JPH11134417A - 国際キャッシュカードのネットワークにおける代行処理システム、事故対応システムおよびその制御方法並びに代行処理制御プログラム、事故対応制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

国際キャッシュカードのネットワークにおける代行処理システム、事故対応システムおよびその制御方法並びに代行処理制御プログラム、事故対応制御プログラムを記録した記録媒体

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JPH11134417A
JPH11134417A JP29920297A JP29920297A JPH11134417A JP H11134417 A JPH11134417 A JP H11134417A JP 29920297 A JP29920297 A JP 29920297A JP 29920297 A JP29920297 A JP 29920297A JP H11134417 A JPH11134417 A JP H11134417A
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Japan
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proxy
card
bank
accident
transfer
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Katsuyuki Takano
克之 高野
Katsutoshi Furuhashi
勝利 古橋
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SUMITOMO BANK
SUMITOMO BANK Ltd
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SUMITOMO BANK
SUMITOMO BANK Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 国際キャッシュカードのネットワークにおい
て円滑で完璧な代行処理と事故対応を図る。 【解決手段】 銀行勘定系の非稼動時に決済処理を代行
して行なうシステムを設け、銀行勘定系の非稼動移行時
点の顧客口座残高をバッチ・オンライン処理の併用で、
代行プロセッサーの代行ファイルに移し替え、移行時に
残高を一致させる。海外現金出金を優先し、夜間振り替
え分を取り消す。代行中に夜間振替で出金される金額を
予め差し引いた額を移し替える。代行中の異動データを
代行ファイルから銀行勘定系に移し替える際、オンライ
ン処理で銀行勘定系稼動開始前に移し替えを完了させ
る。銀行勘定系及び代行プロセッサーの代行ファイルで
同一の事故履歴を同時に保存する。カード紛失・再発行
時には、カード会員番号を変更するが、カード表面磁気
ストライプでは口座番号を変更せずに、チェックデジッ
トにより旧カードを失効させ、新カードを有効とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本国内および海
外において預金の払い戻しを即時に行なえる国際キャッ
シュカードの国際ATMネットワークにおける代行処理
システム、事故対応システムおよびその制御方法並びに
代行処理制御プログラム、事故対応制御プログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジット会社で発行され、海外
旅行先の代金支払に使用されるVISAカードあるいは
マスターカードなどのクレジットカードは、国際(IS
O)規格(JIS I )に従い、カードの裏面に形成した磁
気ストライプにカード会員番号を書き込んでいる。
【0003】これに対し、最近日本の複数の銀行でも、
近年の金融の国際化に伴い、VISAインターナショナ
ル(以下、V/Iと称する)のデビットカード、あるい
はマスターインターナショナルのデビットカードなどの
デビットカード対応の国際ATMネットワーク(例え
ば、PLUSあるいはCirrusがある)に加盟し、
世界中の国際ATMネットワーク加盟銀行のATM(以
下、海外ATMと称する)において1日24時間365
日間、瞬時の休みなく日本の銀行口座から、現地通貨で
預金が引き出せることを目的とした国際キャッシュカー
ド(国際キャッシュカード)の発行を予定している。
【0004】銀行で発行する予定のこのような国際キャ
ッシュカードの基本的な性質は、クレジット会社のもの
と本質的に異なり、出金時には即座に預金残高を引き落
とす預金カード(デビットカード)であるから、同一カ
ードに対しカード会員番号の他に、国内で預金カードと
して使用するための銀行口座番号の書き込みも必要とな
る。そこで、国内(NTT)規格に従う銀行口座番号は
国際キャッシュカードの表面に形成した磁気ストライプ
に書き込み、カード会員番号は上記国際規格に従ってそ
のカード裏面の磁気ストライプに書き込むということが
考えられる。
【0005】また、国際キャッシュカードを運用する場
合、海外の国際ATMネットワークは国際(ISO)規
格に従い、国内のオンラインネットワーク(以下、国内
ネットワークと称する。例えばCAFIS)はそれとは
別の国内(NTT)規格に従うので、両ネットワーク間
の電文の変換を行なうことが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、世界中
の国際ATMネットワーク加盟銀行のATMにおいて1
日24時間365日間、瞬時の休みなく日本の銀行口座
から、現地通貨で預金が引き出せるようにシステムを構
築するには、次のような解決すべき課題がある。
【0007】(1)国際キャッシュカードを用いた国際
ATMネットワークシステムでは、世界中の国際ATM
ネットワーク加盟銀行のATMにおいて1日24時間3
65日間、瞬時の休みなく日本の銀行口座から、現地通
貨で預金が引き出せることが必要である。しかし、休祭
日は各国毎に異なり、営業時間も各国の銀行毎に異な
り、かつ日本と海外間には通常大幅な時差があるので,
日本の銀行勘定系コンピュータ(以下、銀行勘定系と称
する)の非稼動時に世界中の国際ATMネットワーク加
盟銀行のATMで日本の銀行口座から、現地通貨で預金
を引き出す要求がしばしば生じるものと考えられる。こ
の日本の銀行勘定系の非稼動時は例えば、夜間、年末年
始(1月1日〜1月3日)、5月の連休日(5月3日〜
5月5日)の銀行休日である。だが、国際キャッシュカ
ードの勘定処理の為だけに、日本の銀行勘定系を1日2
4時間365日、瞬時の休みなくフル稼動することは人
的な運用面からも簡単でなく、またシステム的にも非常
に不経済であり、現在のところ非現実的である。
【0008】(2)そこで、日本の銀行勘定系の非稼動
