JPS63313274A - 振込処理システム及び振込通帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動取引装置を利用して振込処理を行なう振込
システムに係り、特に振込明細帳（振込通帳）を用いる
ことにより自動取引装置への振込情報の入力操作を簡略
化するとともに振込明細帳の期日管理を自動的に行なう
自動取引装置を用いた振込処理システムに関する。

〔従来技術〕

銀行等の金融機関にお込ては、窓口業務の負荷軽減、サ
ービス向上等のために預金、支払或いは振込等の処理を
自動化することが進められている。

特に振込処理につｈて言えば、顧客自らが自動取引装置
よシ振込先銀行コード、口座番号或いは金額等の振込情
報を入力できるよう考慮されている。しかし、振込を行
なうには上述の如く多項目、多数桁のデータからなる振
込情報を顧客自身が入力しなければならないため、入力
操作時間がかかるのみならず入力ミスが発生し易いとい
う欠点を有している。

この欠点を解消するため、磁気カードの磁気ストライプ
上に振込情報を磁気記録しておき、それを読取ることに
より入力操作を簡略化する方式、或いはホスト・コンピ
ュータのファイルに振込情報を登録しておき、振込操作
時にそれを利用する方式とが考えられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、磁気カードを用いる方式は磁気記録容量
が小さいために振込情報が少ししか記録できない上に、
印紙税法によシ取引明細票を発行する度に印紙税を支払
わなければならなｈという欠点を有する。又、ホスト・
コンピュータのファイルに振込情報を登録する方式は、
振込情報のためのファイルを必要とするためにホスト・
コンビエータの負荷か増えるという欠点を有している。

さらに、顧客による振込明細記録の保管及び管理を容易
にするとともに、印紙税の負担を軽減するため振込明細
帳を自動取引装置で処理する従来技術も存在する。この
振込明細帳を用層た方式にも振込取引の度に顧客が振込
情報を入力する方式と、前述のホスト・コンピュータの
ファイルに振込情報を登録しておく方式とがあるが、こ
の振込明細帳を利用する方式の場合も前述したのと同様
の欠点、すなわち、前者の場合には振込情報の入力操作
に時間がかかるという欠点、後者の場合にはホスト・コ
ンビエータに負荷がかかるという欠点を有している。振
込明細帳を利用する場合には、−年間に３回以上の振込
取引を行なえば、印紙税節減効果が出てぐるが、−年毎
に印紙税を支払わなければならないために、振込明細帳
の一年単位の期日管理を行なわなければならない。その
ために従来技術の方式では、振込明細帳を発行した全顧
客の期日管理を行ない、振込明細帳の期限が切れた顧客
に対して、郵送等により、期限切れ及び更新の゛ための
金融機関への来店依頼の連絡をしなければならないとい
う欠点を有している。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、
多くの振込情報を振込明細帳の磁気ストライプ上に効率
的に記録すること罠より複数の振込先に関する振込情報
を記録可能にして、ホスト・コンビーータの負荷を増す
ことなく複数の振込先に対する振込情報の一括管理及び
入力操作の簡略化を可能にした振込処理システムを提供
することをその目的とする。さらに本発明は、振込明細
帳のホスト・コンビーータ等による期日管理が不要な振
込処理システムを提供することをその目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、振込明細帳の更新
に必要な収入印紙が貼付されたことを示す光学的に読取
シ可能な更新マークを記入するための更新マーク部と期
日管理情報、振込依頼人情報、複数の振込先（受取人）
に関する受取人情報（以下振込依頼人情報と受取人情報
を含めたものを振込情報という）等を高記録密度のＦＭ
磁気記録方式で磁気記録した磁気ストライゾ部とを有す
る振込明細帳と、前記振込明細帳の磁気記録情報を読取
り、読取りた期日管理情報に基づき振込明細帳の有効期
限を検証し、有効期間内であれば読取りた振込情報等を
用いて振込処理を行ない、有効期限が切れている場合に
は振込明細帳の更新マーク部をチェックして更新マーク
が付されていない場合には更新手続をするよう顧客に指
示し、更新マークが付されている場合には読取った振込
情報等に基づき振込処理を行なうとともに振込明細帳に
磁気記録されている期日管理情報を更新するようにした
自動取引装置とで構成される。

