JPS63315315A - 車両用自動空気調和制御装置 - Google Patents

車両用自動空気調和制御装置

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JPS63315315A
JPS63315315A JP62150713A JP15071387A JPS63315315A JP S63315315 A JPS63315315 A JP S63315315A JP 62150713 A JP62150713 A JP 62150713A JP 15071387 A JP15071387 A JP 15071387A JP S63315315 A JPS63315315 A JP S63315315A
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temperature
vehicle
outside
engine
air temperature
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Hideki Hashimoto
英樹 橋本
Naoki Asakura
朝倉 直樹
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用空気調和制御装置に係り、特に、外気温
センサによる外気の温度の検出結果を活用して、内外気
切換ダンパの切換モード、エアミ・ノクスダンバの開度
等を自動的に制御するようにした車両用自動空気調和制
御装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の車両用自動空気調和制御装置においては
、外気温センサが、車両のエンジンル−ム内においてエ
ンジンからの放熱エネルギーを最も受けにくい位置、例
えばエンジンルーム内の最前方部、即ちラジェータの前
方側に配設されているのが通常である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような構成においては、車両の走行中に
は、外気温センサが、外気の流れを良好に受けて、エン
ジンからの放熱エネルギーの影響を受けることなく、外
気の現実の温度を正しく検出し得る。しかしながら、車
両が停止すると、外気の流れが無くなるため、外気温セ
ンサが、エンジンからの放熱エネルギーの影響を受けて
、外気の現実の温度を正しく検出し得ない場合が生じる
例えば、冬期に、エンジンが、その始動により十分に暖
められた後、短時間の間一旦停止し、然る後、再度始動
するような場合には、エンジンの一旦停止直後の残留放
熱エネルギーに基きエンジンルーム内の温度が高く維持
されることとなるため、外気温センサが、外気の現実の
温度は実際には低いにもかかわらず、エンジンルーム内
の高い温度を外気の現実の温度として誤って検出すると
いう事態が生じる。その結果、このような外気温センサ
の誤検出結果に基き、内外気切換ダンパの切換モード或
いはエアミックスダンパの開度が制御されると、内気導
入をすべきにもかかわらず外気導入となったり、或いは
最大暖房制御をすべきにもかかわらず最大冷房制御とな
ってしまうという不具合が生じる。
そこで、本発明は、このような不具合に対処すべく、車
両用自動空気調和制御装置において、冬期におけるエン
ジンの始動時にこのエンジンの残留放熱エネルギーによ
るエンジンルーム内の温度上昇を、エンジンルーム内に
設けた外気温センサにより、現実の外気温として誤検出
しても、これに影響されることなく、車室内の暖房制御
を適正に行うようにしようとするものである。
(問題点を解決するための手段) かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図にて例示するごとく、車両の車室内の所望の温度
を設定温度として設定する温度設定手段1と、車室内の
現実の温度を内気温とじて検出する内気温検出手段2と
、車両のエンジンルーム内に設けられて同エンジンルー
ム内の現実の温度を外気温として検出する外気温センサ
3と、前記設定温度、内気温及び外気温に応じ車室内の
現実の温度を前記設定温度に自動的に制御する温度制御
手段4とを備えた自動空気調和制御装置において、車両
のエンジン冷却系統の冷却水の現実の温度を冷却水温と
して検出する水温検出手段5と、車両のエンジンの停止
下における前記エンジンルーム内の現実の温度が冬期に
おける車両の外側の所定低温領域に属するか否かを前記
外気温に基き判断する第1温度判断手段6と、エンジン