時にその勘定処理を代行する代行処理機関を設けること
が考えられるが、その代行処理機関が、代行する勘定処
理だけでなく、カード紛失等の事故対応も同時に円滑に
する必要がある。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みて成されたもの
で、その目的は、国際キャッシュカードのネットワーク
において円滑で完璧な代行処理と事故対応を図った代行
処理システム、事故対応システムおよびその制御方法並
びに代行処理制御プログラム、事故対応制御プログラム
を記録した記録媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、国際ATMネットワークに加盟
する銀行の勘定系コンピュータの非稼動時に決済処理を
代行して行なう代行プロセッサーと、銀行勘定系の非稼
動移行時点の顧客口座残高をバッチ・オンライン処理の
併用で、前記代行プロセッサーの代行ファイルに移し替
え、移行時に前記銀行勘定系の残高と前記代行ファイル
の残高を一致させる残高移し替え手段とを有することを
特徴とする。
【0011】ここで、前記代行プロセッサーは、代行中
の夜間センター振り替えによる出金と代行時の海外AT
Mでの現金出金の勘定処理では、海外現金出金を優先
し、夜間振り替え分を取り消すとしてよい。
【0012】また、前記残高移し替え手段は、前記代行
プロセッサーが代行中に前記銀行勘定系の夜間振替で出
金される金額を予め差し引いた額を前記代行ファイルに
移し替えるとしてよい。
【0013】更に、前記代行プロセッサーが代行中の異
動データを前記代行ファイルから銀行勘定系に移し替え
るに際して、オンライン処理で銀行勘定系稼動開始前に
移し替えを完了させる第2の残高移し替え手段を有する
としてよい。
【0014】請求項5の発明は、国際ATMネットワー
クに加盟する銀行の勘定系コンピュータの非稼動時に決
済処理を代行して行なう代行プロセッサーと、前記銀行
勘定系及び前記代行プロセッサーの代行ファイルの両方
で同一の事故履歴を同時に保存する手段を有することを
特徴とする。
【0015】ここで、顧客から国際キャッシュカードの
紛失・盗難の事故情報の連絡を受け付けたとき、銀行本
支店、各電話センターで即座に支払停止を前記銀行勘定
系に登録する手段と、前記代行プロセッサーの事故情報
ファイルに即座に支払停止を登録する手段と、前記銀行
勘定系の稼動時では、銀行登録分については、即座に事
故情報を前記事故情報ファイルにオンラインで配信して
自動登録する手段と、前記事故情報ファイルの登録分に
ついては即座に事故情報を前記銀行勘定系にオンライン
で配信して自動登録する手段と、前記銀行勘定系の非稼
動時では、前記代行プロセッサーによる代行処理モード
の終了直後の前記銀行勘定系稼動開始時に、顧客勘定異
動情報に優先して、事故情報を前記銀行勘定系にオンラ
インで配信して自動登録する手段とを有することを特徴
とする。
【0016】ここで、前記国際キャッシュカードのカー
ド紛失・再発行時には、カード裏面磁気ストライプでは
カード会員番号を変更するが、カード表面磁気ストライ
プでは口座番号を変更せずに、セキュリティ上のチェッ
クデジットにより旧カードを失効させ、新カードを有効
とすることができる。
【0017】請求項8の発明は、国際ATMネットワー
クに加盟する銀行の勘定系コンピュータの非稼動時に決
済処理を代行して行なうステップと、銀行勘定系の非稼
動移行時点の顧客口座残高をバッチ・オンライン処理の
併用で、前記代行プロセッサーの代行ファイルに移し替
え、移行時に前記銀行勘定系の残高と前記代行ファイル
の残高を一致させるステップとを有することを特徴とす
る。
【0018】ここで、代行中の夜間センター振り替えに
よる出金と代行時の海外ATMでの現金出金の勘定処理
では、海外現金出金を優先し、夜間振り替え分を取り消
すとしてよい。
【0019】また、代行中に前記銀行勘定系の夜間振替
で出金される金額を予め差し引いた額を前記代行ファイ
ルに移し替えるとしてよい。
【0020】更に、代行中の異動データを前記代行ファ
イルから銀行勘定系に移し替えるに際して、オンライン
処理で銀行勘定系稼動開始前に移し替えを完了させると
してよい。
【0021】請求項12の発明は、国際ATMネットワ
ークに加盟する銀行の勘定系コンピュータの非稼動時に
決済処理を代行して行なうステップと、前記銀行勘定系
及び代行プロセッサーの代行ファイルの両方で同一の事
故履歴を同時に保存するステップとを有することを特徴
とする。
【0022】ここで、顧客から国際キャッシュカードの
紛失・盗難の事故情報の連絡を受け付けたとき、銀行本
支店、各電話センターで即座に支払停止を前記銀行勘定
系に登録するステップと、前記代行プロセッサーの事故
情報ファイルに即座に支払停止を登録するステップと、
前記銀行勘定系の稼動時では、銀行登録分については、
即座に事故情報を前記事故情報ファイルにオンラインで
配信して自動登録するステップと、前記事故情報ファイ
ルの登録分については即座に事故情報を前記銀行勘定系
にオンラインで配信して自動登録するステップと、前記
銀行勘定系の非稼動時では、前記代行プロセッサーによ
る代行処理モードの終了直後の前記銀行勘定系稼動開始
時に、顧客勘定異動情報に優先して、事故情報を前記便
項勘定系にオンラインで配信して自動登録するステップ
とを有するとすることができる。
【0023】また、前記国際キャッシュカードのカード
紛失・再発行時には、カード裏面磁気ストライプではカ
ード会員番号を変更するが、カード表面磁気ストライプ
では口座番号を変更せずに、セキュリティ上のチェック
デジットにより旧カードを失効させ、新カードを有効と
するとすることができる。
【0024】請求項15の発明は、コンピュータによっ
て国際ATMネットワークに加盟する銀行の勘定系コン
ピュータの非稼動時に決済処理を代行して行なう代行処
理の制御プログラムを記録した記録媒体であって、該制
御プログラムはコンピュータに、銀行勘定系の非稼動移
行時点の顧客口座残高をバッチ・オンライン処理の併用
で、前記代行プロセッサーの代行ファイルに移し替え、
移行時に前記銀行勘定系の残高と前記代行ファイルの残
高を一致させることを特徴とする。
【0025】請求項19の発明は、コンピュータによっ
て国際ATMネットワークに加盟する銀行の勘定系コン
ピュータの非稼動時に決済処理を代行して行なう代行処
理の制御プログラムを記録した記録媒体であって、該制
御プログラムはコンピュータに、前記銀行勘定系及び代
行プロセッサーの代行ファイルの両方で同一の事故履歴
を同時に保存させることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0027】なお、以下の本発明の実施形態の記述で
は、説明の便宜上、V/Iのデビットカード対応の国際
ATMネットワーク(以下、PLUSと称する)のシス
