JPS6333312A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS6333312A
JPS6333312A JP17815586A JP17815586A JPS6333312A JP S6333312 A JPS6333312 A JP S6333312A JP 17815586 A JP17815586 A JP 17815586A JP 17815586 A JP17815586 A JP 17815586A JP S6333312 A JPS6333312 A JP S6333312A
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堀 宣喜
Masahiro Nakamura
中村 正寛
Hidekazu Toyoda
豊田 英一
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    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な窒化ホウ素粉末を配合してなる実質的に
ホウ酸やホウ砂などの水可溶性ホウ素化合物を含有しな
い化粧料に関する。
[従来の技術] 従来、化粧料用粉末としてはタルク、カオリン、マイカ
、二酸化チタン、亜鉛華、樹脂粉末等が使用されている
。これらは化粧料ののび、つき、カバー力、成型性等を
勘案し配合量を決定している。
しかしながら、従来の粉末を用いた化粧料では使用性、
仕上がり、化粧もち、安定性、成型性等の点ですべてが
必ずしも満足できるものではなかった。すなわち、従来
使用されていた化粧品用粉末の概念では、艶をだすため
には鱗片状のマイカやパール剤が使用されているが、こ
れらを配合すると成型性が悪くなるという欠点があった
。また、滑沢性を良くするために、ある程度粒径の大き
い粉末が使用されるが、これを配合するとザラつきを感
じるようになり、また球状樹脂粉末のナイロンパウダー
やポリエチレンパウダーなども用いられているが、これ
を使用すると成型性が悪くなるという欠点があった。ざ
らにカバー力、密着感を出すために二酸化チタンや亜鉛
華を配合するが、のびが悪くなるという欠点があった。
またマイカ、タルク、カオリンは触媒活性があるため、
香料、オイルの劣化をひきおこし、変臭の原因になるこ
とがわかっている。
そこで本発明者らは化粧料の使用性、仕上がり、成型性
等について鋭意研究を重ねた結果、窒化ホウ素粉末を配
合した化粧料はのびが良く、密着性が良好で、なめらか
で、カバー力があり、艶がありかつ成型性が良く、ざら
に香料、オイルに対する劣化作用の少ない擾れた性質を
持つ化粧料が得られることを見出し、先に特許出願をし
た(特願昭59−219790号)。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、市販の窒化ホウ素粉末を配合した化粧料
は結果としてホウ酸やホウ素などの水可溶性ホウ素化合
物を含有してしまうことが判明した。ホウ酸やホウ素は
安全性を考慮して化粧料への配合が禁止されているもの
である。
本発明者らは、こうした事情に鑑み、化粧料に配合して
も水可溶性ホウ素化合物を生成せずしかも従来の窒化ホ
ウ素粉末を配合した時の効果が損なわれていない化粧料
を得るべく鋭意研究を重ねた結果、窒化ホウ素粉末を特
定条件下に処理することにより上記目的が達成できるこ
とを見出し、この知見にもとずいて本発明を完成するに
至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、石英又はテフロン容器に窒化ホウ素
粉末2.5gを取りエタノール10Wtを加えて撹拌し
、次いで精製水40mlを加え1時間煮沸又は煮沸還流
を行った後、分散液を濾過し、濾液中のホウ素量を測定
する時、ホウ素量が窒化ホウ素1gに対して50μg以
下である窒化ホウ素粉末を配合することを特徴とする化
粧料である。
以下、本発明の構成について詳述する。
窒化ホウ素を合成するには、(1)ホウ素を窒素気流中
1500℃程度で焼成する、(2)アンモニアと酸化ホ
ウ素、塩化アンモニウムとホウ砂、又はホウ酸と尿素と
を800〜1600℃程度で焼成する等の方法で作られ
る無色の粉末である。結晶構造には立方晶形、ウルツ鉱
形、菱面体形、六方晶形のものがあり、立方晶形、ウル
ツ鉱形は主として研磨材に利用され、六方晶形のものは
潤滑剤として利用されている。菱面体形のものは特殊な
製造法でのみ合成される。(科学技術庁無機材質研究所
編:窒化ホウ素に関する研究[無機材料研究所研究報告
書第27号]、198)、) 結晶子の太きざはC軸方向の平均厚き(Lc)で表すの
が(002)のピークが強・く精度も良い。Lcが50
Å以下では乱層構造であり、50人〜400人では準黒
鉛構造をとり、400Å以上では完全に六方晶形である
。六方晶形の窒化ホウ素は、合成が容易で、粉砕等によ
る整粒処理も仕易く、化粧料に配合した時の使用感にも
優れるため好ましい。
本発明に用いる窒化ホウ素粉末は、上記のごとき結晶構
造の窒化ホウ素粉末を低級アルコールやアセトンのごと
き水可溶性有機溶媒またはその水溶液、又は界面活性剤
水溶液中で撹拌洗浄し、低温下(60℃以下が好ましい
。)、低酸素雰囲気下(窒素気流中又は真空中が好まし
い。)に乾燥して得る。このようにして得た窒化ホウ素
粉末はそのまま化粧料に配合しても良いし、また高級脂
肪酸石鹸処理、カチオン処理、シリコーン処理等の有機
変性処理粉末として配合しても良い。
本発明に用いる窒化ホウ素粉末の平均粒径は特に限定さ
れないが球状換算平均粒径(島津遠心沈降式粒度分布測
定装置5A−CF2で測定)で0.1〜30μが好まし
い。0.1μより細かいと滑沢性が損なわれ、30μ以
上ではザラツキを感じる。窒化ホウ素粉末は本発明の化
粧料中、0.1〜99重量2程度配合される。0.1重
量%未満では上記した効果が十分に得られず好ましくな
い。
本発明に係る化粧料の剤型には特に限定はなく、乳化系
、可溶化系、水分散系などの水性系でもホウ酸を生成す