の始動時に前記冷却水温が所定高温領域に属するか否か
を判断する第2温度判断手段7と、前記内気温が前記外
気温よりも低いか否かを判断する第3温度判断手段8と
、第1及び第2の温度判断手段6.7による属するとの
各判断並びに第3温度判断手段8による低いとの判断の
とき前記外気温を低(するように補正する温度補正手段
9とを設けて、温度制御手段4の温度制御を、温度補正
手段9の補正結果、前記内気温及び設定温度に応じ行う
ようにしたことにある。
〔作用〕
しかして、このように本発明を構成したことにより、冬
期において、十分に暖まった状態にあるエンジンを短時
間の開停止させた後再始動させるとともに車室内の暖房
制御を行なう場合、前記エンジンルーム内の現実の温度
がエンジンの残留放熱エネルギーにより上昇するととも
に、外気温センサ3が同エネルギルーム内の現実の上昇
温度を外気温として誤検出してしまう。このような状況
にあっては、第1温度判断手段6の属するとの判断の存
在を前提として、第2温度判断手段7がエンジンの始動
時に属するとの判断をするとともに第3温度判断手段8
が低いとの判断をしたときには、温度補正手段9が前記
外気温を低くするように補正し、かつ温度制御手段4が
前記設定温度、内気温及び温度補正手段9の補正結果に
応じ車室内の現実の温度を前記設定温度に向けて自動的
に制御する。
〔効果〕
このため、エンジン再始動後の車室内の暖房制御が、上
述のような外気温センサ3の誤検出にもかかわらず、温
度補正手段9の補正結果との関連で適正に達成され得る
。かかる場合、エンジンの再始動前の停止時における外
気温センサ3の正しい検出結果を前辺って記憶しておき
、この記憶内容をエンジンの再始動時に暖房制御に使用
するというような余分なことを伴なわなくて済み、上述
した記憶に必要とされる電力消費をも未然に防止できる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第2
図は本発明に係る車両用自動空気調和制御装置の一例を
示している。この自動空気調和制御装置は、エアダクト
IOAを備えており、このエアダク)IOA内には、そ
の内気導入口11及び外気導入口12から当該車両の車
室内への吹出口13にかけて、内外気切換ダンパ14.
ブロワ15、エバポレータ16.エアミックスダンパ1
7及びヒータコア18が順次配設されている。内外気切
換ダンパ14は、その第1 (又は第2)の切換位置に
切換えられて、外気導入口12(又は、内気導入口11
)を開成する。
ブロワ15は、その作動により、外気導入口12からの
外気又は車室内の空気(以下、内気という)を内外気切
換ダンパ14を介し空気流としてエアダクト13内に導
入しエバポレータ16に送る。エバポレータ16はブロ
ワ15からの空気流を冷却する。エアミックスダンパ1
7は、その現実の開度に応じて、エバポレータ16から
ヒータコア18への冷却空気流の流入量と、エバポレー
タ16から吹出口13への冷却空気流の直接流入量との
比を調整する。ヒータコア18はエアミックスダンパ1
7からの冷却空気流を加熱する。
また、自動空気調和制御装置は、温度設定器10と、各
センサ20.30.40と、温度設定器lO及び各セン
サ20.30.40に接続したA−り変換器50と、A
−D変換器50、バフテリB及び当該車両のイグニッシ
ョンスイッチIGに接続したマイクロコンピュータ60
を備えており、温度設定器10は、車室内の所望の温度
を設定し設定温信号として発生する。内気温センサ20
は車室内の現実の温度を検出し内気温検出信号として発
生する。外気温センサ30は、当該車両のエンジンルー
ム内にてそのラジェータの前方側に配置されているもの
で、この外気温センサ30は、その配置位置近傍の現実
の温度を検出し外気温ヰ食出信号として発生する。水温
センサ40は、当該車両のエンジン冷却系統の冷却水の
現実の温度を検出し水温検出信号として発生する。
A−D変換器50は、温度設定器10かの設定温信号、
内気温センサ20からの内気温検出信号、外気温センサ
30からの外気温検出信号及び水温センサ40からの水
温検出信号を設定温ディジタル信号、内気温ディジタル
信号、外気温ディジタル信号及び水温ディジタル信号に
それぞれディジタル変換する。マイクロコンピュータ6
0は、コンピュータプログラムを、第3図に示すフロー
チャートに従いA−D変換器50との協働により実行し
、この実行中において、内外気切換ダンパ14に連結し
たアクチェエータ80のための駆動回路70a、及びエ