テムに本発明を適用した場合を例示したが、本発明はこ
れに限定されず、例えばマスターインターナショナル等
の他のデビットカード対応の国際ATMネットワークの
システムにも同様に本発明を適用できることは勿論であ
る。
【0028】[国際キャッシュカードの構成]図1は本
発明の一実施形態における国際キャッシュカードの構成
例を示すもので、(A)はそのカードの表面の平面図、
(B)はそのカードの裏面の平面図である。図1の
(A)に示すように、国内海外共通キャッシュカードの
表面に形成した磁気ストライプ(磁気テープまたは磁気
テープストライプとも言う)11は国内(NTT)規格
(JIS II)に従う国内出金用(普通預金)の銀行口座番
号が書き込まれ、また図1の(B)に示すように、その
カード裏面に形成した磁気ストライプ21は国際(IS
O)規格(JIS I )に従う海外出金用(普通預金)のカ
ード会員番号が書き込まれる。
【0029】図2は、本実施形態の国際キャッシュカー
ドの一変形例を示す。図2の(B)に示すカードの裏面
は図1の(B)と同様であるが、図2の( A)に示すカ
ードの表面には、上記の国内出金用(普通預金)の銀行
口座番号が書き込まれる磁気ストライプ11に加えて、
他の国内出金用(ローンまたは貯蓄預金)の情報が書き
込まれる磁気ストライプ12が存在する。これにより、
ローン兼用の国際キャッシュカード、あるいは貯蓄預金
兼用の国際キャッシュカードが提供できる。
【0030】ローンまたは貯蓄預金のレコードは国内A
TM(現金自動預払い機)のみ利用先(国内キャッシュ
カード)のレコードであり、図2の(A)で破線で示す
ように、磁気ストライプ12はカード表面の下部に形成
される。なお、これら磁気ストライプの形成位置、幅等
の使用はそれぞれの規格に従い、周知事項であるのでそ
の詳細は省略する。
【0031】図3は、本発明の実施形態のシステムで取
り扱い可能なカードの発行抽出データを示す。図3に示
すように国内および海外ATM利用先(国際キャッシュ
カード)のレコードと国内ATMのみの利用先(国内キ
ャッシュカード)のレコードを区別する。更に詳しく
は、図3の(A)は国際キャッシュカード利用先のレコ
ードであり、1レコード(1枚のカード単位)内に国内
カードと国際カードの情報を保存している。これは図1
および図2の国際キャッシュカードのレコードに対応し
ている。
【0032】図3の(B)は国内キャッシュカードのレ
コードであり、1レコードに国内カードの情報のみ保存
している。これは、従来の一般的な預金カードに対応し
ている。
【0033】カード発行機は、図3の(A)のような国
際キャッシュカードのレコードの場合は、図1および図
2に示すように、カードの表面には国内カードの情報を
磁気ストライプ11、12に書き込み、カードの表面に
は国際カードの情報を磁気ストライプ21に書き込む。
【0034】一方、カード発行機は、国内キャッシュカ
ードのレコードの場合は、カード表面には国内カードの
情報を磁気ストライプに書き込むが、カード裏面への情
報の書き込みはしない。
【0035】図4に示すように、上記カード発行抽出デ
ータにおいて、同一レコードは連続するデータとして作
成する。ここで、同一レコードが連続するため、カード
の原板はレコード種類の変更時点で、切り換える。
【0036】図5は、本発明による国際キャッシュカー
ドの会員番号の構成を示す。国内カードデータの場合
は、国内ATM対応の銀行口座番号が用いられる。銀行
口座番号は銀行の店番号、科目、口座番号からなる。一
方、国際カードデータの場合は、例えばV/I仕様では
16桁の番号(但し、19桁の選択も可能)が海外AT
M対応のカード会員番号として与えられる。その16桁
の先頭から6桁は固定番号であり、残りの10桁はカー
ド会員の識別に使用される番号である。その固定番号は
V/Iから銀行毎に設定される。そのカード会員番号は
固定番号以外は銀行により自由に設定できるが、従来の
クレジットカードでは会員の識別番号としては一般に会
員毎に順番に設定されており、銀行口座番号を基に設置
してはいない。
【0037】これに対し、本発明では、図5に示すよう
に、カード会員番号として、16桁の先頭から6桁の固
定番号のうちの5桁を取り扱い銀行を表す固定番号、残
りの1桁と2桁の合計3桁で店番号、7桁の口座番号、
1桁の検証数値(CD;チェックデジット)から構成し
ている。また、この構成は銀行毎に異なる店番号や口座
番号の桁数に応じ組み合わせを変えることも可能であ
り、例えば、16桁のうち6桁の固定番号と3桁の店番
号、6桁の口座番号、1桁の検証数値や、19桁のカー
ド会員番号を選択し、6桁の固定番号、4桁の店番号、
1桁の科目、7桁の口座番号、1桁の検証数値等の構成
が考えられる。
【0038】カード会員番号を構成する口座番号の下1
桁には国際キャッシュカードの発行回数を含んでいる。
従って、カードの再発行の都度、カードの下2桁(下1
桁のCDを含むから)は変更となる。例えば、国際キャ
ッシュカードのは毀損・汚損による再発行、紛失再発
行、カード切替では、銀行のセンター側で自動的にキャ
ッシュカードの発行回数を変更(これにより、新しい会
員番号を自動採番)し、前の発行回数のカード(前回の
会員番号のカード)は使用不可とする。
【0039】以上のように、本発明では、銀行口座番号
とカード会員番号を別の番号帯とせずに、預金口座番号
をカード会員番号に埋め込む同一カード・同一口座方式
を採用している。
【0040】[国際キャッシュカードの発行]本発明の
実施形態の国際キャッシュカードは、前述したように図
1、図2の外観構成を成し、そのカード会員番号は図5
に示す構成をしている。カード発行機(図示しない)を
用いて、銀行口座番号、カード会員番号の両番号をマッ
チングして、国際キャッシュカードの裏面磁気ストライ
プ21にカード会員番号データ(16桁)をエンコード
(2値データに符号化)して書き込むまでのデータの流
れは次の通りである。
【0041】カード発行機は、銀行のホストコンピュー
タ(図7の銀行ホスト48)を介してまず支店別ファイ
ルから銀行口座番号(店番号・科目・預金口座番号)を
採番し、銀行の固定番号と、銀行口座番号から抽出した
店番号、預金口座番号とによりカード会員番号を採番し
(図5参照)、採番した銀行口座番号を図1の(A)に
示す国際キャッシュカード表面に貼付の磁気ストライプ
11上にエンコードして書き込み、採番したカード会員
番号を図1の(B)に示す国際カード裏面に貼付の磁気
ストライプ21上にエンコードして書き込む。
【0042】新規先は、カード会員番号内の口座番号を
そのまま使用し口座にアクセスする。一方、再発行先
は、会員番号内の口座番号とカード発行回数により正当
な口座番号を算出し、算出結果の口座番号によりアクセ
スする。
【0043】[新旧国際キャッシュカードの読み替え対
応]本発明は、同ーカード・同一口座方式を採用してい