〔作用〕

以上の構成からもわかるように、本発明にお込ては・振
込明細帳に複数の振込先に関する受取人情報を含む振込
情報と期日管理情報とを磁気記録可能であシ、さらに振
込明細帳に更新マーク部が設けられている。従って、ホ
スト・コンピュータの負荷を増すことなく複数の振込先
を含む振込情報を利用することが可能となシ、顧客によ
る振込情報の入力操作を簡略化することができる。さら
に、自動取引装置が振込取引の度に期日管理情報を読出
して有効期限を検証することにょシ自動的に期日管理を
行うとともに、更新マークをチェックすることにょシ磁
気記録された期日管理情報を自動的に更新する。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面に基づｂて説明する。

第１図は本発明の１実施例に係る自動取引装置の概略構
成を示すブロック図である。第１図中央の大きいブロッ
クで表わされているのは主制御ユニット１１であシ、マ
イクロ・コンピュータ、各種取引を遂行するためのグロ
ダラム等が記憶されているＲＯＭ及びＲＡＭ等で構成さ
れている。８は、振込明細帳の磁気ストライプ上にデー
タを読／書するための磁気ヘッド部であシ、９Ｆｉ磁気
ヘッド部８の読／書を制御する磁気読／書制一部である
。

１３は、磁気ヘッド部８で読取ったデータ、もしくは磁
気ストライプに書込むデータを記憶する磁気ストライプ
・データ記憶部である。５は、振込明細帳上の光学情報
を読取る光学検知部であり、７Ｆｉ光学検知部５で読取
った情報を検証する検証部である。検証部７で検証され
た光学データは主制御ユニット１１内の光学データ記憶
部２１に記憶される。２３は振込明細帳、その他の伝票
及びジャーナル等に印字を行なう印字部であシ、主制御
ユニット１１内にある印字制御部４によシ制御される。

２５は振込明細帳を挿入したり、取扱いの終了した振込
明細帳を排出するための通帳挿入返却部である。３は、
挿入された振込明細帳を磁気ヘッド部８、光学検知部５
及び印字部２３に搬送する通帳搬送部である。１は、主
制御部２の制御により操作手順その他の情報を表示する
表示部、及び顧客が表示部に表示された操作指示に従い
各種データを入力するための入力手段とから成るＣＲＴ
　／タッチキ一部である。２９は顧客が振込む現金を受
は入れたシ、釣り銭を排出するための金銭受領／返却部
である。２７は受は入れた現金を確認したシ釣シ銭を計
算したシする他、金銭の収納及び管理を行なう金銭処理
部である。６は振込先の口座番号等を確認したシ、振込
取引データ等を送受信するために、ホスト・コンピュー
タ１５その他の外部コンピュータとのデータの送受信を
制御する通信制御部である。１７はその日の日時が記憶
されている日付データ記憶部であシ、主制両部２によシ
毎日更新される。１９は、磁気ストライプ・データ記憶
部１３に記憶されている振込明細帳の有効期限情報と日
付データ記憶部１７に記憶されている当日（取引日）の
日付とを比較して、その振込明細帳の有効期限が切れて
ｈないが否かをチェックする期限判定制御部である。２
は上述した各部を所定の制御手順に従って制御する主制
御部である。

顧客がＣＲＴ　／タッチキ一部１により振込取引を選択
し、通帳挿入返却部２５よシ振込明細帳を挿入すると、
挿入された振込明細帳は通帳搬送部３により光学検知部
５、磁気ヘッド部８に搬送される。光学検知部５によシ
読取られた光学情報に基づき、検証部７によシ挿入され
た通帳が振込明細帳であるかどうかが確認されて、振込
明細帳でない場合は通帳挿入返却部２５より排出される
。振込明細帳であることが確認されると、磁気ヘッド部
８により振込明細帳の磁気ストライプ上に磁気記録され
ているデータが読取られる。磁気ストライプ上には後程
詳述するような期日管理情報、振込情報等が記録されて
おり、読取られたそれらの清報は磁気読／書割両部９に
より磁気ストライプ・データ記憶部１３に記憶される。