ることがなく安定である。
本発明の化粧料には上記した必須成分の他に通常化粧料
に用いられる他の成分を必要に応じて適宜配合すること
ができる。
例えば、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲母
、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バ
ーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、
珪藻土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ
酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ
酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ゼ
オライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッ
コウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキ
シアパタイト、セラミックパウダー、金属石けん(ミリ
スチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸
アルミニウム)等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナ
イロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メ
チル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の
共重合樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、四弗化エ
チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化
鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビス
マス、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化
チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマ
イカ、魚鱗箔等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号
、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色1
04号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、
赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号
、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及
び青色1号などのジルコニウム、バリウム又はアルミニ
ウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン
等の天然色素、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナツ
ツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、月見草油、ナタネ
油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザ
ンカ油、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、アマニ油、サフラワ
ー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カ
ヤ油、コメヌカ油、シナキリ油、日本キリ油、ホホバ油
、胚芽油、サトウキビロウ、カカオ脂、ヤシ油、硬化ヤ
シ油、タードル油、ミンク油、スクヮレン、スクワラン
、オレンジラッフィー油、牛脂、馬脂、羊脂、豚脂、牛
骨脂、牛脚脂、硬化牛脂、モクロウ、ミツロウ、カンデ
リラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ペイベリーロウ、
イポタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、カポッ
クロウ、ラノリン、ラノリンアルコール、水添ラノリン
、ジョジョバロウ、セラックロウ、POEラノリンアル
コールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート
、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリ
エチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコー
ルエーテル等の動植物由来の油分、モルティニラ属の微
生物が産生ずる油分に代表される微生物由来の油分、流
動パラフィン、オシケライト、プリスタン、モンタン、
ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の鉱物由来
の油分、カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミ
リスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、
オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、モノ
ステアリルグリセリルエーテル(バチルアルコール)、
2−デシルテトラデカノール、2−へキシルデカノール
、2−へキシルドデカノール、2−オクチルドデカノー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール
、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)酸、12−ヒド
ロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、ラノリン脂肪酸
、イソステアリン酸、リノール酸、オレイン酸、リルイ
ン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸等の高級脂
肪酸、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、
ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリ
スチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオク
タン酸へキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、
酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリ
ン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリン酸コレス
テリル、ジー2−エチルヘキサン酸エチレングリコール
エステル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モ
ノイソステアリン酸−N−アルキルグリコールエステル
、シカプリン酸ネオペンチルグリコールエステル、リン
ゴ酸ジイソステアリル、ジー2−へブチルウンデカン酸
グリセリル、トリー2−エチルヘキサン酸トリメチロー
ルプロパンエステル、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパンエステル、テトラ−2−エチルヘキサン酸
ペンタンエリスリトールエステル、トリー2−エチルヘ
キサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパンエステル、2−エチルヘキサン酸セチル、
パルミチン酸−2−エチルヘキシル、トリミリスチン酸
グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパル
ミチン酸グリセリル、トリー2−ヘプチルウンデカン酸
グリセリル、ヒマシ油脂肪酸メチル、酢酸ラノリンアル
コールエステル°、ラノリン脂肪酸イソプロピル、オレ
イン酸オレイル、酢酸グリセリル、パルミチン酸−2−
へブチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラ
ウロイル−し−グルタミン酸−2−オクチルドデシル、
アジピン酸ジー2−へブチルウンデシル、ラウリン酸エ
チル、セパチン酸ジー2−エチルヘキシル、ミリスチン
酸−2−へキシルデシル、パルミチン酸−2−ヘキシル
デシル、アジピン酸−2−へキシルデシル、セパチン酸
ジイソプロピル、コハク酸−2−エチルヘキシルなどの
エステル油などの油分、パラアミノ安息香酸(以下PA
BAと略す) 、PABAブチルエステル、PABAグ
リセリルエステル、N、N−ジプロポキシPABAエチ
ルエステル、N、N−ジェトキシPABAエチルエステ
ル、N、N−ジメチルPABAエチルエステル、N、N
−ジメチルPABAアミルエステル、N、N−ジメチル
PABAオクチルエステル等のPABA系紫外系膜外線
吸収剤メンチル−N−アセチルアントラニレート等のア
ントラニル酸系紫外線吸収剤、アントラニレート、メン
チルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチ
ルドデシレート、フェニルサリシレート、ペンジルサリ
シレート、ジプロピレングリコールサリシレート、エチ
レングリコールサリシレート、p−イソブロバノールフ
ェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オ
クチルシンナメート、エチル−4−イソブ0ビルシンナ
メート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート
、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチ
ル−2゜4−ジイソプロピルシンナメート、ブ0ビルー
p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキ
シシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメー
ト、オクチル−p−メトキシシンナメート(2−エチル
へキシル−p−メトキシシンナメート)、2−エトキシ
エチル−p−メトキシシンナメート、シクロへキシル−
p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−
フェニルシンナメート、2−エチルへキシル−α−シア
ノ−β−フェニルシンナメート、モノ−2−エチルヘキ
サノイル−ジーP−メトキシシンナモイルグリセリン等
の桂皮酸系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、2,2°−ジヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2.2“−ジヒドロキシ−4,4”−ジメ
トキシベンゾフェノン、2,2”、4,4“−テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4
゛−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニル
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−り0ルーベンゾ
フエノン、2.2°−ジヒドロキシ4,4“−メトキシ
−ベンゾフェノン−3,3“−ジスルホン酸塩等のベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤、3− (4’−メチルベン