るので、店舗の統廃合、店舗の移管等による新旧カード
の読み替えは、海外利用時(電文変換、代行時共)も国
内同様に読み替えを行なうことができる。
【0044】[国際キャッシュカードの再発行]上記国
際キャッシュカードは、再発行の都度、カード会員番号
16桁の内の下2桁は変更となる。
【0045】新規先は、会員番号内の口座番号をそのま
ま使用し、口座にアクセスする。
【0046】再発行先は、会員番号内の口座番号とカー
ド発行回数により正当な口座番号を算出し、その算出結
果の口座番号によりアクセスする。
【0047】[ネットワークの基本構成と電文変換]図
6は、日本国内および海外において預金の払い戻しを即
時に行なえる国際キャッシュカードの国際ATMネット
ワークの基本構成を示す。図6に示すように、国際キャ
ッシュカード31のデータは,PLUS加盟の海外AT
M32から海外ネットワークおよびV/Iコンピュータ
システム33を経て、日本国内の中継(電文変換)機能
を有するプロセッサシステム34に入り、さらに国内の
ネットワーク(CAFIS)を通って日本の該当の銀行
のホストコンピュータシステム(以下、銀行ホストと称
する)35まで、上記カード会員番号をキーとして電文
が配信される。
【0048】海外の国際ATMネットワーク(PLUS
ネットワーク)はV/Iネットワークを含め国際(IS
O)規格に従い、国内のネットワークはそれとは別の国
内(NTT)規格に従うので、両ネットワーク間の電文
の変換を行なうことが必要となる。プロセッサシステム
34はこの両ネットワーク間の電文の変換を行なうため
の電文変換処理装置としての機能を有し、さらに後述す
る代行処理装置および事故対応処理装置としての機能も
有する。
【0049】この電文変換の際に、本発明では、上述の
図5に示すように、預金口座番号をカード会員番号内に
埋め込む方式を採用しているので、銀行口座番号とカー
ド会員番号を別の番号帯にしている従来方式のものとは
異なり、カード会員番号から口座番号に変換するコード
変換処理の必要がなく、顧客口座36へ直接アクセスが
可能となる。従って、本発明の国際キャッシュカードを
利用すれば、電文変換時の勘定処理を非常に迅速に行な
うことができる。またこの迅速化により、出金・照会電
文が海外のV/Iコンピュータシステム33を出てから
数十秒以内に返信するというV/Iルールを十分に、か
つ安心して満たすことができる。
【0050】[代行処理等のシステム構成]次に、本発
明による代理処理と事故対応処理を説明するために、図
7に本発明の一実施形態におけるネットワークの詳細な
構成と国際キャッシュカード取り引きの流れを示す。な
お、説明の便宜上、以下で使用する国際キャッシュカー
ドは本発明による図5に示すようなフォーマットの内外
同一口座を有するものと一応しているが、本発明による
代理処理と事故対応処理はこれに限らず、銀行口座番号
とカード会員番号を別の番号帯とした国際キャッシュカ
ードでも全く同様に適用できる。
【0051】図7において、41は国際キャッシュカー
ド、42はPLUS加盟の海外ATMであり、海外AT
M42は国際キャッシュカード41を読み込んで外貨現
金43を出金する。
【0052】PLUS加盟のATM42は平成9年6月
末現在、100カ国以上、約35万台ある。44は海外
V/Iコンピュータシステム、45は日本(例えば横
浜)V/Iコンピュータシステム、46はプロセッサシ
ステムである。海外V/Iコンピュータシステム44は
PLUSネットワーク上の海外ATM42とV/Iネッ
トワーク上の日本V/Iコンピュータシステム45間の
中継を行なう。日本V/Iコンピュータシステム45は
海外V/Iシステム44とプロセッサシステム46間の
中継を行なう。プロセッサシステム46はこの両ネット
ワーク間の電文の変換を行なうための電文変換処理装置
としての機能の他に、代行処理装置および事故対応処理
装置としての機能も有する。
【0053】国際キャッシュカードを用いた国際ATM
ネットワークシステムでは、世界中の国際ATMネット
ワーク加盟銀行のATMにおいて1日24時間365日
間、瞬時の休みなく日本の銀行口座から、現地通貨で預
金が引き出せることが必要である。しかし、休祭日は各
国毎に異なり、営業時間も各国の銀行毎に異なり、かつ
日本と海外間には通常大幅な時差があるので, 日本の銀
行勘定系コンピュータ(以下、銀行勘定系と称する)の
非稼動時に世界中の国際ATMネットワーク加盟銀行の
ATMで日本の銀行口座から、現地通貨で預金を引き出
す要求がしばしば生じるものと考えられる。この日本の
銀行勘定系の非稼動時は例えば、夜間、年末年始(1月
1日〜1月3日)、5月の連休日(5月3日〜5月5
日)の銀行休日である。だが、国際キャッシュカードの
勘定処理の為だけに、日本の銀行勘定系を1日24時間
365日、瞬時の休みなくフル稼動することは人的な運
用面からも簡単でなく、またシステム的にも非常に不経
済であり、現在のところ非現実的である。
【0054】プロセッサシステム46による代行処理
は、上記のような日本の銀行勘定系(本例では銀行ホス
ト48)の非稼動時にその勘定処理を円滑に代行するも
のである。さらに、プロセッサシステム46は後述のよ
うにカード紛失等の事故対策も同時に円滑に処理する。
なお、このプロセッサシステム46の操作および運営は
例えば同じ銀行系列のクレジット会社のようなプロセッ
サ(代行業者)が行なってもよい。
【0055】48は銀行ホスト(日本国内のPLUS加
盟銀行のホストコンピュータ)であり、49はカード発
行機である。銀行ホスト48は後述する、出金・残高照
会、カード紛失・支払停止、および顧客情報登録につい
ての情報の送受を行なう。カード発行機49は国際キャ
ッシュカードの申し込みを受付けて自動的に国際キャッ
シュカードを発行する。カード発行機49の処理内容の
詳細に付いては既に記述したので説明を省略する。
【0056】プロセッサシステム46と銀行ホスト48
間に伝送される情報には例えば次のものがある。
【0057】(1)被仕向取引 海外発生取引における出金、出金取消 海外発生取引における残高照会、残高照会取消 代行発生取引におけるカード紛失、その他支払停止 (2)仕向取引 顧客情報登録 例えば、カード紛失、その他支払い停止、暗証番号誤入
力回数更新、利用再開がある。これらは、上記対象取引
発生の都度送信する。
【0058】 残高通知 代行前残高通知のファイル抽出以降の勘定取引時に送信
する。
【0059】さらに、50は銀行ホスト48と一緒に銀
行本店側にあるファイル処理部であり、代行DB(デー
タベース)構築用の顧客情報登録および代行DB残高反
映の残高通知に関する情報をファイルに逐次格納してい
る。51は同様に銀行本店側にあるバッチ処理部であ
り、Aセンター52Aから転送されてきた磁気テープ
(MT)を基に、V/Iとの資金決済データ、顧客の海
外利用明細データを作成する。すなわち、バッチ処理部
