JP2527001Y2 - ワイパーブレード - Google Patents

ワイパーブレード

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JP2527001Y2
JP2527001Y2 JP1988144904U JP14490488U JP2527001Y2 JP 2527001 Y2 JP2527001 Y2 JP 2527001Y2 JP 1988144904 U JP1988144904 U JP 1988144904U JP 14490488 U JP14490488 U JP 14490488U JP 2527001 Y2 JP2527001 Y2 JP 2527001Y2
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Japan
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stopper
vertebra
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holder
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隆 葛野
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば冬季,寒冷地用のワイパーブレード
に関するものであり、特に払拭能力が低下するような虞
が無いワイパーブレードに関するものである。
〔従来の技術〕
以下、上述の従来のワイパーブレードを第4図乃至第
7図を参照して説明する。
図において、1はプライマリーレバーで、このプライ
マリーレバー1はその中間部に脱着機構10をリベット11
などで固定する。
2はセカンダリーレバーで、このセカンダリーレバー
2の中間部を前記プライマリーレバー1の両端にリベッ
ト20により回動自在に枢支する。
3はヨークで、このヨーク3は正面からへの字形に見
え、かつ断面形をなし、材質は薄鋼板等からなる。こ
のヨーク3の両端部の両側壁を垂下し、かつその先端を
内側にそれぞれ直角に折曲してホルダ部30を形成する。
このヨーク3の中間部を前記セカンダリーレバー2の両
端にリベット31によりそれぞれ回動自在に枢支する。
4は長尺物のバーティブラで、このバーティブラ4を
前記ヨーク3の両端のホルダ部30に、相互にバーティブ
ラ4の長手方向に摺動可能に支持する。このバーティブ
ラ4は、冬季,寒冷地用のワイパーブレードの場合樹脂
製のものが多く使用されている。このバーティブラ4の
端部に係合孔(図示せず)を設ける。
5はブレードラバーで、このブレードラバー5は前記
バーティブラ4に着脱可能に取付ける。
6はゴム製のキャップ状のストッパで、このストッパ
6の内面に係合突起60を一体に突設する。このストッパ
60の係合突起60をバーティブラ4の係合孔に係合して、
ストッパ6を前記バーティブラ4の両端に確固に嵌合す
ると共に、そのストッパ6の内面にシール剤(図示せ
ず)を充填する。前記ストッパ6のうち前記ヨーク3の
ホルダ部30に対向する端面61が前記バーティブラ4の長
手方向に対してほぼ垂直である。
7はゴム製のカバーで、このカバー7を前記プライマ
リーレバー1,セカンダリーレバー2,ヨーク3、バーティ
ブラ4,ストッパ6を覆い、そのカバー7の両端とストッ
パ6とを接着剤(図示せず)により接着する。なお、こ
のカバー7の中央部はプライマリーレバー1の中央部と
脱着機構10の取付板との間に挟み込まれている。かかる
カバー7は冬季,寒冷地用のワイパーブレードに広く使
用されている。
8はワイパーアームで、このワイパーアーム8はその
基端をワイパー駆動装置(図示せず)の駆動軸80に固定
したもので、往復回転する。このワイパーアーム8の先
端に前述のワイパーブレードのプライマリーレバー1を
その脱着機構10により着脱可能に取付けることにより、
このプライマリーレバーを始めとするワイパーブレード
がウインドガラス(自動車のフロントガラスなど)Wに
沿って往復移動可能に装備される。
次に、上述のワイパーブレードの作動について説明す
る。
まず、運転室のワイパー作動スイッチ(図示せず)を
操作し、ワイパー駆動装置(図示せず)を作動させてワ
イパーアームを往復回転させる。すると、ワイパーブレ
ードがウインドガラスW上を往復移動し、ブレードラバ
ー5がウインドガラスW上を払拭する。
このとき、ウインドガラス(特に自動車のフロントガ
ラス)Wは複雑な曲面をなしているので、ワイパーブレ
ードの往復移動に伴ってウインドガラスWの曲率が刻々
と変化する。この刻々と変化するウインドガラスWの曲
率に追従して、ブレードラバー5が常時所定の押圧力
(矢印A方向の押圧力)でウインドガラスWに押圧して
ウインドガラスW面上を払拭することが重要である。