ジリデン)−d、L−カンファー、3−ベンジリデン−
d、1−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチ
ルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾー
ル、2−フェニル−ベンゾイミダゾール−5−スルホン
酸、2−(2°−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−t−
オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ジベンザラジ
ン、ジアニソイルメタン、4−メトキシ−49−t−ブ
チルジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2
−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、グア
ニン等の紫外線吸収剤、ポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリ
ン、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、ソル
ビトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアル
ロン酸、カロニン硫酸、ヘパラン硫酸プロテオグリカン
、(アテロ)コラーゲン、可溶性コラーゲン、コレステ
リル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム
、胆汁酸塩、ピロリドンカルボン酸塩、ポリグリセリン
(EO)PO付加物、グルコースEO付加物などの保湿
剤、アラビアガム、カラギーナン、カラヤガム、トラガ
カントガム、キャロブガム、クインスシード(マルメロ
)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナ
トリウム、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ロー
カストビーンガム、グアーガム、タマリンドガム、ジア
ルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタ
ンガム、ヒアルロン酸(ナトリウム)等の有機系増粘剤
、モンモリロナイト、サボナイト、ヘクトライト等の無
機系増粘剤などの増粘剤、アセトン、トルエン、酢酸ブ
チル、酢酸エチルなどの有機溶剤、クエン酸アセチルト
リエチル、クエン酸アセチルトリブチルなどの可塑剤、
ブチルヒドロキシトルエン(BHT) 、ブチルヒドロ
キシアニソール(BHA)、トコフェロール、カテキン
、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、緑茶
タンニン、没食子酸プロピル、フィチン酸、トコフェロ
ールアスコルビン酸リン酸エステルなどの酸化防止剤、
安息香酸(塩)、サリチル酸(塩)、ソルビン酸(塩)
、デヒドロ酢酸(塩)、バラオキシ安息香酸アルキルエ
ステル(エチルパラベン、ブチルパラベンなど)ヘキサ
クロロフェンなどの抗菌防腐剤、グリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニン
、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シス
チン、システィン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシ
プロリン、ドーパ等の中性アミノ酸、アスパラギン酸、
グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン等
の酸性アミノ酸及びこれらの塩酸塩、アルカリ金属塩、
有機アミン塩および塩基性アミノ酸塩、アルギニン、ヒ
スチジン、リジン等の塩基性アミノ酸、アシルサルコシ
ン塩(例えばラウロイルサルコシンナトリウム)、アシ
ルアミノ酸塩(例えばラウロイルグルタミン酸ナトリウ
ム、アシル−β−アラニンナトリウム)、グルタチオン
、クエン酸、リンゴ酸、乳酸などの有機酸、ビタミンA
およびそのエステル、ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB
sl’リバルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート
等のビタミンB類、ビタミンD1ビタミンH1パントテ
ン酸、パンテチン等のビタミン類、ニコチン酸アミド、
ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラントイン
、ヒノキチオール、バントテニルエチルエーテル、エチ
ニルエストラジオール、ブラセンタエキスなどの各種薬
剤、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、アニオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、香料、水、アルコール
等を配合することができる。
[発明の効果] 本発明に係る化粧料は各種剤型、とりわけ水系の化粧料
においてもホウ酸やホウ砂などの水可溶性ホウ素化合物
を生成することがなく安定である。
本発明に係る化粧料は安全性が高く、今まで背反事象と
きれていた、カバー力がありながらのびが良くかつ密着
感があるという現象を実現することができ、のびが良く
、艶が有り、密着性が良好でなめらかに仕上がり、カバ
ー力があり香料、オイルに対する劣化作用が小きくかつ
粉末製品の場合には成型性が良い化粧料を具現化するこ
とができた。
[実施例] 次に実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。
本発明はこれにより限定されるものではない。配合量は
重量%である。
(製造例1) ジェットミル、気流分級機を用いて25μmに粉砕、分
級したLcが820人で純度99%、比表面積が4.5
m2/gの窒化ホウ素1kgを、市販のHLB値が14
の界面活性剤を0.5重量%含有する精製水101に分
散させ、1時間撹拌しながら煮沸した後、真空濾過した
。この操作を5回繰返した後、更に精製水10Lに分散
させ、1時間撹拌しながら煮沸した後、真空濾過した。
濾過後ケーキをステンレス製バットに広げて真空乾燥機
で10−”Torr、 60℃の条件下に24時間乾燥
した。得られた窒化ホウ素粉末の溶出ホウ素量は窒化ホ
ウ素1g当たり4μgであった。
(製造例2) ジェットミル、気流分級機を用いて10μmに粉砕、分
級したLcが780人で純度99%、比表面積が8.5
m2/gの窒化ホウ素1kgを、エチルアルコール2L
に分散させ、これに8Lの精製水を添加して1時間撹拌
しながら煮沸還流した後、真空濾過した。
この操作を5回繰返した。濾過後ケーキをステンレス製
バットに広げて真空乾燥機で1O−2Torr、 50
℃の条件下に24時間乾燥した。得られた窒化ホウ素粉
末の溶出ホウ素量は窒化ホウ素1g当たり5μgであっ
た。
(製造例3) ジェットミル、気流分級機を用いて5μmに粉砕、分級
したLcが720人で純度99%、比表面積が14.5
m 2/gの窒化ホウ素1kgを、市販の界面活性剤(
エマレックス2425  日本エマルジョン社製)を0
.5重量%含有する精製水10Q、に分散させ、1時間
撹拌しながら煮沸した後、真空濾過した。この操作を5
回繰返した後、更に精製水10Lに分散させ、1時間撹
拌しながら煮沸した後、真空濾過した。
濾過後ケーキをステンレス製バットに広げて真空乾燥機
で1O−2Torr、 60℃の条件下に24時間乾燥
した。得られた窒化ホウ素粉末の溶出ホウ素量は窒化ホ
ウ素1g当たり3μgであった。
(製造例4) ジェットミル、気流分級機を用いて3Ltraに粉砕、
分級したLcが650人で純度99%、比表面積が18
.0!!2/gの窒化ホウ素1kgを、市販の界面活性
剤(セオドール2016  日光ケミカルズ社製)を0
.5重量%含有する精製水10g、に分散させ、1時間
撹拌しながら煮沸した後、真空濾過した。この操作を5
回繰返した後、更に精製水10Lに分散させ、1時間撹
拌しながら煮沸した後、真空濾過した。
濾過後ケーキをステンレス製バットに広げて真空乾燥機
で1O−2Torr、 60℃の条件下に24時間乾燥
した。得られた窒化ホウ素粉末の溶出ホウ素量は窒化ホ
ウ素1g当たり7μgであった。
以下に本発明に係る化粧料の実施例をあげて更に詳細に
説明するが実施例に先たち評価方法を説明する。
(評価方法) 専門パネル10名により1〜5の5段階の官能評価を下
記のそれぞれの項目ごとに行った。
の   バー  轡 嗅    は;れ tal・−・
・・・・・・・・・悪い 2・・−・・・・・−・・・やや悪い 計・・・・・・・・・・・普通 4・・・・・・・・・・・・やや良い 5・・・・・・・・・・・・良い ′      か   、u′・に1を−1・・・・・
・・・・・・・化粧くずれがひどい2・・・・・・・・
・・・・化粧くずれしている3・・・・・・・・・・・
・やや化粧くずれしている4・・・・・・・・・・・・
はとんど化粧くずれしていない5・・・・・・・・・・
・・全く化粧くずれしていない遷)E山」Y童− 1・・・・・・・・・・・・非常にぼかしにくい2・・
・・・・・・・・・・ぼかしにくい計・・・・・・・・
・・・普通 4・・・・・−・・・・・・ぼかし易い5・・・・・・
・・・・・・非常にぼかし易いの れい    が の
   パし た1・・・・・・・・・・・・非常にきた
ない2・・・・−・・・・・・・きたない 3・・・・・・・・・・・・普通 4・・−・・・・・・・・・きれい 5・・・・・・・・・・・・非常にきれい結果は10名
の5段階評価の平均値で下記のように表した。
0・・・・・・・・・・・・・・・4.5〜5.00・
・・・・・・・・・・・・・・3.5〜4.4△・・・
・・・・・・・・−・・・2.5〜3.4×・・・・・
・・・・・・・・・・1.5〜2.4××・・・・・・
・・・・・・1.0〜1.4実施例1  油性スチック
ファンデーション(1)二酸化チタン        
  13.0(2)カオリン            
12.0(3)窒化ホウ素(5μ)         
13.7(4)赤色酸化鉄           1.
0(5)黄色酸化鉄           0.7(6
)黒色酸化鉄           0.1(7)スク
ワラン           37.0(8)セチル2
−エチルヘキサノエート16.0(9)ソルビタンセス
キオレート1.0(10)アリストワックス     
   4.0(11)カルナバロウ         
 1.3(12)香料              0
.2(製法) (7)(8)と(9)を80℃で混合し、これに(1)
 (2) (3)(4) (5)と(6)を添加し、デ
イスパーで混合した後、TKミル処理する。(10)と
(11)を加熱溶解し、添加混合後、脱気する。(12
)をゆるやかに混合した後、80℃で容器に充填し、冷
却することによりスチックファンデーションを得た。
比較例1 実施例1の処方中、窒化ホウ素をタルクに置換したもの
を実施例1と同様の方法により試作した。
実施例1と比較例1の官能評価結果を表1に足表1から
明らかなように本発明に係るスチックファンデーション
は官能評価項目のいずれにおいても優れていることがわ
かる。
実施例2  アイシャドー (1)タルク              6.0(2
)白雲母             5.0(3)窒化
ホウ素(3μ)         70.0(4)群青
              8.0(5)黄色酸化鉄
           3.0(6)黒色酸化鉄   
        1.0(7)スクワラン      
     4.0(8)セチル2−エチルヘキサノエー
ト  1.9(9)ソルビタンセスキオレート    
0.8(10)防腐剤             0.
