JPS61131067A - 振込システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振込システムに係り、特に複数の振込情報をフ
ァイル等に効率的に一括管理することが可能となる振込
システムに関する。

銀行等の金融機関においては、窓口業務の負荷軽減、サ
ービス向上等のために預金、支払或いは振込等の処理を
自動化することが進められている。

特に振込処理について云えば、顧客臼らが自動力できる
よう考慮されている。従って、これら入力されたシステ
ムを自動機側で何処に効率よく管理するかが問題となっ
てくる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに現在自動化されている振込処理システムにおい
ては、顧客が振込を行う都度その振込情報を操作入力す
ることが必要である。上述の如く、この振込情報として
は多項目、多数桁の入力データから構成されるものであ
る。従って、振込処理のための操作入力時間、つまり顧
客の自動機の占有時間の増大を括く欠点がある。

この欠点を解消するため、自動機側で一旦入力された振
込情報を記憶することが考えられる。しかしながら単に
各顧客の入力する振込情報を記憶するのみでは、振込情
報格納の為のファイル容量が膨大なものとなって現実性
が乏しい問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上述の問題点を解決することを目的としている
。そしてその為に本発明においては、振込情報を記憶す
る際に各情報に有効期限を付すように構成するものであ
る。

つまり本発明では、各顧客により登録される振込情報が
、定期的に利用されるものか或いは一回もしくは特定面
のみ利用されるものかを自動的に判別できるように図っ
たものである。そして、−回もしくは特定面のみ利用さ
れる振込情報については、有効期限切れの情報としてフ
ァイルから抹消できるよう構成したものである。

〔作用〕

このような構成により各振込情報は予め定めた期限内の
みに有効となる。これにより自動機側（システム側）で
待つファイル容量は有限のもので足りることになる。特
に、特定面、特定期間のみ利用される振込情報を半永久
的にファイルに記憶させるムダを一掃できる。

更に各振込情報の有効期限を、その振込情報が利用され
る都度更新するようにすれば、毎月の如く定期的に利用
される振込情報の管理が可能となるものである。

以下、実施例を用いて本発明を詳述する。

〔実施例〕

第１図は本発明を通用した振込システムの一実施例を示
す図、第２図は第１図に示す振込情報人力機１２の具体
的構成を示す図、第３図は実施例における登録ファイル
１１のファイル構成を示す図、第４図はセンターＨＯ３
Ｔの動作を示すフローチャートである。

第１図により明らかな如く本実施例においては、顧客に
より振込情報を入力する入力機１２と、こ　　　　　　
ｌの振込情報に基いて実際の振込情報番行う自動機１３
とを分離させる構成を採る。これにより、顧客の振込情
報入力は専用の入力機１２にて行われることになり、自
動機１３の稼動率が向上する。　　　　　　、ｉ尚、こ
の自動機１３は通常の現金入金機成には預金支払機と同
様の構成を待つものであり、その詳細は省略する。

第２図の如く振込情報入力機１２は、表示部２１、キー
ボード２２、回線制御部２３、及びフロッピィディスク
２４を備える。このフロッピィディスク２４は、振込先
銀行名、支店名及び対応コードデータの一覧テーブルで
あり、顧客による振込先銀行及び支店名の選択、コード
変換に用いられる。

センタＨＯ３Ｔのコンピュータ１０　（第１図）には、
振込情報を記憶する登録ファイル１１が設けられる。こ
のファイル１１には、第３図に示す如く、複数の振込情
報格納エリアＩｌｂに対応して振込情報番号の格納エリ
アｌｌａが設けられる。

この振込情報番号（以下ＩＤ番号と称す）は、各々振込
情報に対して各々異なる値の数字データがセンタコンピ
ュータによって割当てられるものである。そしてこのＩ
Ｄ番号がファイル１１における振込情報の検索情報とし
て用いられる。またＩＤ番号は、振込情報入力機１２を
介して顧客に通知されるものであり、顧客の入力した振
込情報のセンタ登録番号と見故すことができる。

一方フアイル１１における振込情報の各格納エリアｌｌ
ｂには、有効期限エリア１１０１振込先口番エリア１１
３、振込人（受取人）氏名エリア１１４、及び振込元（
振込依頼人）氏名エリア１１５等がそれぞれ設けられる
。これらの各エリアの入力項目については、有効期限を
除いて顧客により指定入力されるものと考えてよい。

