JPS6333722Y2 - - Google Patents

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JPS6333722Y2
JPS6333722Y2 JP17759982U JP17759982U JPS6333722Y2 JP S6333722 Y2 JPS6333722 Y2 JP S6333722Y2 JP 17759982 U JP17759982 U JP 17759982U JP 17759982 U JP17759982 U JP 17759982U JP S6333722 Y2 JPS6333722 Y2 JP S6333722Y2
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JP
Japan
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bucking
blade
pawl
backing
lever
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JP17759982U
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JPS5980153U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用ワイパ装置に関する。
ブレードゴムとブレードレバーとを連結しブレ
ードレバーの支持力を均等にブレードゴムに伝達
するためバツキングが使用されている。通常バツ
キングは金属板製であるが近年合成樹脂成形品が
提案されている。本考案は特に合成樹脂成形品と
して使用されている形式の、ほゞ矩形の断面形状
を有し下面中央部に長手方向に延びるスリツト溝
を有するバツキングを含むワイパ装置に関する。
ブレードレバーは複数の爪を持つてバツキング
と係合しており、それぞれの爪はバツキングの上
面と、両側面と、下面の一部とを取囲んでおり、
バツキングに対して長手方向に相対移動可能に、
又は長手方向の相対移動が制限されるように連結
される。本考案は簡単な構成によりブレードレバ
ーの爪とバツキングとの相対移動を制限すること
を目的とする。
本考案によればブレードレバーの爪の少くとも
一つは正常組立時においてバツキングの両側面と
隣接する部分がバツキングの長手方向軸線に対し
て傾斜しており、該一つの爪とバツキングとの間
には該爪とバツキングとの長手方向相対移動を少
くとも一方向に抑止する突起又は凹凸嵌合部が設
けられる。
バツキングの両側面と隣接する爪部分を長手方
向軸線に対して傾斜せしめたから、爪をバツキン
グに挿入するとき該ブレードレバーとバツキング
との相対角度を正常組立時とは異るものとするこ
とができ、爪又はバツキングに相対移動防止用突
起を設けても組立時に支障を生じない。
本考案の実施例を示す添付図面を参照して以下
に説明する。第1図ないし第5図は本考案の一実
施例を示しており、ワイパ装置は複数のレバー
2,3,4,5,6から成るワイパレバー1と、
バツキング7と、ブレードゴム8とから成るもの
として示され、車輌、例えば自動車の風防ガラス
を拭掃する。バツキング7は合成樹脂製の長い成
形品として構成され、ほゞ矩形の断面形をなし、
下面中央に長いスリツト溝7aを有しブレードゴ
ム8の頚部8aが挿入される。なお図示実施例に
おいてブレードゴム8の両端にはバツキングの両
端部と係合して離脱を防止する突起8aが一体的
に形成され、バツキング7とブレードゴム8との
長手方向相対移動を抑止するようになされてい
る。レバー3,4,5,6はそれぞれ爪3a,4
a,5a,5b,6a,6bを有し、各爪はバツ
キング7の上面と隣接する部分とバツキング7の
両側面とバツキング7の下面の一部とそれぞれ係
合する部分とを具えバツキング7を取囲んでい
る。この場合、爪5a,5b,6b,6a,4a
はいずれもバツキング7の長手方向に沿つて移動
可能となされているが、爪3aは相対移動を行わ
ないように連結されている。爪3aはバツキング
7の上面と隣接する部分3bと、バツキング7の
両側面と隣接する部分3c,3cと、バツキング
7の下面と隣接する部分3d,3dとを有してバ
ツキング7を取囲んでいる。さらに爪3aには中
央部すなわち部分3bから下方に延びる突起3e
が設けられ、第2図に示す組立状態において突起
3eはバツキング7の上面に設けた孔7b内に入
りこみ、バツキング7とレバー3との相対的長手
方向移動を抑止している。バツキング7とレバー
3の爪3aとの嵌合を可能とするため爪3aの両
側部分3c,3cは第2図AA線に示す如くバツ
キングの長手方向軸線に対して傾斜しており、
AA線をバツキングの長手方向軸線に直角とした
第5図に示す状態とすることにより、突起3eに
妨げられずに爪3aを通してバツキング7を挿入
することができる。所望位置まで挿入後にレバー
3をバツキングに相対的に(図示実施例で時計方
向に)回動せしめて突起3eと孔7bとを嵌合せ
しめる。傾斜角度を適当に定めることにより、正
常使用時における脱落を完全に防止し、且つクリ
ツプ等を必要とせずに相対移動を防止することが
できる。
第6図ないし第8図は変形例を示し、突起7
c,7d,7fがそれぞれバツキングに設けてあ
る。第6図、第7図の突起7e,7dはそれぞれ
一方向(図示例では左方)への爪の移動を抑止す
るもので、望ましくは同様な突起をバツキングの
他方端にも設ける。第8図は2つの突起7f,7
fにより両方向の相対移動を抑止する例を示す。
本考案によれば簡単な構成でバツキングとレバ
ーとの相対移動が抑止され、生産性が改善され安
価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるワイパ装置の全体斜視
図。第2図は第1図の部分拡大側面図。第3図は
第2図の線−に沿う断面図。第4図は第2図
の分解斜視図。第5図は組立状態を示す説明図。
第6図、第7図、第8図はそれぞれ変形例を示す
部分斜視図。 2,3,4,5,6:ブレードレバー、3a:
爪、7:バツキング、7a:スリツト溝、8:ブ
レードゴム、3c,3c:両側面と隣接する部
分、3e:突起、7b:孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほゞ矩形の断面形状を有し下面中央部に長手方
    向に延びるスリツト溝を有してブレードゴムと係
    合して該ブレードゴムを支持するバツキングと、
    該バツキングの下面の一部と両側面と上面とを取
    囲む爪を具えた複数のブレードレバーとを含み、
    前記ブレードレバーの爪の少くとも一つは正常組
    立時においてバツキングの両側面と隣接する部分
    がバツキングの長手方向軸線に対して傾斜してお
    り、該一つの爪とバツキングとの間には正常組立
    時において該爪とバツキングとの相対移動を少く
    とも一方向に抑止する突起又は凹凸嵌合部が設け
    られていることを特徴とする車輌用ワイパ装置。
JP17759982U 1982-11-24 1982-11-24 車輛用ワイパ装置 Granted JPS5980153U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17759982U JPS5980153U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 車輛用ワイパ装置

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JP17759982U JPS5980153U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 車輛用ワイパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5980153U JPS5980153U (ja) 1984-05-30
JPS6333722Y2 true JPS6333722Y2 (ja) 1988-09-07

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ID=30385800

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JP17759982U Granted JPS5980153U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 車輛用ワイパ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2527001Y2 (ja) * 1988-11-08 1997-02-26 市光工業株式会社 ワイパーブレード

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Publication number Publication date
JPS5980153U (ja) 1984-05-30

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