その後、磁気ストライプ・データ記憶部１３に記憶され
た情報の中から期日管理情報が取り出されて、期日判定
制御部１９により振込明細帳の有効期限が切れていない
かどうか、及び期限フラッグがオンになっていないかど
うかが検証される。有効期限内であれば、主制御部２に
よシ振込処理が遂行される。振込処理は、顧客が振込も
うとしている振込先に関する情報等が磁気ストライプ上
に記録されている場合には、磁気ストライプ・データ記
憶部１３に記憶されているデータを利用することにより
行なわれる。そのため、顧客はその分だけ入力操作が不
要になる。振込明細帳を使用するのが始めての場合又は
振込先が磁気ストライプ上に記録されていない場合には
、主制御部２がＣＲＴ　／タッチキ一部１の表示部に振
込依頼人又は振込先に関する情報を入力するよう指示す
る。顧客がＣＲＴ　／タッチキ一部１の入力手段により
指示された情報を入力すると、入力された情報は主制御
部２により磁気ストライプ・データ記憶部１３に記憶さ
れるとともに振込処理を行なうために利用される。主制
御部２は、ＣＲＴ　／タッチキー１から入力された振込
金額及び磁気ストライプ・データ記憶部１３に記憶され
た振込情報等を基にして、金銭受領／返却部２９に受は
入れた現金を金銭処理部２７で処理するとともに、通信
制御部６を介してホスト・コンビーータ１５等とデータ
の送受信を行ない振込取引処理を行なう。尚、従来技術
と同様にして、現金を振込む代わりに振込依頼人の口座
から直接振込先へ振込むこともできる。振込取引の明細
は印字制御部４の制御によシ印字部２３により振込明細
帳に印字される。その後、磁気ストライプ・データ記憶
部１３に記憶されて込る振込情報等が振込明細帳の磁気
ストライプ上に書き込まれて、振込明細帳は通帳挿入返
却部２５よシ排出される。

このように、一度振込みを行なった振込先に関する振込
情報を振込明細帳の磁気ストライプ上に記録するように
することよシ、次回からの振込入力操作を簡略化するこ
とができる。

次に振込明細帳の有効期限が切れていた場合について説
明する。期限判定制御部１９にょシ有効期限のチェック
及び期限切れフラッグのチェックが行なわれた時に、有
効期限か切れており期限切れフラッグがオフの場合には
有効期限が切れていると判定されて、主制御部２に有効
期限切れであることが伝えられる。すると主制御部２は
、磁気ストライプ・データ記憶部１３に記憶されている
期日管理情報の中の期限切れフラッグをオンにしてから
、磁気ストライプ・データ記憶部１３の内容を振込明細
帳の磁気ストライプ上に書き込み、振込明細帳を通帳挿
入返却部２５に排出するよう各部を制御する。それと同
時にＣＲＴ　／タッチキ一部１に振込明細帳の有効期限
が切れて込るので窓口に持って込くよう表示する。顧客
が窓口へ振込明細帳を持っていくと、係員が振込明細帳
の有効期限を延長するために収入印紙を貼付するととも
に、指定され７’Ｃ場所へ更新マークを記入する。

係員による更新手続が終了した振込明細帳が通帳挿入返
却部２５へ挿入されると、前回と同様にして期限判定部
１９で有効期限のチェックと期限切れフラッグのチェッ
クが行なわれる。今度は期限切れフラッグがオンである
ので、窓口による更新手続きが終了しているかどうかを
確認するために光学検知部５によシ更新マークが記入さ
れているかどうかがチェックされる。光学検知部５によ
り更新マークが検知され、検証部７で正しい更新マーク
であることが検証されると主制御部２により磁気ストラ
イプ−データ記憶部１３の期日管理情報の中の有効期限
日をその取引日から一年先の日に延長するとともに有効
期限フラッグをオフする。その後の処理は有効期限が切
れていない場合と全く同様に行なわれ、最後に磁気スト
ライブ・データ記憶部１３の内容が振込明−帳の磁気ス
トライプに書き戻されて振込明細帳の更新は完全に終了
する。

振込明細帳を窓口に持って行き更新手続を取るよう指示
したにもかかわらず、顧客が更新手続をすることなく再
度振込明細帳を挿入した場合には、更新マークを検知す
ることができないので振込明細帳は通帳挿入返却部より
排出され、ＣＲＴ　／タンチキ一部１の表示部に窓口で
更新手続を取るよう表示する。