51のバッチ処理には、資金決済処理データの作成、
利用明細照会データの作成、V/I決済金額と利用
明細の突合、資金決済関係の帳表作成がある。
【0060】52はプロセッサ側のバッチ関係システム
であり、例えば銀行に比較的に近い場所にあるAセンタ
ー52Aと,Bセンター52Bとからなる。
【0061】また、入力部53から入力したV/I資金
精算件別明細は、情報処理部54により銀行宛て資金精
算件別明細データとして作成し、作成したこのデータは
Aセンター52Aに転送される。
【0062】次に、具体的な決済手順に付いて説明す
る。なお、以下の説明では、プロセッサに銀行が電文変
換および決済代行を委託していることを前提とする。
【0063】[銀行勘定系の稼動時の動作]銀行ホスト
48が稼動時では、CAFIS経由によるプロセッサシ
ステム(代行業者のコンピュータシステム)46の電文
変換により決済される。
【0064】海外ATM42での外貨引出時に、即座に
顧客口座から「引出外貨の円貨相当額および都度利用手
数料」を銀行ホスト48を介して引き落とす。これによ
り対顧客決済が即座に完了する。
【0065】[銀行勘定系の非稼動時の動作] (1)残高移し替えを銀行からプロセッサシステム46
へ 銀行勘定系(銀行ホスト48)の非稼動移行時点の顧客
口座残高を、バッチ関係システム52およびCAFIS
経由を併用してプロセッサシステム46の代行ファイル
46Aにコピー(転写)し、海外ATM42での外貨引
出時に、即座に代行ファイル46Aの残高から「引出外
貨の円貨相当額および都度利用手数料」を引き落とす。
ここで、代行ファイル46Aにコピーされた顧客口座残
高は、「当行コンピュータの非稼動移行時点の顧客口座
残高」から「代行中に銀行ホスト夜間センター処理によ
り出金される金額」を予め指し引いた額とする。
【0066】バッチ処理による残高データの一括転送
(具体的には専用回線でのデータ転送や磁気テープ(M
T)のバイク便や車による搬送)とオンラインネットワ
ーク経由での残高データの個別転送(具体的にはCAF
IS経由)の併用で、代行移行時に顧客口座残高を一致
させる。この時の手順のタイミング等の詳細について
は、図10を用いて後述する。バッチによる一括転送を
行うのは、コピー対象の情報量が莫大なので、オンライ
ン転送ではネットワークへの負荷がかかることとコスト
的にも問題があるためである。
【0067】上記バッチによる転送データの作成手順を
説明すると、ファイル処理部50により、顧客情報登録
データとして、代行ファイル構築用の顧客の口座情報
(会員番号、名前、住所、暗証番号等)をMTに格納
し、このMTを毎営業日にAセンター52Aへ転送す
る。また、ファイル処理部50により代行ファイルの残
高に反映させるための残高通知情報をMTに格納し、こ
のMTを代行前にAセンター52Aへ転送する。
【0068】Aセンター52Aでは、バッチ授受したM
Tから顧客情報登録データ、残高データを抽出し、抽出
した結果をBセンター52Bへ専用回線で伝送し、Bセ
ンター52Bを介してプロセッサシステム46の代行フ
ァイル46Aへ格納する。
【0069】(2)代行時の勘定処理の特徴 代行取引時のネットワーク図を図8に示す。プロセッサ
システム46と代行ファイル46A間には、(イ)海外
発生取引に関する出金、出金取消、残高照会、残高照会
取消、および上記取引に伴い暗証番号誤入力回数更新の
情報が転送される。また、事故ファイル46Bと事故受
付センター55間には、(ロ)カード紛失(含む取
消)、およびその他の支払停止(含む取消)が転送され
る。
【0070】代行中の夜間センター振替えによる出金と
代行時の海外ATM42での現金出金の勘定処理は、顧
客口座残高が不足になるようなときは、海外現金出金を
優先し、夜間振替分を取り消す。
【0071】また、上記のように、代行中に夜間振替で
出金される金額を移行時の顧客口座残高から予め差し引
いた額を顧客口座残高としてプロセッサシステム46へ
移し替える。
【0072】(3)残高移し替えをプロセッサシステム
46から銀行へ 代行終了時に代行中の異動データをプロセッサシステム
46の代行ファイル46AからCAFIS経由のオンラ
インで銀行勘定系(銀行ホスト48)に移し替え、顧客
口座から同引出額を引き落とす。この時点で対顧決済が
完了する。オンライン処理で、日本国内の銀行ATM稼
動開始前に移し替えを完了させる。このように、この場
合オンラインで残高移し替えを行なうのは、即時に残高
の反映を行なうためである。
【0073】この時行われる代行取引配信(代行処理結
果配信ともいう)には、(イ)海外発生取引分の出金、
出金取消、残高照会、残高照会取消、(ロ)事故届け関
係のカード紛失、その他の支払停止、および暗証番号誤
入力回数更新がある。なお、事故届け関係は、出金、残
高照会よりも優先して銀行ホスト48へ配信される。
【0074】代行処理結果配信中の処理動作を図9のフ
ローチャートで示す。
【0075】処理モードが代行処理中の場合は新たに発
生する出金等に対して勿論既に詳述した上記の代行処理
を実施する(S1)。
【0076】処理モードが上記の代行処理結果配信中で
は、その配信中に発生した新たな出金等に付いて今回、
代行処理が既に有った会員の出金等に関するものか否か
を判定し(S2)、もしそうでなければ電文変換処理を
実施する( S4)。今回、代行処理が既に有った会員の
出金等に関するものであれば、当該会員の代行処理結果
配信が終了したか否かを判定し(S3)、まだ代行処理
結果配信が終了していない会員のであれば、代行処理を
実施する(S1)。代行処理結果配信が終了している会
員のであれば、電文変換処理を実施する(S4)。
【0077】処理モードが電文変換中であれば、勿論既
に詳述した電文変換処理を実施する(S4)。
【0078】(4)代行日時の具体例とタイムチャート 銀行ホスト48の非稼動時は、具体例としては、日曜日
夜間(例えば、21:00時から翌朝7: 00時)、1
月1日から1月3日、および5月3日から5月5日であ
る。
【0079】上記非稼動時における国際キャッシュカー
ド代行時の残高通知のタイムチャートを図10、図1
1、図12および図13に示す。
【0080】図10は月2回の日曜日の21:00時か
ら月曜日の7: 00時(または8:00時)の代行時の
タイムチャートを示す。図11は1月1日から1月3日
の代行時のタイムチャートを示す。図12は5月3日が
月曜日から土曜日の場合の5月3日から5月5日の代行
時のタイムチャートを示す。図13は5月3日が日曜日
の場合の5月3日から5月5日の代行時のタイムチャー
トを示す。
【0081】次に、これら代行時の代表例として、図1
0に示す日曜日の代行時のタイムチャートを説明する。
【0082】まず、土曜日の17:00時点の残高を抽
出し、MTに記憶する。
【0083】残高抽出開始と同時に、CAFIS経由で
残高の個別転送を開始し、土曜日の17:00以降、日