1(11)香料              0.2(
製法) (1) (2) (3) (4) (5)と(6)をヘ
ンシェルミキサーで混合し、これに(7) (8) (
9) (10)と(11)を加熱溶解混合したものを吹
き付け、混合した後粉砕し、中皿に成型しアイシャドー
を得た。
比較例2 実施例2の処方中、窒化ホウ素を白雲母に置換したもの
を実施例2と同様の方法により試作した。
実施例2と比較例2の官能評価結果を表2に示す。
表2から明らかなように本発明に係るアイシャドーは比
較例に比べ優れていることがわかる。ざらに2×3cm
の中皿に100kg/am2の圧力で成型した場合の硬
度[オルゼン式カタサ試験機(JIS K6301) 
(1ボンド荷重)により測定]は実施例2が21、比較
例2が56で本発明の実施例2の方が成型性が良いこと
がわかる。
(以下余白) 実施例3  ブラッシャー (1)タルク             12.6(2
)絹雲毎            14.1(3)窒化
ホウ素(25μ)        60.9(4)群青
              0.1(5)黄色酸化鉄
           0.1(6)赤色酸化鉄   
        0.4(7)赤色226号     
       0.4(8)チタンマイカ      
    3.0(9)“スクワラン         
  3.0(10)2−エチルへキシルパルミテート5
.0(11)防腐剤             0.3
(12)香料              0.1(製
法) (1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合し、これに
(9)〜(11)を加熱溶解混合したものを吹き付け、
混合した後粉砕し、ざらに(12)を加え混合した後、
中皿に成型しブラッシャーを得た。
比較例3 実施例3の処方中、窒化ホウ素を絹雲毎に置換したもの
を実施例3と同様の方法により試作した。
実施例3と比較例3の官能評価結果を表3に示す。
表3から明らかなように本発明に係るブラツシャーは官
能評価項目のいずれにおいても優れていることがわかる
。さらに4X6cmの中皿に120kg/cm2の圧力
で成型した場合の硬度は実施例3が22、比較例3が3
5で本発明の実施例3の方が成型性が良いことがわかる
実施例4  パウダーファンデーション(1)酸化チタ
ン           2.0(2)タルク    
         10.0(3)白雲母      
       3.0(4)窒化ホウ素(3μ)   
      55.0(5)窒化ホウ素(10μ)5.
0 (6)ナイロンパウダー        12.0(7
)赤色酸化鉄           0.5(8)黄色
酸化鉄           1.0(9)黒色酸化鉄
           0.1(10)シリコンオイル
         1.0<11)2−エチルへキシル
パルミテート  9.0(12)ソルビタンセスキオレ
ート    1.0(13)防腐剤         
    0.3(14)香料            
  0.1(製法) (1)〜(8)と(9)をヘンシェルミキサーで混合し
、これに(10) (11) (12) (13)と(
14)を加熱溶解混合したものを添加混合後粉砕し、こ
れを中皿に成型しパウダーファンデーションを得た。
比較例4 実施例4の処方中、55重量%の窒化ホウ素(3μ)と
5M量%の窒化ホウ素(10u )とを4重量%の酸化
チタン、50重量%の絹雲毎、6重量%のタルクに置換
したものを実施例4と同様の方法により試作した。
実施例4と比較例4の官能評価結果を表4に示す。
表4に示される如く本発明の実施例4のほうが高い評価
を受けていることがわかる。
ざらに直径5.3cmの中皿で160kg/cm2の圧
力で成型した場合の硬度は実施例4が29、比較例4が
46で本発明の実施例4の方が成型性が良いことがわか
る。
実施例5  乳化ファンデーション (1)ステアリン酸          0.4(2)
イソステアリン酸        0.3(3)セチル
2−エチルヘキサノエート4.0(4)流動パラフィン
         11.0(5)POE (10) 
ス−j 7リルエーテル   2.0(6)タルク  
           15.。
(7)顔料              4.0(8)
セチルアルコール        0.3(9)防腐剤
             0.07(10)窒化ホウ
素(3μ)         3.0(11)トリエタ
ノールアミン      0.42(12)プロピレン
グリコール      5.0(13)防腐剤    
         0.02(14)イオン交換水  
       54.19(15)香料       
       0.3(製法) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (
7) (8)と(9)を85℃に加熱溶解混合した後、
(1o)を添加し均一に分散する。
これに(11) (12) (13)と(14)を85
℃に加熱溶解混合した混合物を徐々に添加し乳化する。
乳化時温度を10分間保持して攪拌した後、攪拌冷却し
て45℃とする。これに(15)を加え35℃まで攪拌
冷却を続け、取り出し、容器に充填して乳化ファンデー
ションを得た。
比較例5 実施例5の処方中、窒化ホウ素をカオリンに置換したも
のを実施例5と同様の方法により試作した。