以下第４図の動作フローチャートを用いて、第１図実施
例システムの動作を説明する。

まず顧客は、振込情報入力機」２にて振込情報の操作入
力を行う。即ち顧客は、キーボード２２上の仮名人力キ
ー等を用いて銀行名、支店名或いは振込先の口座番号等
を順次入力する。入力された振込情報は制御部２０及び
回線制御部２３を介してセンタＨＯ３Ｔのコンピュータ
１０に送出される。尚この時、入力機１２の制御部２０
はテーブル２４を参照して指定された振込先銀行及び支
店名をコードデータに変換したものをセンタに送出する
。

センタコンピュータ１０は、第４図の如く入力機１２か
らの電文受信により、振込情報の登録要求であることを
判別する。そして受信した振込情報を格納すべきファイ
ル１１上のエリアｌｌｂを決定する。

つまりセンタコンビエータ１０は、まず各エリアｌｌｂ
の振込情報における有効期限エリア１１０に設定される
有効期限を参照する（ファイルサーチ）。そして各振込
情報において有効期限の切れているものがあるか否かを
判別する。

有効期限が切れた情報があれば、コンピュータ１０は、
その有効期限切れの振込情報が格納されているエリアに
、当該受信した新たな振込情報を上書きする。これによ
り有効期限の切れた振込情報は抹消されたことになる。

この時コンビエータ１０は、新たに書込んだ振込情報格
納エリアにおける有効期限エリア１１０に、当該情報の
有効期限日を設定し格納する。本実施例では登録要求の
あった日から６ケ月後の年月日を有効期限日として設定
するものである。

次にコンピュータ１０は、この振込情報に対するＩＤ番
号を発生し、対応するファイル１１上のエリアｌｌａに
格納する。このＩＤ番号は例えば振込情報を登録する毎
に＋１される連続番号である。

以上のように、新たに登録される振込情報は、既に登録
されている各エリアの振込情報のうちの期限切れの情報
格納エリアより格納される。この時有効期限切れの情報
がない場合は、新たな空きエリアに振込情報を格納する
ことになる。

新たに登録した振込情報に付したＩＤ番号は、コンピュ
ータ１０より振込情報入力機１２に通知される。このＩ
Ｄ番号を受信した入力機１２は、このＩＤ番号を顧客に
通知すべく表示部２１に表　　　　　１示する。顧客は
、表示部２１に表示されたＩＤ番号を認識することによ
り、振込情報の入力操作を終える。　次に顧客は、自動
機１３に出向いて振込処理を実行することになる。

即ち顧客は、自動機１３にて振込の取引科目を選択し、
先に入力機１２により通知されたＩＤ番号を入力する。

このＩＤ番号は、振込要求電文として自動機１３より回
線を介してホストＨＯ３Ｔコンビエータ１０へ送出され
る。

この電文を受けたコンピュータ１０は、このＩＤ番号を
キーとしてファイル１１中のエリア１１ａをサーチする
（第４図）。そして該当するＩＤ番号に対応したエリア
ｌｌｂの振込情報を自動機１３へ返送する。

自動機１３では、返送された振込情報を図示しない表示
部に表示し、顧客に対して振込先の確認を促す。顧客よ
り確認入力があれば、続いて金額入力、現金投入等の処
理を続行して一連の振込処理を遂行せしめる。

振込処理の実行結果は自動機１３よりセンタＨＯ５Ｔコ
ンピュータ１０に送出される。この結果通知によりコン
ピュータ１０は、ファイルサーチを行った振込情報にお
ける有効期限を更新する。

例えば当該振込情報に対する有効期限を６ケ月後に再設
定する。そしてファイル１１の当該エリア１１ｂの更新
を行うことになる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、各振込情報についてファ
イル１１に格納保持すべき期限を付すため、特定図のみ
利用される振込情報をファイル１１上に半永久的に保持
することが皆無となる。これによりファイル１１の有効
利用を図ることができ、ひいては定期的に用いられる如
き必要な振込情報のみを効率的に管理できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は実施例に
おける入力機１２の一興体例を示す図、第３図はファイ
ル１１の構成を示す図、第４図はＨＯ３Ｔコンピュータ
１０の動作を示すフ只−チヤードである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）振込先口座番号を含む振込情報を操作入力する入
   力手段と、入力された振込情報を記憶する登録領域を備
   えたファイル手段と、入力手段により入力される振込情
   報に有効期限を設定する設定手段と、設定れれた期限に
   応じてファイル手段の各登録領域に記憶される振込情報
   の抹消の可否を判断する制御手段と、を備えて成る振込
   システム。
2. （２）上記設定手段は、ファイル手段に登録される振込
   情報が利用される毎に、当該振込情報に付される有効期
   限を更新する更新手段を含む特許請求の範囲第１項記載
   の振込システム。