アミックスダンパ17に連結したアクチュエータ90の
ための駆動回路70bの各駆動に必要な演算処理を行う
。但し、マイクロコンピュータ60は、バッテリBから
イグニッションスイッチICを介し直流電圧を受けて作
動開始する。また、マイクロコンピュータ60のRAM
は、バッテリBから常時直流電圧を受けてバックアップ
RAMとしての機能をも発揮する。なお、J[(7)コ
ンシェークプログラムはマイクロコンビエータ60のR
OMに予め記憶しである。
以上のように構成した本実施例において、冬期に当該車
両のエンジン(十分に冷えた状態にある)を始動し車室
内を暖房すべくイグニッションスイッチ1Gを閉成すれ
ば、マイクロコンピュータ60が、バッテリBからイグ
ニッションスイッチIGを介し直流電圧を受けて作動し
、第3図のフローチャートに従い、ステップ100にて
コンピュータプログラムの実行を開始する。かかる段階
にあっては、マイクロコンピュータ60のRAMが、バ
ッテリBから常時直流電圧を受けた状態にて、先回のイ
ブニラシランスイッチIGの開成直前におけるフラグF
をF−1として記憶しているものとする。但し、F−1
は、外気温センサ30の検出結果が冬期における正常な
現実の外気温に相当することを表わす、一方、フラグF
=0は、外気温センサ30の検出結果が夏期のように現
実の外気温が高いこと或いは冬期における異常な外気温
に相当することを表わす。
コンピュータプログラムがステップ110に進むと、マ
イクロコンピュータ60が、その内蔵の各種素子を初期
化し、その内蔵のタイマをリセット始動し、かつそのR
AMからF−1を読出す。
このとき、前記タイマ又はそのリセット始動により計時
を開始する。ついで、マイクロコンピュータ60がステ
ップ120にてステップ110におけるフラグF−1に
基きrYESJと判別する。
このことは、当該車両の自然環境が冬期であることを意
味する。然るに、現段階においてはエンジン冷却系統の
冷却水の現実の温度がエンジンの始動直後故に上昇して
おらず低温のままにあるため、マイクロコンピュータ6
0が、A−D変換器50からの水温ディジタル信号の値
(以下、水温ディジタル値Twという)に基き、ステッ
プ130にてrNOJと判別し、ステップ180にて、
A−D変換器50からの外気温ディジタル信号の値(以
下、外気温ディジタル値Tamという)〈15℃(マイ
クロコンピュータ60のROMに予め記憶済み)に基き
rYESJと判別し、ステップ180aにてF−1とセ
ットし、コンピュータプログラムを通常の空調制御ルー
ティン190に進める。
このような状態にて当該車両を発進させれば、外気温セ
ンサ3−〇が、当該車両の走行により生じる外気の流れ
の中に維持されることとなるため、エンジンが十分に暖
まった状態となり放熱エネルギーを放出していても、エ
ンジンルーム内の現実の温度は当該車両の外側における
現実の外気温に正しく保たれることとなる。従って、外
気温センサ30が、エンジンの放熱エネルギーの影響を
受けることなく、現実の外気温をエンジンルーム内の現
実の温度でもって正しく検出、し外気温検出信号として
発生する。このため、マイクロコンピュータ60は、外
気温センサ30からの正常な外気温検出信号の値、即ち
A−D変換器50からの正常な外気温ディジタル値Ta
m−Tamo (第4図参照)に基き空調制御ルーティ
ン190における演算を行う、その結果、車室内の暖房
制御が適正になされ得る。
然る後、時刻t−toにて当該車両が一時的に停止しイ
グニッションスイッチIGが開成されると、同イグニソ
シッンスイッチIGの開成直前におけるフラグF(即ち
、ステップ180aにおけるF−1)がマイクロコンピ
ュータ60のRAMによりそのバンクアンプ機能に基き
そのまま記憶保持される。また、当該車両の停止により
その走行中に生じていた外気の流れが消滅するので、外
気温センサ30が、エンジンの残留放熱エネルギー(4
0℃以上の水温ディジタル値Twに相当する)によるエ
ンジンルーム内の現実の温度上昇の影響を受け、当該車
両の外側の現実の温度がTamo (第4図にて破線q
参照)にあるにもかかわらず、エンジンルーム内の現実
の上昇温度(第4図にて実線Pの上昇曲線部分参照)を
現実の外気温として誤検出してしまう。なお、ここにお
いて、第4図につき付言すれば、実線Pの水平線部分の
うち0≦t≦toの範囲の部分は、当該車両の走行中に
おけるエンジンルーム内の現実の温度に相当する外気温
ディジタル値T a m = T a m 。
を特定している。また、上述のような当該車両の停止後