次に本発明に使用する振込明細帳を図面に基づいて説明
する。

ｉ２ａ図に、本発明において使用する振込明細帳の１実
施例を示す。図中３１は振込明細帳を示し、３３．３５
はそれぞれ振込明細帳３１０表紙及び裏表紙に設けられ
た磁気ストライプを示す。

本実施例では、できるだけ多くの振込情報を記録するた
めに各磁気ストライフ’３３．３５のそれぞれに２トラ
ツクづつ、合計４トラツクが書込まれる。書込方式は、
ＮＲＺ　Ｉ記録方式では２トラツクを必要とするので、
１トラツクでデータ記録ができるＦＭ記録方式を採用し
て記録できる情報量を増やしている。本実施例において
は、通常１顧客が継続的に振込取引を行なう振込先とし
て５件分の受取人情報が記録できれば充分であると考え
て２１０ＢＰＩで記録するようにしたが、より高密度で
記録するよう構成することもできる。磁気ストライｆ３
３．３５に記録されたデータは、２つの並列するトラッ
ク３７と３９及び４１と４３を同時に読取ることができ
る２トラツク・コンビネーションφヘッド４５によシ読
取シ又は書込みが行なわれる。第２ａ図では２つのコン
ビネーション・ヘッドが１体的に設けられた磁気読／書
ヘッド４５を用いた場合を示したが、２個に分離された
コンビネーション・ヘッドを用いても、さらに読取シヘ
ッドと書込ヘッドがそれぞれ分離しているタイプのもの
を用いても良い。又、読／書ヘッドを１個だけ設けて１
トラツクづつ読取るよう構成しても良い。さらに、本実
施例では２トラツク苧７゜３９又は４１，４３の磁気ス
トライフ’３３．３５を振込明細帳の表裏両面に設けた
が、磁気ストライブの幅を広げたシトラック間の間隔を
狭くすることにより、１つの磁気ストライプ上に多くの
トラックを設けるようにして、振込明細帳の片面だけに
磁気ストライプを設けることもできる。又、振込明細帳
の長手方向に磁気ストライブを設けて１トラツクだけを
書込むようにしても良い。

次に第２ｂ図を用いて磁気ストライフ°３３．３５上の
トラック３７，３９，４１，４３に記録されるデータの
概略構成を説明する。トラック３７には、印字すべき頁
、行等の制御情報から成る基本情報４７、振込明細帳の
期限切れを検証するための期日管理情報４９、振込依頼
人に関する依頼人情報５１、振込先すなわち受取人に関
する情報である受取人情報５３とが記録される。トレッ
ク３９゜４１．４３には基本的には受取人情報のみが記
録されるが必要に応じてその他の制御情報を記録しても
良い。本実施例においては、トラック３７゜３９．４１
，４３に合計５件の振込先に関する受取人情報が登録可
能である。

次に第２ｃ図を用いて更新マークについて説明する。第
２ｃ図は、振込明細帳３１を開いた状態を示す。左上端
及び左下端に付されたパー・コード・マーク５５は振込
明細帳の頁を表わしておシ、光学検知部５によシ読取ら
れ、磁気ストライｆ３３に記録されている基本情報４７
の頁データと照合されることによシ印字すべき頁が正し
く開かれているかどうかが確認される。取引明細が記録
される明細欄５７の左端上部には、取引明細が記帳され
る度に取引の日付５９が印字される。この日付５９が記
録されているかどうかは、次に記帳すべき明細欄５７を
確認するための情報として及び、更新マーク６２が付さ
れているかどうかを正しく判別するための情報として利
用される。更新マーク部６１は、日付５９を基準として
そこから一定の間隔を有する位置に正しく更新マーク６
２を付することができるように設けられる。更新マーク
６２は、自動取引装置の指示に従い顧客が銀行窓口に振
込明細帳を提示したときに、係員が収入印紙を振込明細
帳の指定された場所に貼付した後に係員によシ付される
。更新マーク６２は第２Ｃ図に示すように更新マーク旨
イ塗り潰す等、簡単に付することかできるようにすると
良い。その他、２つの点を離間させて付しておき、収入
印紙を貼付後に点と点を結ぶようにしても良い。

