイド筒4
0の中央に向つて流れる。従つて、該ガイド筒4
0の下端40aから噴出する熱交換パイプ21と
反対側の燃焼炎は外側に多少広がるが、前記バー
ナ本体30を熱交換パイプ21側に近接して設け
ているから、該熱交換パイプ21と反対側の燃焼
スペースが大きくなつており、該燃焼炎が該熱交
換器本体20の内壁に接触することがない。
また、前記熱交換パイプ21の反対側に位置す
る該開口部20aのスペースは広くなるので、点
火プラグ91及びフレームセンサロツドの組付け
も容易となるし、また、空気流速の遅い部分に着
火装置90を取付けるため着火特性も向上する。
更に、前記バーナ本体30の取付位置及び前記
ガイド筒40の下端40aの内径を適宜変更する
ことにより、燃焼炎の収束具合も変えることがで
き、大小の熱交換器本体20の燃焼室22にも適
宜適応させることができる。
更にまた、かかる温水ボイラーは熱交換器本体
20の開口部20aに取付片41を介して該ガイ
ド筒40を取付け、その後バーナ本体30を取付
けることにより、組付けが完了し組付作業も簡単
である。
以上説明した如く本考案は噴霧ノズルより噴霧
され気化器により気化された液体燃料と燃焼用空
気のうち一次空気とを混合しこれを有底のバーナ
ヘツドの周囲で二次空気を供給しつつ着火装置に
て着火・燃焼させるバーナ本体を熱交換器本体の
開口部に取付け、また、該バーナ本体にて発生す
る燃焼排ガスを排出する排出筒を該バーナ本体の
側方に設け、更に燃焼排ガスと熱交換する熱交換
パイプを該熱交換器本体の開口部と該排気筒との
間に設けた温水ボイラーにおいて、前記バーナ本
体を前記熱交換パイプ側に近接して取付けるとと
もに、前記開口部に前記バーナ本体の下端側を所
定間隙をおいて覆いかつ下端の内径を上端の内径
よりも小さく形成した前記二次空気のガイド筒を
設け、前記バーナ本体と前記ガイド筒との間の前
記間隙を前記熱交換パイプ側は狭く、その反対側
は広く形成したので、熱交換パイプ側の空気通路
が狭く、ここを通る二次空気の流速は速くなつて
前記ガイド筒の内周壁に沿つて該ガイド筒の中央
に向つて強く流れ、燃焼炎は該ガイド筒の中央寄
りに完全に収束されて熱交換パイプを直接に加熱
することはない。また、該熱交換パイプと反対側
の空気通路は広くなつているから、二次空気の流
速が遅くなり、燃焼炎が熱交換器本体の内壁側に
多少広がるが、バーナ本体を熱交換パイプ側に近
接して設けているから、該熱交換パイプと反対側
の燃焼スペースが大きくなつており、該燃焼炎が
該内壁に接触することはない。従つて、熱交換パ
イプ或いは熱交換器本体の内壁の加熱による一酸
化炭素の発生、熱交換パイプの変形或いは熱媒の
沸騰現象による騒音の発生を未然に防止し、か
つ、熱交換器本体全体と熱交換がなされるという
利点を有する。また、熱交換パイプの反対側に位
置する開口部のスペースが広くなるから、着火装
置の組付けも容易となるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図は
従来の温水ボイラーの一部省略断面図、第2図及
び第4図は本考案の一実施例を示すもので、第2
図はその温水ボイラーの一部省略断面図、第3図
はその要部を示す一部省略斜視図、第4図はその
変形例を示す要部の一部省略断面図である。 図中、20……熱交換器本体、20a……開口
部、21……熱交換パイプ、30……バーナ本
体、31……気化器、32……バーナヘツド、4
0……ガイド筒、50……送風フアン、60……
整流筒、80……噴霧ノズル、90……着火装
置、A……一次空気、B1,B2……二次空気。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 噴霧ノズルより噴霧され気化器により気化さ
    れた液体燃料と燃焼用空気のうち一次空気とを
    混合しこれを有底のバーナヘツドの周囲で二次
    空気を供給しつつ着火装置にて着火・燃焼させ
    るバーナ本体を熱交換器本体の開口部に取付
    け、また該バーナ本体にて発生する燃焼排ガス
    を排出する排出筒を該バーナ本体の側方に設
    け、更に燃焼排ガスと熱交換をする熱交換パイ
    プを該熱交換器本体の開口部と該排気筒との間
    に設けた温水ボイラーにおいて、 前記バーナ本体を前記熱交換パイプ側に近接
    して取付けるとともに、 前記開口部に前記バーナ本体の下端側を所定
    間隙をおいて覆いかつ下端の内径を上端の内径
    よりも小さく形成した前記二次空気のガイド筒
    を設け、 前記バーナ本体と前記ガイド筒との間の前記
    間隙を前記熱交換パイプ側は狭く、その反対側
    は広く形成した ことを特徴とする温水ボイラー。 (2) 前記開口部を延設して一体的に前記ガイド筒
    を形成したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の温水ボイラー。
JP18046783U 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ− Granted JPS6086858U (ja)

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JP18046783U JPS6086858U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 温水ボイラ−

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JPS6086858U JPS6086858U (ja) 1985-06-14
JPS6322460Y2 true JPS6322460Y2 (ja) 1988-06-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652101B2 (ja) * 1973-11-29 1981-12-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6026244Y2 (ja) * 1979-09-27 1985-08-07 株式会社洲本整備機製作所 石油燃焼ボイラ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652101B2 (ja) * 1973-11-29 1981-12-10

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JPS6086858U (ja) 1985-06-14

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