(tl−tO)の間(例えば、5分)、エンジンルーム
内の現実の温度がエンジンの残留放熱エネルギーに応じ
実線Pの上昇曲線部分に沿って上昇し、その後、エンジ
ンを再始動すると、エンジンルーム内の現実の温度はエ
ンジンの残留放熱エネルギーの消滅により急低下してT
amoに相当する値となる。
しかして、上述のような外気温センサ30の誤検出中に
おいて、イグニッションスイッチICを閉成しエンジン
を再始動するとともにマイクロコンピュータ60を再度
始動させると、このマイクロコンピュータ60が、上述
と同様にしてコンピュータプログラムの実行をステップ
100にて開始し、ステップ110において、初期化し
、前記タイマをリセット始動し、かつI?AM内に既に
記憶済みのフラグF=1を読出す、このとき、前記タイ
マはその始動と同時に上述と同様に計時し始める。つい
で、マイクロコンピュータ60が、ステップ120にて
、ステップ110におけるフラグF=1に基きrYES
Jと判別し、ステップ130にて、A−D変換器50か
らの水温ディジタル値Tw≧40℃に基きrYEsJと
判別する。
かかる場合、Tw≧40℃は、エンジンの停止後の残留
放熱エネルギーに起因するものである。なお、上述の4
0℃はマイクロコンピュータ60のROMに予め記憶し
である。
上述のようなステップ130におけるrYEsJとの判
別後、マイクロコンピュータ60が、ステップ130a
にて、A−D変換器50からの内気温ディジタル信号の
値(以下、内気温ディジタル値Trという)及び外気温
ディジタル値Tamを一時的に記憶する。しかして、現
段階にあっては上述のように外気温センサ30が誤検出
状態にあるため、Tr<Tamが成立する。従って、マ
イクロコンピュータ60が、ステップ140にて「YE
SJと判別し、ステップ140aにてステップ130a
における内気温ディジタル値Trから所定内気温値αを
減算しこの減算結果をTraと更新するとともに、ステ
ップ130aにおける内気温ディジタル値Trから所定
内気温値βを減算しこの減算結果を外気温ディジタル値
T a m bと更新する。但し、各所定内気温値α、
βは共にマイクロコンピュータ60のROMに予め記憶
してなるもので、0℃≦α≦5℃、0℃≦β≦20℃及
びα〈βが満足されるように、α、βが定められている
然る後、マイクロコンピュータ60が、ステップ140
bにて、次の式(1)に基きA−D変換器50からの設
定温度ディジタル信号の値(以下、設定温ディジタル値
Tsという)並びにステップ140aにおける更新内気
温ディジタル値’l’ra及び更新外気温ディジタル値
’l’ a m bに応じエアダクト10から車室内へ
の必要吹出温度Taoを演算する。
Tao=KsTs−KrTra+KamTamb+C・
・・(1) 但し、式(1)において、各符号Ks、Kr、Kamは
補正係数を示し、符号Cは定数を示す、また、式(1)
はマイクロコンピュータ60のROMに予め記憶しであ
る。上述のような必要吹出温度Ta。
の演算後、マイクロコンピュータ60が同ステップ14
0bにおいて必要吹出温度’l’aoに応じエアミック
スダンパ17の目標開度を演算し開度出力信号として発
生し駆動回路70bに付与する。
ついで、マイクロコンピュータ60が、次のステップ1
40cにて、ステップ140aにおける更新内気温ディ
ジタル値Tra及び更新外気温ディジタル値Tambに
基き、内気導入モード゛とすべき旨決定して内気導入出
力信号を発生し駆動回路70aに付与する。
すると、アクチュエータ80が、マイクロコンピュータ
60からの内気導入出力信号に応答する駆動回路70a
により駆動されて内外気切換ダンパ14を第2切換位置
に切換える。また、アクチュエータ90が、マイクロコ
ンピュータ60からの開度出力信号に応答する駆動回路
70bにより駆動されてエアミックスダンパ17の現実
の開度を目標開度に向けて調整する。かかる場合、アク
チュエータ90のエアミックスダンパ17に対する調整
作用は、アクチェエータ90に内蔵した開度センサによ
るエアミックスダンパ17の現実の開度の検出結果との
比較において行なわれる。また、現段階においては、ス
テップ130aにおける内気温ディジタル値T r <
ステップ130aにおける外気温ディジタル値Tam、
及び前記タイマの計時値りく所定計時値Doに基き、各
ステップ150.160の判別は順次「NO」及び「Y
ESJとなる。但し、所定計時値DOは、十分に暖まっ
たエンジンの停止後の再始動下におけるその放熱エネル
ギーの消滅に要する時間(即ち、十分に暖まったエンジ