又、顧客によシ更新マークが付されることを防止するた
めに一定の規則性を持たせるよう構成しても良い。例え
ば、第２ｄ図（イ）、（ロ）に示すように何らかの規則
性を持たせてマークを塗シ潰す方法の他、特殊な形状を
印すことができるスタンプ等を利用することも可能であ
る。

次に本発明に係る振込処理システムをより理解し易くす
るために顧客の振込処理手順に従って流れ図を用いて説
明する。尚、第３図に示す流れ図で使用される自動取引
装置の構成は第１図と同じであるが、更新マークと期日
管理情報を用いた期日管理手順のバリエーションを示す
ために、第３図では期限切れのチェック手順を変更しで
ある。

第３図は本発明に係る振込明細帳及び自動取引装置を用
いて振込を行なう場合の、顧客が行なう現金振込取引の
各手順とそれに伴う装置の内部処理動作とを説明するた
めの流れ図である。なお図中のＳ１〜Ｓ３５は流れ図の
各ステップを示す。

以下、第３図に沿って説明する。先ず、ＣＲＴ　／タッ
チキー第１の画面上に取引方法の選択を促すは機能キー
の中から振込明細帳と現金のキーを押下して取引方法を
選択する（Ｓ２）。以下、この様に画面表示に従って必
要な選択を行ないキーを押下しキー人力を行う。次に振
込明細帳（以下通帳という）を通帳挿入返却部２５に挿
入する（Ｓ３）。挿入された通帳は通帳搬送部３を介し
て光学検知部５に送られる。光学検知部５で通帳の頁及
び行、更新マーク６２が読取られ、読取られたデータは
、検証部７を介して王制′ｉｊＮ！ｆ￥１の光学データ
記憶部２１へ送られ記憶される（Ｓ４）。

さらに磁気ヘッド部８又は４５によシ、第２ｂ図に示す
ように、磁気ストライプ上に磁気記録された依頼人氏名
と電話番号から成る振込依頼人情報と、受取人名及び科
目、口座番号、銀行番号、支店番号等から成る振込受取
人情報と、有効期限と有効期限切れコードを含む振込明
細帳制御コードから成る期日管理情報と、印字頁及び印
字行等の基本情報が読取られ、磁気読／書割両部９を介
して主制御ユニット１１の磁気ストライプデータ記憶部
１３に記憶される（Ｓ５）。また、取引日当日の日付デ
ータは、本装置を稼動した時に、ホスト・コンピュータ
１５からの電文に基づいて設定され、主制御ユニット１
１の日付データ記憶部１７に記憶される（Ｓ６）。これ
らのデータを基に期限判定制御部１９において有効期限
切れの判定が行なわれる。まず、Ｓ７において更新マー
クが無い場合Ｓ８に進む。Ｓ８では有効期限切れコード
の期限切れフラグがオンかを判定する。期限切れフラグ
がオンの時は通帳を通帳挿入返却部２５から返却する（
８１１）。Ｓ８で期限切れフラグがオフの時はさらにＳ
９で磁気ストライブに記録された有効期限日データと日
付データ記憶部１７の取引日付データを比較する。有効
期限日データより取引日付データが大きい、既ち有効期
限切れ、の場合には、磁気ストライプの期限切れフラグ
をオンにして（８１０）、通帳を返却する（８１１）と
共に、ＣＲＴ　／タッチキー第１の画面上に１有効期限
が切れてお！７ます、窓口へお越しください″の様な表
示をして、顧客を窓口へ誘導する（Ｓ１２）。

窓口において、通帳の有効期間のさらに一年間の延長の
ために、係員は収入印紙の貼付を行う。と同時に、第２
ｃ図に示す様に、更新マークを取引明細印字がされた次
の印字欄の光学検知可能な所定の位置に記入する。更新
作業が終了した通帳は、再度、８１〜Ｓ６の各ステップ
を径た後、Ｓ７において更新マークの有無の判定が行な
われる。今れフラグはＳＩＯにおいてオンになっている
ので、Ｓ１５において期限切れフラグをオフにして３１
７に進む。Ｓ１４において期限切れフラグがオフの時、
即ち更新が終了して１回以上使用された通帳では、Ｓ９
に進み前述と同様に期限切れチェックが行なわれる。有
効期限日データより取引日付データが等しいか又は小さ
い、既ち有効期限の当日又は有効期限内の取引日の場合
には、８１７に進む。磁気ストライプ上に振込依頼人情
報がなければ、画面の表示に従って、カナと英数字で依
頼人氏名と電話番号をキー人力する（８１７，３１８）
。