曜日の21:00までの間に勘定取引のあった顧客につ
いては勘定取引時における最新残高をオンライン送信す
る。ここで、オンライン残高送信によって残高の更新を
行なった先は、MTでのデータによる更新は行なわな
い。
【0084】その間に、MTに記憶されたデータ抽出で
プロセッサシステムの代行ファイルを更新する。
【0085】上記オンライン残高送信終了と同時に代行
業務を開始し、代行業務終了と同時に、CAFISを経
由して代行結果の配信を開始する。
【0086】この代行結果配信においては、カード紛
失、利用停止、暗証番号誤入力回数についての更新デー
タを第1優先で配信し、その後、代行時の取引順に従
い、出金、残高照会(各々の取消も含む)を配信する。
【0087】図11〜図13の場合も上記の図10とほ
ぼ同様であり、図面から容易に理解できるので、その説
明は省略する。
【0088】[事故対応処理] (1)履歴保持 銀行ホスト48およびプロセッサシステム46において
同一の事故履歴を同時に保持する。換言すれば、両者は
顧客情報を共有する。これは、顧客からの国際キャッシ
ュカードの紛失・盗難の事故情報の連絡に対し、即座に
国内および海外の支払を停止する必要があるからであ
る。
【0089】まず、顧客からの国際キャッシュカードの
紛失・盗難の事故情報の連絡を国内で受け付けたとき
は、銀行の本支店、各電話センターで即座に支払停止を
登録する。一方、顧客からの国際キャッシュカードの紛
失・盗難の事故情報の連絡を海外から受けたときは図8
に示す24時間365日間稼動している事故受付センタ
ー55で代行センター事故ファイル46Bに即座に支払
停止を登録する。
【0090】そして、銀行ホスト48の稼動時では、銀
行登録分については、即座に事故情報を代行センター事
故情報ファイル46BにCAFIS経由で配信して自動
登録し、また代行センター事故情報ファイル46Bの登
録分については即座に事故情報を銀行ホスト48にCA
FIS経由で配信して自動登録する。
【0091】また、銀行ホスト48の非稼動時では、代
行処理モードの終了直後の銀行勘定系稼動開始時に、顧
客勘定異動情報に優先して、事故情報を銀行ホスト48
にCAFISを通して配信して自動登録する。
【0092】(2)カード更新 図5に示すように、カード会員番号として、16桁の先
頭から5桁の取り扱い銀行を表す固定番号、3桁の店番
号、7桁の口座番号、1桁の検証数値(CD;チェック
デジット)から構成している。カード会員番号を構成す
る口座番号の下1桁には国際キャッシュカードの発行回
数を含んでいる。従って、カードの再発行の都度、カー
ドの下2桁は変更となる。
【0093】国際キャッシュカードの毀損・汚損による
再発行、紛失再発行、カード切替では、銀行のセンター
側で自動的にキャッシュカードの発行回数を更新(これ
により、新しい会員番号を自動採番)し、前の発行回数
のカード(前回の会員番号のカード:旧カード)は使用
不可として失効させ、新カードを有効とする。
【0094】即ち、カード紛失・再発行時には、カード
裏面磁気ストライプでは、チェックデジットにおける発
行回数の更新により、カード会員番号を変更する。な
お、カード紛失・再発行時にカード会員番号を変更する
ことは、V/I規則である。一方、カード表面磁気スト
ライプでは口座番号を変更せずに、セキュリティ上のチ
ェックデジットにより旧カードを失効させ、新カードを
有効とする。
【0095】[その他の実施形態]本発明は、国際AT
Mネットワークを活用して例えば、VISA Interlink(国
際BANK POS)、VISA CASH (電子マネー)等への適用も
可能である。
【0096】国際ATMネットワークとしてのマスター
インターナショナルのCirrusに対しても本発明は
適用できる。
【0097】本発明において、代行プロセッサーと銀行
勘定系間は専用線等の別回線であってもよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
国際ATMネットワークに加盟する銀行の勘定系コンピ
ュータの非稼動時に決済処理を代行して行なう代行シス
テムを設け、銀行勘定系の非稼動移行時点の顧客口座残
高をバッチ・オンライン処理の併用で、代行プロセッサ
ーの代行ファイルに移し替え、移行時に残高を一致させ
るようにしたので、全てオンラインで行なうのは実際上
無理な膨大な顧客情報を含む残高移し替えを円滑にかつ
確実に行なうことができる。
【0099】また、本発明によれば、代行中の夜間セン
ター振り替えによる出金と代行時の海外ATMでの現金
出金の勘定処理では、海外現金出金を優先し、夜間振り
替え分を取り消すようにしているので、海外での顧客の
便宜に答えることができる。また、代行中に夜間振替で
出金される金額を予め差し引いた額を移し替えているの
で、海外現金出金により残高がマイナスになる不都合を
防ぐことができる。
【0100】また、本発明によれば、代行中の異動デー
タを代行プロセッサーの代行ファイルから銀行勘定系に
移し替えるに際して、オンライン処理で銀行勘定系稼動
開始前に移し替えを完了させるので、残高移し替えを円
滑にかつ確実に行なうことができる。
【0101】更に、本発明によれば、銀行勘定系及び代
行プロセッサーの代行ファイルで同一の事故履歴を同時
に保存するようにしているので、顧客からの国際キャッ
シュカードの紛失・盗難の事故情報の連絡に対し、即座
に国内および海外の支払を停止することができる。
【0102】更にまた、本発明によれば、カード紛失・
再発行時には、カード裏面磁気ストライプではカード会
員番号を変更するが、カード表面磁気ストライプでは口
座番号を変更せずに、セキュリティ上のチェックデジッ
トにより旧カードを失効させ、新カードを有効とするよ
うにしているので、カード更新が簡単に、かつ迅速で確
実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における国際キャッシュカ
ードの構成例を示すもので、(A)はそのカードの表面
の平面図、(B)はそのカードの裏面の平面図である。
【図2】本発明の一実施形態の国際キャッシュカードの
一変形例を示し、(A)はそのカードの表面の平面図、
(B)はそのカードの裏面の平面図である。
【図3】本発明の実施形態のシステムで取り扱い可能な
カードの発行抽出データを示す説明図である。
【図4】送信時のカード発行抽出データのレコードフォ
ーマット例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態における国際キャッシュカ
ードのカード会員番号の構成例を示す図である。
【図6】日本国内および海外において代金の支払いに即
決決済できる国際キャッシュカードの国際ATMネット
ワークの基本構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるネットワークの詳