そして、このワイパーブレードにおいては、ヨーク3
の両端のホルダ部30にバーティブラ4を相互にバーティ
ブラ4の長手方向に摺動可能に支持したものである。こ
の結果、ウインドガラスWの曲率変化に追従してヨーク
3とバーティブラ4とが図中矢印B方向に相互に摺動
し、そのヨーク3およびバーティブラ4を介してブレー
ドラバー5が常時所定の押圧力AでウインドガラスWに
押圧してウインドガラスW面上を払拭することができる
ものである。
ここで、ウインドガラスWの変化する曲率に追従する
ために、ヨーク3とバーティブラ4とが相互に矢印B方
向に摺動する際に、特にヨーク3がバーティブラ4の端
部側へ摺動する際に、ヨーク3のホルダ部30の端部がス
トッパ6の端面61に当接し、ヨーク3のホルダ部30がバ
ーティブラ4の端部から外れてヨーク3とバーティブラ
4との保持状態が解除されるのを防ぐように構成されて
いる。
なお、この種のワイパーブレードとしては、例えば実
公昭47−250号公報に記載のものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述の従来のワイパーブレードは、ウイン
ドガラスWの変化する曲率に追従するために、ヨーク3
とバーティブラ4とを相互に矢印B方向(バーティブラ
4の長手方向)に摺動可能に装着したものであり、また
ヨーク3の肉厚が薄いから、下記の場合などにおいて
は、ヨーク3のホルダ部30の端部がストッパ6とバーテ
ィブラ4との間に嵌入してしまうことがある(第7図を
参照)。
例えば、ワイパーブレードの交換などでワイパーブレ
ードをワイパーアーム8から取外して取扱っている時に
不意にワイパーブレードを落とし、ワイパーブレードの
端部を地面などに打った場合。また、冬季,寒冷地にお
いて、第6図に示すように、ワイパーアーム8をロック
バックしてワイパーブレードのブレードラバー5をウイ
ンドガラスWから離し、圧雪や凍りつきなどからワイパ
ーブレードを保護するもので、そのワイパーアーム8の
ロックバックを解除する際に、第6図中の二点鎖線に示
すように、ワイパーブレードの端部がウインドガラスW
に当った場合。
そして、ヨーク3のホルダ部30の端部がストッパ6と
バーティブラ4との間に嵌入してしまうと、ヨーク3と
バーティブラ4との相互の摺動が滑らかに行われず、も
しくは摺動不能となり、払拭機能が低下する虞が有る。
その上、前記ヨーク3のホルダ部30の端部がストッパ
6とバーティブラ4との間に一旦嵌入してしまうと、そ
のヨーク3の端部をストッパ6とバーティブラ4との間
から抜き出してワイパーブレードを元の状態に直すこと
が難しい。
また、上述の冬季,寒冷地用のワイパーブレードの場
合、前記ヨーク3及びバーティブラ4及びストッパ6等
はカバー7で覆われているので、上述のヨーク3のホル
ダ部30の端部がストッパ6とバーティブラ4との間に嵌
入した状態を見つけるのが困難である。
さらに、上述のヨーク3のホルダ部30の端部がストッ
パ6とバーティブラ4との間に嵌入する際にカバー7が
破損する場合も有り得る。
本考案の目的は、ヨークのホルダ部の端部がストッパ
とバーティブラとの間に嵌入するのを防ぐことができる
ワイパーブレードを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述の目的を達成するために、ヨークのホ
ルダ部のうちストッパ6に対向する部分の一部をバーテ
ィブラの長手方向に対してほぼ垂直にかつ前記ストッパ
の端面にほぼ面一の状態で当接する高さ分折り曲げて、
前記ストッパの端面にほぼ面一に当接してホルダ部がス
トッパとバーティブラとの間に嵌入するのを防ぐための
嵌入防止部を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、上記の構成により、ワイパーブレードの端
部が地面やウインドガラスなどに当ったり打ったりする
と、ホルダ部の嵌入防止部がストッパの端面にほぼ面一
に当接して、そのホルダ部の端部がストッパとバーティ
ブラとの間に嵌入するのを防ぐことができる。従って、
払拭機能が低下するような虞はない。
〔実施例〕
以下、本考案に係るワイパーブレードの一実施例を第
1図乃至第3図を参照して説明する。
第1図は本考案に係るワイパーブレードの一実施例を
示した一部斜視図、第2図はヨークの端部の斜視図、第
3図は嵌入防止部の作用状態を示す説明図である。
この実施例における本考案のワイパーブレードは、冬
季用,寒冷地用であって、なお説明上カバーを省略して
図示する。図中、第4図乃至第7図と同符号は同一のも
のを示す。
図において、32はヨーク3のホルダ部30の端部に設け
た嵌入防止部である。この嵌入防止部32は、ヨーク3の
ホルダ部30のうちストッパ6の端面61に対向する部分、
この実施例においては天上壁の一部(予め、このホルダ
部30の天上壁の部分をその他の部分より若干長めに延設