次に磁気ストライプに記録された登録受取人の表示画面
となり、画面上に受取人が表示されていれば、キーを押
下して受取人を指定する（３１９）。

初めての振込取引又は振込先の場合には、受取人の表示
がないので、画面表示に従って選択キーやテンキーを押
下して、振込先銀行指定（８２０）、預金科目指定（８
２１）、口座番号指定（Ｓ２２）等を行う。引続き、振
込金額入力画面になシ、顧客はテンキー等を押下して振
込金額を入力する（８２３）。

８２４ではセンタ回線を介して、前述の各ステラｆＳ　
１９又は８２０．Ｓ２１　、Ｓ２２等で入力された振込
先が金銀ファイルに登録されているか否かの照会が行な
われる。照会が終了すると画面上に、振込先銀行名、預
金科目、口座番号、依頼人名、振込金額、手数料等が表
示される。表示された振込内容確認後、確認済キー人力
を行う（８２５）。金銭受領／返却部２９から現金が挿
入されると、金銭処理部２９は計数し金額データを主制
御ユニット１１に送る（Ｓ２６）。主制御ユニット１１
は受取人の銀行名、科目９口座番号。

氏名と振込依頼人の氏名を含む電文を編集しホスト・コ
ンピュータ１５に送信する。ホスト・コンピュータ１５
では上記電文に基づいて振込処理を行なった後、応答電
文を主制御ユニツ）ＩＩＫ返信する（８２７）。

この振込取引が全く初回の振込取引であるならば表紙見
返し欄に振込依頼人の氏名と電話番号を印字する（８２
８）。次に振込明細帳の印字欄に取引日、受取人、科目
、口座番号、振込金額等の振込内容を印字すると共に、
・シャーナルにも取引データを印字し、銀行の振込取引
控とする（Ｓ２９）。

通帳の磁気ストライプ上に初回の通帳の使用で振込依頼
人のデータが書かれていなければ、８１８で入力された
依頼人情報により、依頼人磁気ストライプ・データ編集
を行う（８３０）。受取人登録画面が表示されると、顧
客は受取人が新規である場合、振込先の新規登録を画面
に従って行う。

登録できる振込受取人の件数は本実施例の場合最大５件
であるので、５件以下ならば新規登録可能であるが、既
に５件登録済の時は、新規登録を中止するか、取引の優
先順位に応じて最も取引頻度が少ない振込依頼人の登録
を削除し、新規振込依頼人の登録を画面上の指定キーに
より行う（Ｓ３１　）。

受取人磁気ストライブ・データ編集が行なわれると（Ｓ
３２）、さらに８３３で改頁や改行に基づいて基本磁気
ストライプ・データの編集が行なわれる（８３３）。こ
れら磁気ストライプ編集データと更新された期日管理情
報から成る磁気ストライプ編集データは、主制御ユニッ
ト１１かも磁気読／書割両部９を介して磁気ヘッド部８
により磁気ストライブに書込まれる（Ｓ３４）。磁気ス
トライプの書込みが終了した通帳は、通帳搬送部３によ
り通帳挿入返却部２５から返却される（ト）３５）。