細な構成と国際キャッシュカード取り引きの流れを示す
ブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態における代行取引時のネッ
トワーク構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態における代行処理結果配信
中の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態における日曜日の21:
00から月曜日の7:00までの代行時における国際キ
ャッシュカード代行時の残高通知のタイミングを示すタ
イムチャートである。
【図11】本発明の一実施形態における1月1日から1
月3日までの代行時における国際キャッシュカード代行
時の残高通知のタイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図12】本発明の一実施形態における5月3日から5
月5日(5月3日が月曜日から土曜日までの場合)の代
行時における国際キャッシュカード代行時の残高通知の
タイミングを示すタイムチャートである。
【図13】本発明の一実施形態における5月3日から5
月5日(5月3日が日曜日の場合)の代行時における国
際キャッシュカード代行時の残高通知のタイミングを示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 国内出金用(普通貯金)磁気ストライプ(磁気テ
ープ) 12 国内出金用(ローンまたは貯蓄預金)磁気ストラ
イプ 21 海外出金用(普通預金)磁気ストライプ 31 国際キャッシュカード 32 海外ATM 33 V/Iコンピュータシステム 34 電文変換システム 35 銀行ホスト 36 顧客口座 38 代行ファイル 41 国際キャッシュカード 42 海外ATM 43 外貨現金 44 V/Iコンピュータシステム(海外) 45 V/Iコンピュータシステム(日本) 46 プロセッサシステム 46A 代行ファイル 46B 事故ファイル 48 銀行ホスト 49 カード発行機 50 ファイル処理部 51 バッチ処理部 52 バッチ関係部 55 事故受付センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/12 G06K 19/00 Q G07F 7/08 C

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 国際ATMネットワークに加盟する銀行
    の勘定系コンピュータの非稼動時に決済処理を代行して
    行なう代行プロセッサーと、 銀行勘定系の非稼動移行時点の顧客口座残高をバッチ・
    オンライン処理の併用で、前記代行プロセッサーの代行
    ファイルに移し替え、移行時に前記銀行勘定系の残高と
    前記代行ファイルの残高を一致させる残高移し替え手段
    とを有することを特徴とする国際キャッシュカードのネ
    ットワークにおける代行処理システム。
  2. 【請求項2】 前記代行プロセッサーは、代行中の夜間
    センター振り替えによる出金と代行時の海外ATMでの
    現金出金の勘定処理では、海外現金出金を優先し、夜間
    振り替え分を取り消すことを特徴とする請求項1に記載
    の代行処理システム。
  3. 【請求項3】 前記残高移し替え手段は、前記代行プロ
    セッサーが代行中に前記銀行勘定系の夜間振替で出金さ
    れる金額を予め差し引いた額を前記代行ファイルに移し
    替えることを特徴とする請求項1または2に記載の代行
    処理システム。
  4. 【請求項4】 前記代行プロセッサーが代行中の異動デ
    ータを前記代行ファイルから銀行勘定系に移し替えるに
    際して、オンライン処理で銀行勘定系稼動開始前に移し
    替えを完了させる第2の残高移し替え手段を有すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の代行
    処理システム。
  5. 【請求項5】 国際ATMネットワークに加盟する銀行
    の勘定系コンピュータの非稼動時に決済処理を代行して
    行なう代行プロセッサーと、 前記銀行勘定系及び前記代行プロセッサーの代行ファイ
    ルの両方で同一の事故履歴を同時に保存する手段を有す
    ることを特徴とする事故対応システム。
  6. 【請求項6】 顧客から国際キャッシュカードの紛失・
    盗難の事故情報の連絡を受け付けたとき、銀行本支店、
    各電話センターで即座に支払停止を前記銀行勘定系に登
    録する手段と、 前記代行プロセッサーの事故情報ファイルに即座に支払
    停止を登録する手段と、 前記銀行勘定系の稼動時では、銀行登録分については、
    即座に事故情報を前記事故情報ファイルにオンラインで
    配信して自動登録する手段と、 前記事故情報ファイルの登録分については即座に事故情
    報を前記銀行勘定系にオンラインで配信して自動登録す
    る手段と、 前記銀行勘定系の非稼動時では、前記代行プロセッサー
    による代行処理モードの終了直後の前記銀行勘定系稼動
    開始時に、顧客勘定異動情報に優先して、事故情報を前
    記銀行勘定系にオンラインで配信して自動登録する手段
    とを有することを特徴とする請求項5に記載の事故対応
    システム。
  7. 【請求項7】 前記国際キャッシュカードのカード紛失
    ・再発行時には、カード裏面磁気ストライプではカード
    会員番号を変更するが、カード表面磁気ストライプでは
    口座番号を変更せずに、セキュリティ上のチェックデジ
    ットにより旧カードを失効させ、新カードを有効とする
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の事故対応シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 国際ATMネットワークに加盟する銀行
    の勘定系コンピュータの非稼動時に決済処理を代行して
    行なうステップと、 銀行勘定系の非稼動移行時点の顧客口座残高をバッチ・
    オンライン処理の併用で、前記代行プロセッサーの代行
    ファイルに移し替え、移行時に前記銀行勘定系の残高と
    前記代行ファイルの残高を一致させるステップとを有す
    ることを特徴とする国際キャッシュカードのネットワー
    クにおける代行処理制御方法。
  9. 【請求項9】 代行中の夜間センター振り替えによる出
    金と代行時の海外ATMでの現金出金の勘定処理では、
    海外現金出金を優先し、夜間振り替え分を取り消すこと
    を特徴とする請求項8に記載の代行処理制御方法。
  10. 【請求項10】 代行中に前記銀行勘定系の夜間振替で
    出金される金額を予め差し引いた額を前記代行ファイル
