JP2511911B2 - 車輌用空調装置 - Google Patents
車輌用空調装置Info
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- JP2511911B2 JP2511911B2 JP61270238A JP27023886A JP2511911B2 JP 2511911 B2 JP2511911 B2 JP 2511911B2 JP 61270238 A JP61270238 A JP 61270238A JP 27023886 A JP27023886 A JP 27023886A JP 2511911 B2 JP2511911 B2 JP 2511911B2
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- Japan
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- outside air
- temperature
- vehicle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00735—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
- B60H1/00764—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a vehicle driving condition, e.g. speed
- B60H1/00778—Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a vehicle driving condition, e.g. speed the input being a stationary vehicle position, e.g. parking or stopping
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車輌用空調装置に関するものである。
従来の技術 従来、外気センサー、内気センサー等各種のセンサー
情報をもとに、車室内温度を自動的に制御する空調装置
が多くなっている。ところが、この場合、外気センサー
が、どんな走行状態でも常に正確な外気温度を検出する
ことが、困難であった。何故なら外気センサーは、その
多くが車輌の前面グリル近辺に設けられており、停車す
ると、走行風がないため外気温センサー周辺の温度が上
がり、実際の温度より高く検出して、その結果、室内温
度が低くなってしまうという問題があった。
情報をもとに、車室内温度を自動的に制御する空調装置
が多くなっている。ところが、この場合、外気センサー
が、どんな走行状態でも常に正確な外気温度を検出する
ことが、困難であった。何故なら外気センサーは、その
多くが車輌の前面グリル近辺に設けられており、停車す
ると、走行風がないため外気温センサー周辺の温度が上
がり、実際の温度より高く検出して、その結果、室内温
度が低くなってしまうという問題があった。
この問題を解決するため、種々の考案がされている
が、例えば実開昭60−99108号公報に示されるように、
第4図のような構成になっている。
が、例えば実開昭60−99108号公報に示されるように、
第4図のような構成になっている。
ブロアモータ1によって、エバポレータ2、ヒータコ
ア3を通して送風され、温度調節を行うエアミックスド
ア4はアクチュエータ5で動かされる。アクチュエータ
5は電磁弁6に負圧配管で接続され、温度設定器7、車
室内温度センサー8、日射センサー9、外気センサー10
より演算するアンプ11により制御されている。アクチュ
エータ5にはポテンショメータ12が設けられており、エ
アミックスドア4は任意の位置に制御できる。またアン
プ11内には、車速センサー13よりの信号により、設定以
下である場合には、外気温度を初期の値にする設定以下
検出部14、A/Dコンバータ15が設けられている。これに
よって車速が一定以下で、外気センサー10が実際より高
い温度を検出しても、初期の外気温度によって制御され
る。
ア3を通して送風され、温度調節を行うエアミックスド
ア4はアクチュエータ5で動かされる。アクチュエータ
5は電磁弁6に負圧配管で接続され、温度設定器7、車
室内温度センサー8、日射センサー9、外気センサー10
より演算するアンプ11により制御されている。アクチュ
エータ5にはポテンショメータ12が設けられており、エ
アミックスドア4は任意の位置に制御できる。またアン
プ11内には、車速センサー13よりの信号により、設定以
下である場合には、外気温度を初期の値にする設定以下
検出部14、A/Dコンバータ15が設けられている。これに
よって車速が一定以下で、外気センサー10が実際より高
い温度を検出しても、初期の外気温度によって制御され
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、一定反度以下
で渋滞等が長くなると、外気温度が変化しても、初期の
外気温を入力することから、車室内温度の制御が追従せ
ず、不快感を招く場合がある。
で渋滞等が長くなると、外気温度が変化しても、初期の
外気温を入力することから、車室内温度の制御が追従せ
ず、不快感を招く場合がある。
本考案は上記問題点に鑑み、長時間渋滞してもそれに
追従して、車室内の温度制御が可能になる車輌用空調装
置を提供するものである。
追従して、車室内の温度制御が可能になる車輌用空調装
置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の車輌用空調装置