実施例5と比較例5の官能評価結果を表5に示す。
表5から明らかなように本発明に係る乳化ファンデーシ
ョンは比較例に比べ優れていることがわかる。
実施例6   化粧下地 (1)イオン交換水          68.164
(2)グリセリン            7.0(3
)プロピレングリコール       7.0(4)へ
キサメタリン酸ナトリウム    0.01(5) E
 D T A・3Na 2水塩        0.0
1(6)赤色酸化鉄            0.01
(7)黄色酸化鉄            0.001
(8)黒色酸化鉄            0.005
(9)二酸化チタン           1.0(1
0)窒化ホウ素(5μ)1.0 (11)カセイソーダ          0.2(1
2)スクワラン            3.0(13
)セチル2−エチルヘキサノエート3.0(14)ワセ
リン             1.0(15)セトス
テアリルアルコール    3.0(16)ステアリン
酸          2.0(17)グリセリルモノ
ステアレート2.0(18) POE (10) ステ
ア I) )Ltエーテル1.0(19)パラベン  
           O,5(20)香料     
         0.1(製法) (1)〜(11)までの原料を70℃で混合し、これに
(12)〜(20)までの原料を混合溶解したものを添
加し混合乳化した後脱気、冷却、濾過した後容器に充填
し化粧下地を得た。
比較例6 実施例6の処方中室化ホウ素をタルクに置換したものを
実施例6と同様な方法により試作した。
実施例6と比較例6の官能評価の結果を表6に示す。
表6から明らかなように本発明に係る化粧下地は官能評
価項目のいずれにおいても優れていることがわかる。
実施例7   ネイルエナメル (1)ニトロセルロース         12.0(
2)変性アルキッド樹脂       12.0(3)
クエン酸アセチルトリブチル    5.0(4)酢酸
n−ブチル           36.4(5)酢酸
エチル            6.0(6)n−ブチ
ルアルコール        2.0(7)トルエン 
            21.0(8)酸化鉄顔料 
           0.5(9)二酸化チタン  
         0.1(10)バール顔料    
       2.0(11)窒化ホウ素(5μ)2.
0 (12)有機変性モンモリロナイト     1.0(
製法) (1) (2) (3) (4)の一部、(5) (6
)と(7)を溶解しこれに(12)と(4)の残部を混
合しゲル状にしたものを添加混合し、ざらに(8) (
9) (10)と(11)を添加混合し、容器に充填し
ネイルエナメルを得た。
比較例7 実施例7の処方中窒化ホウ素をパール顔料に置換したも
のを実施例7と同様な方法により試作した。実施例7と
比較例7の官能評価の結果を表7に示す。
表7から明らかなように本発明に係るネイルエナメルは
官能評価項目のいずれにおいても優れていることがわか
る。特にハガレの強きは特筆すべきところである。ざら
にバール顔料に比べて窒化ホウ素は比重が小さく沈降し
にくいので増粘剤の量を少なくできるという利点がある
実施例8    アイライナー (1)黒色酸化鉄           7.0(2)
二酸化チタン          5.0(3)窒化ホ
ウ素(3μ)2.0 (4)酢酸ビニル樹脂エマルジョン  45.0(5)
グリセリン           6.0(6) PO
E (20)ソルビタン モノラウレート        1.8(7)カルボキ
シメチルセルロース (10%水溶液)         18.0(8)ビ
ーガム(5%水分散液)5.0(9)イオン交換水  
        9.9(10)防腐剤       
      0.1(11)香料          
    0.2(製法) (9)に(5)(6)を加え、これに(1)〜(3)を
添加し、コロイドミル処理する(顔料部)。他の成分を
混合し、70℃で顔料部を加えて均一に分散した後、冷
却、充填しアイライナーを得た。
比較例8 実施例8の処方中窒化ホウ素をカオリンに置換したもの
を実施例8と同様な方法により試作した。
実施例8と比較例8を官能評価したところ、描きやすく
もちが良いという結果が得られた。
実施例9  口紅 (1)炭化水素ワックス       20.0(2)
キャンデリラワックス      3.0(3)グリセ
リルイソステアレート40.0(4)流動パラフィン 
        26.8(5)二酸化チタン    
      4.0(6)窒化ホウ素(3μ)3.0 (7)有機顔料            3.0(8)
香料              0.2(製法) (1) (2) (3)と(4)を85℃に加熱溶解し
、これに(5)(6)と(7)を加え攪拌混合した後(
8)を攪拌混合し、容器に充填して口紅を得た。
比較例9 実施例9の処方中窒化ホウ素をパール顔料に置換したも
のを実施例9と同様な方法により試作した。実施例9と
比較例9を官能評価したところ、のび、密着感、つや、
もちが良く、さらに口紅をくり出す時のハガレ現象がな
(離型性が良く収縮も少なかった。
実施例10   ファンシーパウダー (1)窒化ホウ素(25μ)95 (2)窒化ホウ素(10μ)        4(3)
香料              。
(4)酸化鉄顔料         適量(製法) (1) (2)と(4)を混合した後(3)を加え混合