しておく)を上方にバーティブラ4の長手方向に対して
ほぼ垂直に、かつ高さが前記ストッパ6の端面61の高さ
よりも高く、すなわちストッパ6の端面61にほぼ面一の
状態で当接する高さ分折り曲げてなるものである。この
嵌入防止部32は、ストッパ6の端面61にほぼ面一に当接
することによりホルダ部30の端部がストッパ6の内面と
バーティブラ4の外面との間に嵌入するのを防ぐもので
ある。
この実施例における本考案のワイパーブレードは、以
上の構成よりなるから、例えばワイパーブレードの交換
などでワイパーブレードをワイパーアームから取外して
取扱っている時に不意にワイパーブレードを落とし、ワ
イパーブレードの端部を地面などに打ったり、またワイ
パーアームのロックバックを解除する際に、ワイパーブ
レードの端部がウインドガラスに当ったりした場合、第
3図に示すように、ヨーク3がバーティブラ4の端の方
へ摺動してヨーク3の嵌入防止部32がキャップ状のゴム
ストッパ6の端面61にほぼ面一の状態で当接するので、
ヨーク3の肉厚が薄くても、ヨーク3のホルダ部30の端
部がストッパ6とバーティブラ4との間に嵌入するのを
防ぐことができる。従って、従来のワイパーブレードの
ような、ヨーク3のホルダ部30の端部がストッパ6とバ
ーティブラ4との間に嵌入してヨーク3とバーティブラ
4との相互の摺動が滑らかに行われず、もしくは摺動不
能となり、払拭機能が低下する虞はない。
特に、この実施例においては、ヨーク3の嵌入防止部
32の高さがストッパ6の端面61の高さよりも高いので、
第3図に示すように、ヨーク3の嵌入防止部32がストッ
パ6の端面61に面一の状態で確固に当接し、このヨーク
3のホルダ部30の端部がストッパ6とバーティブラ4と
の間に嵌入するのをさらに確実に防ぐことができる。
なお、上述の実施例においては冬季用,寒冷地用のワ
イパーブレードについて説明したが、本考案は通常のワ
イパーブレードにも適用することができる。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案のワイパーブレード
は、ヨークのホルダ部の端部がストッパとバーティブラ
との間に嵌入するのを防ぐことができ、払拭機能が低下
するような虞はない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るワイパーブレードの一
実施例を示し、第1図は要部の一部斜視図、第2図はヨ
ークの端部の斜視図、第3図は嵌入防止部の作用状態を
示す説明図である。 第4図乃至第7図は従来のワイパーブレードを示し、第
4図は一部を破断した一部正面図、第5図は一部斜視
図、第6図はワイパーブレードの端部がウインドガラス
に当った状態を示す説明図、第7図はヨークの端部がス
トッパとバーティブラとの間に嵌入した状態の縦断面図
である。 2…セカンダリーレバー、3…ヨーク、32…嵌入防止
部、4…バーティブラ、5…ブレードラバー、6…スト
ッパ、61…端面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プライマリーレバーと、 そのプライマリーレバーに枢支されたセカンダリーレバ
    ーと、 そのセカンダリーレバーに枢支され、端部にホルダ部を
    形成したヨークと、 長尺物で、前記ヨークのホルダ部に相互に長手方向に摺
    動可能に支持されたバーティブラと、 そのバーティブラに支持されたブレードラバーと、 前記バーティブラの端部に外嵌され、かつ前記ホルダ部
    に対向する端面が前記バーティブラの長手方向に対して
    ほぼ垂直であるゴム製等の軟質のキャップ状のストッパ
    とを備え、 前記ストッパの端面に前記ホルダ部の端部が当接するこ
    とにより、そのホルダ部が前記バーティブラの端部から
    外れるのを防ぐワイパーブレードにおいて、 前記ホルダ部のうち前記ストッパに対向する部分の一部
    を前記バーティブラの長手方向に対してほぼ垂直にかつ
    前記ストッパの端面にほぼ面一の状態で当接する高さ分
    折り曲げて、前記ストッパの端面にほぼ面一に当接して
    前記ホルダ部が前記ストッパと前記バーティブラとの間
    に嵌入するのを防ぐ嵌入防止部を設けたことを特徴とす
    るワイパーブレード。
JP1988144904U 1988-11-08 1988-11-08 ワイパーブレード Expired - Lifetime JP2527001Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS47250U (ja) * 1971-10-07 1972-05-22
JPS5980153U (ja) * 1982-11-24 1984-05-30 日本ワイパブレ−ド株式会社 車輛用ワイパ装置

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