振込金額と挿入された現金とに差額が発生した場合、金
銭処理部２７を通じて金銭受領／返却部２９から返金さ
れる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明においては多くの振込情報
を磁気ストライプ上に効率的に記録した振込明細帳を用
いることにより、多くの振込先に関する振込情報をホス
ト・コンピュータの負荷を増すことなく利用可能にして
振込入力操作を簡略化することができた。さらに振込明
細帳に期日管理情報を記録するとともに振込明細帳を窓
口で更新したときに更新マークを付することかできるよ
うにし、自動取引装置が振込明細帳の期日管理情報を基
にして振込取引の度に期限切れかどうかをチェックする
ようにするとともに窓口による更新手続が終了したこと
を示す更新マークを検知することによシ振込明細帳の期
日管理情報を自動的に更新するようにしたので、振込明
細帳の期日管理を自動取引装置のみで自動的に行なうこ
とができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動取引装置の概略構成を示すブロッ
ク図であシ、第２ａ図乃至第２ｄ図は振込明細帳及び振
込明細帳に記録される磁気記録データ並びに振込明細帳
の更新時に付される更新マーり等を説明するための図で
ある。 第３図は本発明に係る振込明細帳及び自動取引装置を用
いて振込を行なう場合の、顧客の現金振込取引の各操作
手順とそれに伴う自動取引装置の内部処理動作とを説明
するための流れ図である。 １・・・ＣＲＴ／タッチキ一部、２・・・主制御部、５
・・・光学検知部、８・・・磁気ヘッド部、１１・・・
主制御ユニット、１３・・・磁気ストライプ・データ記
憶部、１９・・・期限判定制御部、３１・・・振込明細
帳、３３．３５・・・磁気ストライプ、３７，３９，４
１゜４３・・・データ・トラック、４５・・・２トラツ
ク・コンビネーション・ヘッド、５７・・・明細欄、６
１・・・更新マーク部、６２・・・更新マーク。 出願代理人　　斉　藤　　　勲 才　ｔｍ 才２４図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも振込依頼人情報と複数の振込先に関す
   る受取人情報（以下両者を合わせて振込情報という）と
   を磁気記録可能な磁気ストライプ部を有する振込明細帳
   と、 前記振込明細帳の磁気ストライプ部にＦＭ磁気記録方式
   で読／書可能な磁気読／書手段と、前記磁気ストライプ
   部の記録データを読取るとともに前記磁気ストライプ部
   に記録されていない振込情報が入力されたときに、選択
   入力に応じて該入力された振込情報を前記磁気ストライ
   プ上書込むよう前記磁気読／書手段を制御する磁気読／
   書制御手段と、前記入力された振込情報又は読取られた
   振込情報に基づき振込処理を遂行するよう各部を制御す
   る振込処理制御手段とを含む自動取引装置とから成り、 振込明細帳の磁気ストライプに記録された複数の振込先
   のうちいずれの振込先であっても振込入力操作を簡略化
   するようにした振込処理システム。
2. （２）少なくとも振込依頼人情報及び受取人情報（以下
   両者を合わせて振込情報という）と、期日管理情報とが
   記録可能な磁気ストライプ部と、有効期限の更新手続を
   したときに更新マークを付するための更新マーク部とを
   有する振込明細帳と、前記振込情報と前記期日管理情報
   とを前記振込明細帳の磁気ストライプ上に読／書可能な
   磁気読／書手段と、データ入力手段と、前記データ入力
   手段により入力された振込情報又は前記磁気読／書手段
   により読取った振込情報を用いて振込処理を遂行するよ
   う各部を制御する振込処理制御手段と、読取った前記期
   日管理情報に基づき振込明細帳の有効期限及び前記更新
   マークをチェックして有効期限が切れており前記更新マ
   ークが付されていない場合には更新手続をするよう表示
   部に表示し、有効期限が切れており前記更新マークが付
   されている場合には振込処理を行なった後に前記磁気ス
   トライプ上に磁気記録された前記期日管理情報を更新す
   るよう前記磁気読／書制御手段を制御する期日管理手段
   とを含む自動取引装置とから成り、 振込取引時の顧客の入力操作を簡略化するとともに振込
   明細帳の有効期限の期日管理を自動的に行なう振込処理
   システム。
3. （３）少なくとも振込依頼人情報と受取人情報と期日管
   理情報とを磁気記録可能な磁気ストライプ部と、有効期
   限の更新手続をしたときに光学的に読取り可能な更新マ
   ークを付すための更新マーク部とを含むことを特徴とす
   る振込明細帳。
4. （４）前記磁気ストライプ部は振込依頼人情報と期日管
   理情報と複数の受取人情報が記録可能な特許請求の範囲
   第３項記載の振込明細帳。
5. （５）前記更新マーク部は、規則性を有する符号から成
   る更新マークを正しく記入できるよう構成されている特
   許請求の範囲第３項又は第４項記載の振込明細帳。