JPS6332002A - 複合弾性舗装体施工法 - Google Patents

複合弾性舗装体施工法

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JPS6332002A
JPS6332002A JP17618386A JP17618386A JPS6332002A JP S6332002 A JPS6332002 A JP S6332002A JP 17618386 A JP17618386 A JP 17618386A JP 17618386 A JP17618386 A JP 17618386A JP S6332002 A JPS6332002 A JP S6332002A
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JP
Japan
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layer
urethane
urethane resin
resin composition
thixotropic
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Pending
Application number
JP17618386A
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English (en)
Inventor
村山 寿弥
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Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication of JPS6332002A publication Critical patent/JPS6332002A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、運動競技用のグランド・コート・床等の弾性
舗装において良好な弾性を有しかつ遮音、断熱性に優れ
た複合弾性舗装体の有利な施工方法に関する。
〔従来技術〕
屋内外の床版、例えば、建物内部の床や屋外のグランド
、各種球技コート、運動場の床版には、遮音、断熱、す
べり止め等の向上をはかるために舗装が施される。
従来、このような舗装のために種々の方法が提案されて
おり、例えば、舗装すべき床版上に弾性材料の多数の粒
状物が接着されてなる下地層を形成し、この下地層上に
目止めを施し、その上に捨塗層を形成し、該捨塗層の表
面を平滑にし、その後、該捨塗層の上に樹脂材料からな
る表面層を形成するという床版舗装方法が提案されてい
る(特公昭57−43790号公報)。
しかし、この床版舗装方法には、工程数が多いため施工
費が高く、かつ材料費も高くつ(などの問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、プレー競技に適した良好な弾性を有しかつ遮
音、断熱性に優れた複合弾性舗装体の安価かつ簡便な施
工方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
このため、本発明は、舗装すべき床版上にアスフアルド
・コンクリートの下地層を形成し、この下地層の上に加
硫ゴムチップ/ウレタンバインダ層を形成し、この層の
上に揺変性ウレタン樹脂組成物の層を形成し、ついで、
この揺変性ウレタン樹脂組成物の硬化前に該層の上にウ
レタントッピング材を配置してなる複合弾性舗装体施工
法を要旨とするものである。
以下、図を参照して本発明の構成につき詳しく説明する
第1図は、本発明における複合弾性舗装体の構造を示す
断面説明図である。
本発明においては、舗装すべき床版(図示せず)の上に
アスファルト・コンクリートの下地層lを形成する。こ
の下地層1の形成は常法によればよく、また、その厚さ
は適宜きめればよい。
この下地層重の上に加硫ゴムチップ/ウレタンバインダ
層2を形成する。加硫ゴムチップ/ウレタンバインダ層
2は、加硫ゴムチップとウレタン樹脂との配合物からな
る層である。加硫ゴムチップは弾性を有するものであっ
て、その粒径や硬度は、舗装の仕上げ厚さ、遮音性や歩
行感触等に応じて適宜選択する。また、ウレタン樹脂は
、常温硬化性の液状樹脂である。このウレタン樹脂の使
用量は、加硫ゴムチップ粒子間を部分的に接着するに足
る程度でよ(、多すぎると粒子間に空隙がなくなり、加
硫ゴムチップの弾性が阻害されてしまう。例えば、粒径
0゜3〜6n+a+ s好ましくは0.5〜4mmの加
硫ゴムチップ100重量部に対し、ウレタン樹脂1液型
(湿気硬化型)又は2液型のバインダを11〜54重量
部(10〜35%)、好ましくは17.6〜33.3重
量部(15〜25%)を加えて混合し、これを下地層1
の上に敷き、常温で放置して硬化せしめればよい。なお
、加硫ゴムチップ/ウレタンバインダ層2は、平坦に仕
上げる。このためには、例えば、事前に下地平坦性をチ
エツク、レールを平坦に敷いて施工機械を操作する等に
より平坦性を出しながらこの層2を形成するとよい。
加硫ゴムチップ/ウレタンバインダ層2の上には、揺変
性ウレタン樹脂組成物の層3を形成する。ここで、揺変
性ウレタン樹脂組成物とは、ウレタン樹脂と顔料、無機
充填剤、揺変性賦与剤(例えば、シリカ微粉(エアロジ
ル))、有機溶剤、その他添加剤とからなる組成物であ
る。
この屓3を形成するには、例えば、揺変性を有する2成
分系ウレタン樹脂組成物を加硫ゴムチップ/ウレタンバ
インダ層2内に潜らないようにスプレーすることにより
層2の上に均一な厚みとなるように塗布すればよい。本
発明において、揺変性ウレタン樹脂組成物を使用するの
は、揺変性でないウレタン樹脂組成物に比して加硫ゴム
チップ/ウレタンバインダFi2の中に浸み込むことな
く厚みの均一な層を形成し、コスト的に有利な複合層を
形成できるという利点があるからである。なお、スプレ
ーによってこの層3を形成した場合、その層厚は1〜2
mm程度なので、さらに厚くしたいときにはスプレー塗
布後にその塗布層を硬化させ、その硬化面に再度スプレ
ーするという方法をとればよい。これにより、この層3
の厚さを3〜6RIIl+程度とすることができる。
ついで、本発明においては、揺変性ウレタン樹脂組成物