し容器に充填してファンシーパウダーを得た。
比較例10.11 実施例10の処方中95重量%の窒化ホウ素(25μ)
と4重量%の窒化ホウ素(10μ)とをタルク(比較例
10)、マイカ(比較例11)に置換したものを実施例
10と同様な方法により試作した。実施例10と比較例
10.11を37℃恒温槽に一ケ月保存したサンプルと
、各々のコントロール(同処方で製造したファンシーパ
ウダーの製造直後)とを比較した。
(評価方法) 官能評価により匂い安定性について判定した。
0・・Φコントロールと殆ど変わらないΔ・・・コント
ロールと比べて変臭している×・・・コントロールと比
べてかなり変臭している表8に官能評価結果を示す。
表8から明らかなように実施例10は高い評価を受けて
いることがわかる。
実施例11  カーマインローション (1)エタノール            14.0(
2)グリセリン            4.0(3)
赤色酸化鉄            0.15(4)酸
化亜鉛             0.5(5)窒化ホ
ウ素(5μ)5.0 (6)薬剤               適量(7)
香料               適量(8)精製水
             残余(製法) (1)(2)に(7)を入れて溶解した後、予め(6)
を溶解した(8)に(3) (4) (5)を加えて撹
拌し分散きせる。150メツシユの濾布で濾過し、容器
に充填してカーマインローションを得た。
得られたカーマインローションを2時間煮沸した後室温
まで冷却し300Orpmで30分間遠心分離し水相中
のホウ素量を測定したが検出されなかった。
実施例12   日焼止め化粧料 (1)ステアリン酸           2.0(2
)セチルアルコール         1.0(3)ワ
セリン              5.0(4)ジメ
チルシリコン油        2.0(5)流動パラ
フィン          10.0(6)グリセリル
モノステアレート1.0(7)POE(25モル)モノ
オレート      1.0(8)ポリエチレングリコ
ール1500    5.0(9)モンモリロナイト 
        0.5(10)微粒子二酸化チタン 
      5.0(11)窒化ホウ素(3μ)5.0 (12)紫外線吸収剤          3.0(1
3)香料              適量(14)防
腐剤             適量(15)精製水 
            残余(製法) (15)に(8)を加え加熱溶解後、(9)〜(11)
を加えホモミキサーで均一に分散し70℃に保つ(水相
)。
炭素数の成分を混合し加熱溶解して70℃に保つ(油相
)。水相に油相を加えホモミキサーで均一に乳化分散し
、35℃まで冷却して0/W乳化型日焼止め化粧料を得
た。
得られた乳液を90℃に24時間撹拌下に放置し、油相
と水相と粉末相とに分離きせたのち、水相だけを採取し
溶解しているホウ素量を測定したが検出されなかった。
実施例13   ペースト状パック化粧料(1)酢酸ビ
ニル樹脂エマルジョン   15.0(2)ポリビニル
アルコール      10.0(3)オリーブ油  
          3.0(4)グリセリン    
        5.0(5)亜鉛華        
      2.0(6)窒化ホウ素        
    5.0(7)二酸化チタン         
  5.0(8)タルク              
 3.0(9)エタノール            5
.0(10)香料              適量(
11)防腐剤             適量(12)
精製水             残余(製法) (9)の一部で(2)を湿潤し、(5)〜(8)を分散
させた(12)に加え70℃に加熱し、時々撹拌しなが
ら均一分散きせる。これに、均一分散させた残部を加え
かきまぜて均一なペースト状のバックを得た。
実施例14 A、 セタノール           2.0ピース
ワツクス         2.0ステアリン酸   
       3.0・ワセリン          
  8.0スクワラン          40.0イ
ソプロピルミリステート    7.0POE (20
モル)ソルビタン ラウリン酸エステル    2.5 グリセリルモノステアレート  2.5エチルパラベン
         0.3香料           
   0.2B、 グリセリン          2
.0プロピレングリコール     5.0精製水  
          残余 水酸化カリウム        0.1窒化ホウ素(2
5u )        3.0(製法) B成分を70℃に加熱し均一に分散させた水相に、A成
分を70℃に加熱し均一溶解させた油相を添加し、ホモ
ミキサーで乳化分散させた後、30℃まで冷却してクレ
ンジングクリームを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石英又はテフロン容器に窒化ホウ素粉末2.5g
    を取りエタノール10mlを加えて撹拌し、次いで精製
    水40mlを加え1時間煮沸又は煮沸還流を行った後、
    分散液を濾過し、濾液中のホウ素量を測定する時、ホウ
    素量が窒化ホウ素1gに対して50μg以下である窒化
    ホウ素粉末を配合することを特徴とする化粧料。
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