ンの停止後の再始動下におけるエンジンルーム内の現実
の温度の正常な外気の現実の温度まで低下するに要する
時間)よりも幾分長い時間に相当し、例えば6(分)と
してマイクロコンピュータ60のROMに予め記憶され
ている。
以後、コンピュータプログラムの各ステップ120.1
30,130a、140,140a、140b、140
c、150及び160を通る循環演算が繰返えされて内
外気切換ダンパ14の第2切換位置を維持しつつエアミ
ックスダンパ17の現実の開度を目標開度に調節する。
これにより、車室内の自動的暖房制御がブロワ15、エ
バポレータ16及びヒータコア18の作用下にて通正に
実現されて行く、このような状態において、ステップ1
30aにて一時的に記憶されたA−D変換器50からの
各最新の内気温ディジタル値Tr及び外気温ディジタル
値TamがTr≧’l’amを満足すると、マイクロコ
ンピュータ60が、ステップ150にてrYEsJと判
別し、コンピュータプログラムをステップ180に進め
る。換言すればステップ140aにおける更新結果に基
くエアミックスダンパ17の開度調整及び内外気切換ダ
ンパ14の切換調整に応じ、上述のような外気温センサ
30の誤検出にもかかわらず、冬期における車室内の暖
房制御が適正に自動的になされ、ステップ130aにお
ける最新の内気温ディジタル値Tr≧ステップ130a
における最新の外気温ディジタル値Tamが成立したと
き、外気温センサ30の誤検出状態の原因がラジェータ
ファン或いは当該車両の走行による外気の流れに基き消
滅したとの判断により、コンピュータプログラムのステ
ップ150からステップ180への移行が許容される。
然る後は、ステップ130aにおける外気温ディジタル
値’l’am<15℃の成立下にて、マイクロコンビエ
ータ60が外気温ステップ180にてrYEsJと判別
し、ステップ180aにてF−1とセントし、かつ空調
制御ルーティン190の実行を行う。また、上述したよ
うにステップ150における判別がrYEsJとなる前
に、ステップ160における判別がrNOJとなった場
合には、マイクロコンピュータ60がステップ160に
て前記タイマを停止させてコンピュータプログラムをス
テップ180に進める。換言すれば、ステ、ブ160に
おけるrYESJとの判別は、ステップ150における
rYEsJとの判別の成立に十分な状態が計時値D>D
oにより実現したとの擬制でもってなされ、コンピュー
タプログラムのステップ160からステップ160aへ
の移行が許容される。然る後は、ステップ150におけ
るrYEsJとの判別後の演算がマイクロコンピュータ
60により行われる。
以上説明したように、冬期において、十分に暖まったエ
ンジンの作動下にて走行している当該車両を停止させる
とともに、エンジンをイグニッションスイッチIGの開
成により短時間だけ停止させた後イグニッションスイッ
チIGの再開成により再始動させ、かつ車室内の暖房制
御を行う場合、前記エンジンルーム内の現実の温度がエ
ンジンの残留放熱エネルギーにより上昇するとともに、
外気温センサ30が同エンジンルーム内の現実の上昇温
度を外気温として検出してしまう。
然るに、このような状態にあっては、上述のようなイグ
ニッションスイッチIGの再閉成前にステップ180a
にてセント済みのフラグF=1に基き、イグニッション
スイッチIGの再閉成に応答してステップ120におけ
る判別がrYESJとなされ、ステップ130における
判別が水温ディジダル値TV≧40℃に基きrYEsJ
となされ、かつステップ130aにおける内気温ディジ
タル値T r <ステップ130aにおける外気温ディ
ジタル値Tamに基き、ステップ140における判別が
rYEsJとなされる。すると、ステップ140aにお
いて、ステップ130aにおける内気温ディジタル値T
rが所定温度値αだけ減算されてTraと更新されると
ともに、ステップ130aにおける内気温ディジタル値
Trが所定塩度値βだけ減算されてTambと更新され
る。
然る後、ステップ140bにおける必要吹出温度’l’
aoの演算及び内外気切換モードの決定がステップ14
0aにおける更新内気温ディジタル値Tra及び更新外
気温ディジタル値Tambを加味して行なわれる。従っ
て、外気温センサ3oの上述のような誤検出にもかかわ
らず、エアミンクスダンパ17の現実の開度がステップ
l 40aにおける更新結果に応じ暖房制御に必要な適
正な目標開度に向は調整されるとともに内外気切換ダン
パ14もこれに合わせて内気導入モードに維持される。