の層3の硬化前に、すなわち揺変性ウレタン樹脂組成物
の塗布後直ちに、核層3の上にウレタントッピング材4
を散布し、核層3の硬化後、核層3に固着していない過
剰のウレタントッピング材を回収する。トッピング材4
が層3の中に喰い込んだ形で硬化し、凹凸仕上げができ
上る。なお、トッピング材4が自重で層3の中に沈んで
喰い込んだ形で硬化し、表面は凹凸仕上げになる。この
とき、トッピング材4の沈みによって層3の液面が上昇
し、結果的に層3は厚くなる。ここで、ウレタントッピ
ング材とは、ウレタン樹脂のチップをいう。ウレタン樹
脂のチップは弾性を有するものであって、その粒径や硬
度は、舗装の歩行感触等に応じて適宜選択すればよい。
以下に実施例を示す。
実施例 (1)  厚さ13mmの複合弾性舗装体の作製(層2
〜トッピング材4までの厚さ)。
アスファルト・コンクリートの下地層1の上にプライマ
ー塗布後、下記配合の加硫ゴムチップ/ウレタンバイン
ダをミキサーで混合してタンデムスムーサー(転圧装置
)により10mm厚に施工し、加硫ゴムチップ/ウレタ
ンバインダ層2を形成した。
0.7〜3.5mmφ加硫ゴムチップ 80重量部湿気
硬化型ウレタンバインダ  20重量部つぎに、層2の
硬化後、揺変性ウレタン樹脂組成物を吹付装置により層
2に吹付塗布した。
(本頁以下余白) ウレ ン轟 且 主剤:ウレタンプレポリマー 100重量部(PPG−
TDI系、NCO3,8%)硬化剤:PPG/アミン併
用キュア系 200重量部 ベンガラ エアロジル 炭酸カルシウム 溶剤等(固形分90%) 主剤、硬化剤を混合したものは粘度130ポイズ(BH
型粘度計)で、チクソトロピーインデックスは6.2で
あった。チクソトロピーインデックスの適正範囲は、組
成、固形分等によって多少異なるので特定できないが、
楯ね6近辺が適正と考えられる。
(本頁以下余白) 広」ILI 圧送ポンプ:旭大隈産業■スーパーベ ア(プランジャ一式ポン プ) 吹付エアー: 5HPコンプレツサー ガン   :リシン用吹付ガン 塗布後、形成された揺変性ウレタン樹脂組成物の層3の
上に直ちに、ウレタントッピング材を散布し、層3の硬
化後、層3に固着していない過剰のウレタントッピング
材を回収した。
層3の厚さは3mm程度で、層2中に喰い込んでいる揺
変性ウレタン樹脂組成物はせいぜい1mm程度であった
(2)厚さ18mmの複合弾性舗装体の作製(層2〜ト
ッピング材4までの厚さ)。
13mm厚に施工することを除いて、上記(1)におけ
ると同様にしてウレタンバインダ層2を形成した。
ついで、揺変性ウレタン樹脂組成物を3kg/m2の塗
布量で塗布した。硬化後、さらに揺変性ウレタン樹脂組
成物を2.5kg/m2で塗布し、直ちにトッピング材
を散布した(第2図参照)。
第2図は、本発明における別の複合弾性舗装体の構造を
示す断面説明図である。この第2図においては、揺変性
ウレタン樹脂組成物の層3″のみを一度硬化させ、その
後、層3を形成する。
層3の厚さは3mm程度で、層3”の厚さは21111
11程度であり、層2中に喰い込んでいる揺変性ウレタ
ン樹脂組成物のN 3 ’ はせいぜい1mm程度であ
った。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、舗装すべき床版上
にアスファルト・コンクリートの下地層、加硫ゴムチッ
プ/ウレタンバインダ層、揺変性ウレタン樹脂組成物の
層、およびウレタントッピング材層を形成するため、下
記の効果を奏することができる。
■ 従来法に比して目止め工程、捨塗層塗布工程等が不
要となるため、工程数が少なくなり、施工を簡易かつ能
率的に行うことが可能となる。
■ このように工程数が少なくなるため、材料費も安価
となり、陸上競技場のような特に規模の大きい場所の施
工には費用節減効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における複合弾性舗装体の構造を示す断
面説明図、第2図は本発明における別の複合弾性舗装体
の構造を示す断面説明図である。 1・・・アスファルト・コンクリートの下地層、2・・
・加硫ゴムチップ/ウレタンバインダ層、3.3゛ ・
・・揺変性ウレタン樹脂組成物の層、4・・・ウレタン
トッピング材。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 舗装すべき床版上にアスファルト・コンクリートの下地
    層を形成し、この下地層の上に加硫ゴムチップ/ウレタ
    ンバインダ層を形成し、この層の上に揺変性ウレタン樹
    脂組成物の層を形成し、ついで、この揺変性ウレタン樹
    脂組成物の層の上にウレタントッピング材を配置してな
    る複合弾性舗装体施工法。
JP17618386A 1986-07-26 1986-07-26 複合弾性舗装体施工法 Pending JPS6332002A (ja)

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JP17618386A JPS6332002A (ja) 1986-07-26 1986-07-26 複合弾性舗装体施工法

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JPS6332002A true JPS6332002A (ja) 1988-02-10

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JP (1) JPS6332002A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106255A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP5618339B1 (ja) * 2013-09-06 2014-11-05 奥アンツーカ株式会社 舗装用ポリウレタン樹脂組成物及びそれを用いた舗装体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106255A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
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