は、少なくとも外気温度を検出する外気センサーと車輌
速度を検出する車速センサーとを備えて、車室内温度を
自動的に制御する制御装置を具備し、前記制御装置に車
輌速度が一定速度以下の場合に前記外気センサーの出力
値を補正する外気温度補正部を設け、前記外気温度補正
部は、車輌速度が一定速度以下になってから所定時間内
はその経過時間に対応した値を減じて補正し、所定時間
経過後は所定時間経過直後に減じた値を一定値として減
じて補正するようにしたものである。
は、少なくとも外気温度を検出する外気センサーと車輌
速度を検出する車速センサーとを備えて、車室内温度を
自動的に制御する制御装置を具備し、前記制御装置に車
輌速度が一定速度以下の場合に前記外気センサーの出力
値を補正する外気温度補正部を設け、前記外気温度補正
部は、車輌速度が一定速度以下になってから所定時間内
はその経過時間に対応した値を減じて補正し、所定時間
経過後は所定時間経過直後に減じた値を一定値として減
じて補正するようにしたものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、長い渋滞時におい
て、外気温度が変化しても、時間による補正項によって
室内温度を希望設定温度通り制御することができる。
て、外気温度が変化しても、時間による補正項によって
室内温度を希望設定温度通り制御することができる。
実 施 例 以下本発明の一実施例の車輌用空調装置について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における構成を示すもので
ある。ブロアモータ1によって吹き出された風は、エバ
ポレータ2、冷暖風の混合割合を変えて温度調節するた
めのエアミックスドア4、ヒータコア3を通して、車室
内へ吹出される。エアミックスドア4はアンチュエータ
5で駆動され、アクチュエータ5は電磁弁6で制御され
る。またアクチュエータ5には位置検出用のためにポテ
ンショメータ12が設けられており、制御装置16のマルチ
プレクサ17に入力されている。温度設定器7、車室内温
度センサー8、日射センサー9および外気センサー10と
車速センサー13を入力する外気温度補正部18が各々マル
チプレクサ17に入力されている。制御装置16はマルチプ
レクサ17、外気温度補正部18、A/D変換器19、演算部2
0、出力回路21より構成されており、電磁弁6を制御す
るものである。
ある。ブロアモータ1によって吹き出された風は、エバ
ポレータ2、冷暖風の混合割合を変えて温度調節するた
めのエアミックスドア4、ヒータコア3を通して、車室
内へ吹出される。エアミックスドア4はアンチュエータ
5で駆動され、アクチュエータ5は電磁弁6で制御され
る。またアクチュエータ5には位置検出用のためにポテ
ンショメータ12が設けられており、制御装置16のマルチ
プレクサ17に入力されている。温度設定器7、車室内温
度センサー8、日射センサー9および外気センサー10と
車速センサー13を入力する外気温度補正部18が各々マル
チプレクサ17に入力されている。制御装置16はマルチプ
レクサ17、外気温度補正部18、A/D変換器19、演算部2
0、出力回路21より構成されており、電磁弁6を制御す
るものである。
上記構成の空調装置について、第2図、第3図を用い
て動作を説明する。
て動作を説明する。
第2図は、車輌の走行状態と外気温、外気センサーの
出力を示すもので、停車・渋滞時は実際の外気温より、
外気センサーの出力が高くなる。従って、それを補正す
る必要があり、第2図に併せて図示する。補正量は下記
の値によって決定される。
出力を示すもので、停車・渋滞時は実際の外気温より、
外気センサーの出力が高くなる。従って、それを補正す
る必要があり、第2図に併せて図示する。補正量は下記
の値によって決定される。
O<t<tC:TS′=TS−kt t≧tC:TS′=TS−TC t:停車または渋滞が始まったときよりの時間 tC:一定時間 TS′:補正後の外気温度 TS:外気センサーの出力、k:定数 TC:一定温度 すなわち、第2図に示すように、車輌速度が一定速度
以下となってからの時間tがtCまでは外気センサー10の
出力Tsからktを減じ、時間tがtc以降は一定温度Tc(=
ktc)を減じる。したがって、補正後の外気温度Ts′は
第2図の破線で示すように、実際の外気温度Taに近い温
度となる。
以下となってからの時間tがtCまでは外気センサー10の
出力Tsからktを減じ、時間tがtc以降は一定温度Tc(=
ktc)を減じる。したがって、補正後の外気温度Ts′は
第2図の破線で示すように、実際の外気温度Taに近い温
度となる。
ここで第2図においては、実際の外気温度Taは停車、
渋滞が始まる前と終わるときで異なっている。すなわ
ち、始まる前の温度より終わるときの温度は低くなって
いる。この外気温度Taの変化に対しても補正後の外気温
度Ts′は実際の外気温度Taに近い温度となっている。よ
って、車内温度は実際の外気温度Taに近い補正後の外気
温度Ts′に基づいて、適切に制御されるので、不快感を
招くことはない。第3図はフローチャートである。ま
ず、外気センサーより外気温度TSを読み込み、次に車速
をを読み込む。停止、渋滞でないときは、TSをそのまま
入力し、停止、渋滞の場合は、その時からの経過時間
が、tc以下の場合はTS−ktを入力し、tc以上の場合はTS
−TCを入力する。従って、実際の外気温度に近い値を入
力することができる。
渋滞が始まる前と終わるときで異なっている。すなわ
ち、始まる前の温度より終わるときの温度は低くなって
いる。この外気温度Taの変化に対しても補正後の外気温
度Ts′は実際の外気温度Taに近い温度となっている。よ