かかる場合、イグニッションスイッチICの開成下にお
けるマイクロコンピュータ60のRAMのバックアップ
に必要な消費電力量は、フラグFの記憶保持に要する僅
かな電気量でよいので、バッテリBの電力消費の省力化
にも役多立つ。また、ステップ120〜ステツプ160
におけるコンピュータプログラムの実行は、イグニッシ
ョンスイッチIGの再閉成後短時間だけに限られ、その
後は空調制御ルーティン190の実行に移行してしまう
ので、マイクロコンピュータ60が余分な演算処理を不
必要に繰返すこともない。
また、ステップ130における判別がrNOJとなる場
合、或いはステップ140における判別がrNOJとな
る場合には、マイクロコンピュータ60がステップ17
0にてrNOJとの判別後にコンピュータプログラムを
空調制御ルーティン190に進める。また、夏期の場合
には、Tam〉15℃が成立するため、ステップ180
における判別が「NO」となり、フラグFがステップ1
80bにて「0」とセットされてステップ120におけ
るrYEsJとの判別を禁止する。
なお、本発明の実施にあたっては、ステップ130にお
ける40℃或いはステップ180における15℃、又は
各ステップ160.170における所定計時値Doは必
要に応じ適宜変更して実施してもよく、例えば、ステッ
プ170における所定計時値DoをDI(寺Do)とし
てもよい、また、内気温ディジタル直流電源Tr及び外
気温ディジタル値Tamを、ステップ160に代えて、
例えば、2分及び6分でもって判別するような各ステッ
プをそれぞれ採用してもよい。
また、本発明の実施にあたっては、ステップ140aに
おけるαを零としてもよく、また、ステップ130aに
おけるTamを、Trに依存することなく直接減算補正
をするようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、第
3図は第2図におけるマイクロコンビエータの作用を示
すフローチャート、及び第4図は、エンジンの作動中又
は短時間停止中におけるエンジンルーム内の温度状態を
示すタイムチャートである。 符号の説明 10・・・・温度設定器、14・・・・内外気切換タン
パ、17・・・・エアミンクスダンバ、20・・・・内
気温センサ、30・・・・外気温センサ、40・・・・
水温センサ、60・・・・マイクロコンピュータ、70
a、70b・・・・駆動回路、80,90・・・・アク
チェエータ。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車両の車室内の所望の温度を設定温度として設定する
    温度設定手段と、車室内の現実の温度を内気温として検
    出する内気温検出手段と、車両のエンジンルーム内に設
    けられて同エンジンルーム内の現実の温度を外気温とし
    て検出する外気温センサと、前記設定温度、内気温及び
    外気温に応じ車室内の現実の温度を前記設定温度に自動
    的に制御する温度制御手段とを備えた自動空気調和制御
    装置において、車両のエンジン冷却系統の冷却水の現実
    の温度を冷却水温として検出する水温検出手段と、車両
    のエンジンの停止下における前記エンジンルーム内の現
    実の温度が冬期における車両の外側の所定低温領域に属
    するか否かを前記外気温に基き判断する第1温度判断手
    段と、エンジンの始動時に前記冷却水温が所定高温領域
    に属するか否かを判断する第2温度判断手段と、前記内
    気温が前記外気温よりも低いか否かを判断する第3温度
    判断手段と、前記第1及び第2の温度判断手段による属
    するとの各判断並びに前記第3温度判断手段による低い
    との判断のとき前記外気温を低くするように補正する温
    度補正手段とを設けて、前記温度制御手段の温度制御を
    、前記温度補正手段の補正結果、前記内気温及び設定温
    度に応じ行うようにしたことを特徴とする車両用自動空
    気調和制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0382625A (ja) * 1989-08-24 1991-04-08 Zexel Corp 自動車用空調制御装置
CN114198193A (zh) * 2020-09-02 2022-03-18 上海汽车集团股份有限公司 一种水空中冷系统冷却液温度的数据处理方法及装置

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