    に移し替えることを特徴とする請求項8または9に記載
    の代行処理制御方法。
  11. 【請求項11】 代行中の異動データを前記代行ファイ
    ルから銀行勘定系に移し替えるに際して、オンライン処
    理で銀行勘定系稼動開始前に移し替えを完了させること
    を特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の代
    行処理制御方法。
  12. 【請求項12】 国際ATMネットワークに加盟する銀
    行の勘定系コンピュータの非稼動時に決済処理を代行し
    て行なうステップと、 前記銀行勘定系及び代行プロセッサーの代行ファイルの
    両方で同一の事故履歴を同時に保存するステップとを有
    することを特徴とする事故対応制御方法。
  13. 【請求項13】 顧客から国際キャッシュカードの紛失
    ・盗難の事故情報の連絡を受け付けたとき、銀行本支
    店、各電話センターで即座に支払停止を前記銀行勘定系
    に登録するステップと、 前記代行プロセッサーの事故情報ファイルに即座に支払
    停止を登録するステップと、 前記銀行勘定系の稼動時では、銀行登録分については、
    即座に事故情報を前記事故情報ファイルにオンラインで
    配信して自動登録するステップと、 前記事故情報ファイルの登録分については即座に事故情
    報を前記銀行勘定系にオンラインで配信して自動登録す
    るステップと、 前記銀行勘定系の非稼動時では、前記代行プロセッサー
    による代行処理モードの終了直後の前記銀行勘定系稼動
    開始時に、顧客勘定異動情報に優先して、事故情報を前
    記便項勘定系にオンラインで配信して自動登録するステ
    ップとを有することを特徴とする請求項12に記載の事
    故対応制御方法。
  14. 【請求項14】 前記国際キャッシュカードのカード紛
    失・再発行時には、カード裏面磁気ストライプではカー
    ド会員番号を変更するが、カード表面磁気ストライプで
    は口座番号を変更せずに、セキュリティ上のチェックデ
    ジットにより旧カードを失効させ、新カードを有効とす
    ることを特徴とする請求項12または13に記載の事故
    対応制御方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータによって国際ATMネッ
    トワークに加盟する銀行の勘定系コンピュータの非稼動
    時に決済処理を代行して行なう代行処理の制御プログラ
    ムを記録した記録媒体であって、該制御プログラムはコ
    ンピュータに、 銀行勘定系の非稼動移行時点の顧客口座残高をバッチ・
    オンライン処理の併用で、前記代行プロセッサーの代行
    ファイルに移し替え、移行時に前記銀行勘定系の残高と
    前記代行ファイルの残高を一致させることを特徴とする
    国際キャッシュカードのネットワークにおける代行処理
    制御プログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、代行中の夜間センター振り替えによる出金と代行時
    の海外ATMでの現金出金の勘定処理では、海外現金出
    金を優先し、夜間振り替え分を取り消させることを特徴
    とする請求項15に記載の代行処理制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、代行中に前記銀行勘定系の夜間振替で出金される金
    額を予め差し引いた額を前記代行ファイルに移し替えさ
    せることを特徴とする請求項15または16に記載の代
    行処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、代行中の異動データを前記代行ファイルから銀行勘
    定系に移し替えるに際して、オンライン処理で銀行勘定
    系稼動開始前に移し替えを完了させることを特徴とする
    請求項15ないし17のいずれかに記載の代行処理制御
    プログラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータによって国際ATMネッ
    トワークに加盟する銀行の勘定系コンピュータの非稼動
    時に決済処理を代行して行なう代行処理の制御プログラ
    ムを記録した記録媒体であって、該制御プログラムはコ
    ンピュータに、 前記銀行勘定系及び代行プロセッサーの代行ファイルの
    両方で同一の事故履歴を同時に保存させることを特徴と
    する事故対応制御プログラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、顧客から国際キャッシュカードの紛失・盗難の事故
    情報の連絡を受け付けたとき、銀行本支店、各電話セン
    ターで即座に支払停止を前記銀行勘定系に登録させ、 前記代行プロセッサーの事故情報ファイルに即座に支払
    停止を登録させ、 前記銀行勘定系の稼動時では、銀行登録分については、
    即座に事故情報を前記事故情報ファイルにオンラインで
    配信して自動登録させ、 前記事故情報ファイルの登録分については即座に事故情
    報を前記銀行勘定系にオンラインで配信して自動登録さ
    せ、 前記銀行勘定系の非稼動時では、前記代行プロセッサー
    による代行処理モードの終了直後の前記銀行勘定系稼動
    開始時に、顧客勘定異動情報に優先して、事故情報を前
    記便項勘定系にオンラインで配信して自動登録させるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の事故対応制御プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御プログラムはコンピュータ
    に、前記国際キャッシュカードのカード紛失・再発行時
    には、カード裏面磁気ストライプではカード会員番号を
    変更させるが、カード表面磁気ストライプでは口座番号
    を変更させずに、セキュリティ上のチェックデジットに
    より旧カードを失効させ、新カードを有効とさせること
    を特徴とする請求項19または20に記載の事故対応制
    御プログラムを記録した記録媒体。
JP29920297A 1997-10-30 1997-10-30 国際キャッシュカードのネットワークにおける代行処理システム、事故対応システムおよびその制御方法並びに代行処理制御プログラム、事故対応制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11134417A (ja)

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