って、車内温度は実際の外気温度Taに近い補正後の外気
温度Ts′に基づいて、適切に制御されるので、不快感を
招くことはない。第3図はフローチャートである。ま
ず、外気センサーより外気温度TSを読み込み、次に車速
をを読み込む。停止、渋滞でないときは、TSをそのまま
入力し、停止、渋滞の場合は、その時からの経過時間
が、tc以下の場合はTS−ktを入力し、tc以上の場合はTS
−TCを入力する。従って、実際の外気温度に近い値を入
力することができる。
発明の効果 以上のように、本発明は制御装置に車輌速度が一定速
度以下の場合に外気センサーの出力値を補正する外気温
度補正部を設け、前記外気温度補正部は、車輌速度が一
定速度以下になってから所定時間内はその経過時間に対
応した値を減じて補正し、所定時間経過後は所定時間経
過直後に減じた値を一定値として減じて補正することに
より、車輌の停止、渋滞走行時に、外気温が変化して
も、また長時間経過しても、実際の外気温に近い温度を
入力して、車室内温度の制御を行えることから、走行状
態に無関係に快適な空調を行うことが可能である。
度以下の場合に外気センサーの出力値を補正する外気温
度補正部を設け、前記外気温度補正部は、車輌速度が一
定速度以下になってから所定時間内はその経過時間に対
応した値を減じて補正し、所定時間経過後は所定時間経
過直後に減じた値を一定値として減じて補正することに
より、車輌の停止、渋滞走行時に、外気温が変化して
も、また長時間経過しても、実際の外気温に近い温度を
入力して、車室内温度の制御を行えることから、走行状
態に無関係に快適な空調を行うことが可能である。
第1図は本発明の一実施例における車輌用空調装置の構
成図、第2図は、同走行状態と外気温度、補正量の関係
を示すタイミングチャート、第3図は同フローチャー
ト、第4図は従来例を示す車輌用空調装置の構成図であ
る。 10……外気センサー、13……車速センサー、16……制御
装置、18……外気温度補正部。
成図、第2図は、同走行状態と外気温度、補正量の関係
を示すタイミングチャート、第3図は同フローチャー
ト、第4図は従来例を示す車輌用空調装置の構成図であ
る。 10……外気センサー、13……車速センサー、16……制御
装置、18……外気温度補正部。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも外気温度を検出する外気センサ
ーと車輌速度を検出する車速センサーとを備えて、車室
内温度を自動的に制御する制御装置を具備し、前記制御
装置に車輌速度が一定速度以下の場合に前記外気センサ
ーの出力値を補正する外気温度補正部を設け、前記外気
温度補正部は、車輌速度が一定速度以下になってから所
定時間内はその経過時間に対応した値を減じて補正し、
所定時間経過後は所定時間経過直後に減じた値を一定値
として減じて補正するようにした車輌用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61270238A JP2511911B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 車輌用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61270238A JP2511911B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 車輌用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63125425A JPS63125425A (ja) | 1988-05-28 |
JP2511911B2 true JP2511911B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=17483476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61270238A Expired - Fee Related JP2511911B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 車輌用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511911B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19723521C1 (de) * | 1997-06-05 | 1998-05-28 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Bereitstellung einer fahrzeugklimatisierungsbeeinflussenden Außentemperaturinformation |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55137438A (en) * | 1979-04-10 | 1980-10-27 | Nippon Denso Co Ltd | Controlling method for air conditioning |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP61270238A patent/JP2511911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63125425A (ja